文化祭があり仕事沢山!
リーダーだからって頼られまくりで困ります
コミュ症なので厳しい(T_T)
では本編どうぞ!
【竜船・甲板】
タツミside
俺は今次の標的にされている人が三獣士に狙われているらしく、俺は白いタキシードを着てその標的にされている人物をみるが護衛や、一般人の肉の壁の中にいるのでそう簡単に手出しはできないだろう。
それにしても港を出発して少し経ったが周りは一面の水だけだ。このまま何事もないといいんだと思うばかりである。
(おっと、兄貴にも油断大敵って言われたばかりだし、気を引き締めないと……………そういえば、舞弥は船内の会場にいるんだっけ。ドレスを着た時凄く綺麗だったからおそらく人の壁に阻まれてそうだな)
俺はそう思いつつ会場へ行ってみると案の定舞弥は人の壁に囲まれていた。手に持っているグラスは既に空になっていることから小一時間は解放してくれなかったんだろう。
兄貴いわく、目立ってくれてるお陰でインクルシオを装備する時間が減るそうで助かっているらしい。
突然舞弥はこちらに向けてアイコンタクトで助けてと言ってきているがあの中に行くのは流石に目立つ上に自殺行為だろうと思い気づかないふりをすることにした。
どうやら舞弥もそれに気づいたらしく笑ってこちらを見てきた。いや、正確には顔は笑っているが心は笑っていないと言うべきだろう。
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
すると突然どこからか音が聞こえてきた。
「っ!………一体なんだ、これ?頭がフラフラする」
俺は急な脱力感に襲われた。
周りを見ると大勢の人が地面に倒れていた。
だがその中でも一人だけ自分と同じように頭をおさえながらも立っている舞弥がいた。
「タツミくん………平気?」
「平気とは言えませんが、このくらい立てます、とりあえず外に出ましょう」
「えぇ、了解」
俺と舞弥は甲板に出たがそこでも音色は聞こえた。
すると突然後ろから足音が聞こえてきた。
そこには俺一人分だろうか?それぐらいの大きさをもつ斧を持った大柄な男がいた。
「これは驚いた。まさかニャウの笛を聴いて立っている奴が二人もいるなんてな。こりゃいい経験値になりそうだぜ」
男がそう言うと急に音が止み男はこちらにものを投げてきた。それは俺の剣だった。何故わざわざ敵に武器を渡すのか疑問に思ったが相手が勝手に答えてくれた。
「お前と戦って経験値を貰って俺はさらなる高みに昇る為だ、にしても譲ちゃんの方の武器は見当たらなかったがもしかして一般人だったか?」
「……………いいえ、武器ならここ」
すると舞弥はドレスの下に手を伸ばすと刀が2つ握られていた。どうやら、背中に隠していたようだ。
「へぇ、中々面白いじゃねぇかそっちもいい経験値になりそうだっ!!」
そう言うと急に男は斧を2つに分けて俺に投げてきた。俺は咄嗟に上に飛んで回避する、が男が急に笑うのに気づき後を向くと斧の片方がこっちに向かって飛んできていた。
俺は咄嗟に回避しようとするがまだ脱力感が残っているのか完全に避けきれずお腹に少し食らってしまった。
「っ!」
「タツミ!」
「驚いただろ?これが俺の帝具『二挺大斧ベルヴァーク』!これは中距離にも対応している帝具だ!ほれもう一丁!」
するともう一度俺めがけて投げてきた。
今度は楽に避けれた。そしてこちらに戻っきた。
ならばと行動に出る
「ならテメェに当ててやるまでだ!自滅しやがれ!」
あと5mと言ったところで横から突如衝撃が走った。
「バカヤロウ!相手が待ち構えているのが見えなかったのか!」
その声の主は兄貴だった。
よく見ると舞弥がこちらに飛んできたはずの斧を地面に叩きつけていた。
今回は二人に助けられたようだ。
「へー!ニャウの笛の音を聞いてここまで動ける奴がいるとはな!」
「俺の熱い魂の前にはそんなの効かねぇんだよ」
「なるほどな痛みで無理やりか、こいつは凄ぇ経験値を持っていそうだぜぇ!」
大柄な男は兄貴めがけて突っ込んだ。
いや他にも2人さらに兄貴めがけて突っ込んでいる。一人は老人とは思えないは速さで来て、もう一人は小柄が納得できる程のスピードで迫ってきていた。三人共完璧なタイミングこれは流石に兄貴でも………
と思っていた時期が俺にもあった。
兄貴は一瞬でインクルシオを纏い老人と小柄な男を突き飛ばし、大柄な斧を持つ男を両断した。
一瞬の出来事に俺は声も出なかった。
(これが兄貴の実力!早すぎてよくわからなかったけど凄く強ぇ一度で三人を倒すなんて、最強なんじゃ)
「見たかタツミ、それに舞弥!これが俺の実力だ。帝都では100人斬りのブラートって呼ばれてたからな」
「さ、流石兄貴だぜ」
「……………」
俺は凄さに驚きながらも答えるが舞弥は無言のまま顔を伏せていた。
「正確には128人だ」
すると横から突如声が聞こえた。
その主は先程兄貴に突き飛ばされた老人だった。
「これ程の実力になるとはな、流石ブラートだ」
どうやらこの老人は兄貴のことをよく知っているそうだ。兄貴の元同僚かと思ったが大事なのはそこではない。
インクルシオは並の武器で叩けば逆に折れたり曲がったりするのだ、ならそれを人体にぶつけたらどうだろう?鉄さえ曲がらせたり折ったりするのだ。
だがこの男は無傷でまるで何事もなかったかのような動きでこちらに歩み寄ってきたのだ。
これだけでも相当の実力者だと言う事がわかる。
チラっと横目で二人をみるが舞弥は少し警戒をして刀を抜いている。
兄貴は驚いた顔をしている。
といっても鎧があり素顔が見えないため恐らくだろうが。
だがその答えはどうやら正解だったようだ。それは俺にとっても信じられなかった。
「………リバァ将軍」
(将軍!?それにこの人恐らく兄貴の言ってた人なんだよな!?)
それは兄貴が甲板で話してくれた過去の話に出てきた上司の人だろう。
それに兄貴曰くかなりの実力を持つ人らしい。
「タツミ、舞弥お前らは手を出すなよ、それにお前らはそっちだ」
兄貴はボソッと言ってきた。
「仲間として再開したなら杯を交わしたかったが敵として現れたなら斬るだけだ」
「フッ、それはこちらとて同じこと。ゆくぞブラート!」
二人は同時に地面を蹴る。
俺は後ろから近づいてくる相手に視線を向ける。
「いててて、少し効いたよ。どうやら僕の相手は君たち二人のようだね、男の方には興味はないけどそっちの君は僕の好みだよ」
小柄な男は俺から視線を外すと舞弥の方を見た。
「僕の人皮コレクションにね!!」
小柄な男………ニャウはこちらに向けて地面を蹴った。
side out
舞弥side
私は先程のブラートの戦いで実力を見れた。
だがそれでも本気は出していない事がよく分かる。
ブラートが本気を出せばこの船は確実に沈んでしまう。勿論私の舞風神童流と月島流の一部の技も沈めてしまう。
それに今度は私の皮を剥ぐとか言ってくる男までいるし、帝都には人体の一部をコレクションにする人が多いのではないかと疑問に思ってしまう。
だがそれでもよく分かる。こいつは少し違う。はっきり言うと首斬りザンクなどが霞んでしまう強さだ。
それに加え私は笛の音が綺麗に聴こえて一瞬意識が遠くほど体調が悪い。それに一部の技も船の上では使用不可。
これほど最悪なことはない。
これも恐らくブラートを警戒した罠なのだろう。
相手には相当な軍師がいるのだろう。
といっても恐らくあの老人だろう。
ブラートが鍛錬中に強いと言っていたことから簡単には倒せないだろう。
それにこの前にいる男、恐らく本気ですらない。
何か引っかかるなと思い私は集中することにした。
帝具を持ってない私とタツミではどこまで行けるかわからないがやるしかない。
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三獣士は前編後編とアニメと同じく分けます