真剣で私に恋しなさい!S 面倒臭がりやの転生者    作:慶次

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やばいテンションが上がらん






Mission 14

若獅子タッグマッチトーナメントも2日目。

今日は準決勝、決勝、エキシビジョンの計3戦行われる。

昨日は帰り際にはとっとと終わらせたくてイライラしていたので、こんな面倒なことに借り出したマリアにベッドでO・SI・O・KIした。

気絶しても、何度も快楽で起こし、部屋の時間を早めたり、お預けしたり。

そんなことを何度も繰り返して、落ち着いてきたので解放してあげた。

 

そんな事があって現在控え室。

今は控え室のモニターで知性チーム対大江戸シスターズの試合を見ている。

試合開始直後、燕がマルギッテに向かい、クリスは大和の方に向かう。

 

 

「アルトリアはどっちが勝つと思う?」

 

「実力でいえば大江戸シスターズだと思います」

 

「だろうな、俺もそう思う。けど相性は最悪なんだよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ああ、絡め手と直情型だからな。なにか考えてることもあるだろう」

 

「なるほど」

 

 

試合を見ながら話す。燕とマルギッテは激しく戦い、大和とクリスは大和が逃げに徹して時間を稼いでいる。マルギッテは眼帯を外しての全力モードだ。

大和は逃げに徹しているが、ただ逃げているのではなく、さりげなく燕の方によっている。

 

そしてクリスがそれに気づかず、大和にレイピアで強烈な突きを繰り出そうと駆け出した瞬間に、九鬼が用意した試合用の弾の入ったハンドガンを腰から取り出して撃った。かろうじてクリスは弾を回避したが、駆け出した直後だったので前のめりになる。

大和はその間に燕の方に牽制としてハンドガンを撃ち、マルギッテの動きを一瞬止める。その一瞬の間にクリスのほうに移動し、スキをついて気絶させる。大和はマルギッテに撃ち続けて時間を稼いでいた。

 

 

「まあこんなものか」

 

「どうかしましたか?」

 

「いや、何かしらの作戦はあったと思ったんだか、見る限りその作戦も平凡だなと思っただけだ」

 

「知性チームは戦闘できるのが1人しかいませんからね。相手が実力者だと作戦もたてずらいのでは?」

 

「それもあるだろうな。基本大和が時間を稼いでってのが基本だろうな」

 

「私たちにはあまり意味がありませんね」

 

「だな」

 

 

試合は知性チームの勝利で終わり、4人が控え室に戻ってくる。

 

 

「ギリギリだったな、燕」

 

 

ポカリのペットボトルを放り投げ話しかける。燕はペットボトルを掴み、半分ほど飲み干す。

 

 

「ふー、おいし。飲み物ありがと」

 

「気にするな。で?次に俺たちと当たった場合の切り札は用意できたのか?」

 

「…………」

 

「その様子だと調べても意味がなかったようだな」

 

「……もう、ホントに神上さんは何者なんですか?謎が多すぎます」

 

「そう簡単に自分の正体をバラすわけがないだろう。気が向いたら話してやるよ。じゃあ決勝でな」

 

 

ヒラヒラと手を振りながら控え室を出る。言質を取ろうとボイスレコーダーを隠していたがぶっ壊しておいた。

さてパパッと終わらせるか。

 

 

舞台上では義経たちと対峙している。観客たちは試合開始を今か今かと待っている。そして、司会の田尻がマイクを構えた。

 

 

《さあ、これまで圧倒的な実力で勝ちあがってきた両チーム!決勝に進むのはどちらになるのでしょう!それでは準決勝第2試合レディィィゴォォォォォ!!》

 

 

試合開始の合図とともにアルトリアは義経に向かっていき、義経は最初の一撃を迎え撃った。京はこちらに目を向けたままじっとしている。

 

 

「どうした撃ってこないのか?」

 

「与一の撃った矢を斬撃で切裂く人に撃っても意味がない」

 

「へ~わかっているなら話は早い。そこでアルトリアが義経を倒すのを見ていろ」

 

「断る。スキがあれば撃たせてもらう」

 

「ご自由に。構えた瞬間斬らせてもらうけど」

 

 

そこで会話を切り、アルトリアと義経の戦いに目を向ける。っと、さっそく矢をつがえたので斬撃を飛ばして矢を切裂く。なにやら驚いているが予告は出したぞ?

アルトリアたちの戦闘は終始アルトリアが押していた。よくよく考えればこうやってアルトリアの試合を見たのは初めてだな。

 

見れば実力の3割も出してはいない。顔も無表情だし。っとまた京が射ろうとしたので斬撃を飛ばしておく。つがえて、引いて、射る、という行動にはコンマ数秒の硬直時間があるため、見えなくても、相手が移動しながらでも、気配を消しても俺にはほとんど意味がない。しかし、こんなことして旅行に行くくらいなら自腹で行ったほうが全然ましだな。

 

そんなどうでもいいことを考えているとアルトリアがチラリとこっちに目線を向けた。もういいんだろう。

 

 

「それじゃあ椎名京」

 

「…………」

 

 

京は無言で、右足を引いて拳を握り徒手空拳の構えをとる。

 

 

「Good Dreame(よい夢を)」

 

「あっ!」

 

 

京が声を出したときには俺は京の後ろにおり、京はゆっくりと倒れていった。

アルトリアも義経を倒していた。やれやれ、やっと決勝か。

 

 

《そこまで!勝者カオスチーム!》

 

 

ワアァァァァァ!!!と観客がいっせいに沸く。

 

 

《なお決勝戦は15分の休憩の後行います。観客の皆さんはしばしお待ちを》

 

 

そういって田尻は舞台を下りていった。

 

この茶番も後2回で終わる。でもエキシビジョンどうしようかな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







さてホントエキシビジョンどうっすっか



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