高校生になります!?
第1話
side other
冥界にある巨大な城の一室。そこで緑色の髪の美青年が絢爛な椅子に座っている。
「失礼いたします。天城様をお連れしました。」
そこに使用人らしき女性に連れられて気怠げな一人の黒髪の少年が入ってきた。
「失礼します、魔王様がお呼びということで参上しました。」
「おお、信夜よくきたねぇまあ、そこに腰掛けてくれ給えよ。君もご苦労下がっていいよ。」
その美青年が笑顔ながらに答えると、先ほど入ってきた信夜と呼ばれた少年は面倒くさそうな様子で答える。
「何も知らないまま呼び出されて、ただくればいいからってなんなんですか?しかもその不気味な笑顔ときた。あなたがそんな顔の時って大体裏があるんで不安で一杯なんですけども......」
怪訝な表情で物を言う少年を見て美青年は、唇を尖らせて拗ねたように、
「そんなこと言われるとは心外だな、よからなぬことなどを企んでいるわけではないぞ?」
そう言って不敵な笑みを浮かべる美青年に少年は「はぁ...」と嘆息しながらも
「御託はいいですから、とっとと要件をお願いします。」
と答えると、
「それもそうだな、時に信夜おまえって今年でいくつなる?」
と、唐突に美青年は疑問投げかけた。
「16歳になりますけど、、、それが、、、一体何か??」
「そうか。なら大丈夫だな。」
美青年はなにかなっとくしたような表情で言っうのに対しもう一方の少年は頭に?マークを浮かべている。
「は?大丈夫とはなにか??」
青年は不思議そうな顔を浮かべる少年が面白かったのか、笑いながら
「そうか、そうか、これはザーゼクスからの頼みでもあるんだが、おまえには4月から高校に通ってもらうことになった。」
「は!?え!?」
少年は驚きのあまり目を丸くしてしまっている。
「はっは、心配するなこっちはおまえが抜けても何とかやっていけるさ、(信夜の眷属を抑えるのは大変だけど)それにな、おまえが眷属になって四年も経つそろそろおまえの年齢に見合った生活もいいんじゃないかと思ってな、さいわい、おまえには眷属もいるから何人か連れて卒業まで人間界に行ってくるといい。全員を連れて行かれると困るんだがな。」
「正気ですか!?しかも人間界ですか!?俺がそんな面倒くさ(ry
じゃなくて、仕事はどうなるんですか!?」
少年はなんとか逃れようとものすごい勢いで詰め寄るが、、、
「安心しろなんとかなる、それにおまえには拒否権はない、もうザーゼクスにOKだしてしまったしな。」
とサムズアップで答えられてしまう。
「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ、この腐れ研究バカ魔王がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ俺の意思は一体どこに!?」
「はっはなんとでも言うがいいさ、今まで楽しめなかった分存分に楽しむといいよ。」
かくして、魔王アジュガ.ベルゼブブの女王こと天城信夜は駒王学園へと入学することになっていくのだが、この入学から1年後物語は大きく動き出していく。
次回からAqoursでてきます!