東方能開録(完結) 作:T-ruth
「いやーまた、永琳の世話になったな。」
「別にいいわよ。」
鬼との戦い後俺は、また永琳に世話になった。
「それにしてもホントに回復が早いわね。」
「まぁーな。」
「それじゃそろそろ行くのね。」
「おう。」
今日から軍の方で寮生活することになったのだ。
「それじゃあ、気をつけてね。」
「あれ?そう言えば今回は金取らないの?」
「いいわよ、それよりも無茶だけはしないでね。あっ、この回復薬持って行って!」
「永琳が優しすぎて逆に怖い。」
「し、失礼ね!」
鬼との戦い以来なんか永琳が優しくなった。
前はちょっとぶつかっただけで邪魔だのなんだの言われたけど最近はぶつかると顔を赤くして逃げていく.....なんかそんなにも嫌われることしたっけ?
「じゃあ、行っくる。」
「いってらっしゃい。たまには顔出しなさいよ。」
前は来るなって言ってたのに.....女心はわからん。
俺はそんな疑問を持ちながら軍へ向かった。
が.....
十分後
「....ここは、どこ?」
迷子になった。
▼ ▼ ▼
あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!イライラする。何なのよあのドヤ顔は!?天童拓也、絶対この借りは返してやる。
そんな事を考えながら私、音無鈴は軍機地に向かって歩いていると.....
「あっ!おーい、音無。」
聞き覚えのあるムカつく声が聞こえる。
「おーい、音無さーん!」
「.....」
「音無鈴さーん!!」
「......」
「聞こえてますかー!ちょっと、そこの鈴さーん!!」
「........」
「無視は~寂しいですね~。」
「.......」
「あれ?名前違ったけ?」
「........」
「反応してくださいよ(泣)」
「.......」
「おーい、おーーい、おーーーい、おーーー「うるっさいわね!!」お、やっと反応してくれた。」
「で?何?私今忙しいのだけど。」
「いやーその、道を聞きたくて.....」
「はぁ?道?」
この辺別に複雑な地形じゃないのに、迷うって相当の方向音痴ね。
「で?どこへ?」
「あれ?案内してくれるの?」
「して欲しくないの?」
「いや、是非ともお願いします!!」
「で、何処なの?」
「軍の基地です。」
「軍の?あなたも受かったの?」
「ってことは、音無もか.....フフフ、聞いて驚くな俺は首席合格だ!」
「あっそう。」
「反応薄くない!?」
くっそ!わたし19位だったのに.....悔しさを押し殺して軍基地に向かった。
▼ ▼ ▼
音無なんか怒ってんのかな?すごいイライラが伝わってくるんだけど.....
「ついたわよ。」
「あ、ありがとうございます。」
「それじゃあ。」
あ、行っちゃた.....俺も行くか.....
軍基地の中に入るとだいぶ人来ていた。やることがないので、ぼーっとしていると前に教師ぽい人が出てきた。
「皆には、ここにいる人で4人1組でグループを作って欲しい。」
え、グループ?俺知っている人、音無ぐらいしかいないし.....音無から嫌われているし.....どうしよう。
そんな風に戸惑ってるとガタイのいい赤髪の一人の男が話しかけてきた。
「お前、天童拓也だよな?」
「そ、そうだけどお前は?」
「
「別にいいけど.....またなんで俺と?」
「俺、入試30位でギリギリだったんだ。だから、一位のお前と組もうってワケ。」
「なるほど.....あれ?俺が首席ってどうやって知ったんだ?」
「鈴に聞いた。」
「鈴って音無鈴?」
「そう。」
「もしかして恋人とか?」
「いやいや違う違う。」
要は横に手を振る。
「俺は恵さん一筋だから。」
誰だよ恵って。
「ほかには決まってるのか?」
「おう、俺と恵さん 後、鈴「やっぱいいや。」え?」
「音無いるんだろ?」
「お、お願いだからよ。」
「やだよあいつ怖いもん。」
「一日一個のアイス買ってや「いいだろう。」るから。」
契約を交わした俺と要はがっしりと握手した。
コレでアイス食べ放題!!
▼ ▼ ▼
俺は要にグループに誘われてついって行った。
「では、自己紹介してきましょう!!」
要が司会を努めだす。
「まずは、俺 剛力要だ!よろしくなー。」
うん 見た目どうりフレンドリーな奴だな。
次は、茶髪の少しカールのかかった長めの髪の女の子が話し出した。
「わ、私は
この人が恵さんかちょっとオドオドしすぎじゃない?
深呼吸深呼吸。ヒーヒーフーあ、これは違うわ。
「音無鈴.....よろしく。」
うぁ、相変わらず無愛想だな、コイツ。
「鈴〜、何ピリピリしてんだよ。」
「なんでもない!!」
下手に刺激しないで!!
最後は俺か.....
「天童拓也だこれからよろしくな。」
ここに第七班が結成された。
▼ ▼ ▼
「いやー、アイスうまかったなー。」
要との約束のアイスを貰って寮に向かっていた。
「えーっと、俺の部屋はA棟の303号室か.....ルームメイトどんな人だろう?面白い人がいいな.....」
希望を持ってその扉開く。
そして中にいたのは.....
着替え中の下着姿の音無鈴だった。
「え?」
「へ?」
二人して目を丸くする。
現状が理解できない。少しの間沈黙が空間を包む。
「いいから出てけぇぇえええ!!」
しばらくして、怒鳴り声と共にナイフが飛んできた。
「す、すみませーーーーん!!」
▼ ▼ ▼
「ナンデ、アナタガココニイルノ?」
ちょっと、いやすごく怖いです。ほら笑顔、笑顔。
「いや、ここが俺の部屋だからだよ。」
「馬鹿言わないで!ここは、私の部屋よ。」
「あれ?もしかしてルームメイト?」
「冗談言わないでよ!あなたがルーメイトとか。」
俺に言われてもな.....
「まぁ、いいわ。ルームメイトとしてあなたに守って欲しいことがあるわ。」
まぁいいんだ.....俺あんまり嫌われてないのか?
「喋りかけない。」
あっ、やっぱり嫌われてました。
「目を開けない。動かない。」
ん?
「息をしない。」
「おい、それ俺死んでるよね!?」
前言撤回!!俺、嫌われてるのレベルじゃない超嫌われている!!
「そしたらベランダで過ごしてもいいわ。」
「部屋の中ですらない!!」
この後、なんとか仕切りを作ることで納得しました。