いやー、9月から投稿できなくなるんで今のうちにしておこうかと・・・w
ではどうぞ
「はいはい、その辺にしてくださいね」
手を軽くパンパンと叩いて現れたのはスタイル抜群の美少女・・・いや美女と言った方が正しいのであろう
ユリスや綾斗と同じ星導館の高等部の制服を着ているあたり10代なのは間違いないのだろうが抜群のスタイルの良さと彼女の雰囲気がそうさせているのかとても綾斗やユリスと同じの10代にはとても見えない
「確かに我が星導館は学生同士の決闘を認めていますが残念ながら此度の決闘は無効とさせていただきます」
「クローディア
なんの権利をもって邪魔をする?」
「勿論、生徒会長の権限ですよユリス」
クローディアと呼ばれた少女は自身の校章に手をかざす
「赤蓮の総代たる権限をもってユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトと天霧綾斗の決闘を破棄します」
クローディアが決闘の破棄を宣言するとユリスと綾斗の校章の発光が収まる
「ふふ、これでもう大丈夫ですよ
天霧綾斗くん」
「ありがとうございます
えーっと、生徒会長さん?」
綾斗は安心したように息を吐いた
ユリスはまだ納得がいってなようで決闘を破棄したクローディアを睨みつけていたが・・・
「それに天霧君は正確にはまだうちの生徒ではありません
データ登録は済ませてあるので校章が反応してしまいましたがまだ最後の手続きが残っているのですよ
星導館は学生同士の決闘は認めていますが・・・わかりますね?」
そんなユリスの状態を知ってかクローディアは説明した
「くっ・・・」
ユリスは悔しそうに唇を噛んだ
なんの反論もないところをみるとどちらに理があるかユリス自身もわかっているようだ
「はい、そういうわけですから皆さんも解散してくださいね
授業に遅刻してしまいますよ」
クローディアの言葉にギャラリーも解散していく
結末に納得していないものもいるようだが生徒会長であるクローディアに文句を言う勇気があるやつはいないようだ
「あ・・・!」
綾斗は先程の狙撃を思い出した
ギャラリーにまだ犯人が紛れ込んでいるかもしれないのだ
今、解散させるわけにはいかなかった
「ちょっと、待っ・・・」
「捨て置け、それにもう逃げているだろう・・・」
綾斗の意図を察したのだろうユリスがそれを止める
「えぇ、それに《
「えっと、《
聞かない言葉に綾斗は首をかしげた
「《冒頭の十二人》とは、アスタリスクの各学園に序列制度があるのは知っていますね?」
「あー、うん、それくらいは・・・」
クローディアの確認に綾斗は首を縦に振り頷いた
綾斗もそれくらいはさすが知っていたようだ
ユリスからすれば冒頭の十二人のことも知ってて当たり前の知識だと思っているのだが・・・
「学園によって細かいルールは違ってきますが、それぞれの学園が有する実力者を明確にするランキングリスト――それが『
枠は全部で七二名、その中でも上位十二名は、リストの一枚目に名前が連なれていることから俗に《冒頭の十二人》と呼ばれています」
「へ~、ってことはユリス強いんだね
ユリスのあの強さも納得だよ」
綾斗は先程の決闘を思い出し感嘆の表情を浮かべた
「お世辞はよせ、私ではお前の相手にすらならなかったわけだしな」
「え・・・?
そんなこと・・・」
ないと言おうとしたところをユリスは遮るように続けた
「私が気付かないとでも思ったのか?
お前、私との決闘の際明らかに防御に徹していた
そうでなければ、私はただのケガではすまなかっただろう」
「それは・・・」
綾斗は返すべき言葉が見つからなかった
ユリスの言っていることは事実だったからだ
その証拠に綾斗はユリスの攻撃すべてに対応できていた
もし仮に綾斗がユリスに攻撃を仕掛けていたらと思うとゾッとしない話だった
勝負は一瞬でついていただろう
ユリスが反撃する暇もなくあっさりと終わっていただろう
それぐらいの力量の差が綾斗とユリスの間にはあった
それはユリスに限った話ではないこの星導館で綾斗と対等に戦りあえる相手などいるのかさえわからないのだから・・・
「まぁ、その話は置いといて・・・だ
お前には助けられたな
貸し一つだな
要請があれば一度だけ力を貸そうそれ以外はなれ合うつもりはない」
「あ、それとユリス?」
「なんだ?」
クローディアは思い出したかのようにユリスを呼び止める
ユリスはいかにも不機嫌そうにクローディアのほうに振り向いた
「《
「ぐ・・・
余計なお世話だ!!」
この反応からするとパートナーが見つかっていないのは明らかだった
ユリスはズカズカと足音を立てながら人混みに消えていった
「それでは私たちも行きましょうか
天霧綾斗くん」
「あ、はい」
綾斗もクローディアに連れられる形その場をあとにした
「えー、そのような意味で前世記はまさしく災害の世紀であったといえるわけでありますが中でも
三日三晩にわたって降り注いだ隕石により、世界は否応なく変質させられたのであります既存国家の衰退と統合企業財体の台頭、それに伴う倫理観の変容、隕石がもたらした万応素による新人類―――つまり君たち《
綾斗とクローディアが通りすがった教室から教師が授業をしているのが聞こえる
「こんな朝早くから授業をしているんですね」
「あれは補修です」
「朝一から補修ですか・・・」
「えぇ、
「ハハハ・・・」
綾斗は苦笑いをした
自分では勉強しているつもりなのだがこの星導館の学問のレベルがわからないためなんとも言えなかった
生徒会室への道すがら校舎内を見渡してみたが先程綾斗が不法侵入した女子寮と違っていた
女子寮はクラシックな建物だったのに対しこの星導館の校舎内は近代的な高層建造物だった
この星導館学園は、中等部、高等部、大学部に分かれていて一番人数の多い高等部の校舎が大きく造られている
「あぁ、それと私も天霧君と同じ一年生なので砕けた喋り方で結構ですよ」
「え、そうなんですか?」
綾斗は意外そうな顔をしたもっと年上かと思っていたからだ
星導館学園の高等部の制服を着ていることから高等部の人間であることはわかっていたがまさか綾斗と同様一年とは思いもしないだろう
なにより雰囲気が綾斗と同い年とはとてもじゃないが感じられなかった
「えーっと、ならオレのことは綾斗でいいよ
なんかくんづけされるとくすぐったくてさ・・・」
「わかりました綾斗
でしたら私のこともクローディアとお呼びください」
「え、それは流石に・・・
クローディアさ―――」
綾斗は遠慮気味だった
流石に親しい女の子だったら呼び捨てにしたり、愛称で呼んだりするが初対面の女の子をいきなり呼び捨てにするのは流石の綾斗も躊躇する
「クローディアです」
「だけどさ
クローディアさ――――」
「ク・ロ・オ・デ・ィ・ア」
「わ、わかったよ
クローディア」
綾斗はクローディアのあまりの押しの強さに観念しクローディアの要望通り呼び捨てで呼ぶことになった
「できれば、その敬語もなくしてくれるとありがたいんだけど・・・」
「あぁ、これは習慣ですのでお気になさらずに」
「習慣?」
「はい、私はとても腹黒いのでせめて表面上だけでも・・・と」
「へぇ、腹黒いんだ?」
綾斗からみてクローディアは自分で言うほど腹黒そうに見えなかったので意外そうな顔をした
「えぇ、それはもう
私のおなかと来たらを
「なんでしたらみてみます?」
「え・・・?」
このとき綾斗はなんとなく嫌な予感がした
「ほら真っ黒!」
「え、ちょっ・・・」
クローディアは自分の上着をめくり自分のお中を見せてきたのだ
まぁ見たところで腹黒いかどうかなんてわかるはずもなく
綾斗は自分の目を隠しなるべく見ないようにした
「ふふ、かわいい反応をしますね」
綾斗はこのとき自分がからかわれていたんだと気付いた
クローディアとそんな話をしているうちにいつの間にか生徒会室の前まで来ていた
「では、どうぞ」
クローディアが生徒会室のドアを開け入っていく
綾斗もクローディアに続くように生徒会室に入る
「そして、ようこそ、アスタリスクへ」
この調子で早めに投稿していきたいとおもいますでは
チャオチャオ