漏れ鍋店員が救世主   作:瓦版MAX

4 / 5
脈絡がしっかりとしていないとご指摘があったので、
気をつけて書きます。


レオンと2本の杖

ダイアゴン横丁 グリンゴッツ魔法銀行前

 

side モリー

 

私の前にいたのは、屋敷しもべ妖精を連れた男の子と女の子だった。

 

「もしかしてウィーズリーさんですか?」

男の子が尋ねてくる。女の子の方キョトンとしているが。

「ええ、そうよ。私達に何か御用かしら?」

「やっぱり。はじめまして、レオナルド・ケントです。この娘はレイナ。こいつは屋敷しもべのキーピーです。」

 

まさか、そんなはずがない。ケント一家は「例のあの人」自らによって家ごと吹き飛ばされて死んだはず。

隣のアーサーを見てみる。彼もまた驚愕の表情で死んだはずのレオンを見つめている。息子達はポカンと私達を見ている。状況が理解できていないらしい。

 

ケント夫妻は秘密結社「不死鳥の騎士団」の創立メンバーだ。二人共ホグワーツ在籍中は非常に優秀で、二人共腕利きの闇祓いだった。しかしそのせいで死喰い人からしつこく狙われるようになった。

ダンブルドアが、出来る限りの防御を施し、2人の身を隠していたが、力及ばず、ケント夫妻と一人息子のレオンは亡くなった‥はずだった。

 

しかし当の本人がこうして私達の前に立っているので、今までの話は覆される。もしかしたらケント夫妻も生きているかも知れない。

 

「君は今までどこで暮らしていたんだ?」

アーサーが尋ねる。

「漏れ鍋に預けられたんです。」

「君は死んだと思っていたが、クラークとマリアはどうなんだ?」

「父さんと母さんは俺を預けたあと、死にました。」

 

「何はともあれ、あなたが無事で良かったわ。」

私はそう言ってレオンを抱きしめた。

そして息子達を紹介した。すぐに仲良くなり、特にロンと意気投合したらしい。

レオン達と別れを告げ、我が家へと戻った。

 

side レオン

 

ウィーズリー一家と別れ、オリバンダーの店へ向かう。

ロンと仲良くなれた。クィディッチの話題性スゲー。

レイナ達には先に帰ってもらった。レイナの買い物も終わったし、キーピーには働いてもらうし。『付き添い姿くらまし』で帰った。キーピー有能だわ。

買ったものを『検知不可能拡大呪文』をかけたリュックサックに詰め込んでいく。オリバンダーの店に着いた。

 

オリバンダーの店

 

「こんにちはー。」

「待っていましたよ、Mr.ケント。」

急にでてきたオリバンダー老人。忍者になれるな。

いつの間にか色々測ってるし。仕事が早いな。

 

「柳の木、ドラゴンの心臓の琴線、23センチ、しなやか。」

振ったら、窓ガラスが全て割れた。

 

「桜の木、九尾の毛、40センチ。軽やか。」

振った瞬間、ダイアゴン横丁に嵐が来た。

 

「なかなか難しいですな。ならこれはいかがかな。

世界樹の木の枝、黄金の天馬の角、35センチ。強い力を秘めている。」

 

手にとった瞬間、暖かい風が俺を包んだ。杖は俺を祝福していた。

 

「しかしこれだけでは無いようですな、あなたの杖は。もうこの店にはありません。あなたの身近なところあるかもしれませんな。」

そう言ってオリバンダー老人は微笑んだ。

代金の8ガリオンを払い、俺は店を出て、漏れ鍋に帰った。

 

漏れ鍋 トムの部屋

 

「お帰り、レオン。レイナから話は聞いたよ。」

ならいい。だったら話は早い。

「それでは、誕生日プレゼントだ。開けなさい。」

俺は細長い箱を開けた。すると中に入っていたのはなんと杖だった。

「何で?俺はもう自分の杖を‥」

合点がいった。オリバンダー老人が言ったのはこのことだった。2本目の杖。

 

「お前の家に代々伝わる杖らしい。」

「俺の家系?」

「ニワトコの木、マーリンの髭、40センチ。強力な魔力があるらしい。」

「誕生日おめでとう、レオン。入学おめでとう。」

そう言われた瞬間、俺記憶は遠い昔フラッシュバックした。

 

日本 東京 隅田川

 

「裕太、危ない!」

「助けて!パパ!」

俺は泳いだ。息子を助けるため。

 

「息子さんは助かりましたが、旦那さんは‥」

妻の悲痛な声が聞こえる。今日は妻の誕生日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はレオンの家系と前世が分かりました。
今後も頑張ります。ご感想、ご指摘ありましたら、お願い致します。それでは次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。