不幸な天才少女の周りでは   作:マカロンが好き。

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前回のあらすじ
父の転勤で帝光に転入することになり、教室に入ろうとしたその時、後ろから誰かに手を掴まれた。


深い青色の髪色をしたやつにささやかな学校生活の計画をダメにされた

「お前誰だ?まぁいい。遅刻したんだろ?俺もだ。というわけで、逃げるぞ!」

染めているのか、とつっこみたいほどの深い青色の髪色をした男はそういった途端、私の手を掴んで走り出した。私は遅刻したわけではない、どこにいくんだ、など言いたいことは山ほどある。しかし脳がこの状況を整理しきれなかったため、何も言えなかった。

 

「つ、疲れた…。」

本当に疲れた。どのぐらい走ったのだろうか。ここまで思いっきり走れるということはかなり校舎は広いのだろう。

 

と、脳が正常に動き始めたところで気づいたことがある。それは今かなりやばい状況にいるいうこと。本来ならホームルームで私の自己紹介を終えて授業を受けている時間だ。なのに、知らない男とこんなところまで来てしまった。

これでは、ここの生徒と教師に不良と思われ、初日から白い目でみられ、怒られるだろう。もともと友達というものを作る気はなかった。しかしひっそり学校生活を送りたいという願望はあったのだ。だがこんなところで私の学校生活計画をダメにしてしまった。やらかしてしまった。これからどうしようか。など、様々な思考を巡らせていると

 

「おい、一緒に走らせちまってわりーな。で、お前だれ?」

 

と、私の学校生活を台無しにした人が話しかけて来た。こっちはこの状況を打開するためにあれこれ考えるのに忙しいのだが。しかし、問われているので渋々答える。

 

「2の4に転校する予定の川原。君のせいで私の学校生活、穏やかにおくれない気がするんだけど。どうにかしてくれない?」

 

「お、偶然だな、俺も2の4だぜ?俺は青峰な。」

 

…この人、2の4のところだけ反応した。どうにかしてほしいという願望を無視したな。ご都合主義め。

「そりゃ偶然ですね、よろしくお願いします。で、この状況をどうにかしたいんだけど。てかなんで遅刻してんの?」

 

「よろしくな。まぁ、そう急かすなって。遅刻するのはいつものことだ。お前が転入生でよかったぜ。俺が遅刻した理由、迷ってたお前を案内してたってことにすればいいだろ。」

 

「は…!?え、…は!?なんでそうなんの!」

 

この案に乗るのは絶対嫌だった。遅刻するような奴と関わっている、そう周りから思われたらもう地味に生きれないだろう。そうなると私の学校生活はますます悪いものになってしまう。

 

「いーじゃねーか、こまけぇことはきにすんな。それに、悪い話じゃねーと思うけど?俺は遅刻の理由ができるし、お前はここから教室までの道を知れる。どうせ帰る道覚えてないだろ。」

 

「んなっ…仕方ないだろ、誰かさんが無理やりここまで連れて来たんだから。」

 

「図星だな」

 

「どーでもいいだろ!もう、早く教室行こう!」

 

結局、流されてしまった。もう、どうにでもなれ!と妥協して教室へと向かった。




小説って難しい…。

前回の投稿で、お気に入りが7件入っててびっくりしました!普通に0件だろうなーって思っていたんですけど笑
かなり嬉しかったので早めに書き上げました笑

読んでくださり、ありがとうございました。続きも出すつもりなのでよろしくお願いします。

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