そして皆様にお礼があります。
いつの間にか自分の小説の評価バーに色がついておりとても嬉しいです。正直青でもないよりいい!と思いつばなーと思って始めたのでオレンジ?か黄色?の色を見た時は唖然してしまいました。
えぇっとともかくありがとうございますm(__)m
では本編どうぞ!
【帝都・処刑場(仮)】
舞弥side
「っ………!このっ!いくらなんでもタフすぎでしょ!?なんで溝を貫通させられてまだここまで動けるの!?」
「この程度でやられる私ではない!」
今の状況はというと、私が鎌を突き刺した時、殺ったと確信したがそこでブドー大将軍が自分自身に雷を流し私に感電させようとまでしてきた。
私はとっさに鎌を引きぬき距離を取ろうとするがブドー大将軍はすかさず斬ってきた。
正直無茶苦茶速い。
『雷神』と言われていたのが納得できる。
(………強い!……………でも、速さなら)
「くっ!」
(ジュリウスの方が上!)
ブドー将軍の攻撃を躱して私は右肩を斬った。
切断とまではいかなかったうえにおそらく骨にすら届いてはいない。
電流で神経を無理矢理繋げられれば筋肉や神経を斬っても意味はない。
ある意味私の技が効かない相手でもあるのだ。
それにこっちにはもう一つ絶対に負ってはいけない条件がある。それは『流血』しないことだ。
水は電気を通す。否………簡単に言えば純水は電気を通さないが不純物を含む水なら通すが正しい。
ならば血液ならどっちだろうかは思いつくはずだ。
そう………電気を通してしまう。
それも内部から電撃を浴びるなどしてしまえば絶命は免れないだろう。
「………これで貴方自身が電気を纏うことはできませんね」
「……………ほぉ、よく知っているな」
「えぇ、貴方をよく理解している人から得ましたから」
「………!………そうか………ジュリウスか。あの男も哀れだな。我ら『雷神』と『風神』は1000年帝国を守ってきた由緒正しき家系なのに、奴はそれを捨てて反乱分子にまで成り下がってしまった。奴が帝国に不安を抱きそれを変えようとしたのは私にも十分に理解できる」
「っ!ではなぜ?あの人の家族を殺したんですか?」
「仕方のない犠牲だよ」
「仕方の………ない?」
「あぁ、我ら『雷神』と『風神』は代々王に使えているわけではない。帝都に忠誠を誓っているのだ。例え帝国が愚かになろうがそれは結局は仕方のないこと。いつまでも良い国が続くことはない。それは各地の歴史が記している。人間は愚かなのだ。自分より下の存在を確認できないと不安で仕方がない。そしてそれを見つけることで快楽を得る。だがこれは人間の本能ならば当然のことなのだ」
「……………その当然のことだから仕方ないと…」
「そうだ、君もそうだろ?」
「……………そうですね、そうでした」
確かに人間は愚かだ。
それは神の部屋の本棚の歴史にも書いてあった。
人々は己の私欲のために戦争を起こしたり、蔑んだり、挙げ句の果てには殺しもしている。
それは私も同じなのかもしれない。いや同じなのだろう。自分たちにとっては正義の行動だとしても一部からもしくは相手から見れば悪に変わる。
それだけではなく時代によっても変わる。
今の帝都がその例だろう。
昔は民にとって良い国だったのかもしれない。だが今では一部にしか幸福は与えられていない。
しかしだからこそ革命が必要なのだ。確かに愚かな行為なのだろう。
だがそれだから全てが否定されるのか?
それはーーーーーーーーーー否だ
「だろう?君はこちら側に来るべきだ」
ブドー大将軍は私にこっちにこいというように手招きをしてはいないがそれは伝わってきた。
だが私には一言で十分だ。
「………冗談は口だけにしてください」
「なに?」
「私はナイトレイドの1人………それ以外でもそれ以上でもありません。いずれは良い国になる?それはいつですか?1年後?10年後?100年後?………そんなに人は待てないし絶対ではないです。そして国民たちの我慢は限界なのです。だから今変える必要がある。それに今の私には力があります。だからジュリウスのためにもナイトレイドの皆のためにも国民のためにもそして………私自身のためにも貴方を………倒します!」
「結局は貴様も愚かだということか………よかろう。このブドー大将軍と帝具《雷神憤怒・アドラメレク》が貴様らを葬ってやる」
「改めてナイトレイドの1人舞弥と帝具《闇黒創造・シュヴァルツリーパー》が貴方を倒します!」
side out
舞弥が宣言したあとブドー大将軍が攻撃を仕掛けた。
電撃を舞弥へと三方向から放つ。
舞弥はそれを自らの影を操り半円球を作り守る。
そして雷撃が止んだと同時に半円球の影からいくつかの黒い槍を創り出しブドー大将軍にむけて放つ。
しかしそれは軽く左右にステップすることによって躱される。傷を負っているとは思えない身軽さだった。
(………やっぱり骨を断たないと駄目ですね。いくら神経を斬っても電流を流して動かされる上にその状態はいわゆる全身スタンガン状態。触れるだけでこっちは体が痺れますね)
舞弥は相手のことを考えつつ行動を限定する。
接近戦と遠距離戦どっちが有利かといえばブドー大将軍だろう。雷なんて目に見えた時には直撃してる。それくらいの速さだ。そんなのを避けるとはもはや人間ではない。
だから行動を絞る。だがそれはブドー大将軍も同じだった。
(………私の肩を斬った時やつからは何も感じなかった。気配を完璧に消すなど相当な手練にしか不可能。だがそれなら今も消すこともできるはずだがそれはない。………となるとなにか条件があるのか?………だとしたらあの帝具だろうな。だが今のとこ奴が見せてる技は致命傷になりゆる技が一つもない。もしやそれ程威力はないのかもしれない…………ならば!)
「っ!はああぁぁぁ!」
ブドー大将軍は舞弥が中にいる黒い半円球にむけて電気信号で身体能力のリミッターを解除して重い突きを放った。その速度は通常の人ならなにか通った?と疑問にするレベルの速さだった。つまり視認すら難しい速さだった。
強烈な一撃が半円球に響いた。
そしてその黒い半円球に一瞬にしてヒビが入り壊れた。
「これでーーーっ!?」
だがそこには舞弥がいなかった。
(一体どこに!?眼を離したことはなかった!ならばなぜ!?)
しかしそこで違和感に気づく
妙に右肩が軽い。リミッターを解除したのだから普通だと思ったが違った。左肩は重さがある。
ブドー大将軍は自分の右肩を確認する。
そこには右肩はなかった。
代わりに大きな鋏があった。
「ぐうおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「敵は舞弥だけではないですよ」
ブドー大将軍が振り向くとそこにはシェーレがいた。そしてその横には舞弥がいて大きな鎌が地面に刺さっていたーーーーー否、シェーレの影に刺さっていた。
「ぐうう!!どうやってまた気配を!!それにシェーレまでもが気配を消せるなどと!!」
「ヒントをくれたのは貴方ですよブドー大将軍」
舞弥は激痛で苦しんでいるブドー大将軍に哀れな目を向けながら口にした。
「なんだと!?」
「私の帝具は影を操ることができる帝具です。その中では私のあらゆる殺気や感情は感じることができません。そしてそれは影を操っている相手にも有効です」
「私自身驚きでした。いきなり前に舞弥が現れて危うく敵だと思って両断するとこでした」
シェーレはその時の内心を語っていた。
となりで両断される絵を思い浮かべて青い顔をした本人がいることなど気づかずに。
「なるほど………そういうことか………しかしこれで私の勝ちだ!!」
ブドー大将軍は突然何かを言ったかと同時に発動したーーーーーーーー奥の手を
「喰らうがいい!!奥の手ソリッドシュー「ドォーン!!」ゴホォ!!」
だがそれは一つの光線によって妨げられた。
「………シェーレが言ったはずですよ。敵は私だけではないと」
舞弥は視線をブドー大将軍の少し上を見る。
そこには帝具パンプキンを構えいつでも撃てる準備をしていたマインだった。
「ゴホォ!!なるほど………私が………油断して………いたのか……ゴホッゴホッ!!」
「私達は一人じゃない。だからこそ勝てる。多数が卑怯かもしれないでも馬鹿正直に一人で殺っても愚かな行為の時もある。だからみんなで戦って生き残ることを選んだわ」
「フフッ………見…事………」
そのままブドー大将軍は地面へと倒れた。
それを、遠くである男は気づいたのかもしれない。
また更新が遅れる予定です
↑おかしい
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