東方能開録(完結) 作:T-ruth
面白い情報が入った
その情報は、都で買い物した時のことだ
何時も通り、調味料を買っていたら、屋台のおっさんが話してくれた
"あんちゃん知ってるか? 都にかぐや姫っていう人がいるんだって"
"かぐや姫?"
"そう、かぐや姫だ、なんでもすっごい美女で、金持ちたちが何人も求婚に行ってるらしいんだ か〜!!俺も一目でもいいから見てみたいな〜"
かぐや姫、日本最古の物語である竹取物語に出てくる竹から生まれた、月出身の姫である
実話だったとは..........
もしかしたら、かぐや姫をとうして月とコンタクトが取れるかもしれないな..........
かぐや姫か..........会いに行ってみようかな?
でも、流石にこの格好は、目立つよな.....神子の時は気にしてなかったけど
今の服装は、洋服よりである
和服ばっかの時代では浮きまくりである
しゃーない、途中で買うか.....
着替え完了、黒ベースの浴衣みたいのにしてみた
変じゃないかな?
えっと、ここかな?
デッカイ、館だな.....
「待て!!」
「うぉ!?」
門番?に止められる
「おなごが何のようだ?」
え?
「おなごじゃ、ないです」
「え?あぁそうか、貴様みたいのがまさか姫に求婚と言う訳では無いだろうな?」
はい、違います
求婚に来たわけじゃないしなぁ〜
そうだ!!
「私は、姫を一目見るだけで満足です その為に試練を受けに来ました」
一応丁寧な言葉で
「うむ、そうかでは、通るがよい」
よかったー通してくれた
1、2、3.....もう何人かいるなー
「かぐや姫のおなーりー」
お!!やっとか..........ん?
スダレみたいみたいなのもで顔見えないな
「おぉ、かぐや姫わたしと結婚してくれ!!」
「いや、私と!!」
「いや、私と!!」
おっさん達元気だな
「石作皇子と申します、ぜひ私と結婚を!!」
「車持皇子といいます、絶対幸にしてみせます!!」
「右大臣阿倍御と申します、私こそがあなたにふさわしいです、ぜひ私と!!」
「大納言大伴御行です、あなたが望むのもを手に入れます!!」
「中納言石上麻呂と申します、あなたのことを思うと夜も眠れません、ぜひ私と結婚!!」
「.......ん?」
「おいお前!!自己紹介は!?」
あぁ、俺かぁ
「天童拓也、結婚は別にいいです、ただあなたと会って話がしたいだけです」
「「「「「な、なに~!!」」」」」
結婚する気ないし、と言うか月に繋がりがあるかな?と思ってきたわけだし
「天童.....拓也.....」
かぐや姫さんにも印象がついたみたいだな
「分かりました
では、石作皇子は仏教の宝である『仏の御石の鉢』を車持皇子は美しい七色の実を付ける『蓬莱の玉の枝』、右大臣阿倍御主人は燃えない毛皮の『火鼠の裘』、大納言大伴御行は龍が持つと言われる『龍の首の珠』、中納言石上麻呂は『燕の産んだ子安貝』、天童拓也さんは、この先南にある太陽の畑に生えているという『向日葵』を持って来てください
持ってこれた方の要求をのみましょう」
うぇー ハードだなみんな..........
にしても、俺だけ向日葵?簡単すぎだろ?
それにしてもみんななんで自信満々なの?
あ、そっか、偽物作ってくるんだったな.......
どうせバレるのに..........
「ククククク、小僧残念だったな?」
お、この人俺を男として認識してた
久しぶりだな.....なんか嬉しい
「太陽の畑には、強力な花の妖怪がいる 命が惜しかったら諦めるんだな」
あぁ、全然簡単じゃなかったな..........
まぁ、明日にでも行ってみるか..................
命足りるだろうか?