独自の設定、解釈が含まれます。
キャラ崩壊をしている可能性があります。
それでもいいという方はどうぞ。
「夕立ちゃん、今回は南西諸島沖だよ。とりあえず気軽に行きましょう」
「私、がんばっちゃうよ」
夕立はこれが初出撃だ。
2人を見送るために外に出てきた提督は静かに笑っていた。
「あ、てーとくー、行ってきますね!」
五月雨はぶんぶんと手を振り、こちらを見ていた。
提督は控えめに手を振り、ほほ笑んだ。
提督を確認した2人は出撃する。
「第一艦隊五月雨出撃します!」
「同じく夕立出撃するっぽい!」
しばらく見送った提督は、ゆっくりと工廠へ向かった。
工廠ではいつものように妖精さんたちがお茶をしていた。
提督が工廠の鉄のドアをトントンと叩くとそれに気が付いた1人がてくてくと歩いてきた。
提督は懐から紙を取り出し、妖精さんに渡した。
びしっと敬礼をした妖精さんだったが、左手で敬礼をしていたので、提督はくすっと笑い手を正した。
すぐに妖精さんは戻って作業に取り掛かった。
ー南西諸島沖ー
「敵艦隊見ゆ!3時の方向っぽい」
2人は早速敵艦隊と出くわしていた。
「夕立ちゃん、油断しちゃだめだよ」
「わかってるわかってるぽい!」
戦闘はすぐに始まった。終わるのもまた早かった。
チャラチャラッチャラ
『勝利S』
「やりました!提督、羅針盤回しました?わかりました」
結局敵主力艦隊と会敵し、五月雨は中破、夕立は小破でA勝利帰還。
ー執務室ー
「艦隊帰還です!てーとくー、疲れました」
「私も疲れたっぽい。それと途中で時雨と合流したよ」
「僕は白露型駆逐艦、時雨。これからよろしくね」
提督は時雨と握手をし、五月雨と夕立の頭を撫でてから、2人を風呂へ行かせた。
風呂へ向かったのを確認すると、提督は妖精さんを1人呼び出した。
「提督どうかしたのかい?」
時雨は何事かと思い提督に尋ねた。
「私はここの広報をやっている妖精です。よろしく」
「妖精さんがしゃべった!」
「妖精だってしゃべりますよ!失礼ですね」
「かわいい……はっ」
時雨は思い出したように口を押さえて、赤面していた。
「それでは、鎮守府館内、各施設を案内するのでついてきてください」
「あ、はい」
てくてく歩いていく妖精さんについていく時雨はまた、可愛いのであった。
「ここは渠です。まあお風呂だと思っていいと思います。どうぞ中に入ってみてください」
そう言って妖精さんは水着姿になる。
時雨は素直に服を脱ぎ、タオルを巻いて風呂の中に入る。
「あれ、時雨もきたの?」
「あ、妖精さんお疲れ様です」
「ああ、君たちが向かってたのはここだったんだね」
妖精さんはこくりとお辞儀してから、修復用ではない風呂に浸かった。
妖精さんが極楽してる間に五月雨が話を始める。
「妖精さんの説明は難しいから私が代わりに説明しますね」
「うん、頼むよ」
「それではまず、ここは渠のドック。でもお風呂でいいと思います。だって気持ちいし、入ってると楽になるし。それで、ダメージ受けちゃったらここに入渠して、回復するの。ちなみに、提督も深夜にここを使ってるんだよ」
「え、提督も!?」
「そうだけど?どうかしたの?」
「い、いやなんでもないよ」
そう言いつつも、時雨は少しほほを赤らめるのであった。
少し3人で浸かっていると、妖精が寄ってきて言った。
「次の施設行きましょうか」
「あ、はい。じゃあまたあとで」
2人に見送られ風呂を後にした時雨たちは、寮に向かった。
「ここがあなたの部屋です。今いる白露型の娘たちと同室です」
「同室なのか、寂しくなくて済むな」
「1人はやっぱり寂しいのですね」
「そ、そんなことはない!」
「まあとりあえずこんな感じです。他にどこか案内してほしいところはありますか?」
「そうだな……食堂とか行きたいかな」
「食堂ですか。わかりましたついてきてください」
部屋の荷物を整理してから、食堂へ向かった。
食堂に着くともう夕暮れ時で五月雨たちと提督が一緒に夕飯を食べていた。
「提督さん、ご一緒してよろしいですか?」
妖精さんは提督のそばに行き、許可を取りに行った。
「僕も一緒していいかな」
「あ、時雨ちゃん。いいよいいよ座って!」
「ありがとう」
そのままみんなで夕飯を食べて、話していると時間が経つのがとても早く感じた。
「そろそろ時間ですね。私眠くなってきちゃいました。」
時計の短針はすでに9時を指していた。
五月雨にとってはもう、寝る時間なのだろう。
「じゃあ寮に戻ろうか。今日から僕も同室だからね」
「あ、五月雨ちゃん寝ちゃったぽい」
『!?』
他の3人は、いや先日現役引退してここの食堂に転属された鳳翔もまた驚いていた。
結局、提督が五月雨をおぶって寮まで運び、布団に寝かした。
「まあ、改めてよろしく提督。ああ、あとおやすみ」
時雨が声をかけると提督は笑顔で頷き、足早に部屋を後にした。
どうもハッピースターです。
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