サマーオブクライシス~悲劇のマンションを攻略せよ!~ 作:鳴神 ソラ
そこでは驚愕の出来事が待ち受けていた。
亡霊王を倒し、ネオスの3つ目の弱体化を解除した一同は303号室の前に立っていた。
ウィザード「さて、鬼が出るか蛇が出るか…」
酒呑「鬼はおるで」
アヌビス「こっちにもな」
ベアー「合わせて三人もじゃよ」
そう呟くウィザードのに酒呑がそう言い、続くアヌビスとベアーにそうではないだろうとアーチャーはツッコミを入れながら扉を開ける。
すると、見えて来たのは体育館の様な空間であった。
ネオス「あれ?ここは文月学園の?」
鎧武「うむ、見覚えのあるのじゃな」
アファート「……明久たちが知っている場所ってことは……」
ボイム「此処にいるのはもしかして……」
まさかの見覚えのある光景に呟くネオスと鎧武のに他のメンバーはもしかして…と思うと…
???「来ましたね明久くん」
???2「待ってたわよアキ」
その言葉に誰もが舞台の所を見る。
そこにいたのは鎧を纏った姫路と……一部分が大きくなった島田がいた。
ネクサス「…………なん………だと………!?」
鎧武「なんと……!?」
ウィザード「おいおい、マジで?マジか?マジなのか?」
ベアー&アヌビス&盾王「き……奇跡が起きたのか!?/んじゃよ!?」
アファート「……Orz」
それに誰もが驚き、アファートは落ち込んでいた。
ネオス「うう、美波…分かんないけど、良かったね」
ウィザード&エクス「オカンか!」
アーチャー「そしてずれてるぞマスター!」
G3-DX「そ、それよりもあの衣装って……」
エクス「ランサーオルタリアのだね」
それに口を押えて涙ぐむネオスへウィザードとエクスにアーチャーがツッコミを入れた後に気を取り直したエクスがそう言う。
アーチャー「(成程、どうりで…)」
美波「ふふ、これで誰にも負けないわ」
姫路「私も負けられませんよ」
ウィザード「おい明久!涙ぐむのは止めて戦闘態勢に入れ!」
キャス狐「確かにやる気満々ですよ!」
モードレッド「美波が父上のを持ってるって、複雑だな」
ジハド「まあモードレットはあの槍で倒されたからね;」
盾王「そうなるのも仕方ねぇか」
そう言って構える姫路と美波にウィザードとキャス狐はそう言いモードレッドのにジハドと盾王はあーとなる。
モードレッド「いや、とあるとこで話し合ってたもんだから…ほら俺の知る父上は、な……」
盾王「あぁ……そういう事か;」
ベアー「確かに違うんじゃよ……一部が;」
ただ、気まずい感じに言ったモードレッドのに誰もがそっち方面か…と美波の大きく実った部分を見て納得する。
姫路「行きますよ」
そう言って姫路は剣を振り上げ…料理が出て来てメンバーへと襲い掛かる。
茨木「なっ!?もが!?」
いきなりのに茨木は避けられずに顔に命中する。
その後に急に体をけいれんさせた後にビクンビクンさせてから…チーンとなる。
酒呑「茨木!?」
金時「な、なんだ!?いきなり料理が飛んで来て、んで茨木にぶつかったと思ったら茨木が動かなくなりやがった!?」
ウィザード「と言うか剣は飾りかよ!?」
エクス「あ~これは……」
ボイム「ジャンヌオルタが起こした贋作騒動みたいな感じだね!」
それに酒呑と金時は驚き、ウィザードは叫ぶ中でエクス達は納得する。
アーチャー「なんだ?君達の知るので似たのが起きたのかい!?」
エクス「ああ、贋作イベントで本来のクラスとは違うクラスになっているサーヴァントになっていたのが居たんだよ」
ベアー「例えばランサーであるブリュンヒルデがバーサーカーとか」
その様子から聞くアーチャーにエクスとベアーが答える。
アーチャー「つまり、彼女はセイバーじゃなくてキャスターになっていると言うのか!?」
エクス「そうなんじゃないかな?」
ベアー「ってそんなこと話してる場合じゃ……」
驚くアーチャーにそう言うエクスへベアーが呼びかけようとした時…
べちゃ!
ベアー「ぶほ!?」
殺人料理が命中した。
アヌビス「真宵!?」
ボイム「命中したよ!?」
そのままベアーもビクンビクンとなった後に気絶した。
キャス狐「おっそろしい!!」
ネオス「とにかく止めないと!」
その光景にキャス狐は顔を青ざめて叫び、ネオスは飛び出すがその前に美波が現れ、手に持った槍を振るい、ネオスは慌てて避ける。
ネオス「ホープ!力を貸して!」
ユニゾンベント!
ホープ「ほぉぉぉぉぉぉぉぷ!!」
それにネオスはカードをネオスバイザーに装填するとホープと一体化し、ホープを模した鎧と翼を纏った姿となり、ホープ剣を取り、美波の槍を逸らしつつ姫路のを避ける。
ウィザード「ドラゴン!お前の力も貸せ!」
ウィザードラゴン「うむ!」
その後にウィザードがそう言うとウィザードラゴンが現れて飛んで来る殺人料理をバクバク食べて行く。
ウィザードラゴン「ふむ…まずまずだな(シーシー)」
金時「食べれるのかよ!?」
盾王「スゲェな……」
まさかの反応に金時や盾王は驚く。
ウィザード「ウチのドラゴンはあれぐらいなら食える……」
ウィザードラゴン「……ゲフッ!?」吐血
言い切る前にウィザードラゴンは血を吐く。
ウィザード「ドラゴン!?」
姫路「フフフ、何時もの私の料理と同じと思ったら大間違いですよ……」
ネオス「ま、まさか……」
驚くウィザードに姫路はくすくす笑って言うとネオスは戦慄する。
姫路「神話に出てくる毒クラスの威力を持ってます」
エクス「神話クラスの毒性の殺人料理!?」
ネオス「姫路さん!それはそれで誇れないよ!」
キャス狐「と言うか悪くされてるのに正気だった場合涙目確実ですね」
タマモキャット「これには流石にキャットもオリジナルに同意だワン」
驚く2人の隣でそう言うキャス狐にタマモキャットはうんうんと頷く。
アキレスD9「大丈夫ですかドラゴンさん!」
ウィザードラゴン「まだまだ!神話級だろうといただきますと言うのがトリコ流だ!」
ジハド「確かにそれはそうだけど……」
アファート「……あまり無理しないほうが良いわよ;」
グッとして言うウィザードラゴンに知ってるジハドとアファートがツッコミを入れる。
美波「余所見してていいのかしら!」
シュバッ!
ネオス「うわっ!?」
突きを放つ美波にネオスはホープ剣を交差させて防ぐが衝撃で吹き飛び、翼を展開してなんとか態勢を整える。
ネオス「美波も実力的な意味でやばいな…」
アーチャー「確かにそうだな…接近戦を島田が担当し、姫路が遠距離で殺人料理を振るう。なんとも絶妙なコンビネーションだ」
ウィザード「後者は地味に嫌だけどな」
アヌビス「確かにな;」
アーチャーのにそう言ってウィザードとアヌビスは避ける。
ネオスは美波のを払いながらなんとか避ける。
アファート「……コンビネーションが良いから……」
ボイム「なかなかこっちが攻撃できない!」
美波「瑞希!あれやるわよ!」
姫路「はい、美波ちゃん!」
美波のにそう返すと姫路は自分の周囲に毒々しい鍋を複数召喚する。
姫路「さあ、魔女の料理を召し上がれ♪殺人鍋の晩餐会(ポイズン・ポット・ディナー)!」
そして召喚した鍋から紫色の熱線を放つ。
モードレッド「げげっ!?」
ボイム「宝具だ!」
G3-DX「あわわわわわわ!?」
それに誰もが慌てる中でネオスが前に出る。
美波「突き立て! 喰らえ! 十三の牙! 最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)!!」
続けて美波が宝具を放つ。
ドカーン!!
爆発が起こり、煙で包まれる中で2人は静かに見る。
ネオス「ぐ…なんとか…防げた…」
そこにはムーンバリアを展開し、メンバーを守ったネオスがいるが膝を付く。
アーチャー「無茶を!ホープので守ったとはいえ2人の宝具を受けきるとは!」
エクス「大丈夫か明久!」
アヌビス「無茶をしやがって!」
動けないネオスにアーチャーはそう言い、エクスとアヌビスがそう言う。
ネオス「くっ…体が…」
アキレスD9「さっきのにはスタンが含まれてたんですか!」
ジハド「美波ちゃんのにも呪い付加のがあったわ」
ボイム「しかもチェインだからダメージ大きいよ!」
なんとか立ち上がろうとするネオスをアキレスD9は支える中でジハドとボイムはそう言う。
モードレッド「たくっ!姫路を早めになんとかしたいな!」
アーチャー「キャスターのようだが…ライダーはいないな…」
キャス狐「仮面ライダーはたっぷりいますけどね」
エクス「ジョーク言ってる場合じゃないだろ;」
アファート「……バーサーカーで攻めるしかないわね」
ぼやくモードレッドとアーチャーにキャス狐がそう言ってエクスにツッコミを入れられた後アファートがそう言う。
金時「確かにそうしてぇけど、あのでけぇ嬢ちゃんが邪魔して近づけねえぜ」
酒呑「上手い具合にカバーしておるからな~」
どうしようかと思われた時…
???「ぐぉぉぉぉぉん!」
アキレスD9「!ロード・ドラゴン・ペルセウス!」
紅いトサカの兜に背中には白い翼、腰には二つに割れた白いマントを羽織っているのが印象的な両手に二つのクラブソードを持って構える青い龍の幻影が現れて、エクス達が驚く中でロード・ドラゴン・ペルセウスはモードレッドを見て咆哮する。
モードレッド「俺?なんで俺に吠えてるんだ?」
エクス「……あ、そうか。モードレットがサマーモードレットになればライダーになる」
キョトンとするモードレッドにエクス達は思い出してロード・ドラゴン・ペルセウスの意図に気づく。
それにロード・ドラゴン・ペルセウスは頷いて目を輝かせるとアキレスD9の頭に叩き込まれる。
アキレスD9「よし!来てください!NR(ねんどろいど)・朝比奈みくる!NR(ねんどろいど)・椎名まゆり!」
すぐさまアキレスD9は2枚のカードを取り出して翳すとちっさい少女2人が現れる。
アヌビス「うぇ?!」
盾王「ねんどろいどを召喚した?!」
現れたのにエクス達が驚く中でアキレスD9は叫ぶ。
アキレスD9「行きます!レベル1!NR(ねんどろいど)・朝比奈みくるとNR(ねんどろいど)・椎名まゆりをレベル8!反逆の騎士モードレッドへダブルチューニング!!」
NRみくる「はわわ!頑張ります!」
NRまゆり「トゥットゥルー♪」
その言葉と共にNRみくるとNRまゆりは光の環となり、モードレッドを包み込む。
アキレスD9「反逆の騎士よ!巻き起こる津波を制す騎士となれシンクロ召喚!!」
そして光が迸った後に光からサーファーボードに乗ったモードレッドが現れる。
アキレスD9「津波の騎士!モードレッド・サマー!」
モードレッド「よっしゃ!」
G3-DX「し、シンクロ召喚?!」
ジハド「まさかこうやって出すとはねぇ;」
ウィザード「ああ、サーヴァントは大体シンクロモンスターなんだぜ」
驚くエクス達にウィザードはそう言う。
そのままモードレッドは手に持ったサーフィンボードもといプリドゥエンに乗って殺人料理を避けていく。
姫路「当たりません!?」
モードレッド「今の俺は止められねえぜ!」
ボイム「お~!カッコイイ!」
反鬼「そのまま突っ込めモードレッド!」
それにボイムは目を輝かせ、反鬼が叫ぶ。
モードレッド「来やがったな、水曜の大波!行くぞ相棒!逆巻く波濤を制する王様気分(プリドゥエン・チューブライディング)!!ぃやっほうぅぅ!」
ザバァアアアアアアアアアアアアアアア!!
その言葉と共に波が巻き起こり、慌てる姫路を飲み込む。
姫路「(がぼがぼがぼ!?)」
それに姫路はなす術も無く飲み込まれてもがく。
しばらくして治まると気絶した姫路が現れる。
モードレッド「どんなもんだい!」
アキレスD9「危ない!」
それにモードレッドは叫んだ後にアキレスD9がモードレッドを貫こうとした美波の槍を受け止める。
美波「やるじゃない!」
アキレスD9「ぐう!」
エクス「ヒロ!」
アヌビス「大丈夫か?!」
美波「あとなんかあんたをこの槍でお仕置きせよって脳内に響いているんだけど。勝手に私の船改造しやがってって」
吹き飛ばしてからそう言う美波にモードレッドはうえっとなる。
アキレスD9「改造?わかんないけど…美波さん!あなたを元に戻す為!負ける訳にはいきません!」
そう右手を突き出してアキレスD9が言った時、ネオスの懐から呼符が飛び出し、アキレスD9の右手に収まる。
その後に虹色の光りを放つ。
エクス「虹色の光ってことは……」
アファート「……☆5ね」
それに誰もがそう思ったが光が収まって見えた光景に驚く。
サーヴァントと思われる姿がない代わりに、全身の色が白銀に染まり、右手に赤、青、緑に輝く3色の刀身を持った剣を握ったアキレスD9がいた。
アーチャー「姿が変わった!?」
ウィザード「と言うか、なんだあの剣!?」
アヌビス「あの剣は……」
ボイム「文明破壊ガールの三色ボールペン剣だ!」
ボイムはずれているが誰もが驚く中で美波はロンゴミニアドを構える。
美波「姿が変わろうと関係ないわ!あんたも殺す!突き立て!喰らえ!十三の牙!最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)!!」
勢いよくロンゴミニアドをアキレスD9へと投げる。
モードレッド「マスター!」
アキレスD9「大丈夫です!行きます!命は壊しません!あなたを巣食う悪意を粉砕する。軍神の剣(フォトン・レイ)!!」
向かって来るロンゴミニアドにアキレスD9は剣を構えると剣の刀身が回転し始め、輝きを強めると共にアキレスD9は飛び出し、ロンゴミニアドへと切っ先を突き付ける。
お互いにぶつかり合い、均等しあったがロンゴミニアドが弾き飛ばされ、アキレスD9はそのまま美波の胸へ剣を突き出し、必殺の突きに美波はマトモに受けると壁にぶつかり、そのまま声をあげる間もなく床に倒れる。
盾王「スゲェ……」
ジハド「まさかサーヴァントと合体して宝具まで出すとは……」
それにエクス達は驚く中でアキレスD9は持っていた3色の剣を床に突き刺す。
アキレスD9「ありがとうございます。アルテラさん」
礼を言うとアキレスD9の体が光り、元の青色になると隣に白髪の女性が現れる。
女性「マスターの力になれたのなら嬉しい」
アーチャー「彼女は?」
エクス「彼女はアルテラ。セイバーのサーヴァントだよ」
ボイム「別名文明破壊ガール!」
ウィザード「ぶっ飛んだ別名だなおい」
モードレッド「おーいマスター、カードがあったぞ」
剣を抜きながらそう言う女性を見て聞くアーチャーのに答えたボイムのにウィザードはそう言うと姫路を見ていたモードレッドがアキレスD9へと黒いカードを見せて言う。
アキレスD9「こっちにもありました。これは一体…」
美波の方にも落ちていたカードがあったのでアキレスD9はそれも合わせて手に取って見ると2枚のカードは白くなっていき…
???「ヴィヴ・ラ・フランス!こんばんわマスター」
???2「ランサー、アルトリア。召喚に応じ参上した。我が愛馬は雷雲を呑むように、我が槍はあらゆる城壁を打ち破る。貴方の道行きを阻むもの、全てを打ち砕こう」
アキレスD9の前に少女と馬に乗った女性がいた。
モードレッド「ちちちち、父上!?」
アルトリア「やはりモードレッドだったか…しかも持っているのは…まったく」
アキレスD9の後ろに隠れるモードレッドにアルトリアはふうと息を吐く。
アーチャー「すまないがもう1人は誰なのだね?」
エクス「あの人はマリーアントワネット、フランスで有名な女王様だよ」
G3-DX「パンが無ければケーキを食べれば良いって言った人ですよ」
ウィザード「成程…料理下手であったのか」
鎧武「それでパワーアップしたのじゃな」
アーチャーの問いに答えたエクスとG3-DXのにウィザードと鎧武はそう言う。
ベアー「えっと……全然違うんじゃよ;」
アヌビス「あとその台詞はデマだったようだぜ」
金時「お、目が覚めたのか熊っ子」
それに意識が戻ったのかそう言うベアーと補足するアヌビスの後に金時がそう言う。
ネオス「!み、皆!来て!美波が美波が!」
ウィザード「どうした明久!」
G3-DX「あ、もしかして元に……」
美波を見ていたネオスの慌てた声に誰もが駆け寄って美波を見る。
どたぷーん!
まだ大きい一部分に固まる。
G3-DX「……え?」
アファート「……え?」
アーチャー&鎧武&ウィザード&ウィザードラゴン&キャス狐&アヌビス&盾王&ジハド「一部分戻ってなァァァァぁァい!?」
タマモキャット「これにはキャットも驚きを隠せないのだワン」
モードレッド「マジかよ!?」
マリー「?」
アルテラ「大きい…これは悪い文明(チャキ)」
アキレスD9「お、落ち着いてください!」
それに一部が驚きの声をあげたり、戸惑ったりする。
葉月「はわわ~お姉ちゃん大きくなったです~」
ベアー「一体どうなっているんじゃよ;」
酒呑「んー、分からへんけど、本人の願望とか付けられていたサーヴァントの影響が出たんやないの?」
ほわーとなる葉月の隣でそう言うベアーに酒呑がそう言う。
その言葉に誰もがアルトリアを見てあーとなる。
鎧武「む?呼符があったのじゃ」
アヌビス「倒した報酬か」
反鬼「次は何が出るんだ?」
その後に舞台の台の上をあった呼符を鎧武が手に取ると虹色の光が迸り…
ギン!!
刹那、飛び出した影が反鬼を切り裂こうとしてエクスが割って入って防ぐ。
反鬼「?!」
エクス「……やっぱり来ましたか……頼光さん」
斬りかかった存在にエクスはそう言った後に攻撃を仕掛ける頼光にエクスはその攻撃を捌きつつ反鬼から離す。
容赦のない攻撃にエクスはやばいなと感じた時…
鎧武「やめい!!!」
鎧武の怒声と共に頼光はピタリと止まる。
そして不満げに鎧武を見る。
頼光「なぜ止めるのです?鬼を滅する為に私をよ…」
パシン!
言い切る前に頼光は鎧武に頬を叩かれる。
鎧武「今いる間、金輪際、悪しき鬼以外の鬼を殺す事を禁止する。茨木にも酒呑にも…ワシの知り合いの鬼に手を出すな」
頼光「……………分かりました、マスター」
静かに、怒りの声でそう言う鎧武に叩かれた頬を抑えながら頼光はふうと息を吐いて了承する。
エクス「た、助かったよ秀吉;」
ベアー「やっぱりこうなったんじゃよ;」
鎧武「いや、こっちこそすまなんだ…あれが源頼光殿…味方では頼りだが鬼を相手には慈悲もない一閃…これは大変じゃな…」
礼を言うエクスと冷や汗を掻くベアーに鎧武は頭を下げた後に頼光を見て…
頼光「金時~!母を慰めてください!!」
金時「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!落ち着けよ頼光様!!」
酒呑「ほんまこの女は子離れが出来ん奴やな!はなれんかい!」
ネオス「メンタル!?」
アヌビス「頼光はな……狂化EXのヤンデレマザーなんだよ;」
エクス「だから酒呑童子と金時関係で何度か喧嘩すると思うから……頑張ってね;」
鎧武「うむ、忠告感謝するのじゃ」
抱き着く頼光に慌てる金時に同じ様に抱き着きながらふしゃーと威嚇する酒呑にネオスは叫び、アヌビスがそう言って追記するエクスに鎧武は顔を抑える。
ウィザード「おい、頼光さんだったな」
頼光「なんですか?親子の時間を邪魔しないで欲しいのですが」
そんなメンツにウィザードが話しかけて、頼光は金時に抱き着きながら言う。
ウィザード「金時から聞いたけどよ。本人は自分関係で殺し合いを始める女より、献身的にしてくれる女の人が好きだってなあ?」
金時「!そ、そうだな、オレッチはそう言う女性が好みだな」
頼光「なんと……つまり、」
ネクサス「…………酒呑と殺し合おうもんなら絶交もん」
そう言うウィザードに金時は頷き、衝撃を受ける頼光にネクサスが追従して釘を刺す。
ちなみにそれは酒呑にも当て嵌まるので酒呑も唸る。
酒呑「それはきついな…ほんまきっついな…」
頼光「ぜぜぜ絶交とは…」
金時「だから殺し合いより普通に世話してくれるなら大丈夫なんだよ大将」
ネオス「後、普通に口だけの喧嘩とか?」
オロオロする頼光に金時はそう言い、ネオスが付け加える。
頼光「くっ…仕方がありません。蟲と仲良くなどとは嫌ですが金時の為です」
酒呑「休戦とはやってくれるなほんま…」
ジハド「ねぇ、もしかしてこれって……」
盾王「あぁ、雄二の作戦だろうな……」
そのやり取りを見て離れたウィザードを見るジハドと盾王に気づいたウィザードが近寄る。
ウィザード「言っとくが嘘なつもりで言った訳じゃねえ。金時の様子から考えて、作戦と言うより面倒な事を起こさせない様にの誘導だな…と言うかあいつ等が住むことになる秀吉の家がさっきのを繰り広げられたら持たないだろう?本人もあんなメンツに囲まれてたらこっちが言った女性の方が良いだろう」
盾王「なるほどなぁ……」
ジハド「ナイスアイデアよ雄二君」
ウィザードの言い分に盾王は納得し、ジハドはそう言う。
ウィザード「あんま嘘が嫌いな奴といりゃあ嘘にならない様に言うにはな」
ホント大変だぜとぼやくウィザードに盾王とジハドは誰を言ってるか分かって納得する。
西村「それで?そろそろ姫路と島田を連れて行くが良いか?」
ネオス「あ、鉄人」
アファート「……いたのね」
何時の間にかいた西村に誰もが向いた後にお願いしますとネオスは頭を下げて、うむと西村は頷いて姫路と島田を担ぐ。
西村「そうだ。さっき来てみた際、どうもマンションの階層が1個増えてる様だ」
ウィザード「はあ?」
エクス「階層が増えた?」
すると思い出したように言った西村のに誰もが怪訝となる。
西村「俺も見間違いかと思ったが最初に先生たちを運んだ後と今来た時の階層の数が違っていた」
アーチャー「そんなことがあったのかね?」
ベアー「いやいやいや、そんなのなかったんじゃよ?!」
アヌビス「一体どうなってるんだ?このマンション」
確認するアーチャーに真宵は否定し、アヌビスは腕を組んで首を傾げる。
西村「とにかく、何かあるか分からないから気を付けるんだぞ」
ネオス「分かりました」
エクス「気をつけます」
注意して出て行く西村を見送ってからウィザードはふうと息を吐く。
ウィザード「(後は清水と清姫か…清水はまだ良いとして清姫だな…たくっ)お前等行くぞ」
心で愚痴った後にウィザードの号令と共にメンバーは階へと進む。
姫路と美波を救出した一同の進む階、そこで待ち受けるのは…
登場サーヴァント
セイバー:真名、アルテラ、マスター、大空ヒロ
ランサー:真名、アルトリア・ペンドラゴン(オルタ)、マスター、大空ヒロ
ライダー:真名、マリー・アントワネット、マスター、大空ヒロ
バーサーカー:真名、源頼光、マスター、木下秀吉