やあ、最近「もし魔法で俺の子供が生まれる確率を0パーセントにしてなかったら娘の赤ちゃん育ててたかも。」と思った創示です。如何やら寝ている間の自動防御を貫通してくるらしい、朝起きるといつも誰かと一緒だよ。ああ、これが娘じゃなかったら・・・いやそれもヤバイな。
そんなことより!外が、外の世界が遂に宇宙ができたとこまで行ったぜよおおおおお、いやっほーい。此処まで減速状態の『箱庭』換算1億年、外換算で24億年。待ってた甲斐があるね。通りで娘三人も落ち着いて?きたわけだ。三人で襲ったりしてこないし。セバスとマリアはバージョンアップを切り返した結果セバスは『セバスチャン』という思考精神体になり魔力に近い形でそこらを漂っている、本体も殆どが純粋な魔力の塊で、まさに『精霊』と言ったところだろう。マリアはメカメカしく進化しながらも『魔導』が作用したのかどこか有機的な雰囲気漂うアンドロイドとなった。こちらも本体は『精霊化』している。
「『デウス・エクス・マキナ』かな?けど精霊化してるしなぁ。」
三人の成長具合も凄い、サーシャは魔力極振りのガチ魔法遣いに成ったが、接近された場合や格闘戦闘する場合は魔力を全身強化に注ぎ込み気と半吸血鬼半獣人の身体能力で圧倒してくる所謂『魔法拳士』という奴だと思う。マーニャは兎に角早くて巧いニンジャ的な動きと正確な攻撃は容易く相手の急所を取れるだろう、何より気配や殺気を消すのが上手すぎる、常に意識が全体に広がっているマリアとセバスを出し抜くのだからそのやばさが窺い知れる。ターリャは、ターリャは・・・なんて言うのかな、純粋な『力』だけで型月でいう『第三魔法』つまり奇跡が起こせる。『力』って言っても筋力とかではない、近いのは『黄金錬成』アルスマグナ、言霊、そういったモノに近い、『ナニカ』に対する『おもい』に指向性を持たせると望んだ『結果』を生み出せる・・・実は一回世界が滅びかけたので『バックアップ』はこまめに取っている、あと少し封印させてもらっている。ぶっちゃけ多分最強はターリャなのだろう。彼女が望めば如何様にも世界は歪む、しかし明確な弱点がある、先ず想像を上回られると負ける。他にも色々あるが一番は『創示』つまり俺が近くにいないと発動できないらしい、しかも殆ど密着状態でないとダメらしい。因みに肉弾戦魔法戦共にこなせるオールラウンダーで全ての武器、魔法、技術を習得している。
「・・・考えてみるとやっぱおかしいな。」
最後に現在の箱庭の状態だ。時間設定は外と同期させた、各種材料や兵器、装備品、携行品は無尽蔵だ。勿論改良は続ける。さあ、最新型『飛空挺』の『魔導エンジン』と『エーテルスラスター』の可動音が聞こえてきたぜい!無音だけどな。
出発の刻だ!
「次元跳躍魔法『テレポ』発動五秒前!」
「なんだかドキドキだにゃ〜。」
「楽しみ・・・です。」
「さあ!お父様の素晴らしさをひろめるのです!」
「計器類異常なし、システムオールグリーン、『Over Horizon』発信準備完了。」
「抜錨!ですの。」
「発進!」
飛空挺を箱庭の外に転移させ落下中に加速するとかもうやりたくないねまる、正直寿命が縮んだよ死なないけど。
宇宙空間に大気など期待してはいないし、そもそも必要ないけど飛空挺全体に半透明の蒼いバリアが広がり凄い科学力で空気を発生させている。ぶっちゃけ『無限水源』を作れる俺がいるのだから心配はいらない。レーダーが大きな惑星若しくは高エネルギー反応を捉えるまで暫し遊覧飛行を楽しむ。
「綺麗だにゃ!キラキラにゃ!」
「『占星術』・・・やっと使える。」
「お父様〜!」
なんというか自由だな。と思いつつターリャのご機嫌を取りながら自身も索敵をする。というかあれだな、木製はやっぱり格好良いな。船体の大部分は木製、機関部やところどころの装甲に金属をあしらい殆どを魔法とか魔導とかでゴリ押しした逸品である。自分の考えたモノが形になって動いてるとテンション上がるわ〜。勢い余って船外に落ちたわ〜、外から見たいが為だけに。(後悔などしない!ドヤ!)
「わー!お父さん何やってるにゃ!!」
「速度が速すぎる、追い付けない。」
「マスター、やってくれましたなぁ。」
「笑い事では有りませんセバス、ターリャ様が暴走したら・・・」
「あれ〜、此処は誰〜、私は何処〜?」
「・・・マスター、記憶改変しすぎですわ。」
フハハハハハハ!俺は大宇宙に旅立つぜええええ!
記憶は改変すると馬鹿になる!これは常識ZOY
個人的にやり易い一人旅、始まるよ!