ふふふふふふふふ。
「ターリャ?大丈夫か?」
「はうおおああ!!だ、だだだ、大丈夫です!」
危ないです。お父様の部屋でお父様の匂いに包まれてトリップしてました。しかも、声をかけてくださる時、額に手を当てられ、顔が近くてぐへへへへえへ。
「熱は無い、か。あまり俺みたいに夜更かしすると身長が伸びなかったり、変なアイテム造ったりしちゃうから気をつけろよ?てかもう寝ろ?」
そう言って、ベッドの上に乗せてくれるみたいです。匂いガガガががが!し、幸せで死にそうです!ああ〜寝具からお父様の匂いが〜、心がぴょんぴょんするんですううう!ぐは!!
「オロ?動かなくなった?でも息もしてるし寝てるだけ・・・だよなぁ?」
そう言って、自分もベッドに横になる。すぐに寝てしまうのは半分は人間だからなのだろうか。
さて、なぜこんな忠誠心マックス過ぎて変態化してしまったのだろうか。今と成っては判らないが、恐らく末っ子であるから、つまり、術としての完成度が高くなってから生まれたからなのだろうか?
「すーすー」
「がぷ!」
創示は一度寝いると早々起きない、しかも肉体的にも精神的にもバッチリ不死身なので多分死んでも起きないし、多少傷ついても身じろぎ一つしないだろう。
ふふふ、お父様の血が美味しいのがダメなんです。何時も「『人間』の方がいいんだよなぁ」と、言っていますがとんでも無いです。もう止められないです!
「ぴちゃ、ぴちゃ・・・はぁ」
余談だが、吸血鬼の瞳や血、匂いには軽い魅了と催淫の効果があるとされている。普段は絶対に発動しない様自身に封印を行っているが、月の出る夜、しかも深い睡眠状態で封印は緩み気味だ、もしかしなくてもそれらの効果でこうなっているのだろうか?
「お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様、お父様。」
いや、元からな気がしてきた・・・つまり、原因は不明、いいね?
「あ、ああ・・・・ふう。」
いつの間にやら、創示の上に跨がり、トロンとした目をして、首筋を噛んだり舐めてりしているが、見た目も関係的にもアウトなので描写を停止します。
それはともかくバイザウェイ!屋敷にはAI2体がよく知らないところが二つある。『創示の部屋』と『工房』である。両方とも完全なプライベートスペースかつ、機械が苦手な金属、力場発生箇所である。勿論立ち入ることは出来るが、他の部屋の様に瞬間移動したり、偵察用の小型機が巻いてあるわけでは無いのだ。それに両方とも別次元化しているので、常人なら軽く発狂するだろう。
「チュンチュン!」
「あ、朝です。まずいです。早く掃除しないと。」
どうやら一晩中何やらしていた様だ。ベッドと服が真っ赤なのでいそいそと証拠を隠滅し始めた。夜始まったこの一部始終をマーニャが屋根裏から見ていることも知らず・・・
「あ、あ、にゃ、にゃにかやばいものを見た気分にゃ。これはスクープにゃ!」
こうして創示以外にはこのことが大分知れ渡ってしまった様です。
一人くらいやばい方が良いと思ったんです。しかし、書き終わるとやばいわあ。