英霊たちの夏休み? 『孤島ゆらゆら』   作:スノウレッツ

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間に合わなかったー!
でもまあ書き終わったのでしっかり投稿、とりあえず完結がこの作品の目的だったり。
さあ、英霊達の夏休み、まあほとんど主人公視点でしたし、そこまで深い感じにはなりませんでしたが、この話で終結、それでは、暫く!


第五篇 [ひと夏の思い出]

#13 五日目 / 恋心が悲喜こもごも

 

 

「それじゃあ、送るわ」

 

 紙ヒコーキのように折られた、見た目上質なそれは手紙。白きありすのスキル、”お茶会への招待状”に依るもの。

 不思議の国から様々な仲間達を呼び出し、力を貸してもらう、と、そういうスキルである。

 

 ありすはすぅとそれを風に流す、ゆらゆらと落ちるか落ちないかと不安になるような飛びかたをしていたが、一瞬にして空間を飛び越えた。

 

「それで、どれくらいで返事がくるかな?」

「う~ん、来るときはパッと来るんだけど……」

「来ないときは一週間経ってもやって来ないわ、白のウサギさんは結構忙しいもの。気長に紅茶でも飲みながら待ちましょう?」

 

「う、む……相変わらずマイペースな連中だからなあっちの住人は……」

 でもとにかくあれの力があればどうにも出来る筈だ。『永久機関・少女帝国(クイーンズ・グラスゲーム)』も同じく時間操作型だが、全体的に戻ってしまってしかも同じ事を繰り返さないといけないのがネックだからな……少なくとも今は銀時計の力が頼りだ。

 

 だが、単純に待ってるわけにもいかない。やはり私たちには騒動がつきまとうようだ。

 

「ちょっと、エリザも手伝ってくれ。皆を介抱しないと」

「え、いや、もう皆立ち直ってない?」

 何だって、と周りを見渡す。すると……

 

「はっ…… いやはや、やはり姐さんは手強いな! 何時もながら全開で回したのだが、どうやらまだ精進が足らんらしい!ハッハッハ!」

 フェルグスはドンと浜に腰を置いて、大きく笑っていた。しかし、片やクー・フーリンは息も絶え絶え、片膝で立つのが精一杯といった様子だ。

「が、はっ……この……! なんでそんな元気なんだよ叔父貴!」

 

「若いな、実に若い。だが同時に可能性がよく見えることだ。惜しい、今からならば私の好きに染められたというに」

 

「おいおい恐ろしいこと言わないでくれ師匠、いやまあそりゃ有り難いことだがなぁ……」

 

 死闘を繰り広げた後であるのに──それは物騒なほど抉れている浜を見ればわかるが──既に談笑を始めている辺り師匠と弟子であろうか。

 

「うむ、やはりあやつらは闘いにて輝く者であるなぁ」

「ってフィン、アンタは戦わなかったんか」

「ふふ、ふ…… いくら私が、武勇に馳せたエリンの守護者であり、彼女が伝説に名高い影の女王とは言え──麗しき女性に手をあげることなど……出来ん」

 相変わらずだった。彼は儚げに言い放った言葉はいつも通り、紳士的な印象を持たせる。

 

 うーむ、うちのカルデアの面子は打たれ強いのかもしれない。

 まあケルトだから、というのも非常に強い理由を持っているが。理屈ではなく、現実が示しているのだからしょうがない。……しょうがない!

 

 不条理な脳筋に頭を悩ませていると、ゆらりと一人、戦いに敗れた者が。

「──ああ……全く。まさかこんなところでオレより強いやつに会うなんて思わないだろ、やっぱナイフじゃ無理あるかぁ……」

 右手で頭を抱えて愚痴を溢したのは式。一目見るだけで異変に気づかざるを得ない。

「って式! 左手!」

 左腕が肘から無くなっていることに驚く。

 しかし、式はあっけらかんと言い放った。

「あ? なんだ、言ってなかったか、オレの左腕義手だぞ」

「そうだったの!? 半年くらい一緒にいたのに分からなかった……」

「まあアイツの作るものじゃしょうがないだろうけどな……おいマスター、刀作るぞ」

 唐突な願いに、変な声が出た。

「ええ?」

「やっぱ日本刀の方がいい。帰ったら作るぞ!」

 日本刀? うーん信長から圧切長谷部(へしきり)取り上げるか……ってそんなわけにもいかないな。

「うぅん……ギル君から何か出してもらうかぁ……」

「なんでもいい。ちょっとオレ休むよ、飯時には起こしてくれ。じゃな」

 と、それだけ報告すると再びゆらりと館に戻っていった。

 

「……行っちゃった」

「──御主人様! 私には何かかける言葉はありませんか! 不肖清姫、かの者と戦いに相成ったのですが!」

「なんでキレてるのさ清姫……」

「ふん!いくら殺しても死なずに笑顔でいる貴女など……貴女、など……うぅ」

 清姫は、別段いつも通りのようだが──

「……よく、立っていられるね」

 

「……! 何を。私は竜です、幻想の頂を宿す者。如何に高名な武神が相手と言えど、竜の肉体に深手を負わすことなど……ぐぅっ」

 顔をしかめる。どうやら傷を受けている、ようだ。

「良いよ、我慢しなくても。身体、預けて」

 

 私から、身体を寄せる。

 彼女の細い首筋に右手を添え、体表の異常を認識する。魔力の流れが悪い箇所ならこれでもなんとか調べられる。

 

「御主人様……──っ」

「二本……いや、三本か。はは、派手にぶっ刺されたね」

 左の太腿に一つ、左腹に一つ、右胸の下に一つ、だいぶまずい傷痕が残る。服の上からだと術式の通りが少し悪いが、その箇所を一つずつ塞いでいく。

「申し訳ありません……」

「いや……逆によくこれで済んだよ。──うん、一応傷は塞いだ、後は時間か……温泉でも入る?」

 実に、実に思慮に欠ける性癖だが、どうにも戦いでついた傷は羨ましいもので。泣きたくなるほど愛おしい、我ながらヒトの頃から変わらない奇妙な嗜好だ。

 

「……ああもう! そのような態度をとられては、折角の決意が揺らいでしまいます……」

 清姫は安珍が好きだった。清姫は赤須の面影に安珍を見たから好きになった。けれど、先ほど自ら答えを出した。

 ただ、その答えは燃え上がる恋心を冷ますまでには至らなかったらしい。

「やはり何処ぞのトカゲにはむざむざとやれません! 御主人様は私の御主人様です!」

「な──! いや!アンタここにいる間は目をつむるって言ってたじゃない!それは嘘なの!?」

「嘘ではありません、見解の相違です。あれほどまでに曖昧な言葉などいくらでも解釈の余地が有るでしょうに」

「ちょっと! 話が違うじゃない! うう~~、マスター!マスターはどうなの?」

 

「え? うーん、私のこと好きって言ってくれるならいくらでも受け入れるよ?」

 

「な、な、ななな…………」

 あまりにも非情で冷酷で理不尽で自分勝手な暴言に、エリザは開いた口が塞がらず、私の腕の中でキラリと清姫の目が光るのを感じた。

「────マスターのバカァ───ッ!」

 

 そして今度はエリザが浜辺を走り出すことになる──

 

 

「なんちゅーこと口走ってるんじゃお主……」

 浜に倒れていた信長は、ゆっくりと起き上がりながら呆れたような声をあげる。

「いや、なんかもう我慢するのも馬鹿らしいかなって。自分勝手、欲に負けて生きてみるのも一興かなと」

「直に謀叛が起こるぞ……」

「良いね、怒りも憎しみも受けてこそ人間だよ」

 ああ、そもそもただ好かれたいだけっていうのがちゃんちゃらおかしい。心がヒトのままなら、人をちゃんとやっていかなければならない。

 

 清姫は私から離れ、静かに微笑む。

「ふふ、何が起きても御主人様の浮気性は変わらないようですね」

 

 ああ、今さら簡単に生き方なぞ変えられないということも理解している。

「はは、前を向くか後ろを向くかの二択なら迷わず全速力で前へ走るね!」

 

 私は皆に背を向けた。

「なんじゃ、追うのか?」

「当たり前! 私のことを好きって言ってくれる人は一人じゃないかもしれないけど! 私が好きって言える人は一人しかいないからね!」

 

 所詮敏捷Eの脚になら人だって追い付けるさ、いや追い付いてみせる!

 

──待てエリザァ!

 

──きゃーっ!けだもの! けだものが追ってくるわーっ!

 

──ええい上等だ捕食してやる!

 

 

 ため息を溢しながら信長は言う。

「はぁ、なかなか難儀なものじゃな…… 清姫、お主は行かんのか?」

「ええ、そろそろ後ろを憑いていくのにも疲れたところです。今度からは隣で休ませて頂きますわ」

 悟ったような、いやそういう訳じゃあるまいが、穏やかな微笑を清姫はたたえる。

「……ま、お主が良いのなら良いだろうさ」

「ところで、一隊を率いたのにも関わらず、大敗を喫したことに何か思うことなどありませんか?」

「ぐっ…… すまぬ、儂の無謀な策に付き合わせてしもうた、ただ謝ることしか出来ん」

 

「ええ、別に構いません。どちらにせよ仕掛けたのは我々、勝利したのはスカサハ様に在らせられます……しかし少々、力不足を痛感致しました」

「そりゃあ……まあ、お主は英霊として成立できるのが不思議でならんレベルじゃからな」

「ですので! 少しばかり武練に励んでみようかと!」

「お主は恐らく竜の腕で殴った方が強いと思うのじゃが……」

「やはり可憐に戦いたいではありませんか!」

 

 何故か闘志を燃やす清姫を尻目に、信長は何となく釈然とせず。何か挽回出来るものはないかと、魔王たる頭脳を回転させるのだった。

 

──あ、そうじゃ、アレやろう。夏の終わりには丁度よい。

 

──しかし儂一人では……うーむ……

 

//

 

 時は変わって夜、相変わらず風流という単語がぴったりな庭を、赤須は縁側からゆったり眺めていた。

 既に亥の刻は過ぎ──要は夕飯、風呂、その他を済まし終わった頃── 多くは眠りに身をつかせている頃である。

 何故赤須は眠らないのか、まあ自分の部屋が吹き飛んで寝る部屋がないからであるが、眠りにつくのが怖かったというのもあったかも知れない。

 

「あれ、結局私一人になってない?」

 

 左頬についた傷の具合を確かめつつ、思わず呟いた。

 

 誰かの部屋で共に寝るという手段もあったし、実際に結構誘いを受けたが、全て断った。 

 ぶっ壊れた私の相手をさせるかも知れないのだ、なるべく夜は一人でいた方がいい。

 ただ、まあ。あまりそういうことを考えない人もいる、それがうちのカルデアにわざわざやってくる変人どもだ。

 

「──ははは、隣いいかな?」

 のこのこやって来たのはダビデ、手には二本のボトルがぶら下がる。

「ダビデ、その手にもってるのなんだ。酒なら断固拒否するけど」

「大丈夫、ただのソーダだよ、ほら」

 そう言ってダビデはボトルを一本寄越す。

「……一応もらっとくよ」

 

 彼は私の隣に腰を落ち着けた。

 私が入念にソーダと名乗る飲料を調べ、顔をしかめながらそれを飲んだのを横目に、ゆったりその口を開いた。

 

「ところで、その傷どうしたんだい」

「飼い犬に手を噛まれたって訳じゃないけど。いや、飼い竜にひっかかれた」

「傷が残ってるなんて珍しいね」

「一生懸命消えないように気い張ってんの、気が抜けたら一瞬で消えちゃうんだから」

 

 不変に抗うという妙なことに挑戦しているが、寝ると消えるので起きているという節もある。

 

「そういえば聞いたよ、ハーレムつくるんだって?」

「いや、話がずいぶん歪曲してるなおい。別に節操なく手を出すって訳じゃないよ……」

「ハハハ、僕みたいにならないようにねぇ」

「重々承知しておりますよっと」

 笑い話に出来ないんだよなダビデの話は。

 

 そう、由無し事をだらだらと、手持ちのボトルを少しずつ減らしながら過ごしていると。

 

「ああ、ここは魔境だっていうのに、実に空は綺麗なものだ。星の光も地にまで届く」

「うん? ……ああ、そういえばそんなことも思ったな……」

 

 縁側から空を仰ぐ。相変わらず月の光は鮮やかに私の目に入ってくる。眩しくて目をつむったのがダメだったか、ぐわりと眠気が私を襲う。

 

「────ぐぅ」

 

 眠らないのは大晦日だけで十分だ。寝たいときには潔く寝た方がいい。そういう教訓を頭に浮かべつつ、私は眠りに落ちていった。

 

「……はは、何かしら色々あったが……」

 

 頬の傷が消えていくのを見ながら、ダビデは一人呟く。

 

「やはり、君は……」

 

「あまりに、世界にとって恐ろしい──」

 

 無防備に眠りこける主の隣、彼は暫く空を眺めて、夜が更けていくのを肌に感じた。

 

 

#14 六日目 / 夏の終わりは騒がしく

 

 

 酷い轟音が耳をつんざいた。

 どうしようもなく目が覚めるだろう、これは。

 

 そして、私のお腹の上に何か乗っている。

 いや、とりあえず朝がきたらしい。そして昨日は縁側でうっかり寝落ちしたらしい、そして非常に息苦しい。誰だ私に乗っかってるの。

 

「──あぅ……ふぁあ……んん?」

 

「あ、マスター起きた! ねぇねぇ皆! ちゃんと起きたわ!」

 

 アリスがはしゃいでいた、なんだ、昨日といい今日といい朝っていう時間は牢獄へのパスポート何ですかね……

 

「くっそ、壊れたマスター見たかったなぁ」

「はは、これで僕の勝ちだね」

「しょうがねえ……」

 

 モードレッドはピンッと硬貨──見間違いじゃなければ金色の──を弾いてビリーに渡す。

「っておい。人の運命で賭けをやらないでよ」

 ってなんだなんだ、気がつくと結構周りは囲まれていた。スカサハも。

 

 これは、と思っていると、アリスがソレを私に見せてくる。

「マスター、見てみて!」

「……ああ? ……あ! やっと来たか!」

 アリスの手には銀の時計が収まっていた。

 ……本人が来なかったところを見ると道具だけ寄越したってことか。

「使い方はわかってる?」

「大丈夫、さっきちょっと試したけどしっかり使えるわ」

 返したのは白いありす。ちなみにこれの本来の使い方は時間のズレを用いた瞬間移動な訳だが、要はそのズレを全開まで広げることで、スカサハをあちらのカルデアにいた時点まで巻き戻す、という具合である。

 

「よし、それじゃあ……」

「ちょっと待ってマスター!」

 早速、事を始めようと思ったところを止められる。

「む、なにアリス?」

「えっとね……スカサハが帰っちゃったら、この島も無くなっちゃうの、だから、最後に皆で思い出作ろうって」

 ……ほう。しかしてそれは一体?

「──夏の終わりの風物詩ということでな、花火でも打ち上げてやろうとな、……どうじゃ?」

 実に恐々と信長は提案してきた。なるほどそれが詫びか。そうだな……

 

「スカサハは? いいかな?」

「構わん。良き戦いを経たからな、最後の興と言うのなら喜んで付き合おう」

 何故かは知らないが上機嫌だった。そんなに戦いが好きかケルトの英雄は。

 

「他の皆も承知してるの?」

 あまり意味のない質問かもしれんが、一応聞いておく。

 

 マリーは変わらずにこやかに話しかける。

「あら、良いじゃない? 花火はあまり見たことが無いから、私も見てみたかったの」

「マリーがそう言うのなら、私には異論など有りません。……一応、私も見てみたいものですが」と、デオンも結構乗り気だ。

 

 異論が出てくる前に、クー・フーリンがネタをばらす。

「と言うかだな、マスターな。後ろ、見てくれや」

「え、…………ああ!?」

 

 絶句した。何にかって、何もない。

 昨日の夜には確かにあった林が消えている。

 縁側から浜まですっかり見渡せるようになっていた。

 

「ハッハッハ!どうだマスター、見晴らしが良いだろう!」

「フェルグス! アンタ斬り崩したな! 確かに見晴らしは良くなったけどさ!」

 

 どうやらもう既に準備が着々と進んでいるらしい、それじゃあ私が止めるなんてなかなか出来たもんじゃない。

 

「分かった分かった。それじゃ信長、あとは任せられる? 私には知識がないからさ、用意するものはあるかい?」

「大丈夫じゃ、エミヤを少し借りていくだけじゃ」

「うん、楽しみにしてるよ」

 笑顔で返した、すると、あちらも緊張を解いて、満面の笑みで返された。

「──ああ! 夜まで心浮かせて待っておれ!」

 それでは準備に時間を使うでの! と、信長は足早に縁側から離れていった。

 

「センパイ、もうだいぶ遅いですが朝ごはんを摂りましょう、昨日は結局そのままでしたから!」

「わ、どうしたのマシュ、そんな捲し立てて」

「何でもないです! 別にセンパイが……いいえ、はい、何でもないです……」

 ……うーん、 これも私の仕事か。

「そっか、よし、それじゃあちゃんと食わないとな……って今何時?」

「あっ、えっと……もう十時を回っています」

「ずいぶん寝過ごしてるなぁ……」

 

 よっと、アリスを隣に置いて、腰を上げる。

 

「ん、じゃあ厨房で何かつまむかなぁ……あ、そうだ、ダビデどこ行った? 昨日の夜、一緒だったんだけど」

「ダビデさんは今朝方どこかに出掛けていきましたけど……」

「……ま、いいか、ダビデならほっといても」

 

//

 

 ちなみに、その後。

 ダビデは聖杯を持って帰ってきた。

 いや、あの。

 

「……ありがとう」

 

「ははは、お礼の言葉なんていらないさ。ざっと100万QPほどでいいよ」

「ってQPとるんかいぃ!」

 

 やはりダビデを放っておいてはいけない。

 そう誓って100万QPをダビデに渡した。

 

 にしても何処にあったのやら……

 

 

#15 六日目 / 夜空の煌めき、そして……

 

 

 朝と夜にしかイベントが起こっていない気がするが、そもそも昼間は結構大人しくゆったりしていたので何も起こりようが……ああいや、そんな訳でもないな。

 

 ベタなリゾートライフを各々満喫していた。

 モードはサーフィンを極めてた、極め過ぎて空飛んでたような気がする。それはサーフィンかおい。

 山には狩り、海には浜辺、拠点は旅館と、ずいぶんと好き好きに楽しめていた、と思われる。

 

 すべてに付き合えた訳じゃないし、そもそも一日を私のせいで潰してしまった子もいるし。

 六日だけだったが、戦いから離れて……いってないやつもいた。が、多くは休めていたようだ。

 

 身体ではない、心の問題である。

 充実、とは外からの見た目でなく、内からの精神的なものである、とは私の持論だけど。

 

 スカサハの来訪というイレギュラーもあったが、まあ異常になど慣れっこだ。ちょっと今までとは違い過ぎたが。

 実はスカサハには感謝してる。何でって、私が一つ足を踏み出す結果を作ってくれたから。

 

 そして踏み出した結果が隣にいるわけです。

「フ──ッ! フ──ッ!」

「何を猫みたいに唸ってるんだいエリザ」

 昨日と同じように縁側へ腰を落ち着ける。

 ……頭を撫でると威嚇をされるようになった。

 何かと楽しい。

 

「呼んだかご主人?」

「あ、キャット。っと、その焼き鳥一皿頂戴?」

 タマモは器用に、大判の盆の上に並べられた焼き鳥や野菜串、揚げ串などの皿を運んでいた。

「はいな、……にゃふ、らぶらぶなのだな!」

「な──! そ、そんなことないから! テキトーな事言ってないでよタマモ!」

「にゃはは、素直な気持ちはストレートに心へ届くのだぞ? 覚えておけ! では!」

 と、再びウェイターに戻っていった。

 エミヤが花火方に行ってしまったので、料理班はキャットと藤太と……ああ、式が屋台に居座っている。

 隻腕でその鋭眼を光らせ、椅子に腰かけている様子は、まるで極道の令嬢……隣に二人の幼女を侍らせていなければだが。

 

 日が落ちて、辺りは月明かりと提灯との柔光がつまっている。

 

 今から始まるのは、喜怒哀楽を包み込む、そんな英霊達の夏休みを締めるイベント。

 

 その終わりを彩るのは──

 

 

//

 

 浜辺。花火師となった二人は、最後の調整をしていた。

 

「ふぅー、どうじゃエミヤ。なんとかなりそうか?」

「ああ、大丈夫だ、綺麗に咲いてくれるだろう」

「すまんなぁ、お前もあちらで観ていたかっただろうに」

「いや、私たちにしか出来ない仕事だろう、これは」

「なんちゅう曲芸じゃ、って感じじゃな全く」

「やる価値はあるさ、それでは合図を出してくれ」

「おうさ、始まりの号砲じゃ!」

 

 一発、天に銃を撃つ。しっかり届いたか?

 

 

//

 

 一発、弾が空を裂く音が聞こえた。

 

 ──お、始まるらしい。

 

 皆、それぞれに談笑しながら、空を眺める。

 

 ──こっちからあっちに知らせられるように出来れば良かったかな……

 

 

//

 

 

──三千世界に豪華絢爛!見よ、これが波旬の(はなむけ)じゃ!始めるぞエミヤ!華薬(かやく)の貯蔵は十分かのぉ!

 

──ああ問題ない!ではこちらから行くぞ!正確に狙い撃てよ!

 

 エミヤが剣を投影し、それを天に撃つ。

 信長は銃を並べ、空を駆ける剣を撃つ。

 

 二人がやろうとしていること、それは。

 

──花火とは大雑把に言えば、火薬の爆発に金属の粉末を浴びせることによって発生する炎色反応を利用した娯楽芸術の一つである。

 

 爆破は信長が担当した。

 金属の調達、すなわち、剣の調達をエミヤが。

 勿論、それ用に調整をしたもの。

 

 つまり天にて直接、金属と爆発を合わせ、花火に似た現象を発生させようと、そういうとんでもをやろうとしている。

 

 剣を放ち、それに撃ちこむ。

 それは即席の合体奥義、二人は名を叫ぶ。

 

「「───『無限の剣製・夜天火華(アンリミテッド・ファイアワークス)』!! 」」

 

//

 

 それは、突然咲いた。

 

────おおおおお!!

 

 花火を見たことがある者、無かった者、皆同じように驚いた。何故なら、それは。

 

「ははは、凄いな! 円を描かないとか!」

 

 そう、赤青緑、黄橙藍紫、様々な光がそれぞれ主張し、ぶつかり合い、時に混ざり合い。

 十字、交差、星、五芒、数えきれないほどの光が全天に咲き誇る。

 人類史の何処にも存在しなかった花火が、今、私たちの頭の上で咲いている。

 

 式は笑いを隠せず、二人のアリスも子供らしくはしゃいでいる。

「はぁーっ、なんだありゃ、花火ってよりは魔法のぶつかり合いだな!」

「ええ!とっても綺麗!」

「そう、まるで魔法ね!」

 

 

「なあなあ父上! 父上はアレ出来るか!?」

「はっはっは、無茶を言うなモードレッド、私に出来ることはあの天を裂くくらいしか出来ん!」

 

「素晴らしいな、ああやはり、美しいものは見ていて非常に心安らぐ……」

「どさくさに紛れてオルタさんを見つめていないで下さいお父さん! きちんと空を見ましょう!」

 

 ハサン達は、屋根の上にてそれを鑑賞した。

「かように美しいものが、世界の何処かにあったのですね……」

「良く目に焼き付けておけ静謐、貴様は幸せが何かを知っていい……」

「ふっ、我ら山の翁には若干眩しすぎる光景ですな……」

 

 

「これ程の絶景……如何にローマで再現するには、どのようにしたものか……」

「あ?カリギュラ狂化解けてんじゃねえか」

「こんなに空が綺麗なんですもの、月は少しだけ遠慮したの。ほら、私ってそういう性格じゃない!?」

「なわけあるか、それより花火見とけ。こいつぁなかなか御目にかかれねえ眺望だぜ」

 

 

 空を哀しく眺める者は、想い人の姿を浮かべ。

「…………」

(ああ、もしかしたら)

(シータも、この素晴らしき空を見ることができていたかもしれんのか……)

「また、話の種が出来てしまったな……」

 一つ、また、積み上がった想いの丈。

 

 作家どもは縁側で、酒の肴に花火を嗜む。

おお、儚いからこそ、人の夢は美しい(Oh , precisely because ephemeral , overnight dream beautiful)……」

「こんな時くらい黙って見ておけ劇作家」

「こんな時だからこそ詠いたいのでありますよ……」

 

 その眺め、そのままに想いを漏らした。

「はは、綺麗だな……エリザ」

「────」

「エリザ?」

「──え? 何、かしら、マスター」

 頬に涙が流れていた。

「いや……何でもない。もう少し眺めていようか」

「変なマスター……」

 ああ、すまない、空を見ていたいのにね。

 

 花火は十分ほど、いや、感じた時間は無限に近いか。空を覆う光の華は、時間の感覚すら歪めるほど、言い様のない、壮大な景色であった。

 

 皆、感嘆の声をあげていた。

 

 少しずつ、華の数は減っていき、段々と形が整っていった、そのことの凄さを私は知らない。

 

 そして、漸くすべてが終わったか、と思いきや。

 

────さあ終いじゃ! 目ぇかっぽじってよく見とけよっ!!

 

 信長の叫びはここまで聞こえた、その、瞬間。

 

「──っ!?」

 

 天に、無数の光が物凄い勢いで昇っていって。

 星空に混ざるように、天に光を撒き散らして、流星のように大地に注がれる。

 もはや花火の領域は余裕で越えた。

 

 まるで星を創ったような、異様で、けれども。

 皆、同じように空を仰いでいた。

 声すら出せず、身動きがとれず。

 

「は、は……」

 漸く出たのはもはや言葉ですら無かった。

 理解の限界を越えると人は考えられなくなるらしい、それが身に染みた。

 

「──ははははは!どうじゃ驚いたか!」

 

 気づいた頃には声の主はすぐ側にいた。どうやら意識が飛んでいたようだ。

 

「は、はは……なんてことやってんだか……」

「ふはははは! 良い! その顔が実に心地よいぞ!」

 高笑いする信長、後に続くはもう一人の花火師。

「──はは、どうだったか。ああ、最後のアレは偶然だ、思いっきり強く打ち出した結果ああなった、というか今も続いているな」

「はあ?」

 

 恐る恐る空を眺めると、本当にまだ流星が降っていた。

 ほんともう……サーヴァントって凄いなぁ……

 

「──ああ……最後に相応しい余興、いや、まさかここまでとはな! まるで小娘のように心踊ったぞ?」スカサハも満足した様子だ。

「ははは! 有難い! これで儂も一人勝手に満足出来るというものじゃ!」

 

 

「この心踊るまま、私を過去へと巻き戻してくれはしないか」

 笑顔でそう言われた。ああ、この人もこんなに優しい顔をするんだな……

「うん、そうか。……アリス!」

 呼び掛けに、漸く放心から帰ってきたアリスは、急ぎ足で私達の元に。

「──もう、いいの?」

「ああ、頼む」

 

 そうだ、この解決法による穴が一つあるとすれば。

 このスカサハはいなかったことになり、過去に戻ったスカサハが再びここに来る可能性は消失する。しかし、それを観測する手段がない。

 果たして戻った後にどうなるのかわからないのに、そもそも戻していいものか。

 だが、私にはこれしか手がない。しかしなにもしないよりは、手にある手段を試す。

 

 アリスは、銀の時計を掲げ。

 詠唱が、始まる。

 

「私は終わりを囁くもの、始まりを導くもの」

「私は酷く老い、臆病で、神経質に時を眺める」

「さあ、あなたの居場所は何処かしら?」

「此処ではないわ、ええ、それは確かに」

「時はいつでも一方通行。けれど私には解れが見える」

「一度すべては元通り、在るべき場所へともどさなくっちゃ」

「遡りなさい、白き導きの名の下に───」

 

───『時に縛るる銀時計(ホワイト・ラビット)

 

「……繋がる七つは幻影(ユメ)へと融ける」

 

 ぐるぐる、時針は回り続け。

 七つ目の回転が終わると同時に。

 

「──消えた」

 瞬きの瞬間、スカサハは時間を越えた。

「ええ、彼女は時間を遡った、後は私たちにはわからないけれど……」

 

 ああ、これで良かったのか。いや、別れは笑顔だった、ならそれで良いだろう。

 

「──みんな! いいかい、ちょっと早くなっちゃたけど、これで夏休みは終わり! この島は直に消えるだろうから、忘れ物の無いように、それぞれ帰還して!」

 

 私が号令をかけると、漸く放心から開放されたものもいたが、皆、一様に笑顔だった。

 それだけのものだったのだ、あの花火は。

 

 ああ、これだけで、夏休みを興した価値がある。

 

 ──それじゃあ……解散!

 

 これは、英霊達の夏休み。

 その中の、一つの欠片。

 つかの間の休みも、最後は皆、笑顔で終われた。

 そんな、カルデアに来てから初めての夏は、穏やかに過ぎ去って。

 

 いく……筈だった。

 

 End…………?

 

 

# Repeat / ???

 

「───!」

「どうしたの師匠、そんなに強張った顔して。あ、もしかして師匠もなにか感じるのか? マシュみたいにさ」

 

 いつものようにマスターに話しかけられる。

 ここはレイシフトルーム、今はブリーフィングの最中。そして私は───?

 

 なんだ……? 何か違和感が……

 ……いや、何もない……か?

 

「───いや、何でもない。嫌な予感、か。

 はは、気にすることもあるまいマスター。

 今回は私も同行する、むしろ想定外の一つや二つ起こって貰わねば………!?」

 

 頭を抱える、何だ……?

 くっ、頭が……何か……おかしい……?

 

「──!? どうしたんだ! やっぱり変だよ、今回は休んでいく?」

「いい、構うな───ああ、少し手を貸してもらえるか?」

「え? ああ、うん」

 差し出された右手を両手で包むように、魔力を流す。なぜこんなことをしているのか、自分自身わからない、わからないが、とにかくマスターと繋がりを強く持たなくては、と思ったのだ。

「───うむ、良い。やはりマスターは何故か見ていると安心する」

「……!いきなりそんなこと言われると何かドキドキするな……」

「先輩?」

「はっ、ごめん、スカサハに手を握られるなんてなかなかないから……」

「はは、お楽しみのところ悪いけど、そろそろ時間だ、■■君、コフィンに入って」

「あ、はい! それじゃスカサハ、またあっちでね」

「うむ、私はお主についていくとしよう」

「はは……なんかやっぱり優しく感じるな……」

 

 ───わからん。だが、なんとなく、これでいい、そんな気がする。霊体化して、マスターについていく。

 

 さあ、一体どんな異変が待ち受けているのか───

 

「じゃあ行こうか、いつも通りによろしく頼むよ。レイシフト───開始!」

 

 そう、そして早々に落とし穴に引っ掛かるのだ。……おや、何故私は知っているのだろう?

 いや、でも。

 この先のことは、まだ。

 私は、知らないはずだ。

 

//

 

──まさか、無人島に漂流するなんて……どうしよう師匠!

──ふふ、なに、心配いらぬよ。お前には頼れる仲間がこんなにもいるじゃあないか。

──え……ってなんか賑やかだと思ったら……!

 

 ああ、いいな。何故か安心する。

 ここは……スカイの島か?何故此処に飛ばされたのか……まあいい。

 私は私の役目を果たすのみだ。

 

 さて、我がマスターを教え導くとしようか!

 

 

 

# ああ、まだ夏は終わらない

 

 

「───ふ、はは……何でだ」

 

 人気の無くなった夜の砂浜で、赤須は呟く。

 

「───何で」

 

 帰還したはずであった。しかし。

 

「───私はまだ繋ぎ止められてるんだ……?」

 

───いたな、異形のマスター。

 

「───っ!? 何で、何故……!?」

 

───貴様らが過去に飛ばしたのは私という存在だ。此方にいた七日間を過ごした影、それはここに定着してしまった。

 

 暗闇の向こうから、凄まじき覇気を纏った者が歩いてくる。

 

「スカサハッ! もういいんじゃないのか? 何だ、まだ何かやり残したことでもあるのか!?」

「───あるとも、忘れていた。はは、貴様とまだ闘っていないじゃないか」

「~~~っあぁもう、だからケルトは苦手なんだよ!」

「御託はいい、私と闘え。この島が消えねば、貴様は一生カルデアに戻れん」

「……本気なの?本気で私と戦うなんて言ってる?ただの人間だよ私」

 

 嘲るように笑いの含む返事が返ってくる。

 

「嘘などつかずともよい、知っているぞ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 世界の全てを理解しているスカサハには不思議なことだった。目の前の女は、世界の何処にもいないはずの存在であったから。

 

「──はあ。分かった、分かったよ……だったらもう全力でいかせてもらうから。さっさと帰らないとまた皆に心配かけちゃう!」

 

「さあ、お前の力を見せてみろ!」

 

「ええいうるさい!ちょっと待ってろ!

 ──貴様が影の門番で在るなら、我が身に写すは天に輝く赤熱の星!」

 

 それは詠唱、とは少しばかり違うものであったが、死霊術式の一つであることには間違いがない。具体的に言うなら、口寄せの上級魔術。

 神仏憑依の類いである。

 

「我が光で以て、汝の影を消し去ろう──臨写!」

 

 世界の誰かに成る、これは、そういう力だ。

 空っぽの心は、誰かの心を押し込めるため。

 空っぽの瞳は、誰かに景色を眺めさせるため。

 それがこの傍観者がもつ力の一端。

 そして、此度選ばれた意識は。

 

「───ほう、なるほど。万物に成り代わり、人知れず世界を収束し続ける……それが貴様の役職か、───っ!?」

「丁寧にありがとう、そしてあれだ。貴女を倒すならコレはそこそこ具合がいいと思うね……!」

 

 スカサハは一瞬で理解した。何故なら、それは、既に彼女自身は見たことの無い、しかし、確かに識っていたから。

 

「その……光輪、は」

「良かった、気づいてくれたか。どうだい、お気に召しましたでしょうか?」

 

 オレンジだった髪色は、闇夜に煌めくイエローに。衣装はまるでカルデアにて支給される戦闘服のようだが、その実、それはケルトの勇士の衣装。全身のくびには、輝く光輪、虚ろな眼にはまるで魂が宿ったかのように爛々と光が映える。

 

「貴様……一体何者だ……?」

「なんてことはない、私は赤須九波! カルデアのマスター! 存在理念(モットー)は、サーヴァントの要望を出来る限り叶えること!」

 

 赤須は、宙へと手をかざした。

 右手には手甲、それはつまり、全てに通じるという長腕を示す。

 そして、意識が変動していく。不変と変化、その真っ只中で、赤須は自らの意識を消さないように深層に潜り、表をソレに任せる。

 

「影の女王スカサハ!───貴様の願いを叫ぶがよい!』

「───ふっ、フハハハハッ! そうか、貴様は()()()()()()()! 宜しい!私は死を望む!」

 

 もはや死への執着は、彼女にとっては当たり前の文句であり、ましてや目の前のコレは、それを叶える可能性を持つものであった。

 

『承知!ならば名乗ろう!それを叶える者の名だ!』

 

『──私は百の芸に通じる者(サウィルダーナハ)! 女神ダーナの御座の下、数多の戦いに勝利を刻んだ戦の神!』

 

『故に私の名は──』

 

『ドル・ダナ、いや!』

 

『──ルー・マク・エスリンに他ならんッ!!』

 

 エスリウの子。それはケルトに於ける光の戦神にして、大英雄クー・フーリンの父とされる、全てに通じた者。

 長腕のルーと渾名された、銀腕の神王ヌァザ(ヌァザ・アガートラム)の後継者である。

 

 

「ハハハハハハハッ!! そうかそうかッ!

 そういえば未だ挨拶になど行っていなかったな!」

 

『ああ、ああ!実に良い機会だ! 我が息子を任せるに相応しいか、見定めるとしようか!』

「ありがたき申し出、相解った! ならば言葉はもはや無用、闘いにて意志を示させて戴く!」

 

『それでこそ影の女王、では、いざ尋常に──』

 

 両者は構える。

 

 スカサハは槍を携え。

 ルーは未だ武器を持たず。

 

 

『「──勝負ッッ!!」』

 

 

 合図は同時、互いは地を蹴り闇夜に光る。

 彼らの夏は、まだ終わらない───

 

 

 

 




超展開ってレベルじゃない? 知らん。
要はスカサハを分身させるため、こういう設定にしないといけなかったんです。
エピローグはゆっくり書きます、時間も相応にありますしね。

と、言っても戦うだけだから速攻で終わりそうですが。
あまりにも眠い、いつもの補足は明日にでも追記します。それでは、これまでお付き合いいただきありがとうございました!

次回:オマケのようなルーvsスカサハ
待たんでもいい、希望もせんでいい。そんな感じです。

追記
五篇補足的な
:式の義手
空の境界、矛盾螺旋にて、浅上藤乃戦で左腕を損失。
その後、人形師である青崎橙子が作成した義手を使っていた。ちなみに霊体も掴めるというとんでも仕様。
FGOで採用されているかは不明だが、原作終了後なので恐らくそのまま。
:エリザとカーミラ
エリザベート→敏捷E
カーミラ→敏捷A
一体何があった。異なる原典からやって来たにしてもどういうことかよく分からない。
:何でもありすぎるダビデ
私はいまだにダビデが星3なことが疑問です。
:花火の歴史
実は日本には南蛮貿易でやって来た技術。ヨーロッパでは貴族の遊び。ちなみに最古の花火の原典は中国。いわゆる爆竹。魔除けとして使っていたようだ。
:ルーという神
百芸に通じた者、という通り名は伊達でなく、本当に万能の天才。だが農業の技術のみ持っていなかった。息子はYARIOなんだが……
ちなみに最終的にはそれすら獲得してしまったので、本当の意味で、百芸に通じた者となったのである。

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