サマーオブクライシス~悲劇のマンションを攻略せよ!~   作:鳴神 ソラ

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待ち受けし狂気に染まりし皇帝に少女の絶望を希望に変えた戦士が立ち向かう。


23の境界:狂気の皇帝

 

 

ネオス「開けるよ」

 

603号室の扉に手をかけてそう言うネオスに誰もが頷いた後にネオスは扉を開ける。

 

中に入るとそこは黄金の劇場が広がる。

 

金時「なんてゴールデンなんだ…」

 

酒呑「小僧、目が輝いとるな」

 

頼光「金時が好きそうですもんね」

 

黄金の劇場に金時はサングラスからでも分かる程目を輝かせて、それに酒呑と頼光は苦笑する。

 

アヌビス「金時はゴールデン好きだからなぁ」

 

ベアー「でも別段変わってない……」

 

アヌビスは呆れてベアーがそう言った時…

 

ゴォオオオオオオオオッ!

 

すると黒い炎が出ると同時に劇場か黒くなり始める。

 

金時「うお!?急に黒くなり出しやがった!?」

 

マリー「これって…」

 

ネオス「それが今の気持ちなんだね。赤セイバー…いやネロ」

 

驚くメンバーの後にネオスは劇場の中央に立つ赤セイバー…ネロへと言う。

 

そのネロは光がない目でネオスを見る。

 

ネロ「奏者…」

 

エクス「やっぱりオルタになっているようだね」

 

ベアー「服が黒くなってるんじゃよ……」

 

佇むネロを見てエクスとベアーは呟く。

 

ネロオルタ「奏者よ……なぜ其奴らと一緒に居るのだ?」

 

そう問うネロオルタにネオスは1歩前に出て彼女を見る。

 

ネオス「仲間だからだよ。そして迎えに来たよ」

 

そう言うネオスにネロオルタは剣の切っ先を向ける。

 

ネロオルタ「奏者よ。余は憎い。奏者がそ奴らと一緒にいるのを見ると憎しみが沸く。怒りが、嫉妬が生まれる。潰せと余に囁きかける」

 

葉月「セイバーのお姉さん…」

 

G3-DX「ネロさん……」

 

反鬼「怒りや憎しみ、嫉妬がアイツを闇に染めたのか……」

 

その言葉に葉月とG3-DXは悲しく見て、反鬼はそう言う。

 

ネロオルタ「だからこそ余は潰す。奏者と一緒に居る其奴らを……この焼き殺す暗黒劇場(フラン・マモルス・オプスクーリタース・テアートルム)で」

 

そう言って殺気を出すネロオルタを見ながらネオスはカードをネオスバイザーに装填する。

 

ソードベント!

 

ネオス「なら僕は止める。君のその怒りの心を…」

 

召喚されたネオスジャベリンを握りながらそう言うネオスにネロオルタは斬りかかり、ネオスは受け止める。

 

ガキン!!

 

ネロオルタ「奏者ぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ネオス「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ガキンガキンガキンガキィン!

 

お互いに得物をぶつけあって一歩も引かない斬撃のぶつかり合いへと入る。

 

しばらくして中央へと向かう。

 

アーチャー「マスター…」

 

エクス「明久……」

 

ネロオルタ「炎よ、舞え!焼き滅ぼせ!」

 

ボォォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

 

誰もが見守る中でネロオルタはネオスへと向けて剣を振るい黒炎を放つ。

 

ネオス「ドルフィンウェーブ!」

 

ユニゾンベント!!

 

向かって来る黒炎にネオスはN・アクア・ドルフィンを普通のイルカにしてミラーモンスターにした感じの契約モンスター、ドルフィンウェーブを呼び出して一体化するとネオスの鎧部分が青くし、イルカを模した感じに変えた感じのネオスアクアとなって手から水を噴出させて向かって来た炎を防ぐ。

 

ネロオルタ「奏者よ!その程度の水で余の炎を防げると思ったか!」

 

ボォォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

 

その言葉と共にネロオルタは炎の勢いを強くする。

 

ネオスアクア「ぐぐ!負けるか!!!」

 

一度は押されるがネオスアクアは腕にぐっ!と強く、力を籠めるのと共に主の思いに答える様にドルフィンウェーブの咆哮が響き渡って水の勢いが増して均等しあう。

 

アーチャー「憎しみの炎も強いな」

 

ブーティカ「…あいつ、バーサーカーでもあるけどアベンジャーにも近いね」

 

エクス「まあ歴史ではネロは暴君と言われているからね」

 

ベアー「本人はただ頑張っただけじゃのにね」

 

それを見て顔を顰めるアーチャーの隣でブーティカはネロオルタを見てそう言い、エクスとベアーはそう答える。

 

ドカーーーン!!

 

均等しあっていた水と炎は爆発を起こして周りが水蒸気で見えなくなる中でガキン!カキン!と言う音が響き渡る。

 

鎧武「中でぶつかり合っておるのう…」

 

荊軻「一歩も引かない勝負とはこれの事だろうな」

 

アファート「……そうね」

 

それに誰もが見守る中で水蒸気が収まると所々ダメージを受けたネロオルタと同じ様にダメージを受けたネオスアクアが立っていた。

 

ネオスアクア「やっぱり凄いねネロ」

 

ネロオルタ「当たり前だ。余は皇帝だぞ?」

 

そう言うネオスアクアにネロオルタはそう返す。

 

ネオスアクア「だからこそいつも通りの君を取り戻すのを頑張らないとね」

 

ネロオルタ「いつも通りの余だと?」

 

言われた事にネロオルタは眉を顰める。

 

ネオスアクア「うん。今の君も心に秘めていたものが出ているからそれも君かもしれない。けれど僕にはいつも通りに笑って、いつも通りに自信満々に言う君が僕を元気にしてくれる。賑やかにしてくれる。そんな君は僕は勇気を貰える」

 

エクス「明久……」

 

反鬼「あいつ、告白じみたこと言ってんじゃねえか///」

 

そう言うネオスアクアにエクスは感動し、反鬼や他の女性陣は顔を赤くする。

 

ネオスアクア「だからこそ、君を助ける!」

 

ネロオルタ「やれるものならやってみよ奏者!!」

 

その言葉と共にネロオルタは炎を収束させ、ネオスアクアは自分の頭上に水の竜巻を作り出す。

 

ネオスアクア「ウェーブシュート!!」

 

ネロオルタ「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス・モルガン)!!」

 

その言葉と共に水の竜巻と黒炎の斬撃が放たれ、劇場の中央で必殺技がぶつかり合う。

 

ぶつかり合った水と炎は先ほどよりも濃い水煙へとなる。

 

葉月「見えないのです~」

 

ボイム「凄い煙!」

 

アヌビス「窓開けろ窓!」

 

誰もが窓を探すがこっちが手っ取り早いとアーチャーがドアを開けてそこに投影したうちわで水煙を外へと扇ぐ。

 

見る見るうちに水煙は消えていき…見えるようになるとネロオルタを後ろから抑えたネオスアクアがいた。

 

ネオスアクア「君に取りついた悪意を浄化する!うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

その言葉と共にネオスアクアは全身を光らせる。

 

アヌビス「な、なんだ!?」

 

盾王「ネオスが光ってるぞ?!」

 

ラン狐「あれは!もしやウルトラマンゼロがやったと言う!」

 

それにアヌビスたちが驚く中でラン狐が叫ぶ。

 

ネロオルタ「ぐ、ぐあが…」

 

ネオスアクア「自分を取り戻して!赤セイバー!!」

 

苦しむネロオルタへと強く呼びかけるとネオスアクアの光りが強くなり、誰もが直視できないので顔を腕で覆うとネロオルタの絶叫と共に光から黒い光が飛び出した後に四散する。

 

誰もが顔を覆っていた腕を退かすと元の赤い服に戻ったネロ、赤セイバーと黄金の輝きを取り戻した劇場が目に入り、赤セイバーの後ろで膝を付いて肩を上下させたネオスが目に入る。

 

赤セイバー「奏者…」

 

ネオス「お帰り…赤セイバー」

 

エクス「お疲れ様、明久」

 

アファート「……カッコ良かったわよ」

 

自分へと振り返り、静かに佇む赤セイバーへとそう言うネオスにエクスは労いをかけて、アファートがそう言う。

 

ネオス「カッコつけるつもりはなかったけどね。助けたかっただけだし」

 

ウィザード「謙遜するな…さて、後残るは…」

 

アーチャー「屋上だな」

 

そう返すネオスにウィザードの言葉を引き継いでアーチャーが言う。

 

盾王「んじゃ早速行こうぜ!」

 

ジハド「そうね。とっとと倒してバカンス再開させましょ」

 

ベアー「んじゃ早速レッツ……」

 

エクス「いや、その前に一階に戻らないと行けないようだよ」

 

誰もが意気込む中でスマホを見ていたエクスがそう言う。

 

タマモキャット「おおっと、いきなり逆戻りとかどうしたボーイ?」

 

モードレッド「そうだぜ。もしかして弱体化条件が1階にあるのか?」

 

出鼻をくじかれてそう言うタマモキャットとモードレッドに訳を聞く。

 

エクス「いやそれが一階だけじゃなくてあのカオスの階以外の全部の階にある」

 

反鬼「全部だと!?一体どんな条件だ!?」

 

出て来た言葉に誰もが驚き、反鬼が代表で聞く。

 

エクス「あの巨大ボスを各階のを合わせて指定された数まで倒せ」

 

アーチャー「それはまた…」

 

ウィザード「かぁ~とてつもなくめんどくさい条件だな」

 

赤セイバー「なあに!余は奏者がおるのだ!頑張れば出来る!」

 

ネオス「ははは」

 

ラン狐「いつも通りに戻るの早すぎでしょ」

 

ぼやくウィザードの後に自信満々に言う赤セイバーにネオスは苦笑し、ラン狐は呆れる。

 

ボイム「でもそれがネロちゃんだよね!」

 

ベアー「取り敢えずさっさと一階に戻るんじゃよ!」

 

マタ・ハリ「そうね~早めが良いわね~」

 

荊軻「そうだな」

 

ベアーのに誰もが賛成した後にアーチャーは確認する為に聞く。

 

アーチャー「それで?何体まで倒せば良いのかね?」

 

エクス「……合計100体」

 

反鬼「ああ100か……って100体だと!?」

 

ベアー&アヌビス「多すぎるんじゃ!?/るだろ!?」

 

納得しかけて出て来た数字に反鬼は叫び、ベアーとアヌビスも絶叫し、誰もが驚く。

 

当然だ、今までの回で出て来た大型を倒しまくれと言う事だ。

 

酒呑「それはほんま大変やな」

 

モードレッド「おいおい、今までやって来たのもそうだが最後のはさらにめんどくさいな」

 

タマモキャット「個別で数100体以上よりかはマシだと思わぬか?」

 

そう呟く酒呑の隣で心底めんどくさそうにぼやくモードレッドにタマモキャットは言う。

 

式「確かに、武闘王とかキングワイバーンとかホムンクルスキングの奴らを数100体連続で相手をしろってのもな」

 

イリヤ「確かに連続となると…」

 

ルビー「イリヤさんがぶっ倒れますね」

 

エクス「確かに;」

 

盾王「死にかけるな;」

 

思い出して呆れた顔で言う式にイリヤも冷や汗を掻きまくり、ルビーのにエクスと盾王も頷く。

 

ウィザード「とにかく、超大型はともかく、大型の奴らを中心に狙わないとな」

 

アファート「……なら一階~三階までがねらい目ね」

 

反鬼「そうだな」

 

頷いた後に一同は1階へと降りる。

 

赤セイバーを救い出したネオス達。

 

屋上へと向かう為に再び大型の敵を倒しに向かう。

 

 

 

 

 




ゆっくり霊夢「今回新規サーヴァントいないと思った読者さん」

ゆっくり魔理沙「次回に分かるんだぜ」
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