本来はいない少女達   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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東京

他の学校では合宿だとか、合同練習会等があるらしいが、私達はそんな青春はなく、普通に部活をやって、裏のおじさんたちから金を巻き上げて、組長さんたちと食事に誘われて、代打ちやったりする毎日だった。

 

 

 

 

「さて・・・3年最後の夏はついに全国だ!!」

 

「美紀ちゃんはりきってるね。」

 

「そりゃもちろん!!」

 

「ボス!!ほ、ホテルの予約できましたが・・・。」

 

「お、俺らも良いのですか!?」

 

「金は使わなきゃまわらんしー、楽しくやりたいからねー。」

 

(((2000万円ポンと渡して良いホテル12泊13日頼むって人いねーよ。)))

 

「おぉ!?風呂が豪華だ!!・・・て、1フロア丸々借りたんかい。」

 

「長不味かったですか。」

 

「いや、好都合だけど。」

 

「ちょ、ちょっと散歩してきて良い?」

 

「小春、気をつけろよ。かわいいんだから拐われるなよ。」

 

「さ、斎藤先輩!!怖がらせないでください!!」

 

「冗談よ冗談。」

 

 

 

 

とあるバーにて

カランカラン

 

『こ、こんにちは小鍜治プロ。』

 

「こんにちはー。」

 

『す、すみません。仮面と変声機を着けないと落ち着かなくて。』

 

「良いよ。・・・で、どうするの?」

 

『暴れますよ。・・・3人が。』

 

「それは楽しみ・・・解説席から見てるからね。」

 

『よ、よろしくお願いします。』

 

 

 

 

 

山口部長と一緒に抽選会に向かうと様々な学校の人が座っていた。

私達は一番後ろの席に座っていると

 

「とうちゃぁぁく!!」

 

「やっぱすごいな。長野とは大違いだ。」

 

「あれ?咲ちゃんはどこ行ったじぇ?」

 

「また迷子ですかー。」

 

(煩いのがいたな。)

 

(うふっは!!この場で大声出すとか大物。)

 

(い、一番近くにいる私に注意しろ見たいな目線送らないで。)

とトラブルがあったものの

 

『11番新潟県代表清水高校。』

 

(部長くじ運スッゲー。2回戦で白糸台とぶつかるとか・・・最高。)

 

(小夏は来年まで出番なしでいきたいんだけど・・・。)

 

(うふっは!!それはひどくねー小秋!!)

1回戦は強いところもないので3人で飛ばすことになり、2回戦は白糸台、新道寺女子・・・普通なら逃げ出したくなるブロックだが・・・。

 

(((殺っちゃうよ。)))

魔物には餌にしか見えていない。

 

 

 

 

開会式ではトラブルはなくスムーズに進んでいき、ホテルに戻り、ゆったりしているときにネットが盛り上がっていることに気がついた。

 

《今年はどこ優勝か予想しよう。

結果

1.白糸台

2.千里山

3.永水女子

4.臨海女子

5.姫松

6.新道寺

7.観海寺

8.東白楽》

となっていた。

 

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