東方能開録(完結)   作:T-ruth

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第四十四話 輝夜の頼み

 

 

うへぇー強かったーー

今までで一番強かったな..........

 

「疲れましたねぇ」

 

「あぁ」

 

まぁ、向日葵を無事手に入れれたからいいか

 

もう、戦うのは、ゴメンだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋敷についたな

 

ん?あれは..........右大臣阿倍御主人か

 

えっと、燃えない毛皮、火鼠の裘を持って来いって言われてた人だ

 

あ、毛皮燃やされた

 

あぁ、あぁ、めっちゃ燃え上がってんじゃん

 

かわいそうに、帰っていちゃった

 

 

おぉ、次に来たのは、車持皇子か

 

なんだっけ?あの人が持ってこいって言われた物

 

そう思っていると、家来みたいな人が綺麗な玉をつけた枝を出してきた

 

あぁ、蓬莱の玉の枝か

 

なんだったけな、確かあれガラス細工だったけ?

 

「あなたの言う蓬莱の玉の枝を持って参りました」

 

うーん、なかなか精巧に作られているな

まぁ、バレるんだけど

 

「これは!!本物です.....」

 

「やったぁ!!」

 

かぐや姫困ってんな、でも大丈夫、今 取り立て呼んできたから

 

「車持皇子様!!ちゃんとお金を払ってください!!」

 

「なっ!?お前らは」

 

しっかりお金は、払ってから来ようぜ

 

さてと、俺の番か..........

 

「向日葵を持って参りました」

 

「いいでしょう、中へどうぞ」

 

かぐや姫に呼ばれて中へ

 

うわぁ、めっちゃ睨んでる、睨んでる

 

自分が悪いんだろ

 

怖いなぁ ..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼しまーす」

 

部屋に入ると、黒髪ロングの姫、かぐや姫がいた

確かに美しい

 

「どうぞ」

 

「どうも」

 

お爺さんがお茶を置いていく、この人が竹取りの翁かな?

 

「下がっていいわ」

 

かぐや姫がそう言うとおじいさんは、部屋から出ていった

 

「......あー疲れた、なんなのあのクソオヤジどもは、揃いも揃って嫌な奴ばっかり」

 

「え?」

 

さっきまでの喋り方から一変、すごい口が悪くなった

 

「あぁ、ごめんなさい でもこれが素だから」

 

「はぁ」

 

「改めて自己紹介するわ、蓬莱山輝夜よ

それにしても会えて嬉しいわ、天童拓也さん」

 

「え?俺の事知ってたの?」

 

「当然よ、月にいる者なら誰でも知ってるわ、教科書に載ってるぐらいだから.....でも、まさか女だったとは」

 

「女じゃない!!」

 

みんな間違えてくるな.....

 

まぁそんなことよりも、俺 教科書に載っているってマジかよ

 

「どんなふうに言われてんの?」

 

少しワクワク

 

「問題児軍の問題教官」

 

「何その悪口!?」

 

酷くねぇか?

 

問題児軍ってあいつらのことか!?絶対あいつらだな!?俺関係なくない!?

問題教官って何だよ あれか?警戒態勢の時、連絡行ってなくて、あっちこっちブラブラしてたからか?ツクヨミが住んでるタワーを壊しかけたことか?

 

「ププッ 嘘よそんな訳無いじゃない、英雄さん」

 

「英雄?」

 

「地球から月への移動のさい、一人で地球に残り妖怪の追撃を防ぎ多くの人の命を救って、死んだと言われてるわ」

 

いや、死んでねぇよ!? 確かに死にかけたけども.....

 

「まぁ、永琳は あの人のことだから地球で飄々と生きてるわ って言ってたけどね」

 

「永琳を知ってるのか?」

 

「えぇ、私の世話係だったからね、あなたのことはよく聞いたわ、永琳は何時も貴方の事を嬉しそうに話してたわ

天童拓也って名前が出た時まさかと思ったけど、本物だったなんてね」

 

そうか、永琳も頑張ってるんだな

 

「拓也、一つお願い聞いてくれない?」

 

「お願い?」スズッ

 

質問に質問で返しながら、お茶をすする

 

あ、美味しい

 

「私を誘拐して」

 

「ぶっ!!熱ッ...........はぁ?」

 

何を言ってるのこの子?

 

「次の満月の日、月から迎えが来るの」

 

竹取物語でもそうだったな、確か帝が軍を用意してもダメだったけ

 

「私、月に帰りたくないの」

 

え?

 

「私は、月での生活に飽き飽きしてたの だから蓬莱の薬を飲むという罪を犯し地上に降ろされるようにしたの、もしかしたら永琳が言っていた、天童拓也に会えるかもって、そうでなくても、この退屈な生活も変わるかもって」

 

「地上に降りてから毎日が楽しかったの

だから私は、退屈なあそこへ戻りたくないの」

 

誘拐してって言うのは逃がしてくれっていうことか

 

「心配しなくても大丈夫さ、お前が願えばうまいこといくって」

 

「本当?」

 

「あぁ、願いを叶えてこそ神様だしな」

 

「え?拓也って神様なの?」

 

「まぁな、とにかく俺に任せとけ!!お前の望みは俺が叶えてやる」

 

「フフ、ありがとう そして、よろしくね拓也」

 

「おう、任せとけ!!輝夜」

 

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