遊☆戯☆王-ZEXAL- プロと悪魔と天使   作:空想自己満足

16 / 16
うわーい。10月後半ダァイ。

...素直に遅れてごめんなさい。


16.人はそれをだまし取ると言う

あとある工場地帯のとある建物の前。

 

遊華「はてさて、キミは確かオブラート君だったかな?」

 

オービタル「オービタルであります!!」

 

そこには遊華とオービタルの姿があった。今は夜、こっそりと遊馬達が侵入しようとしてるのをお手伝いしてる九十九神一家である。

 

遊道「(大丈夫かな?)」

 

こっそりと建物に入っていく遊馬達。

 

遊華「あっごめんオービンタ君。」

 

オービタル「オービタル、オービタルであります!!!人間風情が舐めた真似を...(怒)」

 

遊華「でさあ、オーウェン君。」

 

オービタル「だからオービタルだと何度言えば!!!」

 

そして、全員が建物内に入り

 

遊華「進入されてるよ。オール電化君」

 

遊華が裏切る。

 

オービタル「そんな嘘が効くわけないでしょうが。そんなのあそこのトンマにしか...効か......。アーーーー!!!!!」

 

オービタルは思わず固まり、叫ぶ。だが既に遅い。建物内に侵入されている。

 

小鳥「遊馬!?気付かれちゃったよ。」

 

遊馬「な!?デュエルチャンピオン」

 

遊羽「駄目じゃんお姉ちゃん。」

 

鉄男「どうすんだよ!!」

 

遊道「(あねきのバッキャロー!!なんでわざわざばらすの~!?!?)」

 

ゆくぼ「逃げるが勝ち。ってわーお。」

 

全力疾走で走る。しかし目の前に雇われてる二人が現れる。

 

暁「不法侵入とはのう。先輩。」

 

大助「こっから先に行きたいなら僕たちを倒してからだ。」

 

遊羽と遊道は固まる。

 

遊馬「あの~、どちら様で。」

 

暁「ハートランド学園2年、国衛 暁。」

 

大助「同じくハートランド学園3年、鈴音 大助。因みに生徒会長書記でもある。」

 

遊馬は生徒会がなんで!?などと騒ぎ立てている。アストラルが誘拐され、シャークの魂が取られてしまったために取り返しにきた遊馬。

 

遊羽「リーダーがなんで。」

 

すると遊馬の前に遊道が立つ。

 

ゆくぼ「さっさと行け1年のガキンチョ共。ここは俺達が引き受ける。いいな遊羽。」

 

コクリとうなずく遊羽。

 

小鳥「でも」

 

遊羽「行って。やるべき事を見失っちゃ駄目。」

 

その言葉に遊馬は思い出す。一刻も早く、二人を助けないといけないことを

 

遊馬「ぜってー負けんなよ。」

 

大助「さて、茶番劇も終わったことだしやりますかね。」

 

遊道「(わざわざ待ってくれるとは。てか、こいつの改良型テックジーナス...。中々デュエルしないから情報が少ないんだよな。)」

 

ゆくぼ「ま、私が大助とで。遊羽は暁を頼むわ。」

 

暁「花道の次はリーダーとは、ついてないのう。先輩らは。」

 

遊羽「ごたくはいらない、一瞬でけりをつける。」

 

暁「ほう。お主との手合わせは始めてじゃったかのう。」

 

大助「では行こうか。」

 

機械音声『エーアールビジョンリンク完了。』

 

4人「「デュエル!!」」

 

暁対遊羽。大助対遊道。それぞれのデュエルが始まった。

 

大助「先行は僕か。ドロー。

 

僕は『TG サイバーマジシャン』を召喚。更に効果発動!!手札の『ラッシュライノ』とフィールドのこのカードを素材にシンクロ召喚を行う。

 

リミットワーク解放。データベース接続。ネートワーク構成、トランスポートクリア。セッション!!

 

カモン『TG ユニークハンター』」

 

 

シンクロモンスター

「TG ユニークハンター」

L5 地 1900/1400

~~~

魔法使い族 「TG」チューナーモンスター+チューナー以外のモンスター1体以上

このモンスターはデュエル中、機械族としても扱う。機械族を対象にした効果を受けた時、このモンスターの攻撃力、守備力は半分になる。

①墓地にいるチューナーモンスターを除外して発動出来る。デッキからカードを1枚ドローして手札のカードをデッキに1枚戻す。更にターン中に除外ゾーンに行ったモンスターがこの効果で除外したモンスター1体のみの場合、そのカードをターンの終わりに手札に加える。

~~~

 

弓を持ったゴスロリ機械人間が現れた。服装はメイド服のような感じだが、関節部分が人形特有の丸みを帯び、目をよく見ると瞳孔が何重にも重なって丸でカメラか目の中に内蔵してあるようだった。

 

大助「更に、手札の『レベルスティーラ』を墓地へ。『クイックシンクロン』を特殊召喚!!そして墓地の『レベルスティーラ』の効果。『クイックシンクロン』のレベルを一つ下げ、特殊召喚。

 

リミットワーク解放。データベース接続。ネートワーク構成。トランスポートクリア。セッション!!

 

カモン!!『TG パワーグラディエイター』

 

遊道「(ん、何故?『ワンダーマジシャン』じゃないのか?いや、)」

 

大助「ここで『ユニークハンター』の効果発動。墓地の『クイックシンクロン』を除外してドロー、そしてデッキに1枚戻す。」

 

ゆくぼ「『ワンダーマジシャン』でアクセルシンクロをしないのかい。俺はてっきり『ブレードガンナー』か『ハルバードキャノン』のどちらかが出てくると思っていたのだが。と言うか『ライブラリアン』はどうした。」

 

大助「プレミじゃないぞ。もう一度言う、プレミじゃない。あえて断言しよう、今の僕はアクセルシンクロをするつもりはないと。」

 

遊道「(ほーう。アクセルシンクロを縛る。なるほどなるほど。ならフィールド上にレベル5が2体。)」

 

ゆくぼ「エクシーズか。」

 

大助「ま、さすがにわかりますか。

 

僕はレベル5の『TGパワーグラディエイター』と『TGユニークハンター』でオーバーレイ。

 

2体のモンスターでオーバーレイネートワーク構築。

 

次元を撃ち抜き、未知なる力で新たな世界へ。GO!エクシージ召喚!!

 

カモン!!ランク5『GTG(グレートテックジーナス) スナイプブレイカー』」

 

 

エクシージモンスター

「GTG スナイプブレイカー」

R5 光 2700/1500

~~~

戦士族 L5シンクロモンスター2体

このモンスターは機械族としても扱う。機械族を対象にした効果を受けた時、このモンスターの攻撃力、守備力は半分になる。

「GTG スナイプブレイカー」の①効果1ターンに1度しか発動出来ない。

①1ターンに1度、相手フィールド上にモンスターが召喚、特殊召喚された時、このモンスターのオーバーレイユニットを一つ使い発動できる。そのモンスター裏側表示で除外する。

②このモンスターのエクシーズ召喚時のオーバーレイユニットを所持して・・・

~~~

 

先端が剣の銃剣ではなく大きないかつい斧がついている銃を持っている。銃斧とでも言うべき武器をどんと構えている。スーツを来てるヒットマンの格好だが、手元をよく見ると金属の光沢が間接の隙間からみえる。

 

遊道「(ぬ?テキストが...かけてる?)」

 

大助「ターンエンド。そしてエンドフェイズ時『ユニークハンター』の効果で除外した『クイックシンクロン』を手札に加える。」

 

ゆくぼ「私のターンドロー。

 

...私は『カード・ガンナー』を召喚。」

 

大助「...」

 

遊道「(動かない...か。)」

 

ゆくぼ「効果発動。デッキトップから3枚墓地へ。」

 

落ちたカードは「東」「ブラックホール」「中」であった。

 

ゆくぼ「『カード・ガンナー』の攻撃力は1500上がる。

 

そして『強欲で謙虚な壺』を発動。デッキトップ3枚確認。」

 

上から「麻雀の鳴き声 リーチ」「発」「麻雀の鳴き声 ポン」であった。

 

ゆくぼ「カードを2枚伏せてターンエンド。」

 

大助「僕のターン、ドロー。

 

僕は手札の『調律』を発動。その効果で『ジャンク・シンクロン』を手札に、そしてデッキトップのカードを墓地へ。

 

『ダンディライオン』を墓地へ。そして『ダンディライオン』の効果で『ワタゲトークン』を2体特殊召喚。」

 

遊道「(あ...なんかやばい。)」

 

大助「...『ジャンク・シンクロン』を召喚。そして効果で『サイバーマジシャン』を蘇生。

 

レベル1の『ワタゲトークン』2体にレベル1『サイバーマジシャン』をチューニング。

 

リミットワーク解放。データベース接続。ネットワーク!!

 

カモン!!『タツノコ』。

 

更に『ワーウルフ』を手札から特殊召喚!!そしてレベル3の『ジャンク・シンクロン』『ワーウルフ』『タツノコ』をでオーバーレイ。

 

遊道「(また奇々怪々な回し方を。)」

 

大助「

次元を吹き飛ばし、未知なる力で新たな希望を。

 

 

カモン。『GTG レイピアガトリンガー』!

 

エクシージモンスター

「GTG レイピアガトリンガー」

R3 光 2200/1000

~~~

戦士族 L3モンスター3体

このモンスターは機械族としても扱う。機械族を対象にした効果を受けた時、このモンスターの元々の攻撃力、守備力の半分になる。

このモンスターのエクシーズ召喚時に所持していたオーバーレイユニットの種類に寄って以下の効果を得る。

・「GT」モンスター

1ターンに1度このカードのオーバーレイユニットを一つ使い発動できる。デッキからモンスターカードを選択し墓地へ送る。そしてそのモンスターカードのレベル×500ポイントのダメージを相手プレイヤーに与える

・チューナーモンスター

1ターンに1度、相手が発動したカード効果によるダメージを無効にする。

・シンクロモンスター

このカードは1ターンに1度、効果及び戦闘によって破壊されない。

~~~

 

タキシード姿の紳士である。片手でレイピアを装備し、もう片手は後ろに回す独特な姿をしていた。片目に眼帯をかけている所以外は特に気になるところはない。

 

大助「『レイピアガトリンガー』の効果。オーバーレイユニットを一つ使い効果発動!!デッキから『超電磁タートル』を墓地へ。そしてそのレベル×500、つまり2000のダメージを与える。」

 

オーバーレイユニットが「レイピアガトリンガー」の後ろに回り着弾する。すると今度はレイピアを持っていた手を後ろに回し、隠していた手を遊道に向ける。

するとガチャッ!!と手首がとれ小さなガトリング銃が現れた。そして、

 

ドガガガガガガガガガ!!!

 

遊道「(えー!!レイピア?!レイピア使わないの!?と言うか、次のターンモンスターを召喚してもエクシーズモンスターに阻まれ、かつバトルフェイズ出来ないし効果ダメージまで防ぐとは。)」

 

ゆくぼ「グハァ!」

 

遊道:4000→2000

 

大助「バトルフェイズ!!『GTG レイピアガトリンガー』で」

 

と、またレイピアを前に突き出し攻撃をする。

 

ゆくぼ「ちょっと待った、罠カード『麻雀の鳴き声 リーチ』を発動。この効果で1000ライフを支払い。

 

デッキから『南』『西』『北』『白』を墓地へ送りシンクロ召喚を行う!!

 

各世界を仰ぐ英雄よ。今こそこの地に来たり、絶対なる王道を示せ!!

 

『麻雀役の勇者王 ツーイーソー』」

 

シンクロモンスター

「麻雀役の勇者王 ツーイーソー」

L12 光 3500/3500

~~~

機械族 「麻雀牌」チューナーモンスター1体+モンスター3体以上

①このカードが正規のシンクロ召喚によって、エクストラデッキから特殊召喚された時のみ発動できる。このモンスターの召喚に使用したモンスターの数だけ相手フィールドのカードを墓地へ送る。

②1ターンに1度、このモンスターがフィールドを離た時発動できる。このカードを表側表示でエクストラデッキに戻し、エンドフェイズにこのモンスターを特殊召喚する。そしてこのモンスターのシンクロ召喚時使用したモンスターが全て「麻雀牌」モンスターだった場合、次の自分のターン終了時までこのカードの元々の攻撃力を倍にする。またこのカードがこの効果を発動して特殊召喚した時、このカードの効果は発動出来ない。

~~~

 

地面が割れる。そこから超合金ロボットの手がガシャンと現れた。次に顔が出るとボ~ンと目の灯りがつく。

そして飛び上がり剣を構え地面に着地

 

さしずめ。我、ここに見ッ!!参ッ!!グワキーン!!のような感じで独特の光沢を放つメカメカしいスーパーロボが現れる。

 

大助「ツーイーソー...。去年の全国大会でもみたカードだな。」

 

遊道「(まあ、ネタバレしてるよな。)」

 

ゆくぼ「『ツーイーソー』の効果発動!!『スナイプブレイカー』と『レイピアガトリンガー』を墓地へ!!」

 

大助「それは困る。『スナイプブレイカー』の効果発動。オーバーレイユニットを一つ使い、『ツーイーソー』を裏側で除外する。」

 

「ツーイーソー」が拳を思いっ切り地面に叩きつける。すると「スナイプブレイカー」と「レイピアガトリンガー」の地面が割れ、落ちていく。ただ「スナイプブレイカー」は自慢の銃斧で「ツーイーソー」の眉間を撃ち抜いた。そして「ツーイーソー」までも割れた地面に落ちていった。

 

大助「裏側で除外された『ツーイーソー』の効果は発動しない。そしてこの瞬間『スナイプブレイカー』の効果発動!!その効果で」

 

しかし突然爆発音。

 

ここで突然暁が話しかけてきた。

 

暁「先輩ら!!この爆発、ソリットビジョンにしは妙にリアルじゃないかの。」

 

大助「...確かにさっきから妙に熱いような。遊道、お前らか。」

 

遊羽「お兄?」

 

遊道のノーノーと首を振る。

 

そして、爆発音と爆風。

 

大助「...ここまでだな。命の方が大切だし、なにより僕は死にたくないしね。お前も早く脱出しろよ。」

 

そして大助と暁は去っていく。

 

遊道「(ま、それは同意だわ。)」

 

遊馬「うお!?先輩、それに遊羽も。」

 

遊羽「あ、遊馬。」

 

鉄道「止まってないでさっさと行くぞ。」

 

小鳥「早くしないと道が塞がっちゃうよ。」

 

そしてガラガラと崩れる建物。

 

それを見ていたハートランド学園の中学生達。物語は着々と進んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い部屋

 

遊華は一つの録画映像を見ていた。

 

夜の砂浜、いや砂漠だろうか。そこにポツンとそびえ立ち、灯りを放つ謎の物体。そこらのビルより高く、その上で二人、いや。三人だったデュエルが行われていた。

 

遊馬?「な!?何だこれ!!」

 

アストラル?「ゼアルだ!!」

 

遊馬?「ゼアル?これが...。」

 

そこには奇妙な人型生命体が立っていた。そして、時間が流れ。

 

 

 

 

 

ドカーン、バッコーン!!

 

カイト「次はデュエルカーニバルだ、そこで貴様を撃つ!!」

 

遊馬「デュエルカーニバル?」

 

ここで記録は終わっている。

 

遊華「ぬふふふふ。ぬふふふふふふふふふふ。」

 

不気味な声がこだまする。妙なエコーがかかり気持ち悪さをよりいっそう引き立てる。

 

しかしその声は。

 

遊羽「お兄。お姉が壊れた!!」

 

遊道「...(・ω・)b」

 

遊羽「お兄!?」

 

ゆくぼ「知らん、俺の管轄外だ。」

 

遊羽「お兄~!?!?」

 

今日も九十九神家は騒がしい。




遅れた事に謝罪する。

で、話は変わるけど。とりあえず遊戯王の方は今後こんなペースでやる予定です。

へ?月1?結構きつい。筆が止まるのよね。しかもキャラ崩壊なるべくしないように書こうとするのが難しい。

少しずつ話を飛ばしていくかも知れない。てかもう飛ばしてる件。(-ω-;)
じゃねーと再来年位にやっと一期終わる感じになりそう。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:25文字~500文字)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。