不幸な天才少女の周りでは   作:マカロンが好き。

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前回までのあらすじ
帝光に転校する主人公がホームルームの時間に自分の教室に入ろうとした。しかし遅刻して遅れて来た青峰に遅刻したと勘違いされ逃げる羽目に。
主人公は弁解して、青峰に教室への道を案内してもらう。


か弱い女の子

やっと教室までついた…。ここまで戻ってくるのにどのぐらいの時間がかかったのだろうか。

 

「じゃあ入るぞ」

「わかった。先生と交渉するは、青峰君の役割だからね。」

「おう、まぁ任しとけって」

 

そういって青峰君は教室に入っていった。私もそれに続く。

そして教室に入って、驚くべき光景が目の前に広がっていた。

班員の髪の色が桃、赤、黄、紫、緑である班があったからだ。鮮やかすぎる。ていうか「そこだけ目立ちすぎだろ!」と、突っ込みを入れたいところだ。

 

あれ…でもおかしい。一つの班には八人か九人いないといけないのに、あそこは五人しかない。もし、青峰君があそこの班に入ったとしても六人班になる。おかしい。もしかしてあそこに私が入るのかなぁ。いや、それでも一人足りない。

などと、考え込んでいるといつの間にか先生と青峰君が口喧嘩していた。

 

「だからぁ、こいつの道案内してたっていってんじゃねーか。」

「嘘だろ!大体お前はなんで敬語を使わないんだ?礼儀がなってないな。」

「別にいーだろ。」

 

あー、やっぱり青峰君に交渉役頼むのは、まずかったか。仕方ないなぁ、私が一役買ってやるか。

 

「せんせぇ…。ごめんなさい、私がおっちょこちょいで、道がわからなくなっちゃったんです。そこをその人に助けてもらって。彼のせいにするなら、私のせいにしてください…。本当に、ごめんなさい。」

 

涙ぐんで先生にいった。我ながら名演技だと思うのだが。これでも、か弱い女の子を演じるのは得意なのだ。

 

「な…そうだったのか。川原さんがそう言うなら、そういうことなんだろう。青峰、今回は見逃してやるが本当に次からは許さないからな。」

 

「へいへい、わかってるっつーの。」

 

先生は気を取り直してクラスに向かっていった。

 

「えー、この子が今日転入してきた川原 美琴さんだ。仲良くしてやれ。ちなみに成績優秀の優等生だからな。」

 

え、成績優秀の優等生なんて言わなくていいのに。

まぁとりあえず自己紹介するか。

 

「えっと、転入して来た、川原です。よ、よろしくおねがいします。」

ああ、最悪。青峰君のせいで「か弱い女の子♡」を演じなくちゃいけなくなった。

 

「んー、じゃあ川原さんは赤司の班に入れ。」

「はい。ありがとうございます。」

「じゃあいい時間だし、これで2時間目の授業を終わる。赤司は川原さんのことよろしくな。」

「はい。わかりました。」

 

そういって、髪の赤い赤司君はこちらに来い、という風に手招きした。指示通り私は赤司君のところへ向かった。

 

しかし、班員の数がいまだに疑問だ。あとで青峰君にでも聞いてみよう。




はい。
班員の数のですが、察しが良い人は気付いたのではないでしょうか。

次も頑張って書こうと思います!よろしくおねがいします。
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