東方能開録(完結) 作:T-ruth
次は、竹取物語編かな?
「神子、おはよーー!!!」
「.....おはようございます」
神子は見るからに体調が悪そうだった
「大丈夫か?」
「...はい」
「休んどいた方がいいよ」
3日後
神子は、相変わらず寝込んだままだ
早く元気にならないかなー
1週間たったが、一向に良くなる気配を見せない
それどころか、どんどん衰弱している
大丈夫か?
2週間がたった、神子が血を吐いた
衰弱もいちじるしくなった
くっそ!!!
何なんだよ、俺にできること、出来ることはないのか!?
.................................そうだ!!
薬を作ることができれば..........
薬草が取れそうな場所って言ったら.......................
妖怪の山か................
よし、行くか
薬草を求め妖怪の山へ
「神子が、大変なんだ手伝ってくれるか?天魔」
「まぁ、良いだろう 1つ貸しだからな」
「分かったよ..........ありがとう」
「気にしなくていいよ」
天魔がこういうやつで良かった
「じゃ、指定する薬草を頼む
まずは、..........」
なんでだ!? なんでできない!?
永琳の能力を使い薬を作ろうとしたが..........うまいこといっていない
なんでだ?病気とは違うのか?
何があった?神子のまわりで、ここ数週間の間....
................................................................................まさか!!
「神子、正直に答えろ ....................仙人とあったな?」
「....えぇ」
やっぱりか..........くっそ!!
「これを飲めば仙人になれると言われて」
これは..........辰砂(HgS)だ
辰砂、水銀が塩素と化合したもので非常に高い毒性を持っている
辰砂などの水銀化合物は、その特性や外見から昔は、不死の薬として珍重されて、中国の皇帝などに愛用されていた
不老不死の薬、「仙丹」の原料と信じられていて、それが日本に伝わり飛鳥時代の女帝持統天皇も若さと美しさを保つために飲んでいたと言われてる
今は、ちょうど飛鳥時代..........
「あら、だいぶ進んでるわねぇ」
「!?」
そこには、青髪の仙人.....霍青娥がいた
「神子になんてもの飲ましたんだ」
「仙人にするために、薬を飲んでもらっただけだけど?」
「ふざけんな!!薬だぁ?ただの毒じゃねぇか!!」
轟と、神力が溢れ出す
「一つだけ聞く、神子はどうなる」
「さぁ?どうなるんでしょうねぇ」
プチと俺の中で何かが切れた音がした
「ブチコロシテヤロウカ?」
地面を蹴り、右拳を振り上げ叩き込む
が、しかし手ごたえがない
それどころか、霍青娥をすり抜けてしまった
「なっ!?」
「ふふ」
「クッソが」
「無駄よ、私は、貴方という壁を何度でもすり抜ける」
何度も何度も試したが、すり抜けてしまう
「なんなんだ!?、それは!!」
「『壁をすり抜けられる程度の能力』、まぁ私自体にあるんじゃなくてコレにあるんだけど」
と、ツンツンと簪を叩いて見せる
能力なら、どうにでもなる
足に力を込めて、霍青娥の懐へ飛び出す
「
「何度やっても同じ」
しかし、霍青娥は腕を確かに掴まれた
「なっ!?」
「ようやく捕まえたぜ」
能力を解かないように注意をしながら
「ひとつ質問する」
「何かしら?」
「神子は、豊聡耳神子は本当にもう助からないのか?」
「ええ」
「そうか、ならお前は、用済み「仙人に、尸解仙になるには、一度死ぬ必要があるの」」
「はぁ?」
一回死なないといけないだと?
「私が最後の手を加えれば、何年後になるかわからないけど仙人になれるわよ、まぁその気が私には無いんだけど」
「やれ、そしたら見逃してやる」
何としても成功させてやる
「分かったわ、行きましょう?」
「.........成功するんだろうな」
「どうでしょう、五分五分と言ったところかしら」
相変わらずヘラヘラ笑っている
「もし失敗したら、テメェを「成功したわよ」.......」
そうか、ここに俺がいる理由が消えたな
立ち上がり部屋を出ていく
「......屠自古、布都」
部屋を出ると二人がいた
「拓也、ワシらも、仙人になろうと思う」
「なっ!!一回死ぬことになるんだぞ!!」
「分かっている、が、あの方を太子様を一人にはできないからな」
「.......そっか、分かったよ
二人とも神子をたのんだ」
「ああ」
「任しておけ」
二人を後にし家を出る
「...光」
「止めなくて良かったんですか?」
少し心配そうに見てくる
「あぁ、あいつらが決めたことだからな」
そう言っても、後悔してないわけではない
「......帰るか」
「.....はい」
とは、言っても向かう場所に、心当たりが見つからないが..........
どこを目指すわけでもなく、ただただ次の出会いをもとめて歩いていく..........