やはりポニーテールの彼女との恋ははじまったばかりである。【投稿再開】 作:ハク真
いやー暑いですね!残暑厳しすぎでしょ!
この時期でもまだクーラーを手放せません(*σ´ェ`)σ
とまぁそんな話は置いておき、今回は前回のサキサキ&小町来訪編の続きになります!
それではどーぞ!
「あっ、小町用事を思い出したからそろそろ帰るねー。」
いやいや、小町ちゃん?ほんとに急に来て急に帰るのね。別にいいんだけどね?
「ならあたしも帰ろうかな。あんまり長居しても悪いし。」
お、川崎も帰るのか。これでやっと一人でゆっくり寝る時間ができ…
「いやいや、小町は一人で帰れますんで、せっかくですし沙希さんはお兄ちゃんと若者同士ゆっくりしていってください!」
…ませんね。なにいっちゃってるの小町。あなたの方が若者でしょ?てか俺が女の子と二人っきりで部屋で過ごすとかレベル高すぎだからね。それこそ村人が革装備で魔王を相手にするみたいなもんだぞ。無理ゲー過ぎるだろ。
「ではでは小町はこれでー!お兄ちゃん!しっかりやるんだよ?じゃあねー!」
そう言うとぱたぱたと慌ただしく小町は帰っていった。
「あ、おい!小町!ったくほんとに帰りやがったよ、あいつ。」
「ごめんね、比企谷。あたしもすぐ帰るからさ。」
「いや、大丈夫だ。こっちこそ悪いな、こんな状況にしちまって。なんだ、茶でも飲むか?」
そう言うと、川崎はこくりと頷き俺は茶を用意して持っていく。自分の分のマックスコーヒーも忘れずにな。いや、しかしこの年になってもあの甘さには病み付きになる。ありえねーって思ってるやつでてこい。俺が美味さを五時間ぐらい語り尽くしてやるから。
「ありがと。それにしてもほんと小町って元気だよね。天真爛漫って言うかさ。」
「全くだ。いつも振り回されて敵わん。まぁそれがあいつのいいところでもあるんだけどな。」
これは本音だ。実際小町の明るさに何度も救われたこともあったし。高校時代にも奉仕部のことで悩んでいる俺にいつもアドバイスをくれたり、助けてもらった。そのおかけでいまも雪ノ下や由比ヶ浜ともなんとかうまくやってこれてるしな。
「比企谷いま他の女の子のこと考えてたでしょ?」
なに川崎さんエスパーなの?心の中読めるの?それこそラスボスじゃねえか。どうして俺のまわりにはこんなにエスパーが多いんだよ。
「いや、考え事ないぞ?本当だ。」
「ふふっ、冗談だよ。でもほんとに比企谷ってシスコンだよね。高校のときからちっとも変わってない。」
「それを言うなら川崎だってシスコンだし、ブラコンじゃねえか。大志のやろう未だに小町と仲良くしてやがる。今度沈めるか。」
小町に近づく野郎共は一人残らず消し炭にしてくれるわ。
「比企谷?(ゴゴゴゴ)」
「ひっ。なんでもありません。」
怖すぎだろ。いまの川崎の目線なら日本のひとつやふたつ軽く葬れるところだぞ。これからこいつのまえでは大志撲滅計画を話すのはやめておこう。
その後はなんでもない様な話題の会話を少しして、川崎は帰っていった。
「今日はありがとね。比企谷が良かったらまた遊びにいっても、ううん、なんでもない。ならまた大学でね。」
帰り際に川崎が言ったこの台詞に一晩悩まされ、次の日寝不足で学校に向かったのは八幡しかしらない。
いかがでしたでしょうか?
小町の感じ出せてましたか?(不安げw)
小町も私が大好きなのではやめに登場させてあげたかったんです!
今回も楽しんでいただけたなら幸いです!
おかげさまでUAもかなりの数いただいており感謝感激しております!
これからも楽しく執筆していきますので、よろしくおねがいします!
そして今後近いうちに俺ガイル短編集を書いていきたいと思っております!
ですので誰々との話が良い!などのリクエスト等ありましたらどんどん感想欄などにコメントお願いします!
可能な限り書いていきたいと思っております!
次回投稿は水曜日ごろです!ではまた!!