東方能開録(完結)   作:T-ruth

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アローラに上陸しました


第四十六話 ヒーローは遅れてやって来る

私のお屋敷にはたくさんの軍隊が押し寄せてきていた

 

お爺さんに月からの迎えがあると言ったら、大変な事になってしまった..........

 

天皇が兵士たちを集めだようだ

 

それにしても、拓也はどこかしら?

 

「敵軍!!敵軍!!戦闘準備よーい!!」

 

兵士の一人が叫ぶ

月の兵士のおでましのようだ

 

空から降りてきたのは、鉄で覆われた船であった

 

普通の船では無く、宇宙艦のなうな形だ

 

「弓矢隊よーい!! 放てーーーーーー!!」

 

弓矢を持った兵士たちが一歩前へ出て一斉に火矢を放つ

 

この時代ではかなり強力な攻撃だろう.......が

戦艦の装甲を撃ち破れるわけは無く、だだむなしく弾かれていく

 

「怯むなー!!放て!!」

 

弓矢を放ち続けるがギズすらつけられない

 

突如、戦艦の先頭についている大砲のようなものが光り出した

 

あれは!!

 

「逃げてぇ!!」

 

危険を伝えるために叫ぶ 次の瞬間、大砲から高エネルギーのレーザーが発射され兵士を薙ぎ払う

 

一瞬にして多くの兵士を灰に変えてしまった

 

「あぁ、あぁぁぁぁ」

 

私のせいでこの人達は..........

 

「逃げて!!早く!!あなた達では敵わないわ!!」

 

「それは無理です!!我々は、あなたを守るためにここにいます」

 

「でも!!」

 

その時、ゴゴゴコと大きな音を立てて戦艦のハッチが開き中から月の兵士が出てきた

 

その中には見知った顔があった

 

「永琳..........」

 

「姫様..........」

 

永琳は何か言いたさげな顔でこち見る

 

「永r「迎え撃てーーー!!」「「「オーー!!」」」」

 

月の兵士と地球の兵士がぶつかり合った

 

しかし、戦力差がありずぎた

 

兵士の量では断然こちらが勝っているがそれを大きく上回る兵器の力

 

地球の兵士たちは、見知らぬ武器に戸惑いつつ戦い、そして次々と倒れていく

 

庭は、どんどん紅色に染まっていった

 

「姫様」

 

「え、永琳!?」

 

気付くとすぐ近くに永琳が立っていた

 

「もう止めて永琳!! こんなの、こんなのあんまりだわ!!」

 

「姫様は.....姫様は、地上に残りたいのですか?」

 

「え...?」

 

「もう一度聞きます、姫様は地上に残りたいのですか?」

 

「えぇ、私は、地上に残りたい!!もう月になんて戻りたくない!!」

 

「.......分かりました」

 

永琳は、静かに頷き そして弓矢を構え矢を放った

 

しかし、永琳が矢を放ったのは地上の兵士ではなく月の兵士の方だった

 

月の兵は頭を貫かれ倒れた

 

「八意永琳!!我々を裏切ったか!!」

 

「裏切ってなどないわ

ただ、私は姫様の味方であり続けるだけ!!」

 

そう言って月の兵士に向かって矢を放つ

 

「姫様!!こちらへ」

 

永琳に手を引かれて逃げ出そうとする

 

「逃がすな!!反逆者を撃てぇーーーーーー!!」

 

「なっ!!」

 

多方向から、レーザー砲が飛んで来る

永琳でもよけきれない

 

衝撃に耐えようと目をつぶる

 

が、衝撃はいつまで経っても来ない

 

目を開けるとそこには

 

「よう、永琳!!遅れてスマン」

 

いつか永琳が話していた時のように天童拓也(ヒーロー)がたっていた

 

少年は無邪気な笑みをこぼしていた

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