メカクシティコンツェルト   作:春の嵐

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遅れて申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎
「主、一体何があった?」
お母さんの監視がキツくなったんですよ…。どうしても集中したらそのままやり過ぎちゃうんです。で、その事でお叱りを受けて…。時間制限の監視が…!
「…で書く暇が無くなった、か…。これは仕方ないかな?」
後最近とうらぶ沼に引きずり込まれました申し訳ありません!
「前言撤回‼︎全く主は!…まぁ反省はしてるだろう?」
当たり前じゃないですか!…書く暇は無いままですけど…プロット消えてから書くの大変ですけど…!でも出来るだけ早く次は出します!
「実現出来る様に頑張れよ?」
はい‼︎では今回の話も楽しんで行って下さい!


第3楽章 悪夢と蛇

SIDEヒヨリ

 

『悪夢』ーーナイトメアとも言われるそれは赤や黒で彩られる事が多い。

 

だが私にとっては違う。私の悪夢は水色で彩られる。

 

突き抜けるような水色の空。白い鱗雲。ワンワンと響いて、煩い蝉の声。茹ってしまうような太陽の暑さ。

 

ーーそしてアイツの声と手の感触。

 

轟音。引かれた手が離される。悲鳴。血の香り。全てが水色の空に。そして太陽の温度に。混ざり合って、むせ返って、反響してーー。

 

 

「ーーッ⁉︎」

 

思わず飛び起きる。息が荒い。冷や汗の感触が気持ち悪い。心臓はバクバクと音を立てている。ーーそこまで考えて初めて自分が今どこにいるかを思い出す。自室のベッドの上で魘されていたらしい。

「…最悪。」

 

8月15日。あの日の後はバタバタとしていた。自分もいきなり入院する羽目になり、目を白黒させてしまった。それだけでは無く警察だなんだとアレコレ後処理をして、あっという間に家に帰る事になった。

 

でも、忙しい中で頭をよぎるのはあの日の事で。アイツの手前いつも通りの振りをしたが、内心は怖くて堪らなかった。日中は忙しく色々と考えているからまだいい。だが夜になるとこれだ。あの日は何度でも私を悪夢へ導く。

 

「…ふざけんじゃないわよ。…いつまでもいつまでも絡みついて来て。いい加減にしなさいよ…!」

 

いつも通りの強気な言葉で、いつもの調子を取り戻そうとする。でも中々動悸は治らない。ベッドの側のサイドボードに目をやれば、携帯端末が置いてある。そこの中にはアイツを含め新しく出来た友との連絡先が載っている。夜は遅いが、少し操作さえすれば眠そうな声が端末越しに聞こえるだろう。それ程近い距離にアイツを感じ取ることが出来る。

 

ーー今、アイツの声を聞いたら安心して眠れるだろうか?

 

「…って何考えてるのよバカ!」

 

自分の思考に思わず悪態を付く。疲れていると思考が明後日の方向に行ってしまうらしい。よりにもよってアイツ。コノハさんーー九ノ瀬 遥と言う名前だったらしいーーではなく。カッコよくて優しい遥さんではなく、あの同級生。アイツの声を聞きたいだなんて、相当自分は混乱していたらしい。

 

「…まぁ、調子は取り戻せたけど。…納得いかない。」

 

動悸はいつの間にか治っていた。今だったら眠れそうだ。今回ばかりは馬鹿らしい考えに出て来たアイツに感謝だ。そう思って私はもう一度眠りについた。

 

…でもなんか癪。明日ヒビヤに何か奢らせよう。これでチャラだ。端末を買って、お金に余裕の無いヒビヤが悲鳴をあげる事になるだろうから。

 

 

 

No SIDE

 

「…くだらねぇ。」

 

「そうですか。」

 

「…主人だのなんだの言ってるのに、言い返さないんだな。」

 

「何を言おうとあなたの選択は変わりませんから。あなたは私の主人に従う。ならば、多少の罵声には目を瞑りましょう。」

 

「…クソが…!」

 

冴える蛇の機嫌は最悪だった。当たり前だろう。彼にとって行動を強制されるなどと言う事は不愉快でしかない。更にそれしか選択が残されていないと言う状況も、彼の機嫌の悪さを助長していた。

 

イライラと目の前の相手を睨みつける冴える蛇。その相手ーースーツ姿の美女は素知らぬ顔で紅茶を口にする。自らの事を気にも留めないその態度が相手の機嫌を悪くすると分かっていながら、それを変えようとはしない。理解しているのだ。彼は決して自らを傷つけない…いや、傷付ける事が出来ないと。だから彼女は遠慮する事なく、官能的なその唇をひらいた。

 

「では、早速最初のターゲットです。これを御覧下さい。」

 

美女の白魚のような手がパソコンのキーボードを踊る様に叩く。その言葉と行動に殺気がこもった目を向けられるが動じない。それを見た冴える蛇は舌打ちをする。諦めたのか大人しくなりーー機嫌の悪い顔のままだったがーーパソコンの画面を見た。

 

そこに映るのはどこにでもいる様な少女の写真。そして多くの個人情報。家の住所から学校内の評価までズラズラと文字が並んでいた。

 

「…こいつか?」

 

「本命ではありませんが。…多少関係のない者を巻き込まねば、怪しまれると。」

 

「ちなみに本命は?」

 

「そのページの最後の方に載っています。下に行けば行くほど優先度が上がっていきます。」

そう言って彼女はマウスをドラッグする。そしてある程度下にいった時ーー冴える蛇の目の色が変わったのが見えた。

 

驚き、戸惑い、憎悪、そして歓喜へ。不満げだった口元がニッと弧を描く。ーー獲物を見つけた。そう言っているかのようだった。

 

「…へぇ?餌はちゃんと用意している訳か。」

 

クックックと可笑しそうに冴える蛇は笑う。つい先程までの機嫌の悪さは消えていた。

 

「こう言う事ならイイぜ。協力してやる。」

楽しそうに嗤う冴える蛇。美女はその後ろに大蛇の影を見た気がした。

 

(…成る程。旦那様が仰ったのはこう言う事。ーー確かに彼は『人じゃ無い』)

背筋に冷たいものがはしる。が、そのぶんお嬢様の力になると気にも留めない。ーー彼女も彼女でおかしいのかもしれない。

 

(協力するならそれでいい。標的には哀れだが…利用させて貰う。)

 

美女は哀れな標的の顔を確認する。視線の先の画面には白髪の少女の姿があった。

 

 

 

いよいよ彼達の計画(オーケストラ)の始まりの時ーー

 

第1交響曲 始まりのロンド 開幕ーー

 

 




主:後書き座談会のコーナー‼︎今回はNO.6のエネちゃんこと榎本 貴音さん、NO.9のコノハこと 九ノ瀬 遥さんに来てもらいました!

貴:紹介ドーモ。じゃ、主の個人情報ばら撒いて来るわね〜。

主:待って!いや、本当に待って!遅くなってごめん!出番無くてごめんなさい!(ジャンピング土下座…からの顔面強打)

遥:…今スッゴイ音したね…ゴンッ‼︎って。主さん大丈夫?後、貴音も戻って来て。主さんには主さんの都合があるんだから…ね?

貴:…遥に感謝しなさいよ!

主:うぅ…遥さんありがとうございます…!もうこんな事起きない様に頑張ります…!

遥:うん、頑張って!…ところで主さん。ヒヨリちゃん大丈夫なの…?

主:あー気になりますよねぇ…。まぁまだ時間経ってないですしねぇ。『人の死の瞬間』…しかも同級生の死を目の前で見た恐怖は中々消えませんよ。

貴:いや、むしろ簡単に消えたらおかしいわよ。…ここはヒビヤに任せましょ!

主:それが懸命ですね。…ところで貴音さん、言い方直ったんですね!良かったです!(揶揄う材料が減って残念な人もいるかもですけど。)

貴:でも時たまエネ時代に戻るのよねぇ…!頑張っても!(カノ辺りね。まぁ嫌がらせのネタはあるから大丈夫よ。)

主:(こいつ直接脳内に…!というかネタって…。)

遥:えっと、こういう時は茶番乙って言うんだよね!

主:そうでした!話とんでたわ。ありがとうございます、遥さん。…え〜コホン。まず先程から言っておりますが遅れて申し訳ありませんでした。これから出来るだけ早く出せるようにするつもりです。それまでどうか待っていて下さると幸いです。

貴:次回はいよいよ本格始動?

主:その前にここまでで出て来たキャラの設定を少し書こうかと思ってます!…まぁネタバレになるので途中までで、穴だらけでしょうけど。

遥:後、オリジナル設定とかも書くんだったっけ?

主:そうです!色々と考えてあります!

貴:ふーん…。ま、がんばんなさいよ。手伝いはしてあげるから。

主:ありがとうございます、貴音さん!では今回はこの辺で。

全:次回もお楽しみに!

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