東方能開録(完結) 作:T-ruth
「仕方が無い.....本気出すか」
その人間はからは、ものすごい威圧感を感じた
「
そう叫んだとともに人間の姿が視界から消え、それと共に背中を衝撃が襲った
「なっ!?」
突然のことで思考回路が追いつかない
この私が速さで負けた?
そんな、ありえない
体制を整えて人間を追うが追いつけない
くそ、なら..........
扇を取り出して、『風を操る程度の能力』を使い風を操る
「うぉ!?」
人間は、突然の突風(台風レベルの風)でバランスを崩すそこに攻撃を叩き込む
人間は、木をなぎ倒しながら吹き飛ばされて行く
だいぶダメージは、与えられた筈
「なんだ?能力の類か?」
「!?」
後ろを見ると少しボロボロになった先ほどの人間がいた
「クッソ痛ェな
傷が癒えていく
「さぁ、そろそろ終わりにしようか」
「くっそォおおおお!!」
二つの影が交差した
荒らしすぎたな..........
まず、こいつらを全員、
妖怪の回復力ならすぐ治るだろ
戦っている時城みたいの見えたからそこがコイツらの基地みたいなもんだろう
さてと、あの建物にこいつら運ぶか..........でも、何匹いるんだこいつら?
愚痴をこぼしながら、天狗を運ぶ
これ終わったら、森を探すか..........
「う、うーん」
ここは?私の部屋?敵は?私は、あの人間に倒されたはず、なのに何故?
自分の体じゅうを見渡すが、傷がない しかし、服は、汚れており夢では、無い事がわかる
どういう事でしょう?援軍が、あいつを倒したのでしょうか?
いや、ありえない
自分の考えを即座に否定した
あの強さなら、白狼天狗全員かかっても勝てるか分からない
なら..........アイツが回復をさせここまで運んだのか?
理由が見つからないが、それなら納得できる
多分、白狼天狗も同じ処置を受けているだろう
少し安心した..........
頭の整理がついたところで自分の姿を見る
服がドロドロだしシャワーでも浴びようかな
ベットから立ち上がりシャワー室に向かう
服を脱ぎ捨ててシャワーを浴び泥や血を流す
ふー スッキリする
蛇口を閉め、タオルで体の水滴を拭き取る
「ーーー、ーーー?」
あれ?誰かの声が聞こえる、白狼天狗か?
その時、私の部屋の扉が開かれる
「森には、いなかったなー ここにいるかな?..........って、あ」
扉を開けて入ってきたのは.....あの人間だった
「あ、えっと、その.....」
私の姿を見てアタフタしだす、なんでだ?
「その.....かっこう.....」
「?.....!?」
そう言われ、理由を気づく
シャワーから出たばかりだったので私は、服を着ていなかった
タオルを持っていたが、小さなタオルだったので体を隠しきれていなかった
そして、私の格好を見て動揺したことで、初めて男だと分かった
「きゃあああああ!!」
風を起こしその男を吹き飛ばす
「うぉおおお!!」
あ、派手に吹き飛ばしてしまいました.............
早く服着ましょう..........
なぜ、こうなった?
後からついて来る人を見ながらそう思う
私は、今 この人間、天童拓也を天狗の長、天魔様のところに案内している
この男は、迷子を探しに来ただけで我われと敵対する気がないことがわかったからだ
コンコン
ドアをノックする
「射命丸です」
「入れ」
巨大な扉が開かれた