それと今回記載したなぞなぞは著作権フリーのサイトに乗っていた問題に言い回しを変えて分かりづらくしたり、引っかかりやすくさせるための問題です
問題から割とすぐ下に答えが書いていますので、もしも解いてみたいとかいう方がいらっしゃったら、一度スクロールする手を止めて頭をひねってみるのもいいのではないでしょうか?
問・弐はちょっと推理ゲームが混じってる気がしないでもないですが。質問しそうなことに対する答えはすでに問題文の中に突っ込んであります。
※推理ゲームとはお題を出して、それに回答者が質問をする。それにはい、いいえで答え、推理していくという遊びらしいです。できればそちらも出したかったのですがそういった形式のために断念しました。
問・壱
以下の問題を応えよ
二人の男からプロポーズされた一人の女がいた。
二人の男からどちらかのプロポーズしか受け取れず、どちらのプロポーズを受けるべきか迷った女は占い師に頼ることにした。
有名な占い師を呼び寄せたところ、二人やってきた。
占い師Aはこう言った。
『私の占いは60パーセントの確率であたります』と。
占い師Bはこう言った。
『私の占いは30パーセントの確率であたります』と。
彼らの言う言葉は本当であると仮定する。
さぁ、女はどちらの言葉を当てにするべきか。
問・弐
以下の問題を応えよ
人としての能力を有したからくり人形を七体用意した。
『は』のからくり人形は膝から下を。
『に』のからくり人形は腰から足までを。
『ほ』のからくり人形は右腕を。
『へ』のからくり人形は両腕を。
『と』のからくり人形は左腕と右足を。
『い』のからくり人形は右腕と左足を。
『ろ』のからくり人形は頭を丸ごとを。
それぞれ切り離した。
これらの七体のからくり人形に前に進めと言った。
前に進まなかったからくり人形が一体だけある。
それはどのからくり人形か?
チャクラを使用せずに動くからくり人形だと仮定する。
問題文に嘘はないと仮定する。
といったなぞなぞのような問題が並んでいた。
頭の体操になる。
解けないこともあるまい。
どれもこれも簡単ななぞなぞだ。
あくまで基礎であるというだけで、ある程度の柔軟さを見れればそれでいいということか。
なぞなぞ自体をしっかり解かせるというつもりではないらしい。
こっそりほかの二人を見てみると、イタチは一切顔色を変えていない。
タマモも悩みながらでも筆は動いているようだ。
心配はする必要が無いな。
まずは問・壱。
占い師Aが60パーセントの確率で当たるということは40パーセントの確率で外れるということ。
占い師Bが30パーセントの確率で当たるということは70パーセントの確率で外れるということ。
そして彼女が占ってもらったのはどちらの男が良いのかという二択である。
となればもうわかるだろう。
正解は占い師B。
占い師Bが選んだ男と違う男を選べば、70パーセントの確率で女にふさわしいということがわかるのだから。
そして問・弐。
これは意味ありげにカッコを使ってハニホヘトイロを強調しているが、それは関係ないように思える。ただのひっかけだ。
そして最後に添えられたチャクラを使用せずに動く人形だと仮定するという文章。
ではどうやって動くのか。
その前の文に『前に進めと言った』と書いており、それで動かなかった人形が一体しかいないということは音声認識で動くということがわかる。
人形は答えを除いてすべて”前に進むことはできる”。足が無ければ両腕を。腕が無ければそのまま足を使ってという具合にどの人形もとりあえず前にはいける。
足を使って、とはどこにも書いていない。
ではいけなかったとするのは何か?
それは音を聞くための耳が無かった『首を切り離した”ろ”の人形が正解』となるわけだ。
人形であるなら耳が無くても、とか、実は耳が胸についていたなどと考えることができるが”言った”としている以上何かの手段で音声認識する必要はあり、また胴体についていた場合はどの人形も”前に進む”ことはできてしまう。
そうなると一体だけ進めなかったという問題文に矛盾が生じる。
そもそも冒頭に「人としての能力を有した」と書いてあるのだ。
人は耳以外で音を聞くことはできない。
ゆえに間違いはないはず。
こうして次々と問題を解いていき、10問の問をどうにか埋め終わった。
何個か間違っているかもしれないが、後半に行くにつれて難しくなっていったためにしょうがないという思いもある。
その分、2つ目の試験で稼がせてもらうつもりである。
☆ ☆ ☆
「では一次試験、第二を始める。
各々の班は用意した複数の試験官から誰でもいいから自由に選べ。
試験官の力は極力平均化させたつもりだが、中には相性などもある。
試験後にAの試験官よりもBの試験官の方が高得点を叩き出せた、などという言い訳は聞かないし、通用しない。
君たちの持つ忍術によって探ることができればそれは許可するが、あくまで”探るのみ”だ。
相手に作用する忍術は一切禁じる。
そういった忍術を持たない場合は試験官の振る舞いなどを見るか、運も実力の内というように適当に選んでみるのもまた一興だ。
事実、運のいい奴と一緒に任務をすると不思議とうまくいく、という実体験も少なからず話に上がる。
これから先生きていくうえで、運も君たちの命運を左右する要素と言えるだろう。」
その言葉を聞きながらもざわざわと、時にはワイワイと子供たちは思い思いに試験官を選択していく。
「どうする?」
「おすきに。」
「私は誰でもいいよ!」
イタチの言葉に私とタマモが適当に答える。
本当に適当だが、その言葉にふっと鼻で笑いながらもイタチは何気なく一人の試験官を選んだ。
「選んだ基準は何?」
「単に一番強そうだったからだ。
とはいえ、実力をそろえているらしいからあまり意味はないだろうが。」
と答えるイタチ。
あえて強そうなのを選ぶとはなんだろうね、この子。
選んだ試験官は一番筋肉質な男の試験官である。
とはいえども平均化させたということでその筋肉も見比べれば、という程度にすぎない。
イタチの意味はないという言葉通り、特に見切ろうともせず写輪眼を使っている様子も見られないからパッと見強そうだからという理由で決めたようだ。
ちなみに木の葉では私たちは優秀であるということで有名なため、その有名なやつらが選んだならば間違いないとばかりに私たちの後ろには特に木の葉の奴らが並んだ。
あまりあてにしない方がいいんじゃないかな?と思うも、言ってやる義理はない。
「さて、それでは諸君。
あとから試験官を変えることは出来ないが、今選んだ選択で間違いはないな?
……よし、それまで。
早速戦ってもらうべく、諸君はそれぞれの試験官へついていきそこで試験を受けてくれ。
その後、1~2時間の採点を経て、君たちが二次試験に進めるかの合否を判断する。
合格していることを祈っているよ。それでは移動してくれ。」
という言葉で急にざわめきだす下忍たち。
テスト後の移動ということで緊張が少し緩んだのだろう。
気持ちは分かる。
私たちは私たちで選んだ試験官についていくと殺風景な石畳の部屋につく。
「さて、さっそくだが試験を行う。
俺の名は砂隠れ上忍のゼンドウ。
よろしく頼む。」
とゼンドウが挨拶すると、その背後に瞬身の術で新しくもう一人の忍がやってきた。
「そして私が同じく砂隠れ上忍のヨシミチ。
私も試験を監督する試験官で、早速ルール説明をしますと…
試験は基本的にスリーマンセル、ツーマンセル、もしくは一対一の状態で戦ってもらいます。
つまり複数で戦うか、一人対一人で純粋に力を見てもらうかの選択です。
まずは私かゼンドウからどちらかを選び、そのあとにどういう形式で戦うかを決めていただきます。
当然人数が多いほど採点は厳しくなり、一対一の方が採点は高い傾向になります。というよりシンプルであると言った方がいいですね。
すなわち、採点基準が班の場合と一対一の場合では異なります。
とはいえどう異なるかは答えられません。
どう違うのかを自分たちで考えて、それを意識して動けばどちらであれ高得点を取れるかもしれませんね。」
なるほどね。
一対一が得意だったり、もしくは連携を前提とした忍術を使う忍の場合などのことを考えての形式かもしれない。
班でやるか個人かで選べるのはありがたいのだろう。
そして採点基準が異なるのは当然だ。
一人であれば純粋な戦闘力だろうが、班で挑戦する場合は仲間と協力できるかの連携力を見ると思われる。
そして…
「質問です。」
「えっと…君は木の葉のケンジ君…だったかな?
発言を許可します。」
「ツーマンセルと言いましたけど、それだと一人余ってしまうのでは?」
「はい、その場合は残った一人だけで試験を受けてもらうことになりますね。
残った一人とすでに試験を受けた人間とは組めないとします。
これはすでに戦った結果、私たちの手の内がわかり、公平性が損失されるからですね。
とはいえここにいる君たちはすでに中忍試験を受けるに当たり、監督上忍から中忍になる見込みがあるとされているはずです。
スリーマンセルとして、班としての経験をしてきた君たちであればツーマンセルでやるよりスリーマンセルの方が、結果が良いでしょう。
ツーマンセルもありとしたのは、念のためというだけの話です。あまり気にしなくてよろしいかと思われます。」
「…なるほど。ありがとうございました。」
「ほかの質問はありませんか?
ここで少し待っていてください。試験自体はこの隣の奥で…あそこの扉の先にある会場で行います。
では…アイウエオ順にやっていきます。
まずは青葉ー」
いろいろ考えてるなぁと思いつつ。
イタチがなぜかこっちをじっと見ていたので、首をかしげて見返すとイタチはわずかばかりの申し訳なさを出して僕とタマモだけで出てくれないかと頼んだ。
「普段からツーマンセルでやることも少なくないわけではないからいいけど…?」
「多里の忍と戦ってみたいだけだ。」
「…一対一で本気を出させてみたいってこと?」
「そうなる。
…だめか?」
とこちらに聞くイタチ。
イタチがわがままを言うなんて珍しい。…というほどでもないな。
戦闘や、各地に任務に行った際に遺跡など発見した際は普通にわがままを言うのがイタチである。
わがままとなると意外なことに思えるかもしれない。
戦闘狂とか趣味だとかそういう意味だと最初は思っていた。
だが違った。
いや、正確にはそれもあるとは思うのだがそれを自制できないイタチではない。
その言葉の大前提として必要だからやっておきたいという意思を感じさせてくれるわけだが…
全く恐ろしい話である。
「私は構わない。」
「ヒビキちゃんがいいなら私も大丈夫。」
「恩に着る。」
そういってイタチが前に出た。
「まだ呼ばれてないよ?」
というタマモに珍しく逸ったイタチはわずかな間を開けた後。
「…分かってる。」
と一見普通に答えた。
うん、名前順だもんね。今から前に出ても受けることができるわけじゃないよね。
焦ってつい試験を受けようとしてしまうとは。
超久しぶりに年相応のところを見れて少しだけ安堵したりなんかして。
顔にはなんとか出していないようだが、前にも言ったように私は常に目の上から影分身を黒いカラーコンタクト状に変化させてそれを付けた下で、写輪眼状態を保っている。
もとい写輪眼で見ればチャクラの流れが割と乱れていることから、恥ずかしがっていることが分かった。
ぷふ。
無表情を保つ私自身、その珍しい姿に少し表情が崩れてしまった。
さらにそれを見てイタチが目をわずかながらに見開いて驚きつつ、一拍おいてそっぽを向いてしまった。
背いたその顔はどんな表情なのやら。
「ヒビキちゃんが笑った…」
「ん?」
と、タマモが驚いていた。
なんのこっちゃ。私とて人間。笑うことの一つや二つ…稀に良くあるわ。
「それでは次。
うちはー」
そしてしばらく待っていると私たちの出番になる。
私たち以外にうちは一族はいないため、必然的にー
「…」
黙って前に出るイタチだがー
「うちはタマモ。俺かヨシミチを選んで試験を受けてくれ。
どちらにする?」
という言葉にイタチは別に逸ったわけじゃないよアピールとばかりに
「俺は少し…トイレに行ってくる。」
逸ってしまったんですね。
…今日のことは覚えておこう。
戦闘中にこの話をすればうちは一族滅亡の日に彼の動揺を誘える黒歴史になるかもしれない。
イタチが目を見開いてというのは珍しく主人公の笑顔を見れたから。
主人公は美人なもので…さしものイタチも…なんてことをちょっと考えてみたり。年齢と、そして彼の性格的に純粋な驚き8割、2割ギャップ萌えで主人公可愛いなんてことを思っているというイメージです。
イメージというかあえてあいまいな表現にしたつもりですので、そのあたりは読者それぞれに解釈していただいて大丈夫かも。
原作でサスケにオビトが種明かしする際、イタチは恋人も殺したみたいなことを言っていたので仕事一辺倒で女なぞいらんという、というか彼女ができてるとかそういう光景が非常に想像しにくい彼ですが、一応はそれなりにそういった欲はあるのではないかと考えてみたり。