「せ、先輩達はどこまで麻雀強くなりたいですか?」
「そりゃ・・・全国レベルにはなりたいよね。」
「う、うん。」
「男子達はどうだ?」
「「「ボス達の練習相手になれるくらいには!!」」」
「うふっは!!最高の答えだよ。男子はこっちこようか!!巻き上げてきた金で電動雀卓5台買ってきたから寄付するからちょっとこっち来な!!」
「あ、ちなみに稼いだのは小夏だからお礼はそっちに言いな。」
「「「アザっすボス!!」」」
ちなみにだがボスは小夏、長は小秋、裏番が小春である。
「じゃあ私と小夏で男子相手にするから小春は顧問の校長誘ってやりなよ。」
「え、ええ!?まぁやるけどさ。」
「おや?ワタシではダメですか?」
「こ、校長!?いつの間に。」
「最初からいましたよ。実に楽しみです。私も昔は裏でブイブイ言わせていたので・・・負けませんよ。」
「で、では、やりましょうか。」
山口部長の号令で始まった。
「特徴ですか?」
小鍛治プロと麻雀をしているときに私に、自分と小夏、小秋の麻雀の特徴を教えてくれた。
「まず共通点が相手の実力を2割り増しで出させることができるの。何回も打ち続けていると実力がどんどん上がるの。私も小春ちゃん達と会ってから1割りくらい強くなってるから。」
「そ、そうなんですか?」
「次に精神を壊したり組み立てるのが上手い。半荘で壊したらもう半荘やる頃には組み立てるのができる。それも故意で。私は破壊するだけしかできない。」
「・・・私個人はありますか?」
「他の2人よりも精神が強い、降りる時をしっかりわかっていることかな?早すぎもせず、一回も大きなとこには振り込まないでしょ。」
「あ、本当だ。」
「本能的なところもあると思うけど・・・ほとんど技術だね。どうやればそこまでの危機察知能力を手に入れられるのやら。」
「す、すみません。」
「いやいや、怒ってる訳じゃないからね。」
小鍛治は手を必死に左右に振って否定する。
「もうすぐ高校生か・・・必ず来なよ。インターハイ全国に。」
「は、はい!!」
「精神の再構築か・・・。」
「ポン!!」
先輩達や、校長にしゃべる余裕はない。25000あった持ち点のうち、もう15000近くをかっさらわれ、嫌な空気が小春の手牌から漂っていた。
「・・・白3、発3、中3・・・7連荘だから各自さらに700、リーチ込み、役満8000オールに追加して8700オール。」
ここで斎藤が飛んで終了。
「山口先輩手牌よいですか?」
「ど、どうぞ。」
そこには九連宝燈の1歩手前まで持っていっていた。
(健夜さんの話が本当なら・・・これが異能・・・なら同じ種類の牌を集めるんじゃ・・・山口部長は異能を開花させたんだ。・・・斎藤先輩も何かある可能がある。)