Sin of the Soul   作:ハーメルンkpx

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原初に来訪した宇宙人の魂が憑依した生命の子孫(大半が今の日本人に相当)=地球生まれの魂=星の正統な継承者=500万歳以上=この数がたったの3~5億人。

※自殺などのペナルティで後戻りしている魂も含む。


これより若い未熟な魂=ワンダラー=地球侵略目的の魂=稼ぎ時の地球に経験値稼ぎに来た魂=この数は残り人口の75億人。

※宇宙侵略と支配のための経路上に地球があったため、地球へ侵略し、支配を目的として降りてきた。本来、地球生まれの魂が入るべき肉体に、横入りで乗っ取り、支配する。その人の(天道が定めるところの)人生を捻じ曲げて好き勝手する。この魂が死すると、次は人間にはなれないか、過酷な人生を歩むことになる。


MISSION 01 ~ 記憶 ~
DRIVE_01


子供の頃はよく家族四人でポーカーをした

そのときのジャックポッド

これはビアンカらでも同様。

 

 

dmc3、oprディの独白で追加修正

 

 

小さい頃、ママがよく聞かせてくれた話があった。

 

 

 

昔、一人の悪魔が人間のために戦ったって。

 

……そして、剣の力を使って魔界を封じ込めた――

 

自分の強大すぎる力と一緒に……。

 

 

 

そのときはおとぎ話だって思ってたから、あたしはママのそのお話に

唯々ワクワクしながら聞き入ってた。

 

弟はいつもあたしの後をついて来てたから、一緒になって聞いてることが

ほとんどだったけど、どちらかと言えば

その頃は怖がって聞いてることが多かった気がする。

 

 

でも、このお話にはまだまだ続きがあって、それは弟もあたしも大好きだった。

 

 

そのお話は……本当に、とても悲しい所も多いんだけど、

でもそれはものすごく大きなお話で、楽しくなっちゃう所もたくさんあって、

……嬉しい気持ちになれる所もいっぱいあって……。

 

本当に不思議なことばっかりの物語だった。

 

 

 

――そして、あたしと弟が13歳の誕生日を迎えたその日。

 

これまでいろんな話をしてくれたママは、その話のとても大切な事として

最後に、あたし達にこう言った。

 

 

 

 

 

この世界には、あたし達みたいな……人間のような悪魔もいれば、

 

悪魔のような人間もいるんだって……――

 

 

 

 

 

 

事務所"デビルメイクライ"

 

 

―スタスタ カタッ …カチャ

 

ビアンカ

「……ふぃー……」スー…コク

 

 

椅子に腰掛け、自分で用意したコーヒーを飲む少女。

 

 

ビアンカ

(……うーん…)

「…………やっぱり、コーヒーだけはロッソには勝てないなぁ」

 

 

そうひとりごちるビアンカ。

今、事務所には彼女一人しかいない。

 

 

ビアンカ

(パパとママはロッソを連れて行っちゃったし、"しばらく"は一人でお留守番かぁ)

 

 

ビアンカ

「……ヒマだね」カチャ… スー…コク

 

 

 

―ガチャ ギィ…

 

 

 

ビアンカ

「…お」

 

 

コツコツコツ…ピタ

 

????

「……仕事の依頼をしたい。

 ここならば特殊なものでも請け負ってくれると聞いた」

 

?????

「は、はじめましてっ!」

 

 

ビアンカ

「…ph♪

 どのようなご依頼でしょうか?」ニヒ

 

 

 

 

 

 

- VD x DMC 先行 CM(ロングバージョン)-

 

 

【VD x DMC】ビアンカ「なるほどねぇ。それでその間、AAAってのから守ってほしいと」【ss】

 

 

 

猪名川 マナ

「ええ……そういうことなんです……」

(すごい格好……)

 

九頭竜 桃

「……」

(なんとも破廉恥だ…)

 

 

ビアンカ

(……これ長期系じゃない……?)

「んー……その、さ」

 

 

マナ

「…はい?」

 

 

ビアンカ

「その不干渉条約だっけ、それが結ばれるまでのメドって大体どれくらいになるの?」

 

 

九頭竜 桃

「……現在、交渉の場を設ける準備などを行っている段階だ」

 

猪名川 マナ

「……」

 

 

ビアンカ

「おー…」

 

 

 

 

 

……

 

ビアンカ

「へぇ。それでその理事長さんの代理でここまで、ってことなんだね」

 

猪名川 マナ

「は、はいっ…」

 

ビアンカ

(……ふーん、"ウチ"も有名になったもんだ……。

 ママの広報のおかげかな? ……まぁ、その理事長さんもよく嗅ぎ付けたなって感じなんだけど……)

 

九頭竜 桃

「……」キョロキョロ…

 

ビアンカ

「? どうしたの?」

 

九頭竜 桃

「……他の人はいないのか?」

 

ビアンカ

「あ、うん。今はあたしだけです。他の者はただいま出払っておりまして……。

 当分は戻らないですね。2ヶ月近くかかるかも。

 それが何か……?」

 

桃・マナ

(2ヶ月……!?)

 

ビアンカ

「?」

 

九頭竜 桃

「あ、あぁいや……」

 

猪名川 マナ

「……」

(できれば男性の職員の方にお願いしたかったわけですが……)チラ…

 

九頭竜 桃

(同じ女である場合、どうなるかがわからないからな………どうする?)チラ…

 

猪名川 マナ

「……でも、さすがに2ヶ月も、というのは……」ボソ…

 

九頭竜 桃

「うん……。

 理事長いわく、ここの人は普通の人とはまた違う、とは言っていたが……」ボソ…

 

ビアンカ

(……)

 

 

 

 

 

ビアンカ

(これカテゴリー的には便利屋として、ってことになるかな。悪魔絡みではないっぽいし。

 相手は人間、か……。魔具もちょっと"普通"には使いにくいな。

 まぁでもこれ系の仕事だと結局、あたしかロッソが担当になるはずだからなぁ。……うーん、でもこの仕事ってたぶん……)

「んー……」

 

猪名川 マナ

「あ、あのっ…」

 

ビアンカ

「あ、はい」

 

猪名川 マナ

「当方の理事が、こちらの事務所の代表の方と一度連絡を取らせていただきたいと……」

 

ビアンカ

「あー……ごめんなさい。 パp……その代表は出張中はほとんど連絡が取れなくて……」

(ママとロッソもいるんだけど、今回は行ってる場所が場所だし……)

 

猪名川 マナ

「あ……そう、ですか……」

 

九頭竜 桃

(……やむを得ないのかもしれない。とりあえずは一度、彼女に島の方へ来てもらうか……?)

 

 

 

 

 

ビアンカ

(……)

「聞いてもいいかな」

 

猪名川 マナ

「は、はい」

 

ビアンカ

「今回のその依頼は、どうしてうちに?」

(その理事長さんがどうやって"うち"を知ったのかも単純に気になるけど)

 

猪名川 マナ

「……実は当組織では、基本的に外部の人間を信用していません。

 ですが、ここの方であれば―」

 

……

 

ビアンカ

「……なるほどね。だからなのか」

 

猪名川 マナ

「はい、理事長がそう言っていました……」

 

ビアンカ

(……うん、地道にがんばってきた結果だね。うちも手広くなってきたもんだ。

 っていう冗談はおいといて、その理事長さんもなかなかだなぁ)

 

……

 

ビアンカ

「―だいたいのお話はわかりました。 ……んー」

(でも長期か……。

 それになんだかいろいろゴタゴタしてそうな案件だし、あたし一人で勝手に受けちゃってもいいものかどうか……)

 

猪名川 マナ

(どうしたら……)

 

九頭竜 桃

(……問題はいろいろある。…だが、私たちとしても―)

 

 

 

 

 

 

パリィンッ!!

 

 

九頭竜 桃

「っ!!」

 

猪名川 マナ

「ひぅっ!? 何事ですか!?」

 

ビアンカ

「ん…」

 

 

プシューッ!

 

九頭竜 桃

「催眠ガスだっ!息を止めろ!」ガタッ!

 

猪名川 マナ

「えっ!?」

 

ビュンッ

 

九頭竜 桃

「っ!」

 

 

九頭竜桃よりも早く、二人を横切る白い残像。

 

 

ビアンカ

「フッ!」カァンッ

 

 

窓を突き破って入ってきたソレを、そっくりそのまま割れた窓へと蹴り返すビアンカ。

 

 

猪名川 マナ

「ふぁ……んっ……」フラフラ…

 

九頭竜 桃

「…くっ……!」ガクッ…

(決して油断していたというわけではなかったのに……!)

 

 

ビアンカ

「……」

(ふーん……)

 

……

 

ビアンカ

「大丈夫?二人とも」つ つ

 

つ⊂ ギュ

 

九頭竜 桃

「あ、ああ……

 ……なんともないのか?お前は…」

 

ビアンカ

「…まぁ、ね。 あーいうの、あんまり効かないから」

 

九頭竜 桃

(……)

 

ビアンカ

「そっちは大丈夫かな?」

 

つ⊂ ギュ

 

猪名川 マナ

「ぅん……・あ……ど、どうも…」フルフル…

 

ビアンカ

「…あんまり大丈夫そうじゃないね……」アハハ…

(ていうか催眠ガスってことは…)

 

九頭竜 桃

「…おそらくだが―」

 

 

ダダダダッ!! パリィーンッ!!

 

 

猪名川 マナ

「きゃああーー!! 今度はなにーっ!?」

 

九頭竜 桃

「猪名川っ…!」バッ

 

トンッ

 

九頭竜 桃

「っ!?」トサッ

 

ダキッ

 

猪名川 マナ

「んむっ?!」ムニュ

 

ビアンカ

「窓の陰に隠れて!」ズサーッ

 

 

銃声に即座に反応し、桃を窓の陰に突き飛ばし、

マナを抱き寄せたまま事務所のビリヤード台の下に隠れる。

 

 

ダダダダダッ!!

 

 

ビアンカ

(あーぁ…うちの事務所が……

 最近、パパがご機嫌で内装変えたのに……)

「ひどいことするなぁ……」

 

九頭竜 桃

「っ……!」

 

猪名川 マナ

「」

(む、胸が……! 同じ女性とは言え、今までこんなに人に密着したことなんてっ……)

 

フニ…

 

 

ダダダダダッ!!

 

 

猪名川 マナ

「ひうーっ!!」ビクンッ!!

 

……

 

ダダダダダッ!!

 

ビアンカ

(……埒が明かないな……。 ていうか、こんな事務所でもあんまり風通しよくされるのは困るよ…)

「二人とも、ちょっとここに居てね」スクッ

 

猪名川 マナ

「えっ…」つ.. フルッ…

 

 

九頭竜 桃

(!?)

「お、おいっ!何を考えているんだ! 今出るのは危険だ!」

 

 

ビアンカ

「大丈夫だよ」コツコツ

 

ガチャ パタン…

 

……

 

九頭竜 桃

「……止んだ、な……」

(あの女……)

 

猪名川 マナ

「ンッ……ハッ……ハァッ……!」フルフルフルッ…

 

九頭竜 桃

「……猪名川?」

 

 

ガチャ パタン

 

 

ビアンカ

「ごめん、逃がしちゃった……。 まぁ追い返すことはできたんだけど。

 銃で弾いてみたら、これ落としていったけど、どこのか分かりそう?」

 

つ【AK】

 

九頭竜 桃

(……)

「…ふむ、襲ってきたのは先に話したAAAの実行部隊だ。間違いない。

 わかっていたことだが、まさかこんなに早く嗅ぎ付けるとは……

 それにこれほどまでに強引な手を使ってくるなんて……」

(捕獲が目的ではないのか…?)

 

ビアンカ

(……)

「強引な手、か…

 ていうかさ、そっちの子―」

 

九頭竜 桃

「…っ 猪名川!」

 

 

猪名川 マナ

「あれがAAA……これが外の世界の戦場っ……・ こんなの私には……」ガタガタガタッ…

 

九頭竜 桃

「……猪名川…」つ スッ…

 

猪名川 マナ

「っ! いやぁっ!!」ブンッ

 

パシンッ!

 

九頭竜 桃

「っ……」

 

 

ビアンカ

(……)

 

……

 

猪名川 マナ

「ッ……」ガタガタガタッ…

 

九頭竜 桃

「お、落ち着いてくれ猪名川…」スタ…

 

猪名川 マナ

「」ビクッ

 

九頭竜 桃

「あ……」ピタ…

 

 

ビアンカ

「……」スッ… ←猫座り

 

 

九頭竜 桃

「……」

(まいった……どうすれば……)

 

猪名川 マナ

「」ガタガタッ…

 

 

「にゃーん」

 

 

九頭竜 桃

「……は?」←振り向き

 

猪名川 マナ

「」ピクッ

 

 

 

 

 

ビアンカ

「にゃんにゃーん、 にゃん」

 

 

九頭竜 桃

(……え?)

 

猪名川 マナ

「……」 …?

 

 

ビアンカ

「にゃんにゃんっ にゃ~ん」

 

 

二人の視線は自然と集まった。

 

 

九頭竜 桃

(……いったい何が……)

 

猪名川 マナ

「……」

 

 

ビアンカ

「にゃ~ん、にゃんにゃんっ  ……にゃん?」ペタ…

 

 

静かな音を立て、猫の手をした前足が踏み込まれる。ほんの少しだけ。

 

 

九頭竜 桃

「……」

 

猪名川 マナ

「……っ」

 

 

ビアンカ

「…にゃ~ん~ぅ」ノビー… コニョコニョ…

 

 

そのまま近付いてくるのかと思えば、そういうわけでもないようで、

両腕をピンと伸ばし、お尻を上げて猫のように"伸び"をする。その上、手で頬をかいている。

その仕草はまるで本当の猫のようにやたらリアルだった。

 

 

桃・マナ

「……」

 

 

ビアンカ

「……にゃーぅ」ペタペタ

 

 

少し寄って来てはまた止まった。

それはもう、むしろもどかしいくらいだった。

 

 

猪名川 マナ

「……っ」

 

九頭竜 桃

「……」

 

 

桃だけは気付いていた。

彼女が近付いてくるほどに、その鳴き声はだんだんと小さくなっていたことに。

 

 

ビアンカ

「にゃーん」

 

ペタペタ

 

 

ビアンカ

「にゃーん……」

 

ペタ

 

 

ビアンカ

「ニャーン……」ボソ…

 

ペタ…

 

 

  マナ「……あ……」

ビアンカ「にゃん♪」

 

ス…

 

猪名川 マナ

「んっ……」

 

ギュ…

 

ビアンカ

「………大丈夫……大丈夫だよー……」

 

ポンポン…

 

 

そう言いながらビアンカは、抱きしめているマナの背中を優しくぽんぽんとする。

 

 

猪名川 マナ

「ぁ……」…

 

ビアンカ

「…もう大丈夫、怖くないよ。

 あたしが守ってあげるから。 だからヨユーだよーっ」ニャハハッ

 

九頭竜 桃

「!

 それではこの依頼―」

 

ビアンカ

「…うん、受けるよ。あたしが受ける」

 

九頭竜 桃

「……ありがとうっ」

 

ビアンカ

「いえいえー」ニヒヒ

 

ナデナデ…

 

猪名川 マナ

(……あったかい……)ン…

 

九頭竜 桃

(……)

 

 

……

 

九頭竜 桃

「今は動きはないが、いずれまたすぐに仕掛けてくる可能性は高い…」

 

ビアンカ

「……まぁ、そうだよね」スクッ… ←立ち上がり

 

猪名川 マナ

「あっ……」

 

ビアンカ

「おっと…。

 …すぐに済ませるよ。だからいい子にしてて?」

 

つ ナデ…

 

猪名川 マナ

「んぅ……//」

 

……

 

―ガタンッ

 

ビアンカ

「よぃっと。 まぁ即席ならこんなとこかな」パンパン ←両手を払ってる

 

 

ビリヤード台を縦にしてそれを左側の窓に、事務所机を固めて正面の扉に、

茶机やらソファーやらなんやらをまとめて右側の窓に、

それぞれ大雑把にではあったが、とりあえず配置して当面のバリケードをビアンカは作った。

 

 

九頭竜 桃

「……」

(理事長からの話にはあったが、本当に……。最早、人間技ではないな……)

 

猪名川 マナ

「……」ボー…

 

 

ビアンカ

「よし、それじゃあ二人とも、ちょっと付いてきてもらえるかな」

 

……

 

―スタッ

 

九頭竜 桃

「……地下通路か」キョロキョロ

(事務所の裏の下に…)

 

スタッ

 

ビアンカ

「うん。万が一のときのためにって。これはうちのママが用意して作ったんだよね。

 厳密には、あたしと弟がもっと小さかったときに、それを想定してってことなんだけどね」

 

九頭竜 桃

「ふむ…」

(…確かに通路としては少し狭いか…? 女子供……私達くらいならまあまあ通れる、か。

 しかし……暗いな……。 私なら見えないこともないが…)

 

 

ビアンカ

「さ、ほらおいでー。 大丈夫だよー、怖くないから。

 ちゃんと抱いて下ろしてあげるからね」つつ ←備え付けられた少し高い段差から両手を伸ばす

 

ビクビク…

猪名川 マナ

「…ぁ……」

 

ギュ… ストン

 

 

ビアンカ

「ん、えらいね」

 

つ ナデ

 

猪名川 マナ

「ん……//」

 

 

九頭竜 桃

「……」

 

 

 

スッ…パタン ←ビアンカが地下通路への蓋を閉めた

 

 

 

 

 

 

九頭竜 桃

「…済まなかった。 事務所があんな事になってしまって……」

 

ビアンカ

「あー……まぁ、…うん、 仕方ないよね…w

ていうか、これまでにもあーいうことって全くなかったってわけでもないからねぇ。

 ま、気にしないでよ。

 でさ、大体どこに出たいとかあるかな?」

 

九頭竜 桃

「港に行きたい。そこまで案内してくれると助かる」

 

ビアンカ

「りょーかい。

 それじゃとりあえずは、しばらく真っ直ぐに行ってみて」

 

九頭竜 桃

「わかった」スタスタ

 

 

猪名川 マナ

「ぁっ…」タドタド…

 

ビアンカ

「あ、ごめん、暗いよね。 手、繋いでいこっか」つ

 

猪名川 マナ

「……」..つ

 

ギュ…

 

 

猪名川 マナ

「……」…

 

 

チラ…

九頭竜 桃

(……)ホッ…

 

 

ビアンカに手を引かれながらも、どこか安心したような表情で

後ろを付いて来ているマナを見て、桃も安堵した。

 

 

 

*実はビアンカは赤ちゃんとか子守りの依頼もこれまでにかなり受けたことあり。

 

 

……

 

スタスタスタ

 

九頭竜 桃

「相手もかなりの手練れだ。

 私もそれなりに"覚え"はある方なんだが、

 戦地を離れて長いとはいえ、遅れを取ってしまった…」

 

ビアンカ

「ふむぅ…」

 

猪名川 マナ

「……」

 

トテトテ…

 

 

……

 

 

 

九頭竜 桃

(……)

「気配は無し。 見事だ、実に」

 

ビアンカ

「さーんくすっ ニャハハ

 さて、もう大丈夫そうかな?」チラ

 

猪名川 マナ

「…え、あっ は、はいっ! もう大丈夫ですっ!」

 

ビアンカ

「そっか、よかった」フフ

 

パッ ←手を放す

 

猪名川 マナ

「っ…ぁ……」…

 

ビアンカ

「ん?」ニコ

 

猪名川 マナ

「っ…//// い、いえ、何でもっ…////」

 

九頭竜 桃

(……)

 

……

 

九頭竜 桃

「いつまでも安全とは限らない。急ごう。

 猪名川、もう行けそうか?」カサッ ←ゴーグルを取り出した

 

ビアンカ

(ん?ゴーグル?)

 

猪名川 マナ

「…はい、もう大丈夫ですっ……行けます!

 あの…桃さん、帰りは私にやらせてもらえませんか?」

 

九頭竜 桃

(……)

「わかった、任せる」

 

つ【ゴーグル】

 

猪名川 マナ

「ありがとうございますっ」ハシッ ←受け取る

 

ビアンカ

「?」

 

 

-DRIVE-

 

ピカーン!

 

 

 

猪名川 マナ

「…よしっ!」←アーム:弓 装備

 

ビアンカ

「Wow..!」

(すごっ…… 人間の女の子が魔装みたいな武器に……

 えーっと、さしずめ……に、人装、とか?)

 

猪名川 マナ

「……」チラッ…

 

ビアンカ

「へぇ~…」ジー

 

猪名川 マナ

(…やった! ふふふっ////)グッ! ←内心のガッツポーズ

 

九頭竜 桃【弓】

(……)

 

……

 

猪名川 マナ

「さ、さぁっ お、お手をっ!///」づ ビッ!

 

ビアンカ

「? えーと…?」っ..

 

猪名川 マナ

「遠慮なさらずっ! さぁお早く!」づ ビビッ!

 

ビアンカ

「は、はいっ よろしくお願い、します…?」つ..

 

猪名川 マナ

(これで、この方に良いところを見せられれば、

 先程までの醜態なんかよりも今の私の勇姿を印象付けておけるチャンスになるはず!!」

 

九頭竜 桃

『猪名川、後半声にまで出てるからな…』

 

猪名川 マナ

「っ!?」

 

ギュ …パァー!

 

 

猪名川 マナ

「…あら?」

 

九頭竜 桃

(!? なんだっ!?)

 

ビアンカ

「…え?」

 

 

九頭竜 桃【弓】 → 九頭竜 桃【槍】

猪名川 マナ  → 猪名川 マナ【弓】

 

 

桃は弓から槍へ、マナは人の姿から弓へと変身した。

 

{↑ ← 弓(マナ) と 槍(桃) が落下する

 

 

ビアンカ

「oops」ハシッ ←両方キャッチ

 

 

……

 

ビアンカ

「……えっと……なにこれ…?」

 

猪名川 マナ

『ど、どういうことなんですかこれっ!?』

 

九頭竜 桃

『わ、私だってわからないっ……

 ドライヴ中に猪名川が彼女に触れて、それでまたドライヴした、のか……?』

 

猪名川 マナ

『……ま、まさか、この方も既にっ?』

 

九頭竜 桃

『…まだ、何もわからない。 とにかく、この状況をどうにかしないと……』

 

ビアンカ

「oh.. なんか二人の声が頭に直接聞こえてるような…」

 

……

海上

 

 

ビアンカ

「おー、これが"ファントム"なんだね~。 便利だーw」ニャハハー♪

 

ビュォォーッ!!

 

猪名川 マナ

『…初めてのドライヴでこれほどなんて…… すごいファントムの速度が……

 というか本当にV-ウィルスの感染者<キャリア>ではないのでしょうか……?』

 

九頭竜 桃

『……私でははっきりとしたことは言えない……。

 というか今のこの状態では、彼女は私と猪名川の二人分を

 一挙にドライヴしているということになる……。

 はっきり言って、そもそもこの時点で異常だ……。 一度、理事長と詳しく話し合った方がいい』

 

猪名川 マナ

『そう、ですね……。

 それにしても……』

 

九頭竜 桃

『? なんだ?』

 

ビアンカ

「~♪」

 

猪名川 マナ

『////』

 

九頭竜 桃

『……』

 

 

 

 

 

 

理事長

『―まさか、そんなことがっ……』

 

九頭竜 桃

「……やはり、一度ちゃんと検査を受けてもらうべきだと思う」

 

ビアンカ

(…ふ~ん、そういうことなんだ)

 

 

猪名川 マナ

「……」ポー…

 

……

 

理事長

(……)

『事情はわかりました。

 でも、あなたたち二人にも今一度検査を受けてもらいます』

 

九頭竜 桃

「…なに?」

 

理事長

『……ちょっと確かめたいことがあるのよ。お願い』

 

九頭竜 桃

「……わかった」

 

ビアンカ

「……」チラ ←不意にマナの方を見やる

 

 

猪名川 マナ

「っ!」ビクッ

 

 

猪名川 マナ

「////」フィッ ←目をそらす

 

 

ビアンカ

「……」

(これ、マナちゃん聞いてないんじゃないかな…)

 

 

……

 

九頭竜 桃

「―ウィルスの浸食に変化があった!?」

 

「!!!??」

 

理事長

『ええ……。

 ほんのわずかではあったけど、減退の傾向にあったわ……』

 

ザワザワザワッ

 

ビアンカ

(うーん…?)

 

理事長

『これがどういうことなのか、なぜそうなったかは

 まだ今の段階では何も言えないわ……。もっとよく調べてみないと……』

 

月影 小春

(……)

「それで、彼女の方の結果は?」

 

理事長

(個人的にいろいろと気になった点も多いけど……)

『……結論から言うと、ウィルスの感染や影響などは見られなかったわね。

 まぁでもこれもまだ何とも言えないと思うけどね』

 

ヴァイオラ

「じゃあ、ただの体質……とか?」

 

理事長

『そんなでたらめな話が……って言いたいところだけど、

 そもそも彼女の素性自体がね…』

 

(あぁ……)

 

……

 

月影 小春

「―ではつまり、彼女のその能力を使っていければ……」

 

理事長

『可能性はあるのかもしれないわね……。

 どういう原理なのかは、まぁ本当によくわからないけど、

 そもそも元々のV/A-ウィルス自体がよくわかってないくらいなわけで……」

 

「……」

 

ビアンカ

「……」

(もしかして、あたしのアレとかが関係あったりするのかな?)

 

つ ナデナデ

 

猪名川 マナ

「んぅ…///」

 

 

……

 

これ以降より、ビアンカはリブレイター専任として、

島中のヴァルキリーたちからのアプローチを受けまくることになる。

 

「私とドライヴしてくださいっ!」

「どうか私をパートナーにっ!!」

 

ビアンカ

「わー、あたし人気者だなぁー」ニハハ

 

猪名川 マナ

「…ぐぬぬ……」

 

「ちょっと!一気に押しかけたらご迷惑になるでしょう!

 ここは順番に……」

 

ビアンカ

「あ、大丈夫だよー。

 4人くらいまでなら同時でもいけると思うよ」

 

「「っ!?」」

 

「ほ、本当ですかっ?」

 

ビアンカ

「うんー」

 

猪名川 マナ

(……)

 

 

ビアンカ

(パパなんか開き直ちゃってあのスタイルを使ってるときなんかはもう、

 12個も同時に扱ったりしちゃってるからなぁ。

 あのスタイル自体も元々はただ単に自分の動きを追従してくる影に過ぎなかったみたいだけど……。

 確かあのスタンスは、倉庫の肥やしになっちゃってた魔具さん達の不満がついに爆発しちゃって

 仕方なくってのが切っ掛けだったんだっけ。

 …あたしもまだまだだなぁー)

「……ふふふっ」

 

「?」

 

ビアンカ

「ごめん、なんでもないよ。

 それじゃ、やってみよっか。 ほら、マナちゃんも」

 

猪名川 マナ

「っ! は、はいっ!///」

 

 

 

 

……

 

満腹丸ちゃん

「外の世界の人なのだ!

 外の世界の美味しいもの、まんぷくまるちゃんにいっぱい教えてほしいのだー!」

 

ビアンカ

「いいけど、んー……言葉でってのもまさに味気ないよねぇ。

 そだ。ここって食材はどこで買えるの? 器具とかもほしいけど、

 キッチンがあるならそこを貸してくれたら作ってあげられるよ?

 あ! オーブンとかあるかなっ? あるならピザなんかも作れるよ!」

 

神楽坂 倫花

「えぇ!? ピザ作れちゃうのっ?」

 

ビアンカ

「うん。うちのパパの大好物でさ。

 出張で家に居ないこと多いんだけど、帰ってきたときは必ずせがまれるからね」

 

神楽坂 乱花

「へぇ…」

 

神楽坂 倫花

(パパ……

 ……お父さん、お母さん……)

 

ビアンカ

「あ。あとデザートにストロベリーサンデーも毎回セットかなw」

 

満腹丸ちゃん

「すとろべりーさんでー?」

 

ビアンカ

「イチゴのパフェのことだよー。

 あたしが作るのだと、バイト先の特別仕様になるけど。

 まぁけっこう好評かな。なんて♪」

 

満腹丸ちゃん

「わぁー!!」キラキラ

 

神楽坂 乱花

「美味しそう!」

 

神楽坂 倫花

「うんうんっ!」

 

猪名川 マナ

(さらに料理まで御出来なるなんてそんな……素敵っ……)

 

ビアンカ

「それじゃ、案内お願いできるかな?」

 

シュバッ

 

ビアンカ

「…ん?」

 

猪名川 マナ

「っ!? 桃さんっ!?いったい何してるんですか!?」

 

九頭竜 桃

「……情報収集だ」モミモミ

(…っ!?)

 

猪名川 マナ

「なっ!? 何の情報なんですかーっ?

 羨ましいっ!! 桃さん、ちょっと後で握手してくださいっ!」

 

神楽坂 乱花

「いや…猪名川、ほんと何言ってんの……」

 

ビアンカ

「アハハッ

 ていうかモモちゃんすごいねーっ! 後ろからなんて全然気付かなかったよっ!

 もしかしてさ! モモちゃんって日本のあの伝説のNINJAだったりする!?」

 

九頭竜 桃

「え、いやっ……

 …というか見た目からそうではないかと思っていたが、まさか本当に……

 ビアンカ、この下には……着けていないのか……?」モミモミ

 

ビアンカ

「ん、ブラ? それは着けてないねぇ。

 でもこのガンホルスターがブラみたいなものだよ? これオーダーメイドなんだー♪」

 

*胸部分は柔らかい素材だが、しっかりとサポーターとしての役目を果たしてくれている不思議装備。

 

猪名川 マナ

「っ!!!??

 そそそそれ本当なんですかっ!?

 それじゃあ、その上一枚破けてしまったらもう見えちゃうってことですかっ!!??」

 

神楽坂 乱花

「ちょ」

 

神楽坂 倫花

「ははは…… なんだかマナちゃん、ビアンカちゃんが来てからだいぶ変わったね…」

 

月影 小春

「……」

(ただでさえ当たらない……。

 辛くも届いた私のあの一撃でさえ、アームではなく、まさかの素手で防がれた……

 上一枚と簡単に言うけれど、それは……)

 

ビアンカ

「まぁ前はもっと普通なの着てたときもあったんだけど、あたし汗っかきなんだよね。

 それなりに動くとすぐ体熱くなるし。服も下着も蒸れちゃうこと多くってさ。

 だからお仕事するときはもう専らこの格好なんだよね」

 

九頭竜 桃

「…ふむ」モミモミ

 

ビアンカ

「あ……モモちゃん、ごめん……そろそろいいかな…?

 さすがにちょっとヤバく、なって……んっ///」

 

猪名川 マナ

「」プツーン

 

神楽坂 乱花

「っ!?」

 

九頭竜 桃

「…もう少しだけ……」モミモミ……

 

ビアンカ

「えぇ…自分のじゃダメなのぉ……」ァ……ンッ……///

 

猪名川 マナ

「桃"さ"ん" か"わ"って"ぇ"ぇ"ぇ"え"え"え"ーーー!!!!」グワァッ!!

 

神楽坂 乱花

「マジで落ち着け猪名川ぁあー!! キャラ変わってるって!!

 あぁもうっ!お姉ちゃんも手伝ってぇー!」グググッ!!

 

神楽坂 倫花

「えぇっ!?」

 

ヴァイオラ

「何やってんのよ、あんたたちは……」

 

 

 

 

 

……

島全体のガードという依頼とドライヴの訓練を手伝う日々が続いた。

ある日の朝早く、ビアンカの部屋に忍び込もうとしていたとある少女がいた。

 

 

ガチャ… キィ…

 

ソロー…

猪名川 マナ

「…あっ」

 

ビアンカ

「お。

 おはよー、マナちゃん」フリフリ

 

猪名川 マナ

「…おはようございます。もう起きてらしたんですね」

(残念ですね……)

 

ビアンカ

「うーん、なんか昨日あんまり寝付けなくてさ。

 なんでか背中むずむずしちゃって」

 

猪名川 マナ

「お背中が、ですか…?

 よ、よろしければ看ましょうかっ?」

 

ビアンカ

「え? …あぁいや、まぁ別に―」

 

猪名川 マナ

「看ますねっ!」

 

ビアンカ

「はい」

 

……

 

猪名川 マナ

「こ、これはっ!?」

 

ビアンカ

「……どうなってる?」

 

猪名川 マナ

「な、何か羽毛のような感触がっ……!!///」サワサワサワサワッ

 

ビアンカ

(……)

「ありがと。もういいよ」←服を着直す

 

猪名川 マナ

「あっ……。

 ……まさか、それは昨日の"コネクト"の後遺症なんじゃ…」

 

ビアンカ

「マナちゃん、この事はみんなには内緒ね」

 

マナ

「えっ…?」

 

ビアンカ

「あたしとマナちゃん、二人だけのひみつ。ね?」ニコ

 

マナ

「はぅっ は、はぃ…////」

 

ビアンカ

(……)

 

 

ビアンカのこの傾向はドライヴ中に魔人化と同様の操作を行ったとき、

より顕著となる。

ビアンカの行っていたドライヴの正体はキャリアのウィルスを表象化させた後、

そのウィルスの因子を吸い上げ、能力のエネルギーにすることで成されていた。

 

長期的なドライヴ、またウィルスの因子エネルギーをトリガーにしたような

疑似のDTは、徐々にではあったが、確実にビアンカの体に影響を与えていった。

 

段々と見た目からも変化していく肉体。

赤色から元の青色に戻らなくなってしまった左目の虹彩。

次第に隠し通すことも難しくなっていく。

 

彼女の人として部分が、その証が失われていった。

 

 

アイスティーしかなかったのですが、よろしいでしょうかっ!?

 

マナちゃんこれ入れすぎだと思う。

普通の人だったら、これ病院に担ぎ込まれて

下手したら後遺症とか残るんじゃないかな。

 

!?

 

 

(薬の味しかしない……。溶け込んだ粉薬に錠剤……。

 もうお茶の色もしてないね)ボリボリ…

「お、おいしいよ……ありがとうマナちゃん……」

 

「い、いえっ!」

(デュフフッ!!)

ドキドキワクワク!

 

……

 

マナ

「―で、でもそんなになってまでどうしてっ……

 …どうして会って間もない私達のためにそこまでっ…」

 

ビアンカ

「……人を助けるのに理由なんているのかな」

 

猪名川 マナ

「っ…」

 

ビアンカ

「…なんてね。 ニハハ

 ていうか、今はこの方法しかないっていうなら…

 まぁもし仮にこれがパパだったらの話になるんだけどさ、

 結局、今の私と同じようなことしてるはずだから」

 

ビアンカ

「…なんてね。 ニハハ

 ていうか、今はこの方法しかないっていうのなら……

 まぁもし仮にこれがパパだったらの話になるんだけどさ、

 結局、今の私と同じようにしてると思うんだ」

 

猪名川 マナ

「……」

 

ビアンカ

「今はこの島の50人近くの子達がリブレイターとしてもエクスターとしても、

 その力を発揮出来なくなってきてる。

 もしかしたら本当にあたし一人で1000人の子達の助けになってあげられるかもなんだよ? これってさ、かなりすごくない?」ニヒヒッ

 

猪名川 マナ

「ビアンカさん……」

 

 

……

 

猪名川 マナ

「そんなっ……いったいどこまで…!?」

 

理事長

『…直に島の入港口付近は占拠されると思っていた方がいいわ。

 今、神楽坂さん姉妹と満腹丸さんの三人が他のヴァルキリーの子達を

 引き連れて、所定の退避区まで移動を開始してくれているわ。

 港の方へは月影さんとヴァイオラさんと九頭竜さんの三人と先生達が対応に

 向かっているわ…』

 

猪名川 マナ

「っ……」ブルルッ…

 

ビアンカ

(……)クル…

 

スタスタ

 

猪名川 マナ

「…っ!

 ビアンカさんっ…!」タタッ

 

理事長

(……完全に私の失態だわっ……)

 

……

 

タタタタッ

 

猪名川 マナ

「ビアンカさんっ 港へはこの私が……!」

 

ビアンカ

「…マナちゃんは退避の方を手伝ってあげてほしいかな」

 

猪名川 マナ

「そ、そういうわけには行きませんっ……! 私だって……!」フルフル…

 

ビアンカ

「…だったら、こうしよう。 これで決めるの」

 

つo キラーン

 

猪名川 マナ

「……それは?」

 

ビアンカ

「これはあたしが小さかったころに、パパからもらったコインなんだ。

 ね、ゲームしようよ。

 このコインで表が出たら、あたしが港へ出張って、

 マナちゃんは三人と協力して、他の子達を避難させる。裏だったら配役は逆ね」

 

猪名川 マナ

「……」

 

ビアンカ

「いくよ」

 

ピーン…  パシッ

 

猪名川 マナ

「……あ…」

 

ビアンカ

「決まりだね。

 それじゃ、そっちは頼んだよ マナちゃんっ」

 

タタタタッ

 

 

猪名川 マナ

「…ビアンカさん……」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

昔、ママがあたしに聞かせてくれた話。

 

それは本当にあたしが小さかったときのことだったけど……

 

 

……でも、その小さかったときでもなんとなくはわかってる気がしてた。 ぼんやりとイメージできるくらいには……

 

 

 

そのつもりだった…………

 

 

 

 

修正

 

 

>>871

 

ロッソ

…両親から教わった、銃や剣を用いた体術系の身を守る術に関しては消極的だった。

 むしろ、当時は両親が教えるのを避けていた魔力の扱い方に対する関心の方が大きく、それをほぼ独学で学んだ。

 とある経緯より、トリッシュから継承した"魔剣スパーダ"を媒介にした魔力の扱いに長ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

ビアンカ

「……初めて会った……

 アンタたちがそうなんだ……」

 

 

 

でも、知らなかったな……

こんな気持ちになるんだ……

 

今、目の前にいる相手が…………

 

 

 

ビアンカ

(元々、"飛ぶ"のも"防ぐ"のもあたしよりロッソの方が得意だ……。

 あたしのスタンスじゃ、"その気"で向かってくる"人"に対しては不利だと思ってた…………でも……)

 

 

ビアンカ

「……これ以上、この島の子達に手を出すなら、あたしもやり方を変えないといけなくなるんだけど……っ」

 

 

 

同じ"人"のはずなのに…………

 

 

 

AAA兵士

「……」…チャキッ

 

 

 

ビアンカ

(っ…… もう、関係……ない……っ。

 相手は悪魔じゃないから……本気なんて出さなかったのに……)

「……変わらないよ、アンタたちっ……」ボソッ…

 

 

 

 

こんなにも……

 

 

 

 

 

↓焦れ巣

AAA兵士

「……怯むな。総員、構え」

 

 

 

ビアンカ

「……そっちがその気なら、こっちももう、そうするから……っ」

 

 

 

こんなにも許せない気持ちになるなんて…………!

 

 

 

ビアンカ

「……手とか足がなくなるくらいは…………覚悟してね」

 

 

 

 

……初めてだ…………こんな気持ち……

 

……憤りを抑えられない……

 

……あたしの中の、初めての衝動……

 

 

 

 

心に……こんなものが湧き上がってくるものなんだ……

 

 

 

 

 

↓焦れ巣

 

この島と、この島に住む子達、そして、攻めて来るAAAとか……全部の問題は、あたしにはまだよくわからない……

 

 

でも、初めて事情を聞かされたとき…………理不尽なんじゃないかな、って思った。

 

……勝手だと思った。

 

なんで? って……

 

 

 

……思い出すとまた、お腹の底から上がってきて、呼吸がつらくなる……

 

背中からも何か熱くなってきた。

 

 

 

 

……理不尽さと悔しさで…… なんだか、涙も出そうになってきた………

 

 

 

 

ビアンカ

「……フゥー……

 ……さぁ、いつでもいいし、どこからでも来なよ。 ……ここからは、一歩も通さないけど」

 

 

 

 

 

 

 




Tips: デビルトリガーの恩恵、本質。そして悪魔に近づく、悪魔性に触れるということの意味 *考察(オリセ)





・(生粋の)悪魔、魔性存在、あるいはそれに類するものへと昇華・変化した存在の寿命

かの伝説的英雄の大悪魔 スパーダ は2000歳を越えていたという。
これが生粋の悪魔である故か、他にも要因があるのかは人智の及ぶところではないのだろう。


・デビルトリガーの恩恵、(半人半魔なども含めた)悪魔としての特質

元々、デビルトリガーには
発現者のダメージを負った体を修復する能力(DMC4本編中のネロ/DMC3本編中のダンテ)や
消耗した体力を回復させるという能力がある(ゲームの基本仕様)。
また、デビルトリガーまで使用しなくとも、能力的に高位の者とまでなれば、
それに類するようなことも可能なようだ。


・悪魔的特質と不老不死の関係性

No Data…





                   N







Tips: 悪魔も恐れる四人の一家




ダンテ
…すでに父 "スパーダ" をはるかに超え、まさに真の生ける伝説の存在と化した最強のデビルハンター。
 魔界落ちした後、観光と称し、魔界の方々を巡った(DMC2以降)。
 その最中、そこに1年(人間界時間換算)ほど近くも居すぎたためと、???化多用のために実年齢と外見とが一致しなくなった。
 *2ンテのときの見た目から変化なし

 レディ、トリッシュと合流し、魔界からの脱出を試みるが、入ってきた道はとうに消滅していたため
 "別の"ルートから、人間界へ帰還した。


レディ
…トリッシュとの協力の甲斐あって、ダンテの人間界帰還を成功させた。
 この一連の事件の際、そのときの影響でレディ本人も肉体に変調が表れ、ダンテと同様に実年齢と外見とが一致しなくなった。
 このことを盾にし、またさらにこれまでのダンテの借金の件も合わせて畳み掛け、ダンテに責任を求めた。
 現在(KCxDMC 2~)は双子の母親でもある。


ビアンカ
…その立場上、必要なこととして幼少期よりロッソとともに自身の身を守る術の多くを両親から教わった。
 誇りに思う両親から、素直に、かつ積極的に訓練を受け、確かな実力を身に付けた。銃や剣の扱いに長ける。
 父 ダンテから譲り受けた、魔剣リベリオンは彼女の魔力量に比例して若干、短めである。二丁拳銃は母 レディから。
 
 名前の由来は魔界落ちしたダンテを手助けするためにレディとトリッシュが赴いた魔界にて、
 天国の頂、"至高天"において、ダンテとレディが見た天上の純白の薔薇から。
 かつて、その薔薇の"様相"にレディは見惚れた。
 ローザ・ビアンカ。


ロッソ
…両親から教わった、銃や剣を用いた体術系の身を守る術に関しては消極的だった。
 むしろ、当時は両親が教えるのを避けていた魔力の扱い方をほぼ独学で学び、
 とある経緯より、トリッシュから継承した"魔剣スパーダ"を媒介にした魔力の扱いに長ける。

 名前の由来は魔界落ちしたダンテを手助けするためにレディとトリッシュが赴いた魔界にて、
 地獄の最下層、"嘆きの川"において、ダンテとレディが会敵した大悪魔から。
 かつて、その大悪魔のマジの"ガッツ"をダンテは大層、気に入った。
 ドラーゴ・ロッソ。





                                                       Now Lo





ビアンカのシンボルは白い薔薇
ロッソのシンボルは赤い氷、赤い竜。
赤い竜、赤い炎がシンボル ロッソ

地獄の最下層、コキュートスにて氷付けにされている極限の大悪魔。原初のもっとも罪深き、裏切りの代償に。
その醜き姿は三面相。その三つ口には、ユダ、カインをかみ締める。
いつか現生の不浄の王国にて、その姿を現す。7つの首、尻尾。赤い竜の姿。




英才教育ちps入れる

ちps オリジナル

ビアンカ
年齢は15才。両親からの才能やら形質やらを大きく受け継いでいるようだ。
弟と共に幼少気より進んで"英才教育"を受けており、実力は中々のもの。
銃器の扱いよりもケンギに優れる。魔力の扱いはまだまだ雑。
銃器不利ゆえに弟の幻影けんに負ける 地頭・センスはいい

ロッソ
双子なので同じく15才。母親から受け継いだものが大きいが見た目は血の気の
せいか父親譲り。姉との実力さが大きいが、特殊な剣の恩恵を
大きく受け、カバーしているのが現在の状況。姉と違って魔力の扱いを
覚えるのが早く、現在は非常に器用に扱う。自身の魔力とマケンを触媒とした
幻影の剣を巧みに操る。ケンギでは姉には劣るもののこれには強い




その身分柄、強くあることは必定。

ビアンカ
幼少期より、両親の過保護的なまでの英才教育を受け、
また本人自身も能動的に、それに積極的にであったことも奏して、
13歳にして、才能の本領を大分開花させる。

13歳になりたてのころには両親から免許皆伝を受け、そのときに
リベリオンとレディが特別にチューンして使ってたハンドガンを送られる。

そのときに所持したリベリオンは使っていくうちに、ダンテが持っていたときよりも
長さが縮んでしまった(15歳になるときにまた少しだけ伸びるが)




*天国を上へ上へと登りつめる。
*至高天において、ダンテは、天上の純白の薔薇を見、この世を動かすものが神の愛であることを知る。



ロッソ
幼少期より、姉とともに両親の過保護的なまでの英才教育を受けるも
本人としては受動的で、それには消極的であった。

13歳の終わりに両親から免許皆伝を受け、そのときに
エボアボやコヨーテ・Aとカリーナアンなど遠距離系火気を主に過剰に送られるが、
すべて、辞退した。

訓練時代によく話し相手にもなってもらっていたトリッシュから、
彼女が管理保持していたスパーダソードを送られ、これだけは受け取った。
スパーダソードはロッソをよく補助し、守った。これを触媒使用することは
非常に効率がよく、ロッソの魔力を大きく助ける。幻影権も早くに獲得するにいたった。

トリッシュの影響を大きく受けている。
この魔力操作(スパーダから魔力補助を受けて?)は
ロッソの肉体的対術の武器にもなる。起用に魔力操作できるからだ。

体術などよりも、魔力操作系などの方に長け、そのスタンスが中心の戦闘スタンス。

"力"というものに対し、純粋に興味を強く引かれている。貪欲である。
体術よりも魔力に惹かれたのがそれだったりする。

"力"に関連するものであれば、オカルトやゴシップでも問わず、聞き及ぶ。
中二病真っ只中の最中。




神にあれだけ虐げられていたとしても、それでも反省などはなく
なおも神をにくみつづけるというその精神、信念の不屈さ、屈強さに
あやかって、ロッソに。ダンテは。

*裏切りの大悪魔
*氷付けのせいゆうたい、本体? ルシフェルが反応する。赤いドラゴンの姿。バスタード的。
*その者は、火を運ぶ者。爆発の力を操る者。


両親の境遇があってか、二人は基本的には溺愛されて育ってきている。
ビアンカにいたってはファザコン、マザコンである。仲が非常にいい。


ダンテ、レディのの不老不死

これにより、自身が誇りとしていた人としての性質や証明が失われた

そこで自分の子供にはせめて死ぬまで人らしくを望む
よって、ロッソビアンカを合わせて人の一生や、永遠の人間らしさを
子供たちのために、と願いを込めてこの名前を

あえて始まりの生を表す赤を、あえて終わりの死を表す白を
子供には名付ける(設定する
悪魔の血が、巫女の血が流れる我が子達。はっきりいってこの二人が
普通の人間として人生を生きていくということは不可能に近い至難のはず。
しかしながらそれでも、と強く願う。せめて短くも人としての一生を
始めから最後の最後まで人らしく生き、死ねることを何より願う。
ありふれた人としての当たり前の幸せを。
普通の、ごくあり触れた条件で常にフェアな状況を我が子達に。
決して半ば強制的な流れの末にレディに迫られ、
普通とは違う状況条件での人生の末で(双方が)恋愛結婚成就したことに不満があるわけではない、
というのは本人たち談ではあるが。。。(ダンテいわく。。。

古い細胞、老化というシステムもこのダメージにカウントか
老化が止まるシステムはこれか? dtの効能、dtの使用が長すぎたり過剰すぎると。。?
肉体の遺伝子まで書き換える?
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