さて、黒歌が来てから数年が経ち鋼夜達は今日も変わり無く仕事に励もうとしていた。が、そんな中..鋼夜は
「黒歌~....暑い離れろ....」
「鋼夜とくっつくと落ち着くにゃん。だから離れるのはいやにゃ」
鋼夜は正面から黒歌に抱きつかれていた。
「はぁ....」
あれからはぐれ認定を解除された黒歌はそのまま鋼夜達の所で働き始め高校生ぐらいにまで成長した。黒歌の主な仕事は術式解除や結界の設置である。
「あんなに可愛かった黒歌がこんなビッチになるとはな....」
そう言う鋼夜の目線の先には豊満なバストが写っていた。黒歌は服装は昔と同じ黒い着物だが胸の所は大きくはだけさせていて胸の上半分をさらしている状態だ。
「ビッチじゃないにゃ‼男は鋼夜にしか興味ないにゃ‼ !?」
黒歌はそう言うとしまった口を滑らせたと顔を赤めて恥ずかしがった。鋼夜はニヤリと笑い、恥ずかしがっている黒歌の顔を面白がりながら黒歌の頭を撫でていた。
「なぁ....アイツらその内絶対にやるよな」
「そう下世話な事を言うな、焔。だがしかし既に関係を持っているかもしれないな」
「宗先輩までそんなことを言うのはやめてくださいよ....本当にそうなるかも知れないじゃないですか」
その二人のやり取りを眺めながらそう話していた。
(ヤバイな....家で酒を飲んでいた時につい流されて関係を持ってしまったなんて言えないぞ....)
この義兄弟はマンションに各自に一部屋、サーゼクスから支給されていて黒歌は鋼夜の部屋に保護されてからずっと住んでいる。その為、鋼夜が思っている事が起きてしまったのである。まぁ、その関係を鋼夜は嫌ってはない。だが隠そうとしても黒歌が顔を真っ赤にしているのでバレているのだが....
「邪魔するよ?」
「邪魔するぜ」
そんな零課に二人の来客が入ってきた。一人は上司であるサーゼクスもう一人は....
「堕天使のリーダーは暇なのか?アザゼル?」
「そんな訳あるか。お前らに仕事を頼むために来たんだよ」
堕天使のリーダーアザゼルである。アザゼルと零課の関係ははっきり言って商売関係だ。アザゼルは零課に戦争の原因になりそうな逸脱した行動を取った堕天使の捕縛または殺害を依頼し成功報酬として零課に人造神器や金を渡す。この関係を零課ができた当初からアザゼルと零課は保ってきた。
「また来たって事は、またか?今度はどいつだ?」
「こいつらだ」
アザゼルそう言うと机の上に三枚の写真を置いた。写真の下の余白にはご丁寧に写真に写っている奴の名前が書いてあった。
「今回は捕縛又は殺害を依頼したいのは三人。名前はレイナーレ、カラワーナ、ドーナシーク。こいつらはサーゼクスの妹が管理している駒王市に堕天使四人で侵入しとある教会を追放されたシスターの神器を抜き取ろうとしている」
アザゼルはそこまで話すと追加で写真を一枚置いた。そこには金髪のシスターが写っていた。
「こいつがそのシスター、名前はアーシア・アルジェント。神器は
アザゼルの問いに焔が手を上げた。
「侵入した堕天使は四人いるんだろ?。ターゲットの三人は分かったがもう一人は誰なんだ?」
焔の問いにアザゼルはまた一枚の写真を置く。
「ミッテルト。こいつはレイナーレ達の動きを探るために入れたスパイだ。こいつには後ろから追跡された際に路地裏に入り追跡してきた相手が「賢い烏」と、言ってきたらそいつに従うように言ってあるこいつを見つけたら後ろから追いかけろ。他に質問は?」
アザゼルの質問に手を上げるものは居なかった。
「それじゃあ私が来た理由を話そう」
今度はサーゼクスが話し出した。
「この零課を駒王市に移転する。情けない事だけど駒王市を管理する悪魔、リアス・グレモリーは私の妹なのだがリアスに変わってからはぐれ悪魔の被害が増えている。これを由々しき事態と判断し零課の移転を決定した。君達の荷物等は既に新しい生活拠点に運んだ。ただ今より駒王市に移動してくれ。拠点の場所は鋼夜の携帯に後で送る」
「了解だ。全員移動するぞ」
そう言って全員が立ち上がり鋼夜がドアに手をかけたと時
「言い忘れた。もしリアスが私の指示と言っても聞かなかった時は公務執行妨害で逮捕しても構わないよ。あの子は気が強いから少しは学習して貰わないといけないからね。リアスの眷族の実力は君達には及ばないだろうから大人しくさせてくれるだけで頼むよ」
そうサーゼクスが言った。
「了解だ。そんなじゃじゃ馬には出来れば会いたくないけどな」
鋼夜がそう言いながら苦笑いすると皆も同じく苦笑いを浮かべながら部屋を出ていった。
こうして彼らは駒王市に向かうのであった....
要望があればキャラ設定集を書きます。見たい方はお気軽に言ってください。
誤字脱字があったら教えていただけると幸いです