東方能開録(完結) 作:T-ruth
嬉しく、とても楽しみです!!!
「それで?お兄ちゃんは、霊夢さんが異変解決に向かったのに呑気におにぎりを食べていたの?」
天童拓也は、ただ今妹である天童陽菜に正座をさせられています。
理由は異変解決に向かわなかったことである。
「呑気にとは何だ!食事は大切だぞ!腹が減っては戦は出来ぬと昔の人は...「黙らしゃい」はい」
何か、陽菜が最近たくましく見えるよ。幻想郷でのことが(悪)影響になってるのかな?
「とにかく、お兄ちゃんは一刻も早く霊夢さんのところに行くこと!」
「うぃ〜」
「返事は、ハイかYesですること!」
それもう拒否権ないじゃん。
▼ ▼ ▼
ただ今、空を飛んでいます。
霧が出ている(ぽい)方へ飛んでいると、何やら前方から黒い球体が飛んできた。
「わはーー」
俺はその黒い球体を..............
躱してスルーした。
さて、こっちで合ってるのか?
▼ ▼ ▼
しばらく飛ぶと、でっかい紅色の屋敷が見えた。あんな場所に建物あったけ?
そっと、屋敷の近くに降りた。周りに人はいなさそうだ。
それよりも、この屋敷から紅い霧がガンガン出てきてるんですけど!まさか、ここだったとは............
勘で飛んできただけなんだけどな。
とりあえず、どっかに入れる場所がないか探す。
ひと昔前なら、正面から突っ込んで行ったが今は流石にそんな事はしない。俺のモットーは[いのちだいじに]だからな。
しばらく探していると小さな小窓を見つけた。とりあえず、あそこから侵入は出来そうだ。
空を飛び小窓から屋敷の中に入る。すると、小窓が消えた。
あれ?これもしかしなくても閉じ込められたんじゃねぇ?うそだろ?
何度も何度も確認するが、小窓のあとは見つからない。
ほんと出来心だったんです!許してください!!
誰に誤っているかわからないと思うが、俺も分からん。とりあえず逃げ道がなくなったことだけは分かった。
その場所は諦め、ほかの出口を探すことにした。
この紅い屋敷は、中も"紅"の一言だった。極端に窓が少なく、屋敷の中には多くの炎で照らされていた。壁も、床のカーペットも、天井に至るまで"紅"だった。
この屋敷に住んでいるやつ絶対趣味悪い。そんな気がしたのは気のせいではないだろう。
しばらく歩いているとあるものを見つけた。
「なんだここ?地下への道?」
紅い屋敷にぽつんとそれはあった。コンクリートのような、ねずみ色の壁と階段が地下へ続いていた。
闇の中に続く階段をゆっくりと下っていった。
しばらくすると、金属の扉で閉じられた部屋があった。
ドワノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開く。
ギギギギと重々しい音をたてながら扉は開いた。
そこには、少女がいた。
紅い瞳に輝く金の髪、左右に宝石のような羽を持つ少女だった。
少女は、こちらを向き無邪気な笑顔で言った。
「アナタが新しい
狂気に満ちたその笑顔で..............