何とかなるさと前向いて   作:トマト

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何とかしてください

目を開けると大きな塔が立つ町が広がっていた。

 

「へぇ、ここが転生先か。」

 

その町は元いた世界よりも文明は格段に劣っていたが、活気があふれ、絶え間なく人が行きかっていた

 

「まずどうすればいいんだか。何も分からんな。」

 

と悩んでいると、ポケットに何か入っていることに気が付いた。

 

「何だこれ?メモか?あと袋?」

 

そこにはこう書かれていた。

 

『はい、女神です。今何をすればいいか分からなくてお困りでしょう?とりあえず最低限のお金はまもたせましたので一日目はそれで何とかしてください。仕事は、大きな塔が見えるでしょう?そこのギルドという施設に行けばいいと思います。その特典だと冒険者がいいと思います。では、今後は一切の干渉をしませんので頑張ってください!』

 

そして、袋にはたくさんのお金が入っていた。

 

「これ、どのくらい入ってるんだろう?お金の単位も分からんし」

 

そこらへんとか都合よくわかるもんじゃないんだろうか?神様は気が利かないようだ。

 

「はぁ、とりあえずギルドとやらに行くか。」

 

今後の方針を固め歩き始めた。

 

------------------------

 

「ここがギルドか。」

 

(神様が冒険者がいいって言ってたし、冒険者になろうかな?)

 

近くの職員の人に話しかけてみた。

 

「すみません。」

 

「はい、どのようなご用件でしょうか?」

 

「冒険者になりたいのですが、どうしたらいいですか?」

 

「では、ファミリアをお探しですね?」

 

ん?ファミリア?

 

「あの、ファミリアって何ですか?」

 

「はい、ファミリアというのは......

 

この後、ファミリアのことや、恩恵のこと、ついでにお金のことなど本当にいろいろなことを教えてもらった。

 

「本当にありがとうございます。」

 

「はぁ、今までどうやって生きてきたか不思議なくらい何も知りませんね。」

 

今まで別の世界にいたのだからしょうがない。本当にすみません職員の方。

 

「それでどこのファミリアなら入れそうですか?探索系でお願いします。」

 

「えーと、今のところ入れそうなファミリアは.......残念ながらないですね。」

 

「そうですか....まだ蓄えがあるのでまた後日来ます。」

 

宿探さなくちゃなぁ

 

「あ、これファミリアの紹介冊子です。よかったら使ってください。」

 

「何から何までありがとうございます。」

 

「いえいえ、ファミリア見つかるといいですね。」

 

「はい、では」

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見た目の問題で回ったところすべてから断られてしまった。

 

「はぁ、こんなんで大丈夫かな」

 

ベンチに座りながら嘆いた。すると、後ろから声をかけられた。

 

「なんや自分、どうしたんや?そんな落ち込んで?」




自信、ほんとないです。
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