side ダンブルドア
漏れ鍋の前で彼はある部屋を見て、思い出に浸っていた。
ホグワーツではジェームズを止められた唯一の人物、クラーク。彼のおかげでジェームズとセブルスは仲直りできた。
成績優秀で美人だったマリア。とてもおちゃめで皆の相談役だった...
その2人が死んだ。安全だったはずなのに、見つからないはずだったのに。そんな中、ケント夫妻が言っていたことを思い出した。
「ダンブルドア、僕らはいつまでこの子に隠しておくべきだろうか。長くは隠しきれない。」
「そうよ、ダンブルドア。この子が私達の....」
そしてダンブルドアは今日も見守っている。後に世界の救世主になる男を。
side レイナ
ここはレオンさんの部屋。仕事が終わると遊びに行く。
大量の本(いかにも難しそうな)が本棚に整理され、あたりにはフラスコや液体が散乱している。なんか変な部屋だった。
「レオンさん、この金色の液体何ですか?」
「ああ、それ?フェリックス・フェリシス。」
「じゃあ、これは?」
「命の霊水。賢者の石から抽出した。」
「へぇ。」
当時10歳の私には何がなんだか分からなかったが、
後から考えれば人外だよ、この人。てか、自室でやるなよ。危険性高すぎるよ。隣室の私巻き込まれかねないよ。
「これで遊ぼうぜ。」
レオンが取り出したのは、なんか変な匂いがする液体。
「ポリジュース薬。これでドッキリ仕掛けようぜ。」
「何言ってるんですか!てか何で持ってるの!?」
「細かいことは気にするな。」
ホントに人外。でもそこがレオンの良い所だ。本当に11歳とは思えない。ん?11?あ。
「レオンさん、今日誕生日ですよね。」
「うん。そうそう誕生日誕生日。ん?誕生日?」
「そうだったぁぁぁぁぁぁ!俺の誕生日!」
「おめでとうございます。」
「反応が薄いなぁ、もっと祝って。(泣)」
side レオン
俺の誕生日。忘れてた。だって今まで10年間自分の魔改造に費やしてたんだもん。オリジナルスペル考えてたんだもん。
というわけで、今日は俺の誕生日。ホグワーツに入学できる歳になった。感慨に浸っていると、下で声がした。
「レオン!買い物はどうしたんだ。プレゼント用意して待ってるよ。」
え、マジ?凄い嬉しい。前世では冷遇されていたので、やはり嬉しい。
「レイナも連れてけ。買い物を頼んでいるんだ。」
「ありがとう、店長。」
「もう二度と薬をかけるな。いいな。」
やっべ、やっぱりバレてる。
杖選びか、楽しみだな。俺は胸を高鳴らせながら、レイナを迎えに行った。
レオンの人外っぷりが分かっていただけたでしょうか。
両親についても今後言及していきます。
次回はついにダイアゴン横丁です。あの大家族も登場予定です。それでは次回、また会いましょう。
8/14 ダンブルドアの回想を訂正しました。
8/16 トムの会話 カットしました。