何とかなるさと前向いて 作:トマト
俺は正月、一人寂しく餅を食べていた。餅を口に入れながら時間を確認しようと時計を見ると
「起きてください。」
目覚めると美しい女性が居た。誰だろう?
「あなたはどちらさまですか?」
「私は神です。」
俺は頭がおかしくなってしまったようだ。早く病院へ行かなければ!..................................................ん?
「そういえば俺死んだ気がするんですけど!?」
「はい、死にました。割としょうもなく。」
やっぱりか....。というか、しょうもないとかひどい!確かにしょうもなかったけど。
「冷静ですね。」
「はい。自分でもびっくりするくらい冷静ですね。」
言われてみれば不思議と心は落ち着いている。
生前は普通に死ぬことに恐怖があったが、死んでみるとそうでもなかった。こんなものかと思ってしまう。
そういえば、一つ疑問がある。
「神様はなぜ俺と会っているのですか?これが普通なのですか?」
「いえ、あなたの死には少し特殊な事情がありまして。」
神は少し複雑な表情をしている。一体どんな事情が?
「事情とはなんですか?」
すると神様は、神妙な顔つきで話し出す。
「実は、先日、神々の間でたけの〇の里派ときの〇の山派の争いがありその時の余波であなたの書類が存在が消えるレベルで破壊されてしまったのです!まぁ、何とか存在を保つまでは復元できましたが。もうちょっと遅ければ完全消滅してましたよ?」
神々パネェ、というか暇なの?俺、完全消滅仕掛けてんだけど⁉
「なるほど、神様も被害者だったんですね。てか、さらっと完全消滅とか言いましたね」
何かやばい感じがするけど、この神様はまともなはず。.....大丈夫だよね?
「はい、そうなんです。私はその争いを見ながら嘲笑を浮かべていただけなんです。なのに」
もうやだなぁ、神ってそんなやつらやこんなやつばっかりかよ。はぁ、もう何も信じられないよ。信じたくないよ。
もういい、あきらめた。とりあえず話を進めよう。早いとここんなところ抜け出したいしね。
「まあ事情は分かりましたが何用ですか?」
ろくな内容じゃなかったらぶん殴ろうかな?うん、ぶん殴る。
「今あなたは存在しかできない状態にあります。なので、また書類を創らなければいけないのですが。創るうえでの規則の中の、
・連続して同じ世界ににしてはならない。
・決められた寿命や死因で終わりを迎えなければ、0から創ることはできない。
という二つの点から、死んだ時点の状態で別の世界に行かなければならないのです」
まじめな内容だった残念。でも、これ聞いたことある。
「異世界転生ってやつか。」
「はいそうです、今回はその中でも特殊な神々による死なので、転生の上で一つの特典が付きます」
「お決まりですね。」
「はい それで何がいいですか?」
うーん、悩むなぁ。
「転生先は決まってますか?決まっているとしたらどんなところですか?」
とりあえず必要最低限のことを聞いておこう。場違いな特典にしちゃったら大変だし。
「ええと確か、冒険者という戦闘系の職業が主流の世界です。」
戦闘系の特典がいいかな?じゃあ、大好きだったあの漫画にするか。
「BLEACHに出てくる能力をすべて使えるようにしてください。」
「分かりました。あと、名前は偽名を使ってください。では、いってらっしゃい」
こうして、俺の異世界生活が始まった。
主人公設定
名前 コヨーテ・スターク(偽名)
年齢 18歳
性別 男
性格 お気楽
容姿 赤みのある黒髪、黒目、そこそこ顔はいい。
性能 何でもできるがすべてそこそこ。