東方能開録(完結)   作:T-ruth

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いつもありがとうございます!!

今回から紅魔異変編です。
それでは、どうぞ~


第九章 紅魔編
第八十七話 暑い日、赤い霧


 

 

夏休み。それは学生達の最高の時間である。

学生達は、友達との友情を深めたり、恋をしようとしたりとそれぞれのやり方で夏休みを楽しもうとするはずだ。

 

そんな中、天童拓也と言うと...........

 

 

 

「あつい」

 

「そうね」

 

 

縁側で妹と巫女さんとダラ〜っとしていた。

 

 

 

 

 

 

ミーン、ミーンとセミがやかましく鳴くこの季節。俺と陽菜は博麗神社に訪れていた。

 

理由はエアコンが故障した。

 

なんでこの時期なんだよ!冬でも困るけどさ!

 

とにかく、あんな暑い空間にいたら死んでしまいそうだったので、山奥である?ここに来ている。山奥って妙に涼しいからな。

 

ただ、暑いのは変わらない。陽菜なんてさっきから一言も喋ってない。ただ、ダラ〜ってしていて、そのうち溶けてスライムになりそうだ。後で固めておかないとな...........

 

霊夢は相変わらず涼しそうな格好をしている。あれ?冬でもあんな感じだったよな?寒くないのか?

 

 

「来るのはいいけど、ちゃんとお賽銭入れていってよね」

 

「やだよ。神様がいない神社なんてお参りするだけ無駄だろ?」

 

「誰のせいだと思ってんのよ!ねぇ、元神様?」

 

 

俺のせいじゃねぇよ!恨むなら、あの煙の執事野郎に言えよ!!

 

だいたい、元々参拝客少ないだろ!立地も悪すぎるんだよ。なんでこんな所に立てたんだよ!あっ、村を守るためにしたんだっけ?

 

博麗神社について考えていると頭が回ってきていないのがわかった。暑さでついに脳がショートしたか?だんだん意識が遠くなっていくのを感じる。

 

あぁ、涼しくならないかな...........

 

 

そんな事を思いながら、俺はそのまま眠りについた。

 

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

 

「寒っ!!」

 

 

異様な寒さで目が覚めた。あれ?今夏だよね?幻想郷って季節まででたらめなの?

 

しかし、それは違った。空一面に紅い霧がかかっていたのだ。紅い霧が日光を完全に遮断してしまい温度が下がったのだ。

 

 

「さすが幻想郷。常識に囚われないな」

 

「これが普通のわけないでしょ?」

 

「つまり?」

 

「"異変"よ」

 

 

岩雨異変や黒煙異変が脳裏に浮かぶ。本当にみんな異変大好きだな。

 

まぁ、博麗の巫女の霊夢がみんなのため異変を解決してくれるだろう。

 

 

「はぁ〜。これじゃぁ洗濯が乾かないじゃないの。仕方ない異変の首謀者をしばきに行ってくるわ」

 

 

自分の為でした。知ってましたよ、霊夢がこういう奴だって。

 

 

「それじゃあ、行ってくるから留守番よろしく」

 

「別に盗むようなものないだろ?」

 

 

俺のボケを無視して霊夢は紅い霧の向こうに消えていった。

 

 

さてと、俺も..............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お腹減ったし飯でも食べるか。

 

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