Fateプリズマ☆ロード   作:ひきがやもとまち

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久しぶりの更新となります。ネタ自体はだいぶ前から思いついてた話しのパート2となりますが、楽しんで頂けたら光栄です。


13話「一回休んで、石の中へ」

 未遠川での戦いを終え、一夜明けた日の昼頃のアインツベルン邸で。

 

「ひ・・・」

 

 過去に存在して偉業をなした英霊たちの影を召喚して現界させた存在サーヴァント。

 その最優と名高いセイバーのサーヴァントを討ち果たした偉業の主、不世出の現代の英雄イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは。

 

 

「暇だッ!!!」

 

 

 ――叫んでいた。他にどう表現しようもないほど率直な想いを声に出して叫んでいた。

 まるで、どこかの平行世界に生きる正義の味方志望で実際の就職先は掃除人だったアーチャーの姉代わりな虎のように。もしくは自分の同級生でクラスメイトの親がチキンなチビのように叫んでいた。

 

「あーもー! 暇だわ! なんにもすることなくて寝てるだけって、朝起きたときには最高だと思ったし、大きくなったらニートになりたいと思ったりもしてたけど意外とキツい! 思わず寝言で大きくなってもニートにだけはなりたくないと叫んでしまいそうなほどに!」

『元気な上に見事な手の平返しの病人さんですねー』

 

 朝から熱出して学校を欠席して休んでいたイリヤが看病されるのを、大人しく見ているだけで何もしてやらなかったカレイドステッキのルビーが他人事のように赤の他人として評する。

 

『熱はもういいんですか? イリヤさん』

「もうなんともないよ・・・もともと風邪でもなんでもないんだし全然元気」

 

 元気というには元気のない声音で返事をするイリヤスフィール。説得力のないこと甚だしい反応ではあったものの、彼女の言ったことは基本的に正しい。

 

 昨晩に起きた謎の怪現象(注:アインツベルン陣営の主観。アーチャー・疑似ライダー陣営は無関係)敵との戦闘中にイリヤの様子が突然に切り替わって、姿も中身も能力さえも別人になったかのように獅子奮迅の大活躍を成した後、エネルギー切れでガス欠でも起こしたかの如くパタリと倒れて動かなくなってしまったのは、生まれの事情が特殊すぎる彼女にかけられていた封印が一時的に解かれたことで10年間堰き止められて蓄積されていた膨大な量の魔力の一部が溢れ出てしまったことに起因している。

 今朝までの発熱は、その反動でしかない。中身に詰まっていたエネルギー量に、幼く未熟なイリヤの肉体が対応しきれなかっただけのことである。

 

 ある意味では当然の結果とも言えるだろう。イリヤが今まで魔術を修練を続けてきていたなら意識がなくなり魔力制御ができなくなっていたとしても、身体の方には今まで馴染ませてきた魔術刻印と魔術回路が備わっており、魔術使用に付きものの激痛にも耐性が身についていたはずだ。

 魔術を使用する際に魔術回路の暴走がいかに危険か、魔術を学ぶ者なら魔術使いであろうとも当たり前のように知っていて、制御する術を叩き込まれているのが普通なのだから。

 

 まぁ、そういう意味で見た場合、今回の件で一番発熱の原因になってしまったのはイリヤの特殊な生まれ故に備わっていた頑丈すぎる身体を信頼して、今まで一切魔術についての知識も経験も反動に対する耐性さえも身につけさせてこなかったアインベルン家の大人たちのせい、と言えなくもないのだが。

 それ言うと背が高くて胸が小さい方のメイドが再起不能になりそうだから、黙っときましょう。

 

 

「ああ・・・暇って人をダメにするね・・・。勉強とか仕事とかに縛られることで、ようやく人は人らしく生きられるんだわ・・・」

『その歳で老成した人生観をもつのもいかがなものかと思いますがー』

 

 イリヤが「働きたくないで御座る!」発言をした人が直後に手の平返しで言い出しそうな台詞の定番どころを口に出し、それを聞いたカレイドルビーがお約束のツッコミを楽しそうな声でカラカラと言ってのけた、その時だった。

 

 

「ファックッ!! 時計塔の老人どもめッ!!!」

「『うおわぁッ!?』」

 

 

 いきなりイリヤの部屋の扉が開かれて、外から時計塔の一級講師ロード・エルメロイⅡ世こと、今はイリヤのクラスメイトの女子小学生ヴェルベット・ウェーバーが口汚いスラングと共に姿を現した。

 

「権力闘争に明け暮れている暇があったら自分の研鑽をしたいと言うのに、それをあの魑魅魍魎どもめ! 探求の本道を忘れた学究の徒は呪われて地獄に落ちるがいいッ!!」

「なにっ!? なんなの!? なんでいきなりディスられてるの!? これ私に言ってる罵倒なの!? なんだか物凄く心に突き刺さる言葉で心臓が穿たれそうなんですけども!?」

 

 そして、罵りはじめる。

 この場にいないイギリスの時計塔で仕事として権力闘争に明け暮れている魔術師社会の頂点に近い老権力者どもと一部若手の権力者どもに向けて、勉学に囚われたいと願っているのに仕事に捕らえて無駄な時間を割かれ続けている現代魔術科を統べるロードの一人として。完全無関係で魔術に関するほぼ全てのことに何の知識も与えられていないド素人の少女であるイリヤスフィールに向かって頭に青筋浮かべながら私的な怒りたっぷりに。

 

「・・・いや、失礼。私のミスだな、ついついイギリスにいた頃を彷彿とさせる言葉を耳にして職業病がぶり返してしまったようだ。許してくれるとありがたい、レディ」

「は、はぁ・・・」

 

 誰がどう聞いても上司たちとの人間関係に悩まされている中間管理職の愚痴っぽかったその台詞を『職業病』と自然に言い切ってみせる女子小学生を前にしてイリヤスフィールもそれ以上のことは言えない。ていうか、普通に声かけたくない。なんか怖いし。

 

『と言うよりもヴェルベットさん、どうやってこの部屋入ってきたんですか-? まるでタイミングを計っていたかのように不法侵入してくる辺り、プロの手際を感じさせられたのですが~?』

「はっ!? そう言われてみればそうだね! まさか、これが噂のスナイパーって奴なのかしら!?」

「失礼な言いがかりはやめてもらおう。普通に玄関からインターホンを押して、家の人に入れてもらったし、菓子折も持参してきて背の高い礼儀正しい女性に渡してきたばかりだ。

 ・・・ああ、引っ越し蕎麦は別口で先日渡しに来ていたから、別に今日が初来訪というわけでもないのだぞ?」

「常識人!?」

 

 イリヤスフィール、驚愕に次ぐ驚愕。

 生まれは特殊で、しかも名字通り外国生まれだけど生きてきたのは日本だけで、国外には一歩も出たことない見た目と血筋だけ外国人な心は純正日本人の彼女でさえ一度もやったことがない日本の伝統的「お邪魔します」お宅訪問礼儀術式を遵守して見せつけられたことにより、物凄い日本の常識愛の差を思い知らされてしまった故である。

 

 ちなみにだが、ロードは日本のゲームが大好きで、日本製以外のゲーム以外は全部クソゲーだと確信しているのだが、一方で日本も日本人も大嫌いな人だったりはする。

 まぁ、今までに出会ってきた日本人に禄なのがいなかったから仕方ないっちゃ仕方ないんだけれども。

 

「実はフジムラ先生から君に、プリントを持っていくよう頼まれたものでね。ちょうど家が隣でご近所付き合いしている者同士だから丁度いいだろうとな」

「あ、そうだったんだ。ありがとうー」

「それから、これは今日の授業で昨日は教えていなかった分の要点をまとめて簡潔にまとめ直したものだが、暇潰しにでも流し読みしておくといいだろう。やらないよりかは多少はマシになるかもしれん。

 翻訳の方は疑似サーヴァントとしての能力を使って英文を書き直したものだから、念のために家の方にも見てもらった方がよいかもしれんがね・・・」

 

 そう言ってノートを手渡してから、棒付きキャンディーをポケットから取り出してパクリと咥える。

 何ていうか、色々な面でダメダメな気がするのだが、実際ダメなので別にいいとしておくとしよう。

 

(て言うか、サーヴァントとしての能力、小学生の教育用に使っちゃうんですねー)

 

 ルビーはそう思う。夢もクソもない神秘の結晶の使い方だが、誰一人傷つかない上に幼い子供の成長を手助けしているという点では、よっぽど救済の概念に叶ってもいる。英霊を兵器として使い捨てるよりかは遙かにマシな使い道であるはずなのだが・・・メチャクチャ地味に見えてしまうのは本気で仕方がない。

 魔術師の異端であり、誰よりも本道を行っているロード・エルメロイⅡ世ことウェイバー・ベルベットにとって、古い魔術だろうと新しい科学だろうと有効なものは有効に使った方がいいと言う考え方は自然なことなのである。そうしないと才能ないから勝てないし・・・。

 

「ああ、それから先ほどの君の発言。スナイパーではなく、おそらくはストーカーだな。

 尤も、語源となる英語は『忍び寄る、追跡する』などを指すストークという単語で、本来の意味としては『狩猟を管理する人』である以上、私が知っているストーカーという言葉と君たち日本人が使うところのストーカーが同じものを意味しているかまでは判然としないのだがね」

「え? ストーカーって英語で変態さんを意味してる言葉じゃなかったんだ?」

「・・・斬新すぎる新解釈だな・・・。それとだが、ニートという言葉も原義では十六才から十八才の非就学・非就職者を指す言葉だったものが日本に輸入されて爆発的に対象年齢幅が拡大されただけで、イギリスだと通じないから気をつけた方がいいと思うぞ・・・」

「ほぇ~・・・」

 

 思わず素で納得して受け入れてしまい、ロード・エルメロイ先生による蜂蜜授業を『明日学校でみんなに語って聞かせて教えてあげよう』と心に決めたイリヤスフィールの心は、良くも悪くも素直な日本人少女の典型です。

 

「本来なら、美遊君も一緒に来たがっていたのだがね。彼女も今日は保護者の命令により欠席することにしたそうなのでな。それで私が一人で来たというわけさ」

「あ、そうだったんだ。・・・う~ん、そう教えられちゃうと気になってきちゃったなぁー・・・。ミユさん、今何やってるんだろう?」

 

 イリヤが首をかしげるが、これについてヴェルベットが知っているわけもない。むしろ知っていたとしたら逆にヤバい。

 時計塔の一級講師にして二十代がもうすぐ終わる実年齢の『時計塔で最も抱かれたい男ナンバー1』が、日本の女子小学生が今何やってるかまで知ってた場合シャレにならない発展する恐れが生じてしまうので絶対にあり得てはならない事案である。

 あと、事案に比べたら些細な問題ではあるが、そんなことが知れたらロードは義妹という名の悪魔にイビリ殺されてしまうのは確実となる。

 ストレスで胃が破裂して、身体の内に潜んでいた罪悪感が外へと飛び出して現界するまで徹底的に言葉責めされた挙げ句、魔術で傷を治療されて延命されて死ぬまでに苦しむ時間を引き延ばし続けられまくってからようやく死なせてもらえることだろう。

 

 なんか、どっかの百年戦争で活躍した元帥をキャスターとして召喚した場合に同じ事やりそうな気がするけど、基本的に魔術師という者たちはヒトデナシであり、あの元帥は生前に魔術師だったわけではないらしいから、そういう偶然の悲劇的一致だって起きうるのかも知れない。

 現代で忘れられてしまった神代の魔法を復活させることを目的とする魔術師たちと、中世ヨーロッパで火刑に処されて死んだ聖女を蘇らせることを目的としたフランス貴族軍人とでは歩む道も速度も違っていて比較する必要性は本来ないのだから。

 

『では、直接聞いてみましょう! テレフォンモード!!』

「「は? 直接・・・?」」

 

 二人がいぶかしむ前で、フワフワ宙に浮かんだ羽根つきの球体が頭上からアンテナを飛び出させ、ドーナツに開いた真ん中の穴みたいな場所に星に代わって聴音マイクみたいな機械っぽいのを召喚させる。

 

「って、うわっ!? なにその形態!?」

『ルビーちゃん、24の秘密機能のひとつテレフォンモードです。これでサファイアちゃんと連絡が取れますよー。

 もしもーし、サファイアちゃん聞こえますかー?』

 

 ロード以上に魔術と科学がゴッチャになった子供向け日本のRPGみたいなマジカルステッキは交信をはじめ、イリヤに。

 

(もう、なんでもありだね。このステッキ・・・)

 

 と、呆れ半分、感心半分、子供らしい憧れ微量に頬を染めさせながら思わせていて。

 

(エルメロイ先生がこれを見たら、どんなことを言っただろうな・・・)

 

 十年前の戦いで戦死した、古式ゆかしい魔術師らしいあり方を愚直すぎるほど愚直に貫きまくっていた先代のロード・エルメロイ。

 義妹曰く、彼は戦闘の専門家ではなかったが、極めて強大な魔術師ではあり、魔術研究分野で築き上げた実績と名声は名前だけ継いで後は何ひとつ似ていない自分が『ロード・エルメロイ“Ⅱ世”』などと呼ばれている時点で議論の余地を持たない。

 

 名にし負うロード・エルメロイと誰もが納得して頷いて神童と呼び習わされた魔術研究の大先達が、魔法の域にまで達した大魔術を電話代わりに使っている今の光景を見せつけられて、一体どの様な評価を与えるか未熟者なりに想像してみると。

 

(・・・ブチ切れて暴れている姿しか思い浮かべられん・・・)

 

 ――そんな姿しか思いつくことが出来ない、元落ちこぼれ弟子な旧エルメロイ教室の一生徒、ウェイバー・ベルベット君でありましたとさ。

 いやまぁ、割と真面目な話として怒ってる姿しか想像できないのは事実なのである。

 

 昔はともかく今では魔術師として屈折しながらも賞賛している故人に対して、割とヒドい評価をくだす恩知らずな弟子だと思わなくもないのだが、本気で嘘偽りなく怒り狂ってる姿しかイメージすることが出来ないから性質が悪い。

 彼は基本的に優れた魔術師に対しては敵であっても敬意を払い、礼儀を以て殺すことを由としていたのだが、魔術師らしからぬ者に対しては強弱に関係なく存在自体を決して認めない頑迷な教条主義者の一面を有しており、自分の才能に絶対的な自信を有するプライドの高い人物でもあった。

 

 その彼が、『自分では決して辿り着けない位階に立つ魔術礼装が電話代わりに魔法クラスの大魔術を使うところ』を見せつけられて、激怒する以外の可能性は頭の中で何万回シミュレーションしても至れそうにないなと最初の一度目を3秒で終わらせた時点で確信できてしまっていたから・・・・・・。

 

 

『どうしたの姉さん? なにか用事ですか?』

【・・・今の声・・・なに? サファイア、誰かと電話でもしているの・・・?】

「おおっ! 繋がった?」

 

 女の子向けの変身魔法少女グッズの一環としてオモチャ屋に売られていそうな、『天使の羽根つき電話』が本当に交信可能だったという事実を目の当たりにして、変なところだけ現実的思考を持つイリヤスフィールは素直に感動して声を上げる。

 

『イリヤスフィール?』

 

 受話器(?)を直接手に持つことで音声が明瞭に聞き取れるようになったのか、先ほどよりも話す声が近くなって美遊の声が電話(?)越しに聞こえてくる。

 

「ど、ども。いきなりごめんね」

『何か用事?』

「あ・・・ううん。用ってわけじゃないけど、今なにしてるのかなーって」

『今は家にいる。ルヴィアさんが今日は休養を取りなさいって・・・』

「あ、そうなんだ。じゃあわたしと同じだね。何もすることなくてもー、暇で暇で・・・」

『そう・・・身体はなんともないの?』

「うん、ちょっと熱は出たけど今はもう平気』

『そう・・・』

「うん・・・」

『・・・・・・』

「・・・・・・」

 

 

 

 シ~~~~~~~ン・・・・・・・・・・・・。

 

 

 そして途切れる、出会ってからそれほど長くもなく、親しい関係性も築けていない、基本的には競争相手同士な同い年の人見知りしやすい臆病者同士の二人による電話越しの会話。

 

 この状況を三人の変身魔法少女(内一人は疑似サーヴァント少女だけど)たちは、心の中でこう評していた。

 

(((・・・気まずいっ! そして会話が続かない・・・・・・っ!!)))

 

 ――と。

 そんな状況の中で、真っ先に我慢の限界に達した短気なお方は、やはりこのステッキ。

 

『ああもう!じれったいですねー! なに女の子同士で不器用なお見合い会話してるんですか!』

「そ、そう言われても・・・って、お見合いぃ!?」

『顔を見ないと話しづらいようならテレビ電話にも出来ますよ! ホラッ!』

「またなんか出てきた!?」

 

 今度は頭頂部(?)ではなく、下部から飛び出してきたWiiとかプレイするときにプレイヤーを撮る機械のような部位。

 ここまで来ると時計塔で異端児扱いされてるロードとしては、溜息以外には出てこない。

 

『プロジェクターです。サファイアちゃんが今見てるものをリアルタイムで映し出せます』

「ほんっと無意味に多機能だね・・・。しかも微妙に犯罪臭がするし・・・」

『ちょうど白い壁がありますし、ここに映しちゃいましょうか』

『え・・・テレビ電話!? あっ、ちょっと、何を・・・っ』

『いきますよー。え~~~っい!!』

 

 

 

『待っ・・・・・・!!!』

 

 

 パッ!!!

 

 

「・・・・・・」

「・・・・・・」

『・・・・・・』

 

 ・・・・・・こうして映し出される、イリヤに見られるのを止めようとしてプロジェクターに目の前まで迫ってきていた、メイド服姿の美遊エーデルフェルトと、それを見せつけられたオタク気質な美少女イリヤスフィール。

 

 そして、“美遊が熱烈に片思いしていて、そこにいるとは一言も教えてもらえてなかったTS少女”、ヴェルベット・ウェーバー。

 

 友達候補にさえ見られたら恥ずかしすぎる姿を、思い人に自らドアップで見せつけてしまった美優ちゃんの心境としては、この言葉に尽きました。

 

『い・・・・・・』

「・・・・・・い?」

 

 

 

『い、い・・・イヤーッ! 見ないで! お願いだから見ないでヴェルベット!

 私のこんな穢れた姿を、お願いだから見ないで―――――ッ!!!!!!』

 

 

 

 この後、エロゲーヒロインみたいなこと言い出した美優ちゃんは、イリヤが18禁指定されない範囲で美味しくいただき処理させて頂きましたとさ。めでたくなし、めでたくなし。

 

つづく


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