ドゾー
「へー、思ったより小さいね」
「…あなたの基準がわからないですけど規格外という事はわかりました」
中に入ると、銭湯特有の匂いの後に包まれ、私基準ではそこそこ大きい湯船が私の目に入る。
血が出ないように一応大きな絆創膏貼っているけど…これで何とかなるかな?
それにしても…温泉何て久しぶりだなぁ。
小町と温泉何ていかないしなぁ。
…たまに一緒にお風呂入ってるってことはこの人にはナイショかな。
「それにしても…無駄のない身体ですね」
「まあそれなりに運動してるからね♪比企谷ちゃんも…可愛いじゃん。胸以外」
「遠回しに色々小さいと言わないでください。気にしてるんですから」
本当に何で成長止まっちゃったんだろう。もう少し大きかったら男装も楽だったし…八頭身にもなれたかもしれないし…
それこそ陽乃さんみたいな体形が理想体型だったんだけど…羨ましい。
「世間的に胸があればいいとか聞くけどなぁ」
「!!…」
「あ、ごめん!無神経だったね」
ただでさえ他の人に裸を見せるのが嫌なのに…
そう塞ぎこんでいると陽乃さんが無理やり私を引っ張った。
その先は湯船があり、私は足を滑らせ
「…え?」
「一名様ごあんなーい♪」
湯船の中に私は飛び込んでしまった。
溺れることは無かったのだが、いきなりの事で腕に意識を向けることは出来ず、傷に温泉の水がしみる。
「痛ッ!?」
「染みちゃった?ごめんね♪でもこうでもしないと塞ぎこんだまま泣いちゃいそうだったからさ」
そう言いながら陽乃さんはゆっくりと湯船につかる。
私を投げ飛ばしておきながら…くそう、いつか仕返ししてやる。
…いや、むしろ小町も悶絶させた伝説の技’コショコショ’を今するのもいいかも(黒笑)
「陽乃さん」
「ん?どうした?」
「わたし、とっても痛かったです」
「あ、うん。それはごめんね」
「だから…陽乃さんには罰を受けてもらおうかと」
そう言いながら私は指を動かしながら陽乃さん近づく。
それに対して陽乃さんは不敵な笑みを…浮かべていない!?意外と表情固まってる!?
もしかして…コショコショ弱い?これはチャンス!
※少しエロイかもです
「というわけで、コショコショコショコショ♪…ってあれ?」
「ふふふ…♪効くと思った?ごめんね、コショコショあまり効かないんだ♪」
もしかして…演技?
あ、これ仕返しされるパターンだ(白目)
「じゃあ、私からは感度チェックを…」
「ちょっと待ってください感度チェックってなんですかお願いですからその手をひんっ!」
陽乃さんは私の胸を触ったり私の手を拘束したりしている。
誰か助けて!私こういうの弱いの!
「へぇ、思った以上に敏感なんだね♪これは楽しそうだなぁ♪」
「お願いしますさっきの事謝りますんでそれ以上はきゃぁ!」
「ほれほれ、こことかこことか…あ、コショコショされたんだったね♪」
「ちょっ!ひう!…あ、ひうぅ、やん!」
陽乃さんの指使いは私なんかの比ではなく、的確にツボを押してくる。
快感に近いもどかしさが体を走り、体が火照ってくる。
あ、やば…意識が。
気付いたら更衣室で体を拭かれていました。
…どうやったらこの人に仕返しできるかな?
久しぶりの番外編です!
パトラッシュ…僕もう疲れたよ。
上手くかけてたらいいですが…
さ、サラバダ~(逃走)