やはり私の男装生活はまちがっている。   作:空葬

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先に言います
テニス下手くそな上、あまり詳しくないので正確に描写できていないと思います
それではドゾー


少女による一方通行

私は体操服(長袖)に着替え、ラケットを持ちコートに立つ

テニスコートの周りには観客で賑わっていた

既に葉山コールで騒がしくなっている

 

勝負形式はダブルスでルールはデュースなしの3セットマッチ、後は特に決めていないので公式よりも緩い感じだ

相手は葉山と三浦で、ペアは由比ヶ浜

最初は戸塚にしようかと思ったけどさっき転んだばっかなので遠慮した

だが、勝てる確率はかなり低いだろうなぁ

 

 

「由比ヶ浜、最悪立ってるだけでいい。俺がなんとかするよ」

 

「いや、私も頑張るよ。ヒッキーに任せっぱなしは気がひけるからね」

 

「…そうか」

 

 

葉山は現サッカー部エース、三浦は由比ヶ浜によると中学の頃に県選抜に選ばれてたらしい

正直、初心者がまともに戦っては勝てないだろう

まともに…だけどね

 

 

「ゲームスタート!」

 

 

審判をしている戸塚が笛を鳴らす三浦がトスを上げ、サーブを放つ

そのボールは目に止まらぬ早さで私の横をちゃんと一回バウンドしてから通り過ぎたして後ろに跳ねていった

 

 

「最初から手加減なしでいくから、後悔しないでね」

 

 

三浦は冷たく、冷静にそう言った

どうやら宣戦布告されたのがお気に召さなかったらしい

少し感情的になっている

その調子だ

 

 

「いいから続けろよ。なんなら打ち返してやろうか?」

 

「ふーん、やってみたらいいじゃん」

 

 

三浦はただの強がりと思ったのかさっきよりも少しゆとりのあるサーブを放った

私はそれを力任せにラケットを振り、葉山の足元に向かってボールを返した

それに反応できず、ボールは地面にバウンドし壁に当たった

 

 

「え?なんで?」

 

 

三浦は少し混乱していた

サーブを返されたのもあるが、私の打ったボールが早く、的確だったことに驚いてるようだった

 

 

「手加減してるからこんなことになるんだ。早く本気出せよ」

 

「っ!まぐれだし!」

 

 

マグレではないと言えば嘘になるが、実力があるのは確かだ

サーブを返したのは最初の三浦のサーブの時、癖を見つけどこに打つかを打つ前に知っておき、あとはそこにラケットを準備する

あとは二人の意識があまり向いてないところに向かって打つだけだ

狙ったところに打つくらいなら壁打ちでやってたし、得意な方だ

これならあまり動かなくていいので、私が女だとバレるリスクもない

少しせこいかもしれないが、立派な才能なので文句は言われまい

 

 

「どーなってんのよ!これ!」

 

「ヒッキー凄い…」

 

 

この作戦(?)は上手くいき、1ゲーム目を先取した

テニスは2ゲーム目に突入した

サーブ権がこちらに移動するので、さっきまでの方法は使いづらくなる

…それがどうしたのでしょう

私はトスを上げそしてサーブを放つ

そのボールは三浦の横を通り過ぎた

完全に1ゲーム目の一回目のサーブと同じことが出来た

だが、こっからは違う

 

 

「ごめん、俺テニス得意な方なんだ」

 

 

 

 

そっからはワンサイドゲームだった

私がサーブを打ち、相手は打ち返す

だが、そのボールは大抵無理やり打ったもので緩いボールばっかなので1ゲーム目と同じ感じで打ち返し、点を取る

観客は途中から黙ったまんまだった

三浦なんて泣きそうになっており、葉山はさっきから不思議そうな顔をしている

体育を見学してることに対してであってほしい

結果2ゲーム先取してストレート勝ちで終わった

 

 

 

 

 

「で、何か反省は無いのか?比企谷」

 

「悪いのは葉山のいけ好かない態度、私は悪く無い」

 

「おーそうか、そんなに反省文を書きたいか。少し待ってろ、20枚くらい持ってくるから」

 

「ゴメンなさい私が全て悪かったです」

 

 

あの後私は平塚先生に呼ばれ、怒られていた

そりゃそうか、体育を体弱いと言って参加していないのにテニスで遊んでいるのだから

正直すまんかった

 

 

「ったく、せっかくこっちが内申点上げようと努力してやってるのになぜ自分から無駄にするかね」

 

「その点に関しては本当に頭が上がりません」

 

 

いつも感謝しています平塚先生

男装するのを校長に許可取る際手伝ってくれたのも平塚先生

男装がバレないように手を回してくれてるのも平塚先生

体育の実技の内申点あげてくれてるのも平塚先生

惚れそう

 

 

「とにかく、反省文は書け。期限は今日帰るまでだ」

 

 

そう言うと先生は私に作文用紙を3枚渡してきた

1200文字…まだマシ、かな?

 

 

「とにかく今日は授業に戻りなさい。ちゃんと着替えてから入るのだぞ」

 

「はい…」

 

 

私はそれを聞くと生徒指導室から出て、更衣室に向かった




はい、第6話目です
二度目ですが言います。ドウシテコウナッタ(白目)
ゴメンなさい、八幡がチートじみてきました
タグにチートって加えようかなぁ

戸塚編はまだ続きます!
では、サラバダ〜ノシ

…どんどん下手になってるようなきがする

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