提督の副業   作:きんにく同盟

19 / 30
遅れての投稿になりました〜

ストックを作りましたので2週間に一回のペースで投稿しますね〜


幻想の提督たち

テレビ局 スタジオ

 

 

アナウンサー「さて、今日も始まりました。ビックリニュースの時間です!!」

 

 

芸人「なんかゲストが来てるって話だけど〜?」

 

 

アナウンサー「そうなんです!!なんとビックなゲストを3人お呼びいたしました!!」

 

 

 

 

そして、パネルに名前が映し出される。

 

 

アナウンサー「先ずは〜…市民の為に海軍の機密情報を盗みし男……太郎さんです!!正に、日本のスノーデン!」

 

 

太郎「私は知りたかった。情報で人民という羊が狼になる様を!!」

 

 

 

スタジオに歓声が響く。

 

 

アナウンサー「続いて……某動画サイトで人気急上昇中のこの人……平成の安倍晴明…田中さん!!」

 

 

 

田中「……」神主スタイル

 

 

アナウンサー「この動画で凄さが分かると思います!!」

 

 

聴衆「すげえ!!」

 

 

田中「人前に出ない。そう決めていた時期が、私にもありました…」空を見上げ

 

 

田中「だが、注目して貰わなければ救える人も救えない!!だから…ここにいる!!」

 

 

\\キャー キャー //

 

 

 

アナウンサー「最後に最近注目の新進気鋭の作家…書かれた作品はまるで見てきたかの様…もどきさん!!」

 

 

もどき「…」

 

もどきは芥川龍之介の様に顎に手をつけて、文豪気取りだった。

 

アナウンサー「私も読みました!!最新作も今日買います!!」

 

 

もどき「……鹿島さん…」廃人

 

 

太郎「あ…ちょっと待ってくださいね。田中!もどきを連れてくぞ!!」

 

 

田中「御意!!」

 

 

 

 

男子トイレ

 

もどきは田中に抑えられいた。正面には太郎が立っている。

 

 

太郎「もどき!!歯を食いしばれ!!」パンパンパンパン!

 

田中「もう忘れるんだお!!大体、うぬも諦めたと言っていただお!!」

 

 

 

 

もどき「う…うっう…うえ」マジ泣き

 

 

太郎「いいだろ。振られた事なんか忘れろ…」

 

 

 

もどき「振られてない!!諦めたんだ!!」

 

 

太郎「でも、その後一回も会いにこなかったんだろ?振られたんだよ。」

 

 

 

もどき「違う!!!」顔真っ赤

 

 

 

田中「意外にどうでも良かったり…」

 

太郎「金遣いが荒い提督よりはと、消去法で選んだりしてたりしてな…」

 

 

 

もどき「……」

 

田中「失恋だお。」

 

太郎「愛や恋なんてただの幻想だぜ。」

 

 

 

2人に責め立てられ、だんだんと険しい顔になって行くもどき

 

 

 

もどき「あああああーーー!!」ヤバい顔

 

 

もどき「愛宕ぉー!見て見て!!皆んなの靴舐めるの苦痛じゃなくなったよー!」レロレロレロ

 

 

 

 

太郎「も、もどき……」

 

田中「太郎!謝るんだお……」

 

 

太郎「お前だって言ったろ!この卑怯者!!」

 

 

 

トイレの外

 

 

ワアアアー! クルナモドキ!

 

ウワー!

 

 

 

 

しばらく後

 

精魂尽き果て、体育座りをしている3人

 

太郎「……もう十分か…」

 

もどき「悪かった。もう、忘れるよ。鹿島さんのことは」

 

 

田中「鹿島さんだって、何か理由があった筈だお…」

 

 

太郎「分かんねえぞ。自分が多少、恵まれだしたら不幸だった時の男や物なんかポイって女が山ほど居るからな」

 

 

田中「なんか嫌な思い出でもあるのかお?」

 

 

 

もどき「鹿島さん…」

 

 

 

 

 

その時、もどきの鎮守府

 

 

愛宕「帰ってくださいね〜」ニコッ

 

 

鹿島「今日こそ、鈴木さんに合わせてください!!」

 

 

 

 

鹿島はもどきの事が忘れられず、毎日鎮守府に来ていたのだ。

 

 

 

高雄「ああ…鈴木って名字だったっけ…」

 

 

ビスマルク「早く帰りなさい」ジャキッ

 

 

愛宕「それに貴女、元の提督と和解したんでしょう?あっちに付いたりウチのに付いたり…」

 

 

高雄「尻軽って言ってさしあげますわ!」

 

 

 

鹿島「うう…また明日来ます……」

 

 

 

愛宕「塩撒いときましょうね〜」パラパラ

 

 

 

 

 

 

そして…

 

アナウンサー「え?もう新作に取り掛かっているんですか?」

 

 

もどき「はい…今度は長編です。」

 

 

アナウンサー「気になりますね〜じゃあタイトルだけでも教えてください!!」

 

 

もどき「仕方ないですね〜『もう恋なんてしない』です。」

 

 

アナウンサー「恋愛モノですね!!」

 

 

 

もどき「…………はい」

 

 

 

 

収録終了後 楽屋

 

 

太郎「……疲れた〜綺麗事言うのも楽じゃないな〜」

 

 

 

田中「でも、先ずは好感度だお。」

 

 

もどき「あ…ファンレター来てる……」

 

 

次の収録までやる事が特にない3人なので、互いの鎮守府に関しての話をしている。

 

 

 

 

太郎「それでさ〜空母作ろうって言ったんだよ。」

 

 

田中「突然、どうしたんだお…」

 

 

もどき「まさか、母性に餓えていたのか?」

 

 

太郎「………お母さんは俺が3歳の時に…」

 

 

田中「太郎…済まないお」

 

もどき「まぁ…俺だって鹿島さん失ったから同じ様なものだから!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

太郎「35歳だったんです。」イエ〜

 

 

 

 

3人「だあ〜はっはっはっ!!!」

 

 

楽屋 外

 

通行人「なんか狂気を感じるわ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

太郎 鎮守府

 

 

太郎母「まぁ…長門ちゃんも大変ね〜」

 

 

長門「そうなのだ…」

 

 

 

大和「でも、提督は愛とか全く信じませんよね〜」

 

 

太郎母「あの子もお兄ちゃんの方も昔からそうだったのよ〜」

 

 

陸奥「え?提督ってご兄弟の方が居たの!?」

 

 

太郎母「知らなかったの?まぁ…あの子は信頼してる人にしか個人的な事は言わないからね〜」

 

 

 

艦娘「……」

 

 

太郎母「あらあら…お母さん余計な事言っちゃったわね〜」クスクス

 

 

 

スタジオ

 

ファン「太郎さーん!こっち向いてー!!」

 

ファン「田中さん!私も除霊して下さい!!」

 

ファン「もどきさんの小説読んでます。」

 

 

 

 

スタッフ「はい…収録開始しまーす!!」

 

 

評論家「太郎さん…私が思うにね〜貴方がやっていることは情報の漏洩ですよ。」

 

 

太郎「ほう…では、秘密主義がいいと?」

 

 

評論家「そういう訳ではない。」

 

 

太郎「もし、私たちの日常の行為によって他国の誰かが苦しんでいる状況に陥っても……知らないなら構わない、そうおっしゃっているのですか!!」

 

 

評論家「別にそういう事を……」

 

 

太郎「なんて酷い話なんだ!!ねぇ皆さん!!」

 

 

 

 

聴衆「そうだそうだ!!」

 

聴衆「平和が大切なんだ!!」

 

 

 

収録終了 スタジオ裏

 

 

評論家「太郎さん!凄い視聴率でしたね!!」

 

 

太郎「それは、評論家の先生の演技が素晴らしかったまでの事ですよ!」

 

 

 

評論家「しかし人が悪い。貴方は何処で人が苦しもうと屁とも思わない方でしょうに…」

 

 

太郎「否定しないがね。」せせら笑い

 

 

 

 

 

心霊番組

 

 

田中「そこの君……」

 

アイドル「私ですか?」

 

田中「ああ…取り憑かれているお…明日に死ぬお!」

 

 

 

 

アイドル「いやあああああああ!!」

 

 

田中「動くんじゃない!!除霊するお…」

 

 

アイドル「は、はい」

 

 

田中は除霊を始めた。尚、彼は艦娘の徹底的な教育により、除霊方法を忘れてしまっていた。

 

だが、田中は除霊しようとしている。

 

 田中の手がアイドルの体に触れる。

 

 

 

 

 

 テレビ 前

 

鈴谷「あれは・・・・・・・」

 

熊野「揉んでますわね」

 

島風「駄目ですね~提督は」

 

 

 

 

 

社長室

 

偉い人「いや〜もどき先生!私、先生の大ファンでして…読ませて貰いましたよ。」

 

 

偉い人「初作品の『実録!重巡愛宕は弱かった』そして2作品、『それでも高雄は生き残った』さらに、政治をふまえながらの、『ナチスドイツの必然的な滅亡』」

 

 

もどき「ありがとうございます。」

 

 

 

偉い人「勿論、それだけではありませんよ!新作の「 『純血の日本人なんていない』は驚愕しました。つい、家系図を見直しましたよ〜あっはっはは。」

 

 

 

もどき「ハハハ、ありがとうございます。それでお話とは?」

 

 

偉い人「実は政治討論会にゲストとして出ていただきたいのです。そして、ベストセラー作家としての意見をおっしゃってもらいたいのです。」

 

 

もどき「いえ、私は政治は傍観するがわで・・・・・それに選挙権が未だに無くて」

 

 

 

偉い人「またまた~ご謙遜を」

 

 

もどき「いや、本当に!!」

 

 

偉い人「じゃあ、お願いしますね」

 

 

 もどきは誰もいない通路で項垂れる。

 

もどき「困った・・・・総理大臣すらしらないのに・・・・・」

 

 

 

 

  夜

 

 

 三人は薄暗いクラブでビリヤードをやっていた。

 

 

太郎「そもそも・・・・なんでお前らはテレビに出ることになったん・・・だっ!!」

 

 白い球が1の球を弾く

 

太郎「くそ!入らなかったか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

田中「拙者はこの前、もどきのアパートの地縛霊を除霊するシーンが動画サイトで話題になったんだ・・・おっ!!!」

 

 コン・・・・・ゴト

 

田中「やったお!!もう一回だお」

 

 

 

田中「でも拙者と太郎はわかるお・・・でももどきはどうしたんだ・・・・お!!」

 

田中「入らなかったお・・・」

 

 

 

もどき「あれから俺は世捨て人みたいになったわけだ・・・・っふ!!」

 

 

 カンカン・・・・ゴト

 

二人「すげえ!!」

 

 

 

 

 回想

 

愛宕「提督はこの判子を持っているだけでいいですからね~」

 

 

 書類をもどきの手元へと運ぶ艦娘たち

 

もどき「鹿島さん・・・・」ポンポン

 

 もどきは判子をただ押す機械の様になっていた。

 

 

もどき「かしまさん・・・」ポンポン

 

 

 

 艦娘 結婚(仮)申請書

 

   承認済み

 

愛宕「・・・ふふ」

 

 

岬にて

 

もどきは体育座りで黄昏ている。

 

もどき「鹿島さんが〜鹿島さんを〜あーあーああああー」

 

 

そして、もどきに近づく影があった。

 

 

⁇「大分きているようだね。」

 

 

もどき「あ、貴方は!!」

 

⁇「そのストレスをお金に出来るとしたら…君は乗るんだろうね。」

 

 

もどき「……え?」

 

 

 

回想終了

 

 

 

太郎「誰だよその人は…」

 

もどき「お前がよく知る人だぜ」

 

 

田中「そもそも、太郎は何でテレビに出れるんだお。」

 

もどき「そうだ!自分だけ言わないなんてずりいぞ!」

 

 

太郎「ある元帥の情報を貰って…なっ!!」

 

白い球は数字の序列ごとに穴に落とし、最後に9を落とした。

 

 

田中「うおおぉぉ!!」

 

もどき「また、お前の勝ちかよ!!」

 

 

太郎「今日は何度やっても同じだぜ…それに。」

 

太郎は悪い顔になる。

 

太郎「情報は開示されにくいからこそ…金になるんだ。」

 

 

田中「その顔はテレビに出すんじゃないお。」

 

もどき「まぁ、今日の所は帰るか…」

 

太郎「そうだな、休日とはいえ艦娘ほったらかしたしな。」

 

もどき「きっと俺には死より恐ろしい事が待っているんだろうな。」

 

 

 

 

そして深夜

 

 

太郎「……ただいま…」

 

 

暗い鎮守府、あたりは闇に染まっている。

 

 

太郎「……」コソコソ

 

 

 

大和「提督、おかえりなさい。」

 

太郎「ぎゃあああ!!」

 

 

長門「ようやく戻ったのか!!」

 

 

陸奥「ほったらかしって訳?あらあらあらあらあらあらあらあら…」

 

 

武蔵「ゆるさん…」

 

 

 

太郎「……!!仕方ないだろ!!なんたって俺はスターなのだ!!!新たに生まれし救世主。俺は神だ!」

 

 

長門「提督業をすっぽかしてか?陸奥を見てみろ…」

 

 

陸奥「あらあらあらあら…」

 

 

太郎「今日は休日だぞ!!それに、あそこは俺の存在を肯定してくれる所なのだ。」

 

 

長門「なんだと!?私たちでは不満なのか!」

 

 

太郎「違う。俺は凄い子出来る子なのだ!」

 

 

武蔵「なぁ…提督の話し方おかしくないか?」

 

 

太郎「だから、皆から慕われるべきなのだ!」

 

 

大和「学歴コンプレックスを拗らせましたね〜」

 

 

 

太郎「高卒を馬鹿にするな!!俺の事を皆んなして蔑みやがって〜」

 

 

長門「お前はどれだけ小者なんだ…」

 

 

太郎「悔しいぃ〜…くうぅぅ!!」

 

 

大和「……クス」

 

 

陸奥「あらあら…でも、もうスターにはなれないようよ〜」

 

 

 

太郎「ばかめ!!根回しは十分だぜ〜勝った!提督の副業完!!」

 

 

陸奥は黙ってテレビをつける。

 

 

そこには

 

 

あのスノーデンこと、太郎がまさかの情報漏洩罪及び、職場内のパワハラで明日、海軍に引き渡される模様です。

 

 

太郎「ば、ばかな!!この俺が…」

 

 

 

 

 

 

太郎「この俺がぁぁぁ!!!」

 

 




どうでしたか?

艦娘は増やしていきますね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。