東方能開録(完結) 作:T-ruth
「う、う〜ん」
あれ?私は何をしてたんだっけ。私、フランドールは廊下で目を覚ました。
なんか、頭の下が妙に柔らかくそ、のままもう一度寝てしまいそうだ。
「ん?やっと起きたか」
「!!」
声を掛けれ意識を覚醒し自分の状況を把握する。
膝枕だ。黒髪のお姉さんに膝枕されているのだ。
私は、慌てて起き上がり距離を取る。
「そんなに、警戒しなくていいよ」
その人は、いや人なのか分からないが、さっきまで私と戦っていた人だ。
途中で変な変化をしたけど・・・・・
「その・・・ごめんなさい」
「へっ?」
「私のせいで怪我をさせちゃって」
いくら自分が正気を保ってなかったと言って、許される行為ではない。
私は必死で謝った。
「・・・・・・」
女?の人?はゆっくりと私に近づいてくる。そして、私の前で止まった。
そして、手をのばしてきた。
ぶたれる。
そう、思って歯を食いしばる。しかし、その必用は無かった。のばされた手は私の頭の上に置かれたのだ。そのまま優しくポンポンと叩かれた。
「へ?」
「気にすんな。お前が正気になって良かったよ。悪かったな吹っ飛ばしちゃって」
予想外の行動で戸惑うが許してもらえたようだ。
それにしても、不思議な人だな。自分よりも他人を優先する。殺そうとしていた私を助けるなんて。
「えっと、フランでいいんだな?」
「うん。アナタは?」
「俺は天童拓也だ」
「拓也・・・男みたいな名前」
「男だから」
「えっ!?」
「今はこんなふうになってるけど男だ」
男の人だったんだ。びっくりしちゃった。
優しいな。不思議だな。一緒にいると心がポカポカする。昔、お姉様と一緒にいる時もこんな気持ちだったな。
「じゃあ、お前のお姉様のところに行くぞ。そんで、仲直りしてこい」
「うん!!拓也お兄様」
「よし!!───ん?えっ!?」
▼▼▼
結果から言って。レミリアとフランは仲直り出来た。
俺とフランがレミリアのところに行った時は霊夢がレミリアを倒していた。
レミリアと霊夢に誰?って顔されて説明したら、霊夢に爆笑された。解せぬ
そのあと、フランが自分のレミリアと一緒にいたいと言う気持ちを伝えて完了。
俺の出る幕は無かった。やっぱり仲がいいっていいね。
フランにお兄様って、呼ばれた時はびっくりしたな。信頼を込めて、て感じらしいけど。まぁ、嫌な気はしないからいいか。
けっしてロリコンではないからな!!
そのあと、レミリアに「私もお兄様と呼んだ方がいいかしら」とからかわれた。あんたなんでそんな初対面の人からかえるんだよ!!
とりあえず、この異変は終了だ。
そのうち紫が名前をつけるだろ。宴会もやるそうだしその時は行かないとな。