東方能開録(完結) 作:T-ruth
拓「頑張れ」
家を手に入れて数日間がたった。分かんない事はだいたい永琳に聞いたぜ!ってかほとんど永琳の家にいたしな。
だが、あんまりしつこく行くせいか玄関にパスワード付けられてしまった。
クソー、別に来てもいいじゃんか。
「えっと、数字のパスワードか.....」
何文字かも分からないしどうしようかな。
う〜ん。としばらく考えてでた結果は.....
「テキトウに入れてみるか.....」
だった。
え?諦めろ?俺の辞書に、そんな言葉は都合のいい時しかない!!
「じゃあ、試しに...
と、自分の発想力の無さを悔いていると扉の方からピピッーガチャと甲高い機械音が響いた。
あれ?開いた?マジかよ.....
▼ ▼ ▼
「邪魔するぞ〜、永琳。」
「......パスワードをつけたはずだけど?」
部屋に入ると、いかにも不機嫌そうにこちらを睨んできた。
「解いたよ、安易すぎだよ。」
「また変えないとね。」
「変えなくていいから!ってか変えないで!?」
「で、何の用?薬作りで忙しいからそこで回れ右して帰ってくれる?と言うか帰って。」
とにかく俺に帰って欲しいようだ。何?俺、嫌われてるの?泣いちゃうよ?
「確かに、いつも来て、薬品こぼしたり薬品こぼしたり薬品こぼしたり、あれ?薬品こぼす、しかやってない」
「しかやってないじゃない!」
「まぁまぁ、今日は用があったから来たんだよ。」
「そう。で、何の用?」
追い返すのを諦めたのか、そう聞いてくる。
「能力者って、どこに行けば会える?」
「なんで?能力者を?」
「いや、俺の能力『能力を操る程度の能力』で能力の真似が出来るんだけど、それを試したいと思ってさ。」
「なるほど...能力者なら目の前にいるわよ。」
「え?」
「『あらゆる薬を作る程度の能力』それが私の能力よ。」
「まじかよ、永琳なんで教えてくれなかったんだよ!」
「聞かれてないから。」
当たり前でしょ?、って言う感じでバッサリ言ってくる。
「早速やってみたら?」
永琳は、どこかワクワクした感じで言ってくる。
「なにワクワクしてんだよ?」
「別に、もし貴方が能力真似できたら手伝わせることができるから。」
俺を働かせるつもりか!嫌だ絶対ブラック企業だよ!社畜にはならないって決めたんだ!
「で、やってみたら?」
「お、おう。」
ポケットから茶色い紙.....能力説明書をとりだす。
「えっと、『
「じゃあ、私の能力は無理ね。認識ができないから。」
「えっ!マジで。残念だな...他に能力者いないの?」
「軍の妖怪退治部門に入ればいくらでも会えるわよ。」
よしならそこへ行くか、そう思い家を飛び出す。
しかし、飛び出して数秒後あることに気づく。軍の場所知らないや.....
▼ ▼ ▼
「で、どこ行けばいい?」
「連れてっていってあげるから、もうちょっと離れて!?」
気がつとだいぶ至近距離まで迫っていた。慌てて後ろにのけぞる。
「あ、ありがとうな。」
「明日ちょうど軍の戦力補充試験があるから、そこに行きましょ。」
「試験って何するの?」
「知らないわ。」
月編では、原作キャラ永琳しか出ません