アレ?此処どこ?   作:名状しがたい魔王

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ネギまに戻るまであと幾ら〜?


いつから主人公だと錯覚していた?

篝火にあたり少し休んだ後、雑魚亡者をペシペシと叩き、吹き飛ばしアイテムと少しのソウルを回収する。気まぐれに順路から外れ左にそれた先にはデカイ塔、そしてその根元にはボロボロの着流しのようなものをきた亡者がいた。

 

「侍?武士?浪人?はて、何れだろうか。」

 

「・・・・」

 

話しかけてみたが返しは無かった。寂しす。気配からおそらく階段上にいる彼のテリトリーは、俺の立っているタイルの少し先からなのだろう。

 

「だが、踏み込む!それが、俺!」

 

「・・・!」

 

すると、自然に腰の鞘を持ち、居合の構えを見せそのまま常人では対処不可能な踏み込みと加速で斬り掛かってくる。

 

「常人ならね?」

 

「・・・!!」

 

黒直剣の腹で刀を止め、ニヤリとした創示は驚きつつバックステップで冷静に距離をとる襤褸の男の方へ大きく踏み込み、未だ構えを取れていない男の首を吹き飛ばした。

 

「ふうむ?刀か〜、吸血鬼は力つよいから技量系とか、耐久値少ない系は使うの怖いんだよね〜」

 

そう言いつつ腰に、黒直剣を収め拾った刀を腰の後ろに付ける。以外としっくり来る、それにこの世界武器は一本では対処しきれない場合が多いので予備があることに越したことはない。

 

「短刀に改造かな〜」

 

そうぼやきつつ、塔の扉が開かないのを確認し、正面に戻り中に入る。

 

「おお」

 

中には未だまともな人や不死がいた、また、異様だったのは玉座である。五つある玉座は一つを除きすべて空席、しかも何れも火の粉やよくわからない黒いものが飛び出していたり、巨人が座るようなものもあった。端的に言えば普通でない。ふと視線を下に向けると灰と骨が積んである円形の場所がありそこに面妖な仮面をした女性が立っていた。近付こうと思い階段を下りていくと、円形の何かはちょうど先ほど見た篝火から剣を抜いてしまったかのような物だと判り剣を取り出しつつ近ずいていく。

 

「いらっしゃいませ、『異界』の方。」

 

すると、さっきの仮面系女子が話しかけてきた。

 

「『異界』?てか、俺のこと?」

 

「そうです、異界の方、貴方は灰のようであって灰ではなく、薪でもなければ、この世界の理のものでも無い、一目でわかりました。」

 

先ほどより少し興奮して話しかけてくる仮面系女子。話はさらに続く。

 

「貴方には使命は特にありません、ですがこれから来る『灰の方』に力を貸して欲しいのです。代わりに私は貴方の体にソウルを注ぎます。空ではありませんがとても多くのソウルを取り込めるでしょう。そして、ソウルを取り込めばより大きな力や『元の力』をこの世界で使えるようになるでしょう。」

 

「ふうむ?一体何者なんだい、お前さん」

 

一応頷きながら聞いていたが、目の前の人物が何者なのかよくわからなかった。別に灰の奴が火を注ぐのを手伝うのもいいし、ソウルをレベルに変換してくれるのもいいのだが、どうも自分のよく知るゲームのキャラよりとは別のものに見えた。

 

「申し遅れました、私は『理防女』世界が乱れぬよう、異界の者や漂流者をこの目で監視し、場合によっては別の世界やこの世界の安定を図るため流れてきた貴方のような人々を派遣したりする、この世界の機構の一人です。」

 

そう、某カボタンに似た女性は名乗り口の端を少し上げつつ腰を下り礼をした。

 

「へ〜、じゃあ此処は?」

 

「火継の祭祀場ではありますが、元の祭祀場の裏側にあります。なので、此処は『裏世界』と呼べるかもしれません。」

 

もう暫く話をして此処やリボたんについてわかった事を整理する。

 

此処は元のダクソの世界の裏っかわ、敵も味方も何らかの要因で異世界に影響、または異世界から流れてきたもので表の世界換算だと200週(敵の強化が順当に行われた時の例え)から始まり進めばほぼ無尽蔵に強い敵や装備が手に入るらしい。

リボたんは本当に不死身で、世界の終わりや火の消えた世界でも鼻歌交じりに暮らせる、その代償として世界の管理業の一部、つまり異世界系とかを何とか管理しないといけないらしい。

そして、一番の目玉、此処はダクソの世界の中でも最もダクソのルールが薄いところらしい、だから袋が使えたり、得物を定位置以外に着けれたり、元の世界の力が戻ったりするらしい。

 

「ふーん」

 

感心しつつふと気づく。

 

「アレ?じゃあ此処には俺以外にもいろんな奴がいるの?」

 

「いいえ、残念ながら既に心折れた者たちばかりです。本当に真面な人はそう多くは居ません。」

 

「マジか・・・」

 

これから先が何れだけ変態向けなのかは判らないが、祭祀場の階段や道の端に座っている者や、ぶっ倒れている者を見ると少し不安になったような気がした。ま、気がするだけだけどね☆

 

「此処では何が出来るんだ?」

 

「ある程度の入手難度の消耗品の補充、販売、買取、ソウルを注ぐなどの時は私に、武器関連は・・・残念ながら鍛冶士は行方不明、ですが鍛冶場自体は使えます。後は・・・特に無いですね。」

 

「魔術師とか呪術士は?」

 

「残念ながら此処には居ません。」

 

「わかった、ありがとう。取り敢えず鍛冶場を借りるよ。」

 

そう言って創示は鍛冶場を借り装備の調整と改造を始めた・・・

 

 

「フウー、こんなもんかな?」

 

そう言った彼の前には甲冑部分が最低限にまで削られ最早ヘルメット以外に鎧要素がなさそうな、しかし、騎士に見えるレベルの鎧と、ダガーレベルにまで短くされた刀があった。

 

「着心地、重さ、良し。腰に短刀着けて、左で抜ける様に・・・と、で、黒剣を右手で抜ける様に挿して。完成ですかね。」

 

 

見た目はあまり変わらなく見えるが、マントが前より長く大きくなり隠れた部分が多くなることで、前と同じところ以外を巧く隠してあるのだ!そして、マントによって目くらましや動作の出を隠す事ができ対人型、対知的の方々に対してアドバンテージを手に入れた。また、袋の中にあった中でも最も良い品質の最高ランク素材を惜しげもなく使ったので強度、耐性、着心地、防御力は向上している、このマントも防刃、耐火は勿論下手な鎧より硬く、強くできている。

 

「さ、行くかな?」

 

「行ってらっしゃいませ。」

 

うっかり刺し忘れていた螺旋剣をぶっ刺し『ボーンファイアリット』して、リボたんに見送られつつ原作より鬼畜らしい世界に入っていく!転移だけどな!




創示

生まれ 始祖
素性 始祖

ソウルレベル?

ステータス
生命力 50
集中力 50
持久力 50
筋力 50
技量 50
理力 50
信仰 50
運 0

必要ソウル 10000000
取得ソウル 100000位
装備
異界の旅騎士一式
異界の黒直剣
短刀
火炎瓶
指輪、無し
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