何とかなるさと前向いて 作:トマト
今、俺はロキの部屋で幹部の三人に事情を説明していた。
「ということでして」
「なるほど、つまりこの部屋をこんなことにしたのは君ということか....」
フィンが部屋の現状を見ながら考え込むようにしてつぶやく。
「で、その能力というのは氷を出すだけか?」
リヴァリアが質問をする。
「いや、もっといろんなことができます。」
「いろいろというと?」
「えーと、炎を出したり雷出したり」
ふむふむと聞いている。
「老いを操る、致死量を操る、恐怖を与える、事象の拒絶、想像を実体にする、ゾンビ化させる、完全催眠とかですね。」
そこにいた全員の動きがピタッと止まるがすぐに一人の口が開く。
「そ、そんなんチート、チーターいや、ベーターや」
ロキが叫ぶ。暴走気味に、
「ロキ、少し落ち着いてくれ、というかなんの話を?」
フィンはすかさずツッコみに回る。
「はっ、うちはなにを!?」
フィンのツッコみにより、ロキが正気に戻る。
ロキが錯乱状態になったのを見るように皆動揺を隠しきれない。フィンはツッコみを入れているが冷静というわけでもなく頭を抱え唸っている。
「まぁ、深く考えず気楽にやりましょう!」
「「「「無理だろ」」」」
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その後、話し合いにより氷輪丸以外の能力の使用を禁止された。まぁ、妥当な判断だろう。あんなチート使っても面白くないしね。
そして、今何をしているかというと、俺の歓迎会で酔いつぶれた人を看病している。あの後すぐに歓迎会の様なものがあり、大半の人が酔いつぶれ健康である俺が後始末をしているのだ。
「すまないな。この様なことをさせて。」
副団長が申し訳なさそうに言ってくる。
「いえ、自分。この中で一番下っ端ですから。」
俺としては当たり前のことをしているつもりなのでそんなふうに言われると俺まで申し訳なくなってくる。
「はは、そう言ってくれるとありがたい。」
こうして、異世界生活1日目が終わった。
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2日目の朝です。
今日はギルドに行き、冒険者登録をする予定だ。
団長に「登録申請をするときはこれを見せるんだよ。」と言われロキファミリアのエンブレムが渡された。
何でもこれを見せなければ登録をしてくれないそうだ。しかも、渡されるとき「いいかい、絶対に落としたらダメだよ。絶対だからね。」ととても怖い顔で言われたため、若干、挙動不審になりながらも、ギルドに無事到着した
これからもこんな感じで不定期です。