東方能開録(完結) 作:T-ruth
T「俺だってやるときはやるんだよ」ゼェゼェ
拓「残りの日もガンバ!」
T「くっそぅ...」チーン
「拓也さん」
「ん?」
日向ぼっこをしていたら神子に声をかけられた
警備体制ザルすぎだな..........
「どうした?」
「メールが届きまして.....」
え?メール?この時代には、携帯電話もあるのか?
「これなんですけど」
出してきたのは矢、その端に紙が括り付けられた物だった..........ってこれ矢文じゃん!?
神子から矢を受け取り中を見る
中には、『仙人に興味はない?』とだけ書いてあった
十中八九、黒幕だろう
ちなみに、まだ神子には、犯人の特徴を教えていない
「なんなんでしょう?」
「さぁ でも、お前を仙人にしたいそうだ」
「仙人ですか..........」
その日の昼頃、俺は、お使いに行っていた
護衛からパシリになってるし.....
俺、神なのに..........
えっと、買うものは、墨汁、筆、墨汁、紙、布、墨汁、肉、野菜、墨汁、墨汁、墨汁..........墨汁多いな!!何本買うんだよ!!
「キャーー泥棒!!」
少し先の方から悲鳴が聞こえた
暇だし人助けしてくるか..........
飛んで行ってみると、男が走って逃げていた
その男の前に急降下し、足をかける
「なっ!?」
男はスピードを殺しきれず転がり、近くの八百屋の品物を盛大にぶちまけた
ヤッベ、こなれ俺のせい?弁償しないといけない系?
少し目を離している隙に男は人質をとっていた
「近づくな!!」
どうしようかな.....相手には、人質がいるしな むやみに突っ込めん
遠距離、相手に気付かれにくい、ならアイツかな
俺は、小声で能力を発動した
「
空気中の水分を集め霧を作り、操る
「近づくな!!って、うぉぉあぁぁいっ!!」
霧の腕で男を掴み吹き飛ばす
いっちょ上がり
いやー、随分と遅くなったな
「ただいま.....なんでここにいる」
そこには、青髪で簪を刺していて天女みたいな格好の女がいた
「あら、もう帰ってきたの」
女は、呑気な声で言う
「それでは、私は失礼させてもらうわ」
女は立ち上がり、神子の横を通りすぎる
何か言ったようだがここからだと聞こえない
「待て!!」
女を追うが、壁をすり抜けて行ってしまった..........
能力持ちか..........
「お前の好き勝手には、させねぇからな!!」
女が消えていったほうに向かって俺は、そう叫んだ
何なんだろう、この方は..........
霍青娥と名乗る女の方がやって来た
「仙人に興味はないかしら?」
その言葉に覚えがあった、あの手紙にあった言葉だ
「人の命は、あまりにも短すぎる、仙人になれば長い時を生きていける、あなたの目的にもあうでしょ?聖徳太子いえ、豊聡耳神子」
「あなたは、いったい「ただいまー」」
そのタイミングで拓也さんが帰ってきた
青娥さんを見た瞬間、鋭い目つきになった
「なんでここにいる」
声色が変わり、威圧感がここまで伝わってくる
「それじゃあ失礼させてもらうわ..........仙人のこと考えておいてくださいね」
そう言って、壁の中に消えていった
どうしましょう..........