俺はこの世界で野菜を育てる!   作:叢雲 狛

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1章第3 野菜が嫌いでも食べれる料理

「任せろって言われてもなぁ・・・。お前、飯作れんのか?俺がガキの頃は作れなかったぜ」

 

「おうおうジゴさんよぉ・・・。俺は野菜育てるのも上手いが飯作んのも上手いんだぜ?まぁこのキッチンの食材と道具は使っていいってラフィーさんから言われてるしな。野菜はトマト、トウモロコシを使って一品と飲み物、キュウリとキャベツで二品ってとこか・・・。よし野菜が嫌いな子供でもぺろっと食べちゃう野菜料理・・・作っていきますか!ジゴはトマトを洗ってトウモロコシの皮を剝いてくれ!」

 

「おう分かった!」

 

「洗ってくれてる間に俺は生地作るか・・・。えっと水とドライイースト、強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、オリーブオイル・・・というかドライイーストとかベーキングパウダーなんて存在すんのか・・・?」

 

探すこと五分弱、きれいに整理された棚にそれらはあった。

 

 

「・・・まじかよ全部そろってやがる。食材に関しては全く日本と変わらねーな・・・。」

 

「洗い終わったぞー」

 

探してる間に終わったみたいだな。なら先に野菜から始めていくか・・・。

 

「ありがとう。そこ置いといてくれ。あとキャベツとキュウリを洗ってキャベツは千切り、キュウリは輪切りは切っといてくれ」

 

「わかったぜ」

 

じゃあまずトマトのヘタを取り、半分に切ってから半月切りにしてトウモロコシは蒸して粒をとる。

次は生地作りだ。水をコンロ?で30秒ぐらい温めてそこにイーストを入れて混ぜる。その後に強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、オリーブオイルを入れてフォークで混ぜる。まとまって来たら今度は手でこねる。その後粘土のようになった生地、そうピザ生地を丸く伸ばしフォークで穴を開ける。

その後、ピザ生地に冷蔵庫に入ってたケチャップを生地に満遍なく塗ってその上にスライスしたチーズ、先ほどの切った野菜たちを乗せて胡椒、バジルを乗せて予熱したオーブンに入れ、様子を見ながら15、20分ほど焼く。いい感じに色がついてきたらトマトとトウモロコシのピザの完成だ。

 

「おっなんだこの食い物は!いい匂いだし初めて見たぞ!」

 

「俺たちの分もあるから食べるのはあとな。それと野菜は切り終わったか?」

 

「おう終わったぜ」

 

「了解。じゃあこのドレッシングをキャベツにかけてくれ。」

 

「ドレッシングってなんだ?」

 

「んー簡単に言うと子供でも大人でも野菜が楽しく食べれる調味料ってとこだな」

 

「よくわかんねーけどこれをかければいいんだな」

 

「おうよ。じゃあ俺はこいつを作っていきますか」

 

ジゴに輪切りにしてもらったキュウリにあらかじめに用意しておいた醤油、砂糖、ごま油、酢、豆板醤、すり下ろしたにんにく、白ごまを混ぜたたれを混ぜ合わせて完成。ピリ辛キュウリだ。

 

最後にトマトをざく切りにして鍋で潰して中火で10分程煮込む。ある程度冷めたらミキサーにかけ、ザルでこしたら100%トマトジュースのできあがり。

 

「よし全部できた。さぁあのおてんば妹のところに戻るぞ!もう二度と野菜が食べたくないって言わないように味わってもらうぜ!」




『魔力』・・・元いた世界での空気には酸素、窒素がほぼ一定に含まれているが異世界では酸素、窒素の他に魔力が含まれている。こちらの世界では魔力を空気中などから得ることによって使うことができる。今回はオーブン、冷蔵庫等の家電に使われたがこのように家庭で使う場合は得た魔力を魔力保存機に保存し、そこから魔力を流して家電を動かしている。例えるならばブレーカーとコンセントに近いものと思ってほしい。


久しぶりの更新なってしまい申し訳ございません。しばらく時間ができるのでまた近いうちに更新できると思います。読んでいただきありがとうございました。機会があればまたお読みください。
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