独自の設定、解釈が含まれます。
キャラ崩壊をしている可能性があります。
それでもいいという方はどうぞ。
夜が明け、外では鳥がちゅんちゅん鳴いている。
「もう朝、ですか……?」
五月雨は誰よりも早く起きた。
くしゃくしゃの髪のまんま、みんなを起こす。
声はまだ眠そうだ。
「夕立ちゃん、時雨ちゃん起きてー、朝ですよー」
「ぽいー……」
「妖精さん……むにゃむにゃ」
夕立はすぐに目を覚ましたが、時雨はどうも朝が弱いらしい。
五月雨が起こそうと、近寄る。
「で、できません。私には彼女を起こせません!」
時雨はとても幸せそうに寝ている。それはもう天使のように。
「じゃあ私が起こすよー。しーぐーれー、朝っぽいー。はむ」
「はうん!」
夕立が耳を甘噛みすると、時雨はびっくりして目が覚めた。
「ゆ、夕立!何をするんだよ!」
「ごめんごめん。可愛かったからつい。ぽい!」
「おはよう、時雨ちゃん。私は提督起こしてきますね」
「あ、おはよう。いってらっしゃい。あ、僕も一緒に行ってもいいかな?」
「いいですよ。じゃあ行きましょう」
2人は身だしなみを整えて提督の自室に向かう。
「そういえば、五月雨はここに来てからどのくらい?」
「まだ1週間位かな。この鎮守府だって、できてから2週間くらいなの。まだ私も把握しきれてないんです」
「そうなんだ」
話しているうちに、提督の部屋に着く。
五月雨がノックをして入る。
「提督、五月雨です。失礼します」
「時雨です、失礼するよ」
中ではまだ提督が寝ていた。
「すごく幸せそうな顔をしています……」
「とりあえず起こそう……提督朝だよ、起きて」
2人が体を揺さぶるが起きない。ぐだぐだしていると夕立がやってきた。
「起きないっぽい?私が起こすっぽい!」
「ああ、夕立ちゃん!」
五月雨が制止するがが構わず提督に飛び乗る。
「てーとくー!起きろー!」
「っ!?」
提督が声にならない声をあげ目を覚ます。起きて早々顔が青くなった提督は、顔を青くしたまま夕立を自分の上から降ろす。
「おはようございます提督!」
「おはよう提督」
「おはようぽい」
それぞれの頭をなで、提督はすぐに着替え3人と執務室に入る。
「提督、建造が完了してますよ。そろそろ来るみたいです」
噂をすれば、執務室にノック音が響く。
「どうぞ、入ってください。」
「失礼します。羽黒です。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ娘です。あ、あの…ごめんなさい!」
「どうして謝るんですか?」
「ええ、えっとそれは……」
提督が手を差し出し握手を求める。
「あ、握手ですか?わかりました。よろしくお願いします司令官さん」
「今回は重巡っぽい?いい戦力になるっぽい!私は夕立だよ」
「時雨だよ、よろしく」
「あ、五月雨っていいます。よろしくお願いしますね」
「ここの広報やってる者です。案内しますのでついてきてください。」
「妖精さんがしゃっべてる!」
「またこの流れですか。とりあえずついてきてください」
「ごめんなさい」
提督はうれしげな顔をして出撃手続きをし始めた。
「提督、また楽しくなりそうですね!」
五月雨の笑顔が輝いたように、提督には見えた。
五月雨のお腹がグーとなる。
「えへへ、朝ごはん食べに行きましょうか」
そういえば朝ごはんを食べていない。
そうだなと提督は頷いて3人と食堂へ向かった。
「あらいらっしゃい。今日の朝ごはんはどうしますか?」
「鳳翔さんおはようございます」
決まったのか提督が目線を向けると、
「和食ですね。わかりました、まっててください」
「え、わかるんですか!?」
「さすが鳳翔さん……ぽい……」
「わ、わかるんだね……」
3人が驚きの声をあげると、もうすでに提督は席についていた。
「とりあえず、私たちも座りましょう」
十数分すると、鳳翔さんが出てきた。
「おまたせ、愛情たっぷり和食定食よ。4人前ね。羽黒ちゃんの分はとっておくわね」
「ありがとうございます。ではみなんさん一緒に」
『いただきます』
提督が初めて声を出した瞬間だった。
「あ、提督がしゃべった」
どうもハッピースターです。
羽黒が着任しました。まあ羽黒も好きなので。
そういえば羽黒と五月雨って声優さん同じらしいですね。イヤー知りませんでしたー(棒
五月雨が敬語とタメがころころ変わっているのは仕様です