アレ?此処どこ?   作:名状しがたい魔王

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誤字報告ありがとうございます!頑張ります!


大仕事

ドーモ、ミナサン、スライムです。エヴァンジェリンちゃんの記憶を変えてはや・・・何年かな?旅をするのがままならないほどエヴァンジェリンに襲撃され、ちょっと後悔中でございます。だが!俺は、この姿で人を助け続けるぜ!

 

「おっと、危ない。」

 

「クソ!なんなんだ貴様!今日も避けてばかりだぞ!それが『人外』の本気なのか?」

 

「また、称号が増えたのかなんというか俺のだけすごい安直だと思わない?あと、今日もどころかこの旅の間回避しかしてないよね!?」

 

「知るか!私はお前を殺すために噂や御伽噺を集めているだけだ、詳細は知らん。あと、いい加減当たれ。」

 

「おー、怖い怖い。」

 

こんな感じの楽しい?やり取りがありながら、まだまだ、旅を続けていくつもりだった今日この頃。最近街が殺気立っている、旅人も減り、活気がなくなってきた気がする。

 

「なあ?いつも背後にいて極大魔法を構えているエヴァンジェリンさん?」

 

「うるさい、貴様と話すことなどない、できれば私の家族のため死ね。」

 

「戦争かな?紛争かな?それともテロ?」

 

「・・・戦争だ、後、私はお前の便利な情報源ではない対価にいっぺんも残さず消えろ。」

 

「戦争・・・か・・・。うーむ、止めるか☆」

 

「ハッ?」

 

「最大速度でドーン!」

 

「・・・追うか。」

 

ぶっちゃっけこのイベントのためだけにこの時期のこの星に来た感じだ。未来がどう変わるかわからないが、自分のやりたいことをやろう。先ずは。

 

「いた!」

 

「何がだ?この悪人が!」

 

この尋常ならざる魔力、そして、明らかに異質な集団。間違いない『紅き翼』だ。と、その前に。

 

「エヴァンジェリン。」

 

「なんだ?遂に死ぬ気に成ったか?」

 

「イいいや?だが、これで暫くお別れってことさ。」

 

拘束魔法を掛ける。

 

「!?なんの気配も無かった。クソ!此処で殺すのか!」

 

「こんな空中殺人とか猟奇的すぎだから、ちょっと、また日本まで吹っ飛んでもらうだけさ?」

 

「な!何を!」

 

超超遠距離転移魔法!相手は飛ぶ!

 

「絶対に殺す、か、まあ自分でやった事だ。」

 

気をとり直し戦場になるであろう大きな広場の中央に陣取って飯を食う。

 

 

 

 

国家サイド。

 

 

「た、大変です!」

 

「なんだね?今は作戦会議中だぞ。それに「緊急事態です!ランクEX賞金首『最も古い者』『御伽噺』『放浪の騎士』スライムが戦場予定地にあらわれました。」・・・特別会議だ!」

 

今や、スライムはある種の災害だった。常に八人は世界にいるし、いく先々で様々な事を解決しつつ、解決の為なら国すら滅ぼす、そんな危険生物が今度の戦争に介入の姿勢らしきものを見せているのである。コレは焦る。この戦争に参加するすべての国はその報告と同時に様々な会議、軍議、情報収集をした。分かったのは、この世界にいる他のスライムも別の戦場に現れ両軍を壊滅させていた事や、兵士全てに治癒魔法をかけていた事ぐらいだった。

 

 

「何が、したいんだ!」

 

 

 

 

紅き翼サイド。

 

 

この紅き翼と言うのは後に『サウザンドマスター』と呼ばれたナギ・スプリングフィールドと愉快な仲間たちの事である。

 

「EXランクぅ?聞いた事ないぜ。本当にいんのかよ。」

 

赤毛で、頭悪そうな感じのナギ。

 

「はい、現状『御伽噺』のスライム唯一人です。なので有名ではあるが知る人は少ないです。」

 

答えるのは侍っぽい日本人近衛 詠春。

 

「私よりも前から存在するようです。寧ろ初めからいたという説も・・・。」

 

古本、アルビレオ・イマ。

 

「何をする気なんだろうか・・・。」

 

「シリアスな妖怪ジジイを久々に見た気がするぜ。」

 

「何おう!」

 

突然戦い始めたのが、ゼクト、ジャック・ラカン。

 

「上からは出来れば倒して、最低でも戦場から離して欲しいとさ。はあ、そんなに戦争したいかねえ?」

 

そう言うのはガトウ・カグラ・ヴァンデヴァーグ。

 

「師匠、煙草はちょっと・・・」

 

「いいんじゃないか?」

 

ちっこい二人はタカミチ・T・高畑とクルト・ゲーデル。

 

「まあ、取り敢えず行ってみようぜ?」

 

「そんな、無計画でいいんですかね。」

 

「彼の半生は一体どんな・・・ジュルリ。」

 

というわけで彼の近くまで来た一行だったが。

 

「クソ・・・アレは、勝てるのか?」

 

「まさか、10キロ圏内に入らせてくれないとは・・・しかも結界ではなく唯放出されている魔力だけで。」

 

「無理だな、ドラゴンにアリンコ、いや、葉っぱが挑むようなもんだぜ?初めてだ、こんなに勝てないと感じたのは。」

 

「驚きだ、ナギも人間辞めた魔力量じゃが、コレはもう別次元じゃな。」

 

「ふむ、意外にも、『最初からいた』と言う説はあながち間違いではなさそうですね。」

 

それぞれ感想を言いつつもっと近寄ろうと足を踏み出した瞬間!

 

 

 

 

 

 

創示サイド

 

 

「やあ!人類最高クラスの『紅き翼』諸君!御機嫌よう。」

 

「「「「ッ!!」」」」

 

あらあ?警戒されてるなあ?やっぱ、後ろからあらわれるのはダメだったか。

 

「まあまあ、もちつけ、茶でも飲もうぜ?」

 

「何が目的だ!」

 

「おう?元気がいいな赤毛の?目的は『完全なる世界』の思惑を外す事。」

 

おーおー、すげえ顔してんな。

 

 

「ま、まて、何であんたがそいつらを知ってんだ?」

 

「まあ、最初から居るのは知ってたんだけどもっと活発に動いてくんないと一気に潰せないから放っておいただけさ?」

 

「はあ?お前いつからいるんだよ。」

 

「少なくともこの星ができるより以前、世界の始まりよりも前から?って事になるかな。」

 

うわー、アホずらだなー。あ、古本が倒れそうだぞ誰か気づけよ?あ、倒れた。さあ、時間稼ぎも済んだしちっと仕事すっかな。

 

「うむ、茶の時間もおわりだな。『造物主』に喧嘩売るか。」

 

「はあ?一体何を!」

 

「この世界のほとんどが幻想なら、幻想を型にはめて、骨子を作り、肉をつければ息をし始める。」

 

ポカーンとしてる方々を置いてけぼりでいく!

 

「まあ、何が言いたいかって言えば、魂あるんだから肉体を用意すればいいって話さ。『注魂魔法』の前から構想はあったこの魔法でな!『創身魔法』魔法陣最大規模展開!」

 

俺八人を起点として、俺が回ってきた全ての場所にある俺の魔力の残滓で魔法陣ができていく。

 

「さあ!神話の時代の終わりだ!はああああつどおおおおおおおお!」

 

輝きながら魔法世界を包み込む巨大な魔法陣は地球からも光が見えたらしい。

 

「これでよし!」ドヤア!

 

じゃあ、テケトーに魔法で守り神的なモンスター作って帰るか。

 

「ちょっとまて!お前今何をした!」

 

「精神に肉体を与えただけさ。」

 

「本当に無茶苦茶だな。」

 

そしてさりげなく混ざるラスボス。

 

「まあ、三十億年くらい生きてりゃ無茶苦茶にもなるさ?俺の作ったモンスター倒せたら戦争でも何でもするがいいさ!じゃあな!」

 

「ぬん!」

 

「待てやこらあ!」

 

大変よ!ラスボスと主人公の父から追いかけ回されてるわ!まじ受け〜w

 

「サラダバー!」

 

「「次は倒す!(仕留める)」」

 

 

 

 

こうして、大魔法遣い騎士スライムは後世に名を残し妙に人気だったとさ!めでたしめでたし!

 

 

 




次回も楽しみに・・・頑張るぞ、俺!
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