独自の設定、解釈が含まれます。
キャラ崩壊をしている可能性があります。
それでもいいという方はどうぞ。
≪提督が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮をとります!≫
駅を出るとまぶしい日差しとさわやかな潮風が肌に触れる。
「提督!早く私たちの新しい鎮守府に行きましょう!」
今日から秘書艦五月雨は提督とともに、昨日建造が完了したばかりの第32番鎮守府に配属された。
「こ、これが第32番鎮守府……。提督、小さくないですか?」
港は立派だが他の施設は想像していたものとは明らかに違いすぎた。まるでレンガ造りの家が数軒建っているようだった。
そこにあったのは鎮守府本館、工廠、渠(風呂)、倉庫、そして寮。
「ここ本当に私たちの鎮守府ですか?」
「……。」
提督は口を開けたまま、小さくうなずいた。
「とりあえず中に入ってみましょう。案外中は広いかもしれませんよ!」
五月雨と提督は一緒に本館へと向かった。
本館の中は、まず最初に見えるのは客間という名の会議室、奥には2部屋ほど待機室があり、2階に上がるとすぐに執務室があった。
外見によらず中は案外広いのであった。
その後、工廠に向かうと中でせっせと妖精さんたちが機材などを片付けていた。
「妖精さん、お疲れ様です!」
五月雨が元気よく挨拶するとみな手を止めぴょこりと頭を下げまた片付けを再開した。
「次はお風呂に行ってみましょう。」
そう言い2人は風呂に向かう。
中は新築だからきれいなのは当たり前だが、戦艦級の艦娘が2人分入れる程度の大きさしかなく、とても広いと言える大きさではなかった。
入渠効果が無い普通の風呂ならそれなりに大きく10人程は入れそうだった。
「一通り見て回ってみましたけど、そんな不便じゃなさそうですね。とりあえず荷物片付けに行きましょう。寮ですよね。あ、提督は執務室の隣でしたね。」
「……。」
それぞれ部屋に向かうが提督は、とてつもなく早いスピードで寮に走っていく五月雨の姿を目で追っていた。
「わっ!いてて。」
案の定石につまずいた五月雨。それを見て微笑む提督。
「はっ!てーとくー、笑わないでくださいー!」
五月雨はほほを膨らませそのまま寮へ走っていった。
提督は振り返り自室に向かう。
一通り執務室と自室の片付けを終わった提督は、改めて提督帽をかぶり直し自分が提督になったことを実感し、その感覚に浸っていた。
「てーとくー!建造、しましょう。」
五月雨が走って執務室に入ってきた。
提督はこくりと頷いて、2人は工廠へ向かった。
工廠では片付けを終わったらしい妖精さんたちが、談話していた。
五月雨たちの訪問に気が付いた1人がてくてくと駆け寄ってきて敬礼をした。
「妖精さん、建造お願いします。建造資材はこれくらいでお願いします。」
もう一度びしっと敬礼をした妖精さんは、とことこと他の妖精に報告して建造に取り掛かった。
「どんな仲間ができるか楽しみですね!」
数十分後、建造が完了しようだ。工廠より通達がきた。
「あ!新しい仲間?早く会いたいですね。」
五月雨がわくわくしていると執務室の扉からノックの音が聞こえてくる。
「どうぞ。入ってください。」
「今日から着任しました。白露型駆逐艦の4番艦、夕立です。よろしくっぽい。」
「夕立ちゃん!」
「五月雨ちゃんぽい!」
姉妹艦なだけに喜び合う2人をみて提督は微笑む。
提督が人差し指を立てると2人は話を止め提督のほうを向く。
「早速出撃っぽい?」
「了解しました。五月雨、夕立出撃します!」
どうもハッピースターです。
ついに二次創作作品始めました。
なぜ艦これにしたかというと、最近艦これをやっていて「理想を!理想をかなえたい!」と思ったからです。まだまだレベルは低いですが頑張ります!