東方能開録(完結)   作:T-ruth

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やったー!!

ロコンついに完成!!
ミミキュも一日で出来たし次はフカマルかな


第五十五話 暴走再び、そして決着

 

 

「う、う~ん」

 

「あ!!目が覚めた!!」

 

「大丈夫ですか?」

 

俺は、確か勇儀に勝ってその後........はっ!!

 

「俺、どのぐらい気失っていた?」

 

「ほんの数分ですよ」

 

「そっか....よかった..........よし」

 

立とうとするが体が思うように動かず、痛みが走る

 

見ると、腹の穴は気を失っている時に無意識に直したのか塞がっていたが、体の至る所が骨折している

 

肋骨が2、3本 左腕 右足もか..........

 

フラフラと立ち上がり、最後の鬼に向かおうとする

 

「もう、止めてください!!貴方は充分戦いました!!」

 

文が目の前に立つ....でも

 

「いやだ」

 

「なぜ!?」

 

「俺が引いたら、お前らが鬼に怯えて暮らす事になるんだろ?それは俺的にも面白くない、だからこれは俺のわがままだ」

 

「でも....」

 

なにか言いたげな文の横を通り過ぎる

 

こうでも言ってけば、引いてくれるだろう

 

「...待たせたな」

 

「本当だよ、こっちはお前と戦えるのを楽しみにしてたんだ、そう簡単に終わってくれるなよ?」

 

「残念ながら終わらせるつもりだ、俺の体が持ちそうにないからな」

 

「鬼神焔だ、楽しましてくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チィ!!」

 

「どうした?そんなもんか?」

 

「うるせぇ!!」

 

月明光を振り下ろすがかわされる

 

「オラっ!!」

 

「グッ、クッソォ!!」

 

拳を刀で受け止める

 

足が折れているせいで踏ん張りが効かない

 

鬼神が、突っ込んでくる

 

それに向かって、突きを放つが横にそらされ手首を掴まれる、その瞬間

 

「ぐぁががががががが!!」

 

脳が体が全身が揺さぶられる感覚が襲う

 

「ガハァ」

 

血を吐き出す

 

意識が飛びそうになるのを必死にこらえる

 

「そんなもんか?じゃあ、次はあいつらに付き合ってもらおうかな」

 

ギロっと、天魔や文達の方を見る

 

あいつらじゃ絶対に勝てない

 

ふと、脳裏に血まみれになった天狗たちが浮かぶ

 

 

 

 

嫌だ

もう誰かを失うのは

 

 

────力が欲しいか?────

 

 

聞いたことある声が聞こえ、意識が飛んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オイオイオイ、マジかよ」

 

天童拓也の方を見ながらそう言う

 

さっきまで瀕死だった筈だが、今目の前に立っている

 

さっきと違うな、この力..........妖力だ

 

だが、コイツはさっきまで神力を使っていたはず、妖力が使える筈がない

 

「ガウ!!」

 

「!!」

 

黒い刃がとんでくるのを横に回避するが天童拓也?の拳を喰らってしまう

 

「チィ!!」

 

振動を操り、ダメージを逃がし最小限にとどめる

 

『振動を操る程度の能力』それが私の能力だ

 

「振動[内部破損]!!」

 

相手の内部の水分を振動させ内部から破壊する

 

「グガギィ!?」

 

よし、効いている

 

「ガッア!!」

 

「なにぃ!!」

 

黒に腕が地面から伸び体中を縛りつけて来た

 

「くっそ、離れろ!!」

 

「ガッア!!」

 

「しまった!!」

 

黒に腕に気を取られて拳をモロに喰らう

 

「ガッ、ハァハァ」

 

なんなんだあの力は..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何なんですかあれは..........」

 

目の前の光景に言葉を失っていた

 

拓也さんがなぜ妖力を?

 

「....文」

 

天魔様を気付いたようでこちらを向いてくる

 

ほかの天狗たちは、気づいていないようで、いいぞーなどと歓声をあげている

 

「おい、そこの妖怪何か知っているか?」

 

拓也さんと一緒にいたスキマの妖怪に天魔様が質問する

 

「いいえ、私もあんな師匠見たことありません」

 

「そうか..........」

 

話していると突如、横に何かが飛んできた

 

「いったいなんなん....焔!?」

 

「いてててて、一体なんなんだあいつは」

 

飛ばされてきたのは拓也さんと戦っていた鬼神焔だった

 

前を見ると、黒い刃が目の前までに迫っていた

 

「みなさん避けてください!!」

 

「「「!!」」」

 

各々で黒い刃を避ける

 

「アイツ、敵も味方もお構いなしかよ!!」

 

「しっかりして下さい、拓也さん!!」

 

「....」

 

声かけにも全く反応しない

 

「皆さん!!大丈夫ですか?」

 

光さんも刀から、人型になり近付いて来る

 

「はい、しかし拓也さんが..........」

 

「あんなマスター私も見るのは、初めてです」

 

付き合いの長い光さんでも知らない力..........一体あれは何なのか

 

「おい!!文!!」

 

「え?きゃあ!?」

 

考え事をしているうちに、黒い刃近くまで来ており弾き飛ばされる

 

「ぐぅ.....は!!しまった!!」

 

黒い刃が私をめがけて飛んでくる

 

「「「「文(さん)!!」」」」

 

黒い刃までの距離が3cm、2cmと近づいてくる

 

しかし、触れるか触れないかのところで刃は、停止する

 

「ガァ!?グゥ!?」

 

急に苦しむようにもがき始めた

 

「ガァ!?....テメェは....グゥ!?....引っ込んでろ!!」

 

その瞬間全体に広がっていた黒い刃が跡形もなく消えた

 

「ハァハァハァハァ、悪かったなみんな」

 

いつもの拓也さんが戻ってきた

 

「悪りぃ、またしたな焔..........決着を付けようぜ」

 

「それは、ありがたいね、私も、もうぼろぼろだ」

 

二人は構えた、能力を使わないただの殴り合いだった

 

数十分もしないうちに二人同時に地面に倒れた

 

戦いは、幕を閉じた

 

 

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