やっぱりブラートかっこいい
では本編どうぞ
【ナイトレイド・アジト】
タツミside
俺は今日、姐さん(レオーネ)と任務をして先に帰って残りの舞弥、シェーレ、マインを待っていた。
任務終了予定時刻は既に経過している。
一番難易度が高いのはシェーレとマインだし、少し予定が狂ったのかもしれない。
たがそれで舞弥まで遅れているのはおかしい。
あの三人の実力は新入りの俺でもわかる。
シェーレは殺しの才能ならアカメ並みだし、マインも射撃の腕は悔しいがかなりうまい。舞弥もブラートとの特訓で腕前を見ている。
三人共かなりの手練だ。簡単にはやられはしない。
そうこうしているうちにさらに1時間が経過した。
さすがに遅すぎる。
しかも追い打ちを仕掛けるように雨が激しくなってきた。
皆もかなり不安なようだ。
俺も窓から外を見た。すると遠くから誰か走ってくる。
ここからでもよくわかるピンク髪のツインテールの少女が見えた。マインだ。
皆もそれに気付いたようで、急いで迎えに行ってる。
皆が外に集合するとマインとシェーレ、そして
頭から出血し左腕と左脚をダランとした舞弥がいた。
正確にはシェーレの背中にいたのだ。
舞弥はすぐに治療室に運ばれていった。レオーネとマインが舞弥の治療に付き添っている。
他のメンバーはシェーレから何があったかを聞いていた。
シェーレによると
任務を終え帰還中に激しい轟音がして、その場に駆けつけた時には既に戦闘が始まっており、舞弥が戦っていた。
相手は恐らく舞弥が以前報告していた、帝具使いのセリューだそうだ。
そして、舞弥が技を外し、後に回られたところを助けその後舞弥は気絶したそうだ。
だがそれでも相手はしつこく狙ってくるそうでエクスタスの奥の手で逃げてきたそうだ。マインも腕をやられたそうだが幸運なことに死者はでなかった。シェーレいわく、舞弥が相手の精神力と体力を削ってくれたおかげだそうだ。
話を聞き終わると丁度マイン達が戻ってきた。
どうやら治療は成功しているがそれでも2週間は動けないそうだ。マインも少しの間戦線に戻れないそうだ。
マインと舞弥をここまでやった奴絶対に許さない。
俺は更に強くなることを決意した。
俺がみんなを守れるように
side out
【帝都・???】
セリューside
「人体改造をさらにするのぉー?」
「はい!悪を滅ぼすためならなんでも!」
「わかったわぁー、スタイリッシュな私に任せないさい!」
(次こそは地獄に落としてやるぞナイトレイド!!)
私はドクターの元に訪れ、ある頼みごとを天に向かって決意する
side out
【白い部屋】
舞弥side
私が目を覚ますとそこは知っている場所だった。
神様の部屋だ。
どうしてここにいるのかと記憶を思い返すとシェーレを見てから気を失ったんだ。
ここに戻ってきたということは死んだということか。
「まだ死んでおらぬよ」
「!………神様!どういうことですか?」
「少し意識をこちらに戻しただけじゃ、念の為知らせるためにもな」
「知らせるため?」
「うむ、お主に封印した力が解けかけてるのじゃ」
「封印が?どうして?」
「わからぬ、だがまだ先のことじゃ。まだ気にしなくても良い」
「そう、わかった」
「うむ、ではあっちの世界へ意識を戻すの」
「うん、またね神様」
そして私は再び意識を失った。
目が覚めるとそこは知っている風景。
私の部屋だ。どうやらアジトに戻ってこれたらしい。
シェーレとマインには感謝しないと。
私は体を起こそうとするが左腕と左脚が痛む。
よく見ると包帯を巻かれており、頭にも巻かれていた。
しかもまだ新しい。触ってみてもわかるが血の色が包帯についてはいない。
突然ドアが開いた。
入ってきたのは私を助けてくれた本人のシェーレだ。
「おはようございます。気分はどうですか?」
「うん、気分はいいよ。体は痛いけどね」
「まだ無理しないでくださいね、朝食の林檎を持ってきましたよ」
「ありがと」
私は林檎を食べ終え、皆が集合してる所へ向かった。
といっても今いるのはナジェンダ、シェーレ、レオーネと私だけだが。タツミとブラートは修行、マインとラバックは帝都で情報収集してるそうだ。
そうこうしているうちにいつのまにか昼食の時間になっていた。
どうやら今日はマーボー唐揚げ丼らしい。
マーボーはマーボー、唐揚げは唐揚げで分けてほしいものだ。どうやら私以外(マインは知らない)は肉食系の女子が多いそうだ。ラバックもこれには気落ちしている。
私は当然こんな量の昼食を昼には食べれないため、アカメに半分以上消化してもらい、林檎を切って食べている。
「相変わらずあまり食べないんだな舞弥ちゃんは」
ラバックが私の食べる量を見て尋ねてくる。
「私は小食だからね、それに今はあまり食べたくないの」
「怪我もしているんだ栄養はとったほうがいい」
「そうだそうだ。ただでさえ細い体してるんだし食べなきゃ損」
「………俺としてはその細い体であそこまでの強さを持っていることに驚きだよ。」
皆も私のことを心配してくれているらしい。
私はそれが少し嬉しかった。
「マインありがとね、来てくれなかったら私どうなってたか」
「気にしなくていいわ、これも先輩の務めよ」
少し照れくさそうにしているのは気にしないほうが良さそうだ。
「にしてもそのセリューって奴は強いのか?」
「確かにセリューは強いけど、やっぱりあの生物型の帝具のほうが脅威だね。核を壊さない限り、斬り刻んでも、穴を開けまくっても直ぐに再生してしまうからね。それと奥の手は『狂化』らしいよ、『強化』というよりも凶暴で力も速さも段違いに上がるからね、それと狂化する時に咆哮をして相手の動きを一瞬止められるから耳栓必須かも」
「なるほどな、生物型か。確かに厄介だ。皆もそのセリューと言う奴に注意しておいてくれ」
『了解!!』
「それとだ。北の方でチョウリという内部から国を変えようとした、元大臣だった人が大臣によって殺された。目撃証言や死体の切り傷などから犯人はエスデス将軍の部下の三獣士と断定された」
「エスデス将軍……………確か帝都でブドー将軍と並ぶ強さを持つ氷の力をもつ帝具の人ですよね」
「あぁ、あいつのことは私がよく知っている。ここにいる数人はもしかしたらても足も出ずにやられるかもしれない」
(そこまでの強さなのか………もはや人ではないのでは?)
私はそう思いつつ話の続きを聞くことにした。
「次に狙われている良識派の大臣はすでに判明している。今回は3チームに別れて行動する。まず、アカメとラバック、ブラートとタツミそして舞弥、レオーネとシェーレは帝都に戻ってきたというエスデスの情報を調査だ。舞弥はまだ戦闘に支障は出るがそれでもマインよりかはマシだ、だからお前には二人のサポートを頼む。」
「あまり無茶しないでくださいね、舞弥はまだ怪我人ですから」
「わかってるよシェーレ、でも大丈夫」
「タツミ達は竜船という船に乗って紛れ込んでもらう、丁度いいしタツミはこの白いタキシードを着るといい。舞弥はこの黒いドレスだ。髪と正反対で良いだろうからな」
(黒でドレスってどう考えてもゴスロリ………)
私の産まれるはずの世界にはゴスロリというものがあり、神様にも何度か着せられた為なれてはいるがそれでも自分から着たいとまでは思わなかった。
「了解。なるべく参加はしないで危ない時だけ力を貸せばいいのね?でも期待はしないでね。今の私だと実力は十分に出せないから」
「わかっているなら良い。では解散!」
私達はみなそれぞれの部屋へと戻る。
私も前回の戦闘で手入れをしていないのを思い出し、急いで部屋へと戻る。
刃こぼれもしていない刀、だが手入れを怠れば名刀ではなくなる。エクスタスのように全ては斬れないがそれでも大抵の鉄なら斬れる。
私はその日は夕食を食べ早めに風呂に入り寝ることにした。
(……………もしかしたらこの先の敵は上位技を使わないとダメかもしれない。舞風神童流の下位の技は何発もうてるようになっておかないと。私はまだまだ強くならなくちゃいけない。)
そんなことを思いつつ胸に決心し意識を手放した。
読んで頂きありがとうございます。
ストーリーの通りに進めるためにも
タツミはインクルシオ入手ルートにします