今日はいよいよ、ポケモンを貰う日だ。
ミシロ地方の南部に位置する、平和なだけが取り柄の街プリムスタウンに住む少女──ナオは期待に胸を膨らませた。
ナオは今日という日を、本当に心待ちにしていた。昨日の夕ご飯は味がわからなかったし、今日に備えて昨日の夜八時にベッドに入ったのに、まったく寝付けなかったくらいだ。
はやる気持ちを抑えながら、人より少し多めの髪を慣れた手つきで梳かす。
次にパジャマを着替える。タンスを開けて、かわいい服に一瞬手が伸びてから──結局はいつも通りかっこいい服を着た。
本当は格好なんて気にしないで、直ぐにでもポケモンの所にすっ飛んで行きたいが、ナオに少しでも身嗜みの乱れがあると、目ざとく気づいてナオをからかってくる友人がいるのだ。わざわざ自分からネタを提供する真似はしない。
ナオはその子の事が嫌いでは無い──むしろ好きだが、もう少しからかうのをやめて欲しいと常々思っていた。
身嗜みを整えて、最後にナオが自室のパソコンをチェックすると、件の友人からメールが届いていた。
それによれば、今日の朝九時にナオの自宅に来るらしい。そして一緒にポケモンを取りに行こう、ということらしい。
自室にある壁掛け時計を見れば、時刻は八時四十二分。
いつも唐突なんだから……とぶつくさ文句を言いながらも、何処か少し嬉しそうにナオは自室を出て下の階に降りた。
「あっ、やっほーナオ。待ちきれなくて、早く来ちゃった」
出迎えてくれたのは母──ではなく、さっきメールを寄越した友人、カレンだった。紅茶を飲みながら、自分の家のようにくつろいでいる。
カレンは生まれつき身体が弱く、昔この自然が豊かなプリムスタウンに家族で引っ越してきた。それ以来、ナオとカレンは仲良しだ。
「まったく、カレン! 遊びに来るときは、遅くとも前日には連絡しろっていつも言ってるだろ」
「えー、いいじゃあん。私とナオの仲なんだし! そ・れ・よ・り〜、おはようのハグはしてくれないの? あっ、キスでもいいよ?」
「な、ななな何言ってんだ! そんなことするわけ無いだろ! ──そ、それより! 朝食はもう食べたのか?」
顔を赤くしてそっぽを向くナオをニヤニヤ見ながら、カレンは「お腹すいたーん」と答えた。
なんともあざとい仕草だが、カレンがやると可愛らしい。羨ましいな、とナオは思った。
ふんわりとした髪の毛に、眩しいほどの白い肌。はっとするほど整った顔立ち。カレンは自分と違って、このプリムスタウンに似つかわしく無いほどの美少女だ。
ナオは慣れた手つきで、自分とカレンの分の朝食を作り出した。ナオの両親は共働きなので、家を開けている事が多い。それ故、ナオは自然とこういった家事スキルを身につけていた。
ナオが世話焼きなのも、この辺りが関係しているのかもしれない。
「目玉焼きに何つけるー?」
「うーん……今日はお醤油かな」
「了解」
棚から減塩醤油を取り出す。使っている油も、カロリーオフのものだ。
「はい。出来たぞ、カレン」
「ありがとう、ナオ。う〜ん、良い香り! もう何処に出しても恥ずかしく無い、立派なお嫁さんだねー」
カレンの言葉にナオは「ムグッ!」と言葉を詰まらせたが、これ以上からかわれてたまるかと、意地でそれ以上は反応しなかった。
「そういえば、カレンはどのポケモンにするか決めたのか?」
「えっとー私は……んー、やっぱり内緒っ!」
「はあ!? なんだよそれ」
「えー。だって今私が欲しいって言ったポケモンが、ナオが欲しいポケモンと被ってたら、ナオはこっそり私に譲っちゃうでしょ?」
た、確かに。
自分の事ながら、改めて考えて見ると可能性は高いように思えた。相変わらず、カレンは鋭い。だけど一方で、カレンにポケモンを譲ることの、何が悪いのだろうか、とも思う。
やがて二人は食事を終えた後で、二人揃って博士のいる研究所を目指した。ここで初心者用のポケモンを貰うのだ。
「お邪魔しまーす」
「博士、来たよー!」
二人が勝手知ったるやな態度で研究所に入ると、奥の方から物凄い勢いでイスを滑らす音が聞こえてきた。
「にゃははははは! やあやあ、よく来たね、二人とも」
イスに乗りながら来たのは、ここの研究所の所長をしているイチノセ博士だ。タンクトップに白衣という物凄い格好をして、椅子に座りながらくるくる回っている。スカートもかなり短いが、何故だか中は見えない。
イチノセ博士はポケモンが持つ“特性”に関する研究をしている人で、同じ種類のポケモンでも異なる特性──例えば“シンクロ”のネイティオや“はやおき”のネイティオなど──を発見した凄い博士だ。その道では、かなり有名らしい。
ただ近所に住んでいるナオからすれば、その研究よりも、壊滅的な人格な方が印象深い。
イチノセ博士はとにかく変人で、気になったポケモンは虫ポケモンであろうと毒ポケモンであろうと、ついでにポケモンではないナオであろうと臭いを嗅いでくるのだ。ちなみに、カレンもたまにナオのボリューミーな髪に顔を埋めて臭いを嗅いでくる。
「それじゃあ早速──アリアドスー!」
イチノセ博士が呼ぶと、奥の方からアリアドスが背中にお盆を乗せてやって来た。お盆の上には、二つのモンスターボールが乗っかっている。
「ん? 二つ? 初心者用ポケモンは三匹じゃないのか、イチノセ博士」
「ナオちゃんだいせいかーい。初心者用ポケモンは三匹だよ。でもーナオちゃん達が来るちょっーと前に、もう一人予約してた女の子が来て、ポケモン選んでっちゃったんだよね。論文も発表するのが早かった人が偉いし、早い者勝ちってことで」
「うーん、それじゃあ仕方がないか……残ってるポケモンは、何がいるんだ?」
「はっぱポケモンのチコリータと、ひねずみポケモンのヒノアラシ! 二匹とも良いポケモンだよ。それはアタシが保証する」
なんだかんだ言って、イチノセ博士はポケモンに関してだけは信用できる人だ。イチノセ博士が保証してくれるなら、大丈夫だろう。
さて、どちらのポケモンにしようか──などとは思わない。ナオは三匹のウチのどのポケモンにしようか何度も何度も悩んで、結論を出していた。そして選んだポケモンは、幸いにしてワニノコではない。
問題は……
チラリと、カレンを見る。
「なあカレン──」
「はいはーい! 私チコリータが良い!」
ナオの心配を余所に、カレンは直ぐに自分の欲しいポケモンを告げた。
やれやれ、と思うと同時に、安堵もする。ナオが選んだポケモンは、ヒノアラシだったからだ。
「じゃあ、あたしはヒノアラシで」
「にゃはははは〜! りょーかい! それじゃあ早速、モンスターボールからポケモンを出してみて」
言われた通りに、ナオとカレンはそれぞれ火の模様と葉っぱの模様のシールが貼られたポケモンボールを手に取り、真ん中のボタンを押した。
中から光の粒子の様なものが飛び出し、それはやがて形取られていく。
「チコッ!」
チコリータは頭から生えている大き目の葉っぱをユサユサと振りながら、カレンの方へと駆けて行った。主人が誰だか、ちゃんと理解している様だ。
カレンは屈んで、足元に擦り寄るチコリータの首筋を愛おしそうに撫でた。チコリータはくすぐったそうにしているが、同時に物凄く嬉しそうだ。
一方──
「あの、博士、これ……」
「あー、うん。その子はそういう子なんだー」
ナオのヒノアラシは、モンスターボールから出るなり、近くにいたアリアドスに驚いて研究所の奥の方に走り去って行ってしまった。
「おーい! ヒノアラシー!」
ナオが呼びかけるも、やまびこが帰ってくるだけで、ヒノアラシからの返事はない。
「……ちょっと行ってくる」
「はいはーい」
イチノセ博士は手のひらがブカブカの白衣に隠れた──所謂萌え袖になっている袖をフリフリ振って、ナオを見送った。
この研究所内には一般人に見られると非常にマズイものが沢山あるが、ナオを信頼しているのか、ただ単にテキトーなだけなのか。
……多分、どっちも。
◇◇◇◇◇
「おーい、隠れてないで出て来いよー!」
やはり返事はない。
ナオは内心、焦っていた。
ここが天才イチノセ博士の研究所内である以上、ポケモンに危険が及ばない様にはなっているだろう。
だけどもし──階段から落ちて変なところを打ったら? イチノセ博士の機会が故障して、感電したら? 強盗がたまたま押し入っていて、遭遇してしまっていたら?
まだ一度も戦った事がない初心者用ポケモンのヒノアラシでは、どうすることも出来ない。
“バシンッ!”
という何かを強い力で叩く音が聞こえてきた。
この方向は、中庭か……?
嫌な汗をかきながら、ナオは走り出した。
研究所内を走ることはあまり褒められた事ではないが、大目に見て欲しい。何せ初めてのポケモンが、最初の挨拶もしない内から危機に瀕してるかもしれないのだ。
「はあ──はあ──はあ──ひ、ヒノアラシ!?」
息を切らせて中庭に出ると──美少女がいた。
濡れほそばっている様な美しい長い髪。自分のくせっ毛とは対照的な、サラサラな髪だ。
眼はどこまでも澄んだ青い──蒼い色をしていた。
モデル体型、というやつだろうか。身長が高くて、すらっとしている。
そんな美少女が、汗だくになってワニノコに指示を出していた。
「アイオライト! 横ステップからの“ひっかく”!」
アイオライトとは、あのワニノコの事だろうか。
か、かっこいい。ナオはそう思った。
指示されたアイオライトは、藁人形の周りをピョンピョン跳ねた後、背後から“ひっかく”を繰り出した。見事に藁人形に命中し、中に詰まった藁を飛ばす。
「ふーん……まあ、悪くないかな。でも、ちょっと動きが単調かも。次はステップの時は少しゆっくり、“ひっかく”に転じた時に速く動いてみて」
「ワニワニワーッ!」
アイオライトは先程よりも多少ゆっくり、藁人形の周りを跳ねる。
一秒、二秒、三秒……少女はそれをジッと見つめている。五回目、アイオライトが藁人形の後ろに回り込んだ瞬間、
「今!」
「ワニッ!」
アイオライトの速度が突如速度を上げ“ひっかく”を繰り出す。そして──
“ゴンッ!”
鈍い音が響いた。
あまりにハリキリ過ぎたアイオライトは、速度を制御出来ずに藁人形が吊るしてある丸太に頭から突っ込んでしまったのだ。
アイオライトは目をグルグル回し、その場に倒れこんだ。
「……少し、休憩しよっか」
「わ、ワニ……」
少女は無茶させた申し訳なさ半分、目を回すアイオライトを可愛いと思う気持ち半分といった顔で、アイオライトを抱きかかえた。
大したダメージはないと思うが、打ったのは脳だ。一応、イチノセ博士に見せるべきだろうか。リンは一旦中庭を出て、表へ戻ることにした。
そこで少女は、初めてナオに気がついた様だ。
「……誰?」
「あ、あたしはナオ。ヒノアラシを探してるんだけど、見なかったか?」
「見てない。一緒に探そうか?」
「本当か!? その、ありがと。……名前は?」
「私はリン。じゃあ、行こうか」
「オウ!」
見た目に反して、優しい人だなぁ〜とナオは思った。
下の階で探していないところは、中庭で最後だったので、ナオとリンは二階に上がった。
「そのワニノコと出会って、長いのか?」
「ううん。アイオライトとは、今日歩き出したばっかりだよ」
「へえ。それにしては息が合ってたな」
「私の家はポケモンブリーダーだから、家の手伝いで昔からポケモン育ててたんだ。だからかな」
(あたしも、あんな風にポケモンと息を合わせて戦えたら、かっこいいだろうなあ〜)
先ほどのリンとアイオライトの訓練を思い出し、ナオは益々ヒノアラシを早く見つけたいと思った。
やがてヒノアラシは、アッサリと見つかった。二階にはライトが点いておらず、ヒノアラシの背中の火が丸見えだったのだ。
ヒノアラシは、ベッドの下の隙間に隠れていた。力任せに引きずり出すことも出来るだろうが──もちろんそんなことはしない。
「ヒノアラシ。さ、おいで」
ナオは出来るだけ優しい声を出しながら、ヒノアラシに手を差し出した。しかしヒノアラシは少しビクリとしただけで、一向に出て来る気配はない。
「こんなに怯えるなんて……ナオ、何やったの?」
「あ、あたしはなんにもしてねーよ! モンスターボールから出した所にいた、イチノセ博士のアリアドスにビックリしたんだ!」
「ああ、なるほど……だったら、それをこの子に言ってあげれば?」
「よ、よし! そうだな、そうしてみるか。ヒノアラシー! もうイチノセ博士のアリアドスいないから、こっちに出て来ても大丈夫だぞ!」
ヒノアラシが居る所から、部屋全体を見渡せる様に体をズラしながら、アリアドスがいない事をアピールする。するとヒノアラシは、少しずつ、本当に少しずつだが、ナオの方へと歩いて来た。
──やがてナオの指と、ヒノアラシが触れ合う。
「よし! もう離さないぞ、こいつー!」
「ひ、ヒノー!?」
次の瞬間、ナオはガバッとヒノアラシを抱きかかえた。お腹に頬っぺたをスリスリさせながら、ヒノアラシの思いっきり可愛がる。
「ち、ちょっとナオ!」
リンが見たところでは、ヒノアラシはどうやら“おくびょう”な性格の様だった。そんな性格の子を、そんな風に扱ったら──と言いかけた。
しかしヒノアラシは、ナオに抱きつかれて喜んでいた。
リンは知る由も無いことだが、このヒノアラシは“おくびょう”な性格故、何人ものトレーナーから選ばれなかった過去を持つ。
最初の顔合わせの時、いつも今の様にアリアドスに驚いてしまい、逃げ出していた。そんなヒノアラシを見て、トレーナー達は気まずそうな顔で「他のポケモンは居ますか……?」と尋ねる。そんな光景を、何度も繰り返してきた。
もちろんヒノアラシは自分が悪いのだと自覚はしていたが、それでも自分の中に嫌な気持ちが溜まっていくのはどうしようも無い。
そして今日、遂に“おくびょう”なヒノアラシを探し出して、連れ出してくれる主人に出会えたのだ。多少強引でも、むしろ返ってヒノアラシは嬉しかった。
ヒノアラシは“おくびょう”であっても、冒険に興味が分かったわけではないのだ。
ちなみに、イチノセ博士がこの“おくびょう”なヒノアラシに、毎回アリアドスを見せていたのは完全にわざとだ。
それは何も、意地悪からでは無い。
こうして逃げてもちゃんと追ってきてくれる面倒見の良いトレーナーで無ければ、今は良くとも、この先何処かで破綻すると思ったからだ。だから毎回テストとして、アリアドスをヒノアラシに見せていた。
イチノセ博士は人やポケモンに意地悪はしても、本当に嫌がる事はしないのだ。
ヒノアラシと一通りのスキンシップを終えたナオは、はしゃぐ姿を見られた事を恥ずかしながら、リンにお礼を言った。
「い、一緒に探してくれて、その……あ、ああありがとな! それと……その、今あたしがヒノアラシを可愛がった事を、他の人に言わないでくれると、助かる……」
「良いよ、ナオ。今の光景は、私の胸の奥に秘めておくよ」
「で、出来れば秘めておくんじゃなくて、忘れてくれると助かるんだけど!」
「……それじゃあ、イチノセ博士の所に戻ろうか」
「おい! 忘れてくれるのか、くれないのか、どっちなんだよ!?」
ナオの言葉を無視して、リンは部屋を出た。その後ろをナオが慌てて付いていく。
「ねえナオ」
「ん? どうした?」
暫く歩いていると、リンがおもむろに話しかけてきた。
「ここ何処……?」
「おい!」
リンは迷子になっていた。実はイチノセ研究所に来るのは、初めてだったのだ。
しかしナオはここに何度も来たことがあるので、我が家の次の次くらいには、内部の構造を理解している。ちなみに、我が家の次に内部構造に詳しいのは、カレンの家だ。
「ここを出て、そんでバトルフィールドを突っ切った方が近道かな。ついて来てくれ」
「……バトルフィールド? ここに?」
「そっ。イチノセ博士って、ポケモンが戦う時と普段の時の違いとか研究してるんだってさ。だから、ここにもバトルフィールドがあるんだ」
ナオの言う通り、部屋を出るとバトルフィールドがあった。それも、かなり本格的な作りだ。二階にあるとは思えない。
バトルフィールドとは、簡単に言えばポケモンを戦わせるための室内施設だ。パソコンで様々な設定を加える事ができ、今は“草むらステージ”になっていた。
「スゲエよなー。イチノセ博士、バトルフィールドが必要になったから、金にものを言わせて二階に無理矢理建てたんだぜ。その気になれば、ジム戦も出来るってさ。……リン? おいリン、聞いてるのか?」
リンは抱えていたワニノコ──アイオライトを、そっと地面に降ろした。
「ねえナオ、ここでポケモンバトルしていかない?」
「えっ!?」
「ナオとヒノアラシの絆を見てたら、私も燃えてきちゃった。勝手にバトルフィールド使ったからって怒るようなイチノセ博士じゃないし、いいでしょ?」
ナオとしては、ポケモンバトルをする事は全く構わない。むしろ、歓迎だ。
ナオは何も、ポケモントレーナーとして旅をして、各地のジムを回って、ポケモンマスターを目指そうとは思っていない。
しかしポケモンバトルにまったく興味がないわけではない。いずれはカレンとも戦ってみる予定だったし、慣れてきたらこの街を出て、隣街へ行って他のトレーナーとだって戦うつもりだ。でも、そこまでだ。
隣町を超えたところまでは、少なくともポケモンバトルを目的には行こうとは思わない。
だからポケモンブリーダーの家系に生まれたリンと戦う事は、ナオにとって実は中々魅力的だった。何かの記念、といえば聞こえは悪いが、まあそんな感じだ。
しかし──
「ヒノォ……」
ナオの肩に張り付き、そのボリューミーな髪の毛の中に隠れたヒノアラシ。どう見ても戦えるコンディションにはない。
「悪い、今日は遠慮しておくよ」
「──ん。残念だけど、分かった」
それを分かっているからリンも、あまり強くは言わなかった。その代わりに、後でその辺の野性ポケモンと戦うことに決めた。
「ワニッ! ワーニワニワニワニワニッ!」
収まりがつかなかったのは、いつの間にか復活してやる気満々だったアイオライトだ。腕と顎をブルンブルン振るって、「戦いたい!」とリンに激しく抗議している。
だがポケモンのやりたい事を何でも叶えてあげるのが良いトレーナーではないという事を、リンは良く理解していた。
リンにいくら言っても無駄だ、と悟ったアイオライトは、しかしまだ諦めては居なかった。
どうして戦えないんだろう……アイオライトは考える。
そうだ、相手がいないからだ。だったら──
「ワニワニ」
ナオの髪の毛の中に隠れているヒノアラシに、アイオライトはこっそり話しかける。リンとナオは雑談に夢中で、気づいていない。
アイオライトは始め、ヒノアラシを挑発する言葉を投げかけた。臆病者、意気地なし、と。
ヒノアラシは、その通りだと思った。自分は臆病者だし、意気地なしだ。だから特に何の反応も示さなかった。
先に言っておくと、アイオライトの悪意はない。
アイオライトはただ純粋に、信頼できるトレーナーと共に戦いたいだけだ。言ってみれば、欲しいおもちゃが手に入らなくてわめいてしまう子供のようなものだ。
そして子供は時に、無垢な故に恐ろしく残酷なことをしてしまう。
──やーい、お前のトレーナー太眉!
無理矢理翻訳してみれば、こんなとこだろうか。
アイオライトはヒノアラシに向かってそう言った。
その瞬間、ヒノアラシの中で何かが燃えた。背中の火ではない。それよりもっと熱くて、自分自身をも焼くものだ。
自分をコケにするのは良い。事実だからだ。しかしどんな些細なことであっても、主人を馬鹿にするのは許さない!
ヒノアラシは生まれて初めて怒った。
確かにヒノアラシとナオは、出会ってまだ間もない。普通なら、そんな簡単に友情など生まれないだろう。
しかしヒノアラシは、既にナオの事が大好きになっていた。初めて自分を見つけてくれたトレーナーだからだろうか、それとも波長が合ったのか……
要はヒノアラシはチョロインだったのだ。
「ヒノーーー!」
「うわっ、熱! どうしたんだ、ヒノアラシ!?」
背中に急激な熱を感じて、ナオは驚いた。
ナオが慌てて振り返ると、そこには色々な意味で燃えてるヒノアラシがいた。ナオは訳が分からず、目を点にした。
その一方で、リンはその意味を瞬時に悟る。きっと、アイオライトが挑発したのだ、と。他人のポケモンを挑発するなど、褒められた行為ではない。
しかし、
(でもまあ、お説教は帰ってからでいいか)
リンとて、ナオと戦ってみたかったのだ。
「なあリン。悪いんだけど、やっぱり戦ってもらえるか? なんかコイツ、スッカリやる気になってるんだ」
「もちろんいいよ、ナオ。それじゃあ、早速やろっか」
「おう!」
トレーナーの リンが 勝負を 仕掛けてきた!
◇◇◇◇◇
「がんばれ! ヒノアラシ!」
「蒼き水の力を示せ! アイオライト!」
ヒノアラシとアイオライトが、“草むらステージ”に向かい立つ。ヒノアラシは怒り心頭、アイオライトはワクワクして仕方がない、といった様子だ。
(先ずは、セオリー通りに!)
ナオはポケモンを所持するに当たって、イチノセ博士のポケモン講座を受けている。トレーナーになるには、ポケモンズスクールを卒業するか、勉強してトレーナー適性試験で合格しなければならない。
ナオはイチノセ博士の元で勉強し、トレーナー適性試験を合格している。
そのため、ある程度の知識は有していた。
「ヒノアラシ、『にらみつける』!」
ヒノアラシが怒った顔のまま『にらみつける』!
怖がったアイオライトは、体の硬直から防御力が下がってしまった!
「アイオライト!」
リンが叫んだ。
するとアイオライトはハッとした様に、顔をブンブン左右に振った。二人の間には、もう既に信頼関係が出来ていた。
「よし、行けるね! それじゃあ、“ひっかく”!」
「ワーニ、ワニワニワニワーッ!」
リンの指示に呼応して、アイオライトの爪伸び、光り輝く!
先ほどの訓練で見せた速度より遥かに早い速度で、“ひっかく”を繰り出してくる!
「ヒノアラシ、大きな横ステップでかわせ!」
ナオは先ほどのリンとアイオライトの訓練を思い出しながら、咄嗟にヒノアラシに指示を出す。
ヒノアラシは指示通り、横ステップ──というより横に飛んでアイオライトの攻撃をかわす。
「今! ワニノコ、『にらみつける』!」
「なっ!?」
アイオライトは“ひっかく”を止めて、体制が大きく崩れたヒノアラシに向かって『にらみつける』をした。ヒノアラシは『にらみつける』を至近距離でモロにくらってしまい、防御力がガクッと落ちた。
「アイオライト、“ひっかく”!」
アイオライトは爪を光らせながら、ヒノアラシに一直線に突っ込み──すんでのところで横ステップを刻み、ヒノアラシの背後に立つ。
正面をガードしていたヒノアラシの無防備な背中に、容赦なく“ひっかく”を叩き込む──!
「ヒノーー!」
「ひ、ヒノアラシ! 背中から火を出すんだ!」
「ヒノ!」
ヒノアラシは背中から火を噴出する。アイオライトはそれを一瞬早く察知して、すんでのところで距離をとってかわした。
「逃すな、ヒノアラシ! “たいあたり”だ!」
アイオライトの“ひっかく”は、インファイトには向かない。一方ヒノアラシの“たいあたり”は、体に密着してる状態でも使用する事が出来る。
ヒノアラシは素早く後ろを振り向くと、慌てて避けたせいで体制が崩れているアイオライトに向かって“たいあたり”を繰り出した!
「アイオライト、“ひっかく”を維持したままクロスアームブロック!」
「ワニッ!」
アイオライトの爪が再び輝き出し、同時に巨大化する。その“ひっかく”の状態を維持したまま、アイオライトは爪を交差させて体覆い隠した。
──どうする!?
このままヒノアラシを突っ込ませていいものか。
“たいあたり”は打撃技だ。連続して当てることで、相手の体内にダメージを蓄積させ、動きを鈍らせてから倒す。
一方、アイオライトの“ひっかく”は斬撃技だ。当たれば直ぐに効果を発揮する。
このままヒノアラシを“たいあたり”させれば、ダメージの上では勝つだろう。しかし向こうはまだまだ動けるだろうし、“ひっかく”で頭皮を傷つけて血でも流して目に入ったら、負けは免れない。
どうすれば──
その時、ナオの目に飛び込んできたのは、対戦相手のリンだった。彼女はポケモンバトルに関しては自分の一歩も二歩と上を行く存在だ。
──!?
「そうだ! ヒノアラシ、横ステップだ!」
「ヒノ!」
ヒノアラシは横ステップを刻み、アイオライトの背後に躍り出た!
「そのまま“たいあたり”!」
「ヒノーー!」
ヒノアラシ渾身の“たいあたり”!
きゅうしょに あたった!
アイオライトは空気を吐き出しながら、吹き飛んで行った。それを見逃すナオとヒノアラシではない。
「もう一回“たいあたり”だ!」
「ヒノーーーーー!」
ヒノアラシは “たいあたり”を くりだした!
◇◇◇◇◇
「ご飯だぞ、ヒノアラシ!」
「ヒノ!」
あれから三日。
ナオとヒノアラシは家の庭で、一緒にお昼ご飯を食べていた。
ナオは自分で使ったサンドウィッチを、ヒノアラシはイチノセ博士が自ら作ったポケモンフードを食べていた。
「美味しいか……?」
「ヒノッ!」
「よしよし! お前は素直でかわいいな!」
普段カレンやイチノセ博士にからかわれてばかりのナオは、素直なヒノアラシにすっかりメロメロになっていた。
ナオはお昼ご飯を食べ終えると、お父さんが作ってくれたブランコに乗った。ヒノアラシは、ナオの膝の上だ。
ナオは大空に向かってブランコを漕ぎ出した。ヒノアラシは風を体で感じながら──震えてナオにしがみついている。
この間の戦いで少しはマシになったものの、ヒノアラシは未だ“おくびょう”なのだ。
二人は笑い合った。ブランコを漕ぎながら、それはもう楽しそうに笑った。そしてナオが息を乱し始めた頃、ようやくブランコを止めた。
「今ごろリンは、ワクイタウンに着いた頃かなあ」
ポツリとナオが言った。
リンはあの戦いの後、ポケモンリーグ制覇のために、ジム戦の旅に出た。
あれからもう三日だ。
道中大きな森──白紐の森があるとはいえ、そろそろ着いている頃だろう。もしかしたらもう既に、ジムリーダーを倒してしまっているかもしれない。
「……悔しいなあ」
ナオはあの日のことを思い出した。
完全に追い詰めたと思った。もう打てる手はないと、そう思った。
──アイオライト、“みずでっぽう”!
ワニノコの特性“げきりゅう”は、体力が少なくなった時に水技の威力が上がる技だ。
“げきりゅう”からの“みずでっぽう”。基本的なコンボだ。教科書の初歩の初歩に乗っているような、本当に簡単なコンボ。
リンは土壇場まで、“みずでっぽう”を温存していたのだ。
普通にやれば──“たいあたり”と“ひっかく”の応酬なら、間違いなくリンとアイオライトが勝つ。しかしあの時のように、咄嗟の機転によって攻撃をきゅうしょに当てられることもある。
その時のための、保険の“みずでっぽう”。
完敗だった。
結果だけ見れば、アイオライトはひんし寸前。経験の差を考えれば、むしろナオの勝ちと言っても良い。
しかし、そのひんしでさえも、リンの手の内だったのだ。“げきりゅう”を発動させ、一撃で相手を屠るための必要経費。これを自分の勲章とするほど、ナオはポジティブではない。
あそこでこうしていたら、いやそもそも出だしが──どうやったらあのリンに勝てるか、頭の中でシュミレートする。
しかしそれは意味がないことだ。
リンはナオがこの庭で平和に暮らしている間にドンドン強くなっていくだろうし、新しいポケモンだって捕まえるだろう。そうなれば、いくら頭の中で勝ち筋を見つけても、意味がない。
「こんなこと考えても、しょうがないか……。曇ってきたし、家の中に戻るか」
ナオは頭の中のモヤモヤと、胸の中のドキドキを抑えて、勢いよくブランコから飛び降りた。主人の突然の行為に、ヒノアラシは目を回している。
──“グラッ!”
ナオが着地した瞬間、地面が揺れた。
なんでだ!? そこまでは重くないだろっ!
地面に突っ込みを入れてる間にも、揺れは激しくなっていく。
やがて揺れはピークを迎え、地面が隆起しだした──何故かナオの真下だけ。やがてナオの真下の地面は砂山のように盛り上がった。
ナオが何事かと見つめていると、その頂点にヒビが入った。そのヒビはまるで卵が破れる瞬間をスローモーションで見てるかのように、綺麗に下に向かって広がっていく。
やがて隆起した地面は完全に破れ、中から手が飛び出してきた。その手はナオの足を掴み、それを頼りにして体を地面から持ち上げた!
「ヨギッ!」
ナオの真下から ヨーギラスが 現れた!
壮大に続かない。
1話だけ考えた、所謂嘘m@sです。
一応、下に考えた設定だけ書いておきます。
所持してるポケモンは最終段階です。
『ナオ』
主人公。
クール。
元々ポケモンリーグに挑戦する気は無かったが、リンに負けた事が悔しすぎてその道に進むことに。
何やかんやとトラブルに巻き込まれたりしながら、ポケモン達と共に突き進む。
・バクフーン
昔は物凄い臆病者だった。
そのため、他のトレーナーから選んでもらえず、あまり物になってしまった。そんな彼をナオは選び、旅に連れて行ってくれた。
バクフーンになってからは、ナオに絶対的忠誠を誓っている。
火つけ担当。
・バンギラス
誇り高きエース。
頼れる存在。仲間が傷つけられた時や、強敵が現れた時のみ戦いに出る。
ヨーギラスの頃、ナオが庭でヒノアラシと遊んでいると、何故か地面から出てきた。その後ヒノアラシと接戦を繰り広げ、両者相打ち。その後雨が降ってきたので、地面タイプのヨーギラスを保護するためナオがモンスターボールで捕まえた。
食料──肉──の調達担当。
・デンリュウ
良い奴。
ちゃんと言うことを聞いてくれるし、夜は明かりになってくれる。
メリープの頃はそのもっさりした体毛に何処か親近感を覚えていたが、進化する事に薄くなっていくので、裏切られた気がする。
二足歩行になってからは、料理とか洗濯もしてくれる。食べ物を残したやつはかみなりパンチの刑。
・エテボース
イタズラが大好きで、いつもナオの事を馬鹿にした態度をとる。
しかし他人がナオの事を馬鹿にすると、物凄く怒る。
旅の最中、食料──木の実など──を調達してきてくれる。この辺りは、“役目”なのでキッチリとこなす。
昔そのふざけ癖がたたって、群れから追い出された過去を持つ。そのため、いつも楽しそうにイタズラに付き合ってくれるナオが好き。
・グレイシア
イーブイの頃は物凄くいい子だったのに、グレイシアになった途端ナオの言うことをあまり聞いてくれなくなった。
要は思春期。
氷ポケモンなのに誰より熱いハートを待つ。徹底的な負けず嫌い。リンにライバル心を抱いている。
冷凍ビームで食料の保存を担当する。
・ムウマージ
エテボースに並ぶイタズラ好き。
エテボースが直接的なイタズラ(物を取ったり)するのに対し、ムウマージはこっそり背後に立って息を首筋に吹きかけるなど、ホラー的ドッキリを仕掛けてくる。
かなりのグルメ家。好きな物は紅茶。
ポルターガイスト的なアレでテントを張ってくれたり、家具を並べてくれたりする。
昔地域一帯を仕切っていたので、かなり博識。
『パーティー内関係』
基本的にはみんな仲良し。
バクフーンとバンギラスはライバル。
ムウマージとエテボースもライバル。
グレイシアとムウマージは趣味が合う。
デンリュウはみんなに慕われている。エテボースでさえ大きく出れない。
『リン』
ライバル。
クール。
ポケモンバトルの鬼。
ナオは会うたびにボコボコにされる。
怒り狂ったギャラドスを沈めたり、スイクンを捕まえたり結構主人公的な動きもする。
実家は花屋ではなくポケモンブリーダー。
・オーダイル
・カブトプス
・キングドラ
・ギャラドス(色違い)
・ミロカロス
・スイクン
『カレン』
ライバル。
クール。
どちらかといえば、コンテストバトルに精を出している。
しかしバトルの腕も結構なもので、ナオとの戦績は互角。
ミシロ地方ではコンテストバトルがあまり盛んではないため、一時期ミシロ地方を離れる。
・メガニウム
・ジュカイン
・ラフレシア
・キノガッサ
・シェイミ
・セレビィ
【ジムリーダー】
『ルミ』
最初のジムリーダー。
クール。
鉄の女の異名を持つ。主に貞操概念的な意味で。
・エアームド
『リカ』
二番目のジムリーダー。
パッション。
姉に四天王の『ミカ』を待つ。
トレーナーズ・スクールの特待生。
・ヘラクロス
・カイロス
『サエ』
三番目のジムリーダー。
キュート。
ポケモンこんちき合戦の先駆者でもある。
・ベイリーフ
・レディアン
・キレイハナ
〜中略〜
『カエデ』
最後のジムリーダー。
クール。
その実力はチャンピオンにも匹敵すると言われているが、昔友人と交わした約束でこのジムで長年ジムリーダーを務めている。そのため、ポケモンリーグには挑んでいない。
通称王冠のない女王。
・ルカリオ
・ハピナス
・マンムー
・グライオン
・ドンカラス
・サーナイト(色違い)
【悪の組織:ノアの箱船】
ポケモン──というか生物の起源は宇宙にあると考えている。
みんなでノアの箱船作って宇宙に行って、祖先にの地に降り立つ事によって、我々はより上位の存在に──的なわけのわからない思想を持ってる。
その実態は意外にマトモで、要は戦争とかで技術革新するんじゃなくて、宇宙開発とかでやろうぜ、というモノ。ただボスが口下手なので伝わらない。
『ハルナ』
クール。
幹部。
まぁまぁ眼鏡どうぞ。
・サザンドラ(こだわりメガネ、黒いメガネ、普通のメガネをそれぞれの頭が装備している)
・ユウコ(曲がったスプーン)
パッション。
幹部。
アホ。
『フーディン』
『ミク』
キュート。
幹部。
唯一持ってるポケモンが悪っぽい。
・ブニャット
『ノア』
クール。
ボス。
組織の名前からしてボスが誰かバレバレという出し負けを食らっている。しかしそこは受け出しと種族値でカバー。
・アンノーン
・デオキシス
・クレセリア
・ジラーチ
【ポケモンリーグ】
『ミカ』
パッション。
四天王の一人。
カリスマギャル。冒険の最中に勝手に誰かの家に入ってテレビを見ると、三分の一の確率でミカが出ている。
・ライチュウ
・レントラー
・ライボルト
・エレキブル
『カナデ』
クール。
四天王の一人。
ポケモンコンテストチャンピオンを兼任している。カレンと激闘の末惜敗。その結果カレンは命を落とすが、セレビィが一晩で何とかしてくれた。
ルージュラを持たせるのか、トゲキッスを持たせるのかで三日悩んだ。
・トドゼルガ
・ヤミラミ
・ドーブル
・トゲキッス
『フレデリカ』
キュート。
四天王の一人。
たまにいなくなっている時がある。そのため、「フレデリカ不在の為本日はポケモンリーグに挑戦出来ません」というテロップが出来た。
・ブーバーン
・バシャーモ
・キュウコン
・エンテイ
『シュウコ』
クール。
現チャンピオンが現れるまでは、不敗のチャンピオンだった。しかし現チャンピオンに敗北。それ以来、四天王の最後の一人を務めている。
冷めた風を装っているが、隙あらばチャンピオンに挑んでいる。しかし勝てたことはない。
・ルカリオ
・ラグラージ
・ポリゴン乙
・ガルーラ(ガルーラナイト)
作中唯一メガシンカしてくる。
『ミオ』
チャンピオン。
パッション。
旅の先々でナオを助けてくれる。
その正体は元『主人公』。ファイヤー、サンダー、フリーザーをルギアと共に鎮め、ミシロ地方を救った過去を待つ。
奈緒の家に昔住んでいて、ヨーギラスの卵を庭に埋めたのもこいつ。
三つの地方でチャンピオンに輝いており、そのため『ミツボシ』と呼ばれている。
・ドサイドン
・サンダー
・ラティアス
・リングマ
・ルギア
・バクフーン
【EX:原点にして頂点】
『ハルカ』
裏ボス。
キュート。
歴史上で一人しか居ない、全地方のポケモンリーグを制覇した伝説の人物。
765山にこもって一日七十二万回感謝の『ヴァイ!』をした結果、時代を置き去りにした。そのためピカチュー意外の手持ち全員がメガシンカしてくる。
ちなみにこのピカチューは6V。作中6Vはこのピカチューのみ。
・リザードン
・ラプラス
・ケンタウロス
・カビゴン
・ピカチュウ
・ミュウツー
【EX:ルート・リン】
『マイ』
オーガ。
激闘の末、既にチャンピオンになっていたナオに敗北したリンは、新たなる大地に武者修行の旅に出た。
ナオがハルカと戦っている同時刻。リンは別大陸で全地方のポケモンリーグを制覇したもう一人の伝説の人物、オーガことマイと戦っていた。
・ダークライ
・ボーマンダ
・ライコウ
・ラティオス
・アルセウス
・カメックス
【エピローグ:トライアドプリムス】
最後にナオとリンとカレンの戦いが、数十年後のカレンの口から明かされる。
『ナオ』
全地方チャンピオン
・バクフーン
『リン』
別大陸チャンピオン
・オーダイル
『カレン』
全地方ポケモンコンテストチャンピオン
・メガニウム
【プロローグ:ニュージェネレーションズ】
カレンから伝説を聞いた少女は、伝説に憧れ、やがて自身も旅に出る。
そして伝説へ──
『ウヅキ』
→ヒノアラシ
ワニノコ
チコリータ
【世界観】
種族値などはボンヤリと分かっている。
例えばギャラドスが特攻撃より攻撃を得意とすることなど。
しかし詳しい数値──ギャラドスの攻撃が125、特攻が60などは分からない。
個体値も同様。
【モブ】
ジュンサーさんはサナエさん。
ジョーイさんはキヨラさん。
育て屋さんはマストレさん。
近所のお姉さんはマユ。
アロマのお姉さんのミユウ。
レポーターのカワシマ。
ミニスカートのミホ。
暴走族のタクミ。
ベテラントレーナーのヤスハ。
エリートトレーナーのサナ。
エリートトレーナーのアンズ。
他にも色々あるけど、とりあえずはこんな感じ。
ランコとアイリは他大陸のチャンピオン。
ランコはルート・リンで、アイリはルート・カレンで出てくる。
『ランコ』
・シュバルゴ
・エルレイド
・ロズレイド
・クチート(メガシンカ)
・ゼクロム
・レシラム
『アイリ』
・ボルトロス
・ランドロス
・トルネロス
・ナットレイ
・バシャーモ(メガシンカ)
・ミルタンク