白露型のなんでもない日常   作:ハッピースター

3 / 7
この作品は「艦これ」の二次創作作品です。
独自の設定、解釈が含まれます。
キャラ崩壊をしている可能性があります。
それでもいいという方はどうぞ。


第三話 新戦力重巡洋艦です!

夜が明け、外では鳥がちゅんちゅん鳴いている。

 

「もう朝、ですか……?」

 

五月雨は誰よりも早く起きた。

くしゃくしゃの髪のまんま、みんなを起こす。

声はまだ眠そうだ。

 

「夕立ちゃん、時雨ちゃん起きてー、朝ですよー」

「ぽいー……」

「妖精さん……むにゃむにゃ」

 

夕立はすぐに目を覚ましたが、時雨はどうも朝が弱いらしい。

五月雨が起こそうと、近寄る。

 

「で、できません。私には彼女を起こせません!」

 

時雨はとても幸せそうに寝ている。それはもう天使のように。

 

「じゃあ私が起こすよー。しーぐーれー、朝っぽいー。はむ」

「はうん!」

 

夕立が耳を甘噛みすると、時雨はびっくりして目が覚めた。

 

「ゆ、夕立!何をするんだよ!」

「ごめんごめん。可愛かったからつい。ぽい!」

「おはよう、時雨ちゃん。私は提督起こしてきますね」

「あ、おはよう。いってらっしゃい。あ、僕も一緒に行ってもいいかな?」

「いいですよ。じゃあ行きましょう」

 

2人は身だしなみを整えて提督の自室に向かう。

 

「そういえば、五月雨はここに来てからどのくらい?」

「まだ1週間位かな。この鎮守府だって、できてから2週間くらいなの。まだ私も把握しきれてないんです」

「そうなんだ」

 

話しているうちに、提督の部屋に着く。

五月雨がノックをして入る。

 

「提督、五月雨です。失礼します」

「時雨です、失礼するよ」

 

中ではまだ提督が寝ていた。

 

「すごく幸せそうな顔をしています……」

「とりあえず起こそう……提督朝だよ、起きて」

 

2人が体を揺さぶるが起きない。ぐだぐだしていると夕立がやってきた。

 

「起きないっぽい?私が起こすっぽい!」

「ああ、夕立ちゃん!」

 

五月雨が制止するがが構わず提督に飛び乗る。

 

「てーとくー!起きろー!」

「っ!?」

 

提督が声にならない声をあげ目を覚ます。起きて早々顔が青くなった提督は、顔を青くしたまま夕立を自分の上から降ろす。

 

「おはようございます提督!」

「おはよう提督」

「おはようぽい」

 

それぞれの頭をなで、提督はすぐに着替え3人と執務室に入る。

 

「提督、建造が完了してますよ。そろそろ来るみたいです」

 

噂をすれば、執務室にノック音が響く。

 

「どうぞ、入ってください。」

「失礼します。羽黒です。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ娘です。あ、あの…ごめんなさい!」

「どうして謝るんですか?」

「ええ、えっとそれは……」

 

提督が手を差し出し握手を求める。

 

「あ、握手ですか?わかりました。よろしくお願いします司令官さん」

「今回は重巡っぽい?いい戦力になるっぽい!私は夕立だよ」

「時雨だよ、よろしく」

「あ、五月雨っていいます。よろしくお願いしますね」

「ここの広報やってる者です。案内しますのでついてきてください。」

「妖精さんがしゃっべてる!」

「またこの流れですか。とりあえずついてきてください」

「ごめんなさい」

 

提督はうれしげな顔をして出撃手続きをし始めた。

 

「提督、また楽しくなりそうですね!」

 

五月雨の笑顔が輝いたように、提督には見えた。

 

 

 

 

五月雨のお腹がグーとなる。

 

「えへへ、朝ごはん食べに行きましょうか」

 

そういえば朝ごはんを食べていない。

そうだなと提督は頷いて3人と食堂へ向かった。

 

「あらいらっしゃい。今日の朝ごはんはどうしますか?」

「鳳翔さんおはようございます」

 

決まったのか提督が目線を向けると、

 

「和食ですね。わかりました、まっててください」

「え、わかるんですか!?」

「さすが鳳翔さん……ぽい……」

「わ、わかるんだね……」

 

3人が驚きの声をあげると、もうすでに提督は席についていた。

 

「とりあえず、私たちも座りましょう」

 

十数分すると、鳳翔さんが出てきた。

 

「おまたせ、愛情たっぷり和食定食よ。4人前ね。羽黒ちゃんの分はとっておくわね」

「ありがとうございます。ではみなんさん一緒に」

『いただきます』

 

提督が初めて声を出した瞬間だった。

 

「あ、提督がしゃべった」

 




どうもハッピースターです。
羽黒が着任しました。まあ羽黒も好きなので。
そういえば羽黒と五月雨って声優さん同じらしいですね。イヤー知りませんでしたー(棒
五月雨が敬語とタメがころころ変わっているのは仕様です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。