提督の副業 作:きんにく同盟
今回は番外編ですが、太郎編です。
もし、こいつをこうやって苦しめたいとか、艦娘にやらせたいとか希望がありましたらお願いいたします。
俺はただの憲兵。最近、提督達の奇行が眼に映る。
その中でも3人、ヤバい奴等がいるのだ。どういった意味のヤバいなのかだが、気の毒になるという方向性だ。
今日はその中の一人だ。
太郎と言ったかな…優秀にはかわりないんだが、彼には常に艦娘が張り付いている。
この前…
太郎は中途半端なルックスにヤケに自信過剰となり、よく町で逆ナンをひたすらに待っている。
太郎「…」ガードレールに腰をかけサングラス
通行人「クスクス…」
2 「大門サングラスなんて今時…」
その時、滑稽な男に近づく女性が…
長門(変装)「ああ、提督待ったか?」
それから、その女性は暴れる男に関節をキメると大人しくなった男を連れて何処へ消えてしまった。
他の憲兵たちにも話を聞いてみると後数人程、おかしな提督が居るという。このままでは日本海軍としての質が下がってしまう。
そして、不満に思っている憲兵を集めて決起した。大本営に掛けあってみるのだ。
元帥「…なるほどな、それは問題だ。だが、具体的な解決策でもあるのか?」
憲兵「はい!提督としての指揮が悪い訳ではなく、至って優秀なんですよ彼らは…」
元帥「……」
憲兵「だから、後はお互いの信頼関係です。どちらかが不信感を抱いたりしていると、やはり一つの組織ですから瓦解の恐れがあります。」
元帥「…ふむ。聞いた話だとお互い想いあっているみたいだが?」
憲兵「ですが、信頼はしていません。艦娘は提督を監視し提督は艦娘から離れようとしています。ですから、私が寄宿舎にいた時に流行ったもので彼らに信頼を取り戻させてみせます!」
どうやら、憲兵にはアイデアがあるらしい。
元帥「ではやってみろ…必要とあれば人材も貸そう。」
憲兵「ありがとうございます!」
提案がまかり通り、達成感を感じて退室する憲兵を確認して、元帥は秘書艦の榛名を呼ぶ。
榛名「いいんですか?あんな事を言って」
元帥「…でなければ、分かり合えない連中も居るのだよ。つくづく無能な奴らだ。」
自分の部下に毒づく元帥。本当はこんな事で時間を費やしたくはないというのが本音だ。
榛名「…フリですか?」
元帥「……悪い子になっちゃった…」チラチラ
憲兵会議
A「篠原太郎…通称太郎。問題点は艦娘の異常執着、一度だが耐え切れず、警察に被害届を出したという。」
B「そして、中々取りあって貰えない刑事に泣きながら助けてと縋ったらしい。」
C「話にならないから、保護者を呼んだ所。妻を名乗る4人の女性に連れて行かれたらしい。」
太郎の名前がリストに上げられる。
A「先にこいつから解決しよう。」
BC「賛成」
太郎 鎮守府 執務室
太郎「…俺たちに互いの長所と短所をそれぞれに書けと?」
憲兵「ハイ。その通りです。」
長門「自分以外の事をそれぞれに書けばいいのだな?」
陸奥「しかも、誰が書いたかは分からない。」
大和「面白そうですね。」
武蔵「…面と向かっての方が良いんじゃないか?」
憲兵「いえ、誰がそう思っているのか分からない所がみそなんですよ。初めは多少、ギクシャクするんですが段々と本物の信頼関係になるのです。」
そう言って、各々に紙を渡して行く憲兵。
しばらくして、全員が書き終わったので集めて発表する。
憲兵「初めは、陸奥さんがいいかな…」
陸奥「あら〜気になるわね。」
憲兵「長所から…『スタイルが良い』『胸がデカイ』『脚が綺麗』『清潔感がある』」
陸奥「…体ばっかりね。」ジロ
4人「…」目を外らす
憲兵「続いて短所…………」
陸奥「…構わないわ言って……」
憲兵「『なんかヤリマンっぽい』『自分に絶対の自信がありそうで偶に引く』『ヤリ…経験人数が多そう』『時たまに出るおぼこアピールがウザい』」
陸奥「…」ズーン
憲兵「…お前ら…憶測で書くんじゃない!!」
憲兵「続いて、武蔵さん。先ずは長所から…『意外に仲間想いな一面がある』『強い』『裏表がそんなにない』『居ると安心感が湧く』凄いじゃないか!!」
武蔵「……そうか」照れ
憲兵「…短所は、『属性多すぎ』『盛り込み過ぎてあざとい』『メガネも居るのか?』『偶に存在を忘れる』」
武蔵「忘れられるのか……」
憲兵「まあまあ…」
陸奥「私よりはマシじゃない。」
憲兵「…次は太郎…提督だ。長所からな。『有能』『友達思い』『見た目はいい』『ていうか…好き』」
太郎「……ふふ」
憲兵「短所いくぞ、『浮気性』『脇が甘い』『器量が狭い』…………」
太郎「…あとは…?」
憲兵「…『前の彼女超ブス』」
太郎「…前の彼女は関係ないだろ!!お前か!お前か!」
大和「…」揺さぶられ
陸奥「…」揺さぶられ
大和「全く酷い事を書きますね。」
陸奥「ほんとね〜」
太郎「なんだよ!んもおぉぉぉ!!」
憲兵「…次は長門さん。長所は『強い』『男勝り』『誇り高い』『面倒見はいい』」
長門「当然だ!」ムフ〜
憲兵「…短所…………『頭に血が上りやすい』『子供っぽい』…………あとは全部それだ。」
長門「…そ、そうか…」
憲兵は手の中の2枚の紙を隠す。
『汗臭そう』『殆ど男だから迫られた時怖い。』
太郎「おいおい〜憲兵さんよ〜」
大和「正直にやりましょうよ〜」
長門「???」
憲兵「つ、次は大和さん!長所は…『強い』『強い』『強い』『美人』……」
大和「いやですよ〜提督〜」ニヤニヤ
太郎「……」赤面
長門「…」
陸奥「…」
武蔵「…」
憲兵「コホン!!では短所い…く……ぞ…………」
大和「どうしたんですか?」
憲兵「……フーフー。読むぞ、『撫子気取りがあざとくて鬱陶しい』『タチが悪い』『人間味を感じない時がある』『Iowaの方が良かった…』」
大和「……」ジャキン!!
大和は主砲を仲間に向ける。それにつられて各々が艤装を展開させる。
憲兵「……」逃亡
外
背後の鎮守府内から響き渡る爆音を聞きながら計画の失敗を報告しようとしていた。
憲兵「……なんだよあれ!!私たちは成功したのに、あいつらはリアルスマブラが始まった!!!」
憲兵「ひぃ〜!!」
太郎編 番外 完
どうでしたか?
本編も更新していきます。
ネタ提供お願いいたしま〜す。